五竜岳&唐松岳 ☆黒菱駐車場からピストン☆
- GPS
- 11:46
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 2,398m
- 下り
- 2,395m
コースタイム
- 山行
- 10:14
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 11:46
天候 | 曇り一時晴れ、昼頃から霧 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
対向車が来るので慎重に譲り合いながらの走行になります。 無料駐車場は約200台。 トイレはカフェテリア黒菱の1階にある公衆トイレが利用できる。 黒菱第3ペアリフトの乗り場があるので運行時間内ならリフト乗り継ぎ八方池山荘まで行くことも可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
標高1,500mにある黒菱の駐車場に車を置いて八方池山荘まで一部舗装のリフト管理用道路で黒菱平まで上がる。 そこからもリフト運行しているが、遊歩道(八方尾根自然研究路)で八方池まで進む。八方池山荘から先には長い木道区間があるが「濡れているときは滑るので注意」標識あり。 八方池から先は登山装備必要な登山道になる。 よく整備された登山道で唐松岳頂上山荘、唐松岳山頂まで行くことができる。 ここまでの区間は特に危険個所はない。 唐松岳頂上山荘から五竜岳はじきに鎖場のある牛首を通過することになる。 慎重に通過すれば特に危険は感じなかったが手掛かりにする岩の中には動くものもあるので落石を起こさないよう注意が必要、その後ザレた急な下りで大黒岳に至る。帰りには激登り区間になる。 初心者向きではない区間と思う。 大黒岳から五竜山荘を経て五竜岳は山頂直下の急な岩場が慎重さを求められる以外は概ね普通の登山道と感じた。 |
写真
装備
MYアイテム |
Q_B
重量:0.60kg
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感想
後立山連峰日帰り三連発、今回は初めての五竜岳と夏山初めての唐松岳です。
前日に黒菱駐車場で車中泊して3時出発。
暗い登山道を黙々と登ります。
標高2,400mを越え周囲が明るくなる頃、登山道右手に白馬三山や不帰ノ嶮の姿が浮かび上がってくるとテンションがぐっと上がります。
今日は絶景が楽しめそうだ!
やがて背後の雲海と境目の空が赤く焼け始めます。
立ち止まってご来光を待つのももったいないので樹木に邪魔されない場所まで急ぎ足、背後を確認しては急ぎ足の繰り返し。
やがて雲海に太陽が浮かびあがり、後立山連峰の山肌を赤く染めていきます。
この日一番の感動の瞬間だったかもしれません。
稜線上でご来光を楽しむ登山者の姿が見えています。
唐松岳頂上山荘では連休中とあってそれなりの数の登山者さんが出発準備をされたりしています。
自分は行動食でエネルギー補給、牛首の岩場に備えてヘルメット装着、ストックはたたんでザックに装着。
初めて歩く牛首の鎖場はそれなりの高度感があります。
鎖が設置されているし足場はしっかりしている、手掛かりになる岩もあるので実際にはさほどの恐怖は感じません。
ただ手掛かりにしようとする岩の中には簡単に動くものもあるので身体を確保できるかどうかしっかり確かめた方がよさそうです。
牛首のピークから五竜岳とそこに至るルート眺めるとアップダウンは半端ない感じです。
実際、最低鞍部と五竜岳の頂とのあいだでは単純標高差が500m以上あります。
ここまで来たからには弱音を吐かずに先に進むしかないでしょう。
「あんたなら大丈夫!」と自らを励ます。
その後絶景にも力を得て五竜岳まで順調に歩を進める。
常に剱岳と立山をながめつつ、途中の頂からは五竜岳や背後の白馬岳方面が見えているわけで実に気持ちの良い稜線歩きです。
やがて到着する五竜岳では絶景が広がっていました。
稜線の南には先月登った鹿島槍の双耳峰がすぐ目の前、その奥に槍・穂高連峰、水晶岳、赤牛岳に続いて雄大な薬師岳、そして立山・剱岳と絶景が広がり、富山湾の海岸線が意外に近く見える。
北に目を転ずれば白馬三山の美しい姿、その手前の唐松岳がやや小さく感じられた。
歩き始めて6時間、絶景に囲まれて早めのランチタイム。
帰りでは牛首への登りが本日一番の急坂であることに気づく。
岩場で反対方向に進む登山者さんに道を譲りながら唐松岳山頂を眺めてビックリ。
どうみても三密状態の混みようでした。
山頂目指して進む蟻の行列。
唐松岳山頂ではガスで眺望は無く、長居は無用と決めていたので山頂標識だけカメラに収めて早々に退散でした。
下山時も登山道では続々と登って見える登山者さん。
さすがに人気の山です。
帰りの時間帯は既にガスが上がってきており、楽しみにしていた八方池では水面に映るのは白いガスばかり。
またいつか水面に写る白馬三山を見てみたいものです。
取り留めのない長文、お読みいただきありがとうございました。
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