立山三山(浄土山、雄山、別山)周回。百高山はカウントダウンに到達
- GPS
- 13:09
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,951m
- 下り
- 1,957m
コースタイム
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 7:02
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:48
天候 | 1日目:午前は高曇り、午後は時折ガス 2日目午前:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場: 駅の方からUターンしてくる車がいたので、迷わず手前の臨時第一駐車場へ向かった 到着時点で半分くらい。ケーブルカー駅までは徒歩数分 ケーブルカー切符: 様子を見に行くと、連休最終日は日曜、月曜ほどの混雑はなかった。7時半頃には窓口の列はほとんど解消していた キャンセルが出たのか、私は偶然にも前日に立山駅8時発のケーブルカーの予約が取れた(最後の1席)。室堂には9時着 本当は運転距離が短い扇沢からアクセスしたかったが、ネットで混雑ぶりを見ていたので、確実に席が確保できた立山側から入山することにした なお、立山駅からWeb予約できる切符は、現時点で扇沢への片道切符と黒部湖までの往復切符のみ。室堂までの往復切符は当日販売のみ。室堂⇔黒部湖を捨てることになるが、早朝から長蛇の列に並ぶこと、切符を手にしても室堂到着が遅くなるリスクがあることなどを考えれば、約2000円を余分に払っても元は取れる(と個人的には思う) https://tateyama-kurobe.alpen-route.com/ticket/jp/information.html 雷鳥荘: http://www.raichoso.com/ 完全予約制。一人なので和室の個室は取れない。二段ベッドが4つある8人用の相部屋になった。コロナ対策で4人で利用。どこで寝ても良いが、みんな下の段を使用した 何といってもお風呂が良い。湧き水を沸かしたお風呂と、風呂内の階段を上がったところにある温泉(かけ流し)の二つの浴槽がある。洗い場は10個以上。シャンプー、石鹸あり GoTo トラベルキャンペーンの対象として登録されている。相部屋1泊2食1万円/人が6500円に。Webで雷鳥荘を予約後、予約受付メールで送られてくるStayNaviのURLにアクセスする。StayNaviでキャンペーンのクーポンを打ち出して、チェックイン時に提出すると割引適用される(StayNaviを初めて利用する場合は、登録から始める) https://staynavi.direct/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
入山届は室堂駅で提出を求められる。私はコンパスで申請していたが、印刷したものを紙でも提出した 室堂から浄土山、龍王岳: 一ノ越へ向かい、途中から右手方向へ浄土山を目指す。展望台までは石畳の整備された道。展望台との分岐からは山頂への急登。岩場もあるが危険個所はない 浄土山から富山大学の研究施設(山小屋風)に進み、龍王岳への分岐を進む。こちらも明瞭なトレースで危険個所もない 龍王岳から一ノ越山荘経由で雄山:一ノ越に大きなトイレ棟あり 富山大学の建物から一ノ越までは、五色が原への登山道を戻るように下る。危険個所なし 一ノ越からは雄山へ急登。上りと下りが一方通行になるように、ペンキの色が赤色と黄色に分けてある。上半分はやや急な岩場を登る。危険な個所はないが、落石させないこと 雄山から剱御前小舎:小舎までトイレや休憩所はない 稜線をトラバース気味に進む。雄山から先は人が減るが、登り優先で譲り合って進む 大汝山の山頂は狭いので、手前にザックをデポして進むのが良い。山頂直下に大汝休憩所が立っている。少し下ると富士ノ折立。こちらも手前にザックをデポして山頂への岩場へ向かうのが良い 富士ノ折立からはザレて滑りやすい下り。少し登り返すと真砂岳。別山南峰へは一旦少し下って登り返す。北峰へはほぼ水平に300mほど進む 別山南峰から剱御前小舎へは右手に剱岳を見ながら、右下に剱沢のテン場を見下ろしながら稜線を緩やかに下る 剱御前小舎から剱御前: 剱御前山の最高点へは小屋から登ってすぐ。山頂の標識から少し下って、稜線をトラバース気味に先へと進む。踏み跡は明瞭で危険個所もない。尾根の先端ピークからは剱岳の素晴らしい雄姿を眺められる 剱御前小舎から雷鳥沢: ほとんどの人が利用する別山乗越の小舎から真っ直ぐ斜面を下るルートは、ザレた小石や岩が転がる道で、滑りやすい下りの道。約500mを下る。一方、小屋からトイレ棟の横を進み、大日岳方面へ尾根伝いに新室堂乗越まで進む道は、緩やかに下るので歩きやすい。時間的は数分余計にかかるだけなので、こちらを使う選択肢もある いずれの道も、同じ木製の橋で沢を渡ってテン場に着く 雷鳥沢から室堂: 雷鳥荘まで石畳の道を登る。雷鳥荘からは緩やかに小さなアップダウンを繰り返す石畳を進み、みくりが池温泉、室堂ターミナルへと進む。観光客も散策するコース |
その他周辺情報 | コンビニ: 立山ICから立山駅に向かうとローソンとセブンがある 日帰り温泉: 立山駅から近い「ホテル森の風立山」を利用してみた。露天は良いが、内風呂はファミリー客用の大浴場で、温泉の風情はない 11‐19時(18時受付終了)。900円。富山県富山市原3-6 アルカリ泉でヌルヌルすべすべ https://www.morinokaze-tateyama.com/hotspring/index.html 折立ゲートからの下りにある「亀谷温泉 白樺ハイツ」 12−20時(19時受付終了)。620円。 076-481-1301 こちらのほうが落ち着くかも http://www.shirakaba-toyama.com/spa.html |
写真
感想
今回の山行は以下の3つを計画した
・立山三山を周回すること(浄土山「前世」、雄山「現世」、別山「来世」)
・この山域で取りこぼしている百高山3つの頂に立つこと
・龍王岳東尾根で岩稜を楽しむこと
提出した登山計画通りに進めていれば、1日目に龍王岳東尾根と浄土山を、2日目に剱御前山から時計回りで立山周回をできた。室堂到着時に予報よりも天気が良くないこと、台風が近づいていることから、2日目の天候を不安視して、百高山を優先して1日目に終わらせるべく浄土山からの周回に切り替えた
結果的に龍王岳の東尾根がこぼれた。めずらしく今回は「tenki+more」の予報が的中し、2日目の午前中がずっと快晴に近かった。オリジナルの計画で進めていればと悔やまれる。まぁ、欲張りすぎだったと考え、また訪れることにしよう
雷鳥荘は山小屋というよりロッジか旅館という感じ。温泉風呂、トイレ、洗面所などのアメニティ、カフェ、ラウンジなど、山小屋の域を超えている。1泊2食で入湯税込みの1万円。GoTo トラベルキャンペーンの対象で、3500円割引を受けたので、実質6500円。お得感満載!キャンペーンがなくてもリピーターになりそう
それにしても各地で三月の三連休の人出どころではない混雑ぶり。立山駅も扇沢駅も凄い人。ネットの富山TVのニュースなどでは、立山駅ケーブルカー窓口には切符を買うための行列が、日曜は700人、月曜が1000人を越え、朝の7時には当日の往復券が売り切れたとのこと。切符を購入できても、室堂に着いたのがお昼過ぎだった方も多かったようだ
前日の月曜のお昼前に運よく連休最終日火曜の8時発ケーブルカーを予約できたのは幸運以外の何物でもない。この便だけ1席空いていた。近い扇沢からアクセスしたかったなどと贅沢は言えない。窓口に並ばなくても9時には確実に室堂に着けるのだから。結果的には最終日はさほどの混雑はなかったが、観光客と登山客の両方が押し寄せるところは要注意だな
コロナで九州や北海道の百名山ツアーに出かけずらくなり、今シーズンは近場で百高山を優先することにした。おかげでカウントダウンを始められる90座まできた。あと1‐2回今シーズンに百高山ハントに出かけられたらと思っているが、これも欲張りすぎかな・・・
Pinballさんも連休に出かけられていたんですね。
初日の連休最終日は、立山もすごい人だったようですが。
さて、2日目の快晴の剱岳はいいですね。
表から見る剱岳だと、私は剱御前山から見るものが一番好きです。
距離も近いですし、形もきれいな気がします。
また、雷鳥荘もよさそうですね。
私はいつも雷鳥沢ヒュッテのほうに行っていますが、一番好きな温泉です。
休日最終日や平日なら個室状態なんでしょうか??
とはいえ、現実的には休日しかいけなさそうですし、テント泊にしてしまいそうですが。。。
雷鳥荘、私も初めて利用したので何とも言えませんが、以前宿泊した雷鳥沢ヒュッテよりは良かったです。温泉は同じ泉質ではないでしょうか
現在はコロナ対策で、小屋泊はどこも快適ですが、元に戻れば詰め込まれますから、マイペースで楽しめるという点ではテント泊がベストですね
紅葉シーズンの休日は混みそうですが、張ってしまえば自分のスペースです
私はテント泊がだんだん億劫になってきました
年のせいかもしれません
山の写真見せると怪我するかもとか言われはじめ、遅かれ早かれアルパイン登れなくなる日も近そうです。
そうなれば立山は行きたいなぁと切り札に取ってあります。
私は行くんなら立山から、富山や能登やらの旅行と併せてやりたいですね。
かつて一年富山に赴任してましたから。
そういえば龍王岳東尾根ですか、西の方の山岳会定番の初心者向けのトレーニングの場みたいですね。
前の立山のレコでは八ツ峰に視線くぎ付けだったみたいで
百高山、モチベーションあってイイですね。
ラスト10くらいになるとかなり力入りそうです。
私も野心は分不相応にありますがいくつ叶えられるか…。
家族にゃ、写真やレコは見せられませんね
いつもノーマルルートで登ったことに・・・
立山は観光客とバッティングするのが玉に瑕
来春もコロナが続いてしまっていれば、外国人観光客がいないでしょうから、GW前後あたりに再訪したいと思っています。雷鳥荘泊りで
龍王岳東尾根はそういう場だったんですね。取り付きまでの踏み跡がやけに明瞭だったのが腑に落ちました。南面の壁はそこそこのようですが、壁をやらない私には無縁の世界です
笊が岳レコ、楽しみにしています
当方、天候が許せば、北アの西岳前後の百高山二つ、黒戸から鳳凰へ抜ける百高山二つを取りに行ければと思ってます
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