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Yamareco

記録ID: 328580
全員に公開
トレイルラン
甲斐駒・北岳

両俣小屋で1泊のトレラン、夜叉神〜北岳〜仙丈岳〜早川尾根〜夜叉神

2013年08月02日(金) 〜 2013年08月03日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
56.3km
登り
6,526m
下り
6,517m

コースタイム

8月2日(金)
04:35 夜叉神峠駐車場
06:30 南御室小屋 給水
08:25 高嶺
08:52 白鳳峠 09:02
09:54 白鳳峠登山口
10:00 広河原山荘 10:15
11:34 白根御池小屋
12:45 稜線
13:04 北岳肩ノ小屋
13:16 両俣小屋分岐
15:00 左俣沢
15:30 両俣小屋

8月3日(土)
05:12 両俣小屋
05:42 野呂川越
06:02 横川岳
06:22 独標
06:41 高望池
08:09 大仙丈岳
08:30 仙丈岳
08:57 小仙丈岳
09:42 南アルプス林道 09:48
09:54 駒仙小屋
11:18 栗沢山
11:54 アサヨ峰
12:55 早川尾根小屋
13:20 広河原峠
14:03 白鳳峠
14:44 高嶺
15:10 赤抜沢ノ頭
15:51 観音岳
16:07 薬師岳
16:35 南御室小屋
17:28 杖立峠
18:00 夜叉神峠
18:25 夜叉神峠駐車場
天候 8/2
晴れ、夜雨
8/3
晴れ、午後曇り1時小雨
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
夜叉神峠駐車場
コース状況/
危険箇所等
夜叉神峠駐車場のトイレが洋式になっていました。

北岳から両俣小屋に降りる登山道は登山禁止になっています。
今回知らずに通行しましたが両俣小屋で通行しないよう言われました。
上部の部分の踏み跡が消えかかっているので、地形を見て判断できないと厳しいです。沢に降りるところも傾斜のきついところもあり沢登りなどを経験している人でないと厳しいと思います。
夜叉神峠駐車場
夜叉神峠
今日はじめて試すCWXのタイツです。
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今日はじめて試すCWXのタイツです。
南御室小屋
ここで水補給します。
南御室小屋
ここで水補給します。
タカネビランジ
薬師小屋
薬師岳頂上
観音岳頂上
地蔵岳方面
赤抜沢ノ頭
オベリスク
白鳳峠への下り
白鳳峠入口
大樺沢の吊り橋
広河原山荘
白根御池小屋手前の水場
白根御池小屋手前の水場
白根御池小屋
お花畑の登り
二股の道と合流
北岳肩ノ小屋
両俣小屋への分岐
両俣小屋への分岐
この先すぐに踏み跡程度の道になります。
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この先すぐに踏み跡程度の道になります。
指導標の残骸
ピンクのテープがところどころにあります。
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ピンクのテープがところどころにあります。
道は尾根沿いにあります。
道は尾根沿いにあります。
赤ペンキがありました。
赤ペンキがありました。
樹林帯に入りました。
樹林帯に入りました。
立派な指導標です。
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立派な指導標です。
こちらも立派です。
こちらも立派です。
急な尾根を下ります。
急な尾根を下ります。
指導標発見
立派な指導標です。
立派な指導標です。
左俣沢が近くなりました。
最後は沢のザレ場となり傾斜の緩いところを探して下ります。
急なトラバースの箇所でちょうどストックを1本拾い、下りに使わせてもらいました。
誰かが忘れていったか回収できなかったのでしょうか。
両俣小屋に置いてきてしまいました。
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左俣沢が近くなりました。
最後は沢のザレ場となり傾斜の緩いところを探して下ります。
急なトラバースの箇所でちょうどストックを1本拾い、下りに使わせてもらいました。
誰かが忘れていったか回収できなかったのでしょうか。
両俣小屋に置いてきてしまいました。
左俣沢の河原歩きです。
ピンクのテープや赤ペンキで渡る場所を指示してくれます。
最後の両俣小屋手前の1か所は渡渉が必要なので、裸足でわたりました。
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左俣沢の河原歩きです。
ピンクのテープや赤ペンキで渡る場所を指示してくれます。
最後の両俣小屋手前の1か所は渡渉が必要なので、裸足でわたりました。
両俣小屋
夕食
てんぷら、味噌汁おいしかったです。
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夕食
てんぷら、味噌汁おいしかったです。
3匹いる猫ですが、ミーだけしか近くにきてくれませんでした。
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3匹いる猫ですが、ミーだけしか近くにきてくれませんでした。
ごろごろ言って人なつっこいです。
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ごろごろ言って人なつっこいです。
朝食
ごはん、味噌汁ともにおかわりしました。
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朝食
ごはん、味噌汁ともにおかわりしました。
野呂川越への道は暗い中でじゃわかりにくいと
朝食を食べて行くように進められました。
結局、朝しっかり食べたおかげで元気がつきました。
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野呂川越への道は暗い中でじゃわかりにくいと
朝食を食べて行くように進められました。
結局、朝しっかり食べたおかげで元気がつきました。
急な道で一気にあがります。
急な道で一気にあがります。
野呂川越です。
仙丈方面です。
昨夜雨だったのでみずみずしいです。
昨夜雨だったのでみずみずしいです。
走りやすい道が続きます。
走りやすい道が続きます。
独標です。
360°の展望です。
独標です。
360°の展望です。
中央アルプス方面
中央アルプス方面
塩見、間ノ岳方面
塩見、間ノ岳方面
北アルプス方面
仙丈はまだまだ先です。
仙丈はまだまだ先です。
栗沢山、アサヨ峰も見えます。
栗沢山、アサヨ峰も見えます。
朝がたは涼しくて走りやすい道です。
朝がたは涼しくて走りやすい道です。
大仙丈岳近くなってきました。
大仙丈岳近くなってきました。
仙塩尾根と北岳からの尾根
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仙塩尾根と北岳からの尾根
あの遠くにあるのはオベリスク
あの遠くにあるのはオベリスク
本日はじめてすれちがった2人組
本日はじめてすれちがった2人組
快適な稜線歩きです。
快適な稜線歩きです。
チングルマ
北岳大きいです。
北岳大きいです。
大仙丈岳
雲海の北アルプス
雲海の北アルプス
仙丈岳頂上
ここから一気に走ってくだります。
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仙丈岳頂上
ここから一気に走ってくだります。
快適な道です。
小仙丈岳頂上
北沢駒仙小屋への近道
北沢駒仙小屋への近道
南アルプス林道に出たところです。
ちょうど水場がありよかった。
南アルプス林道に出たところです。
ちょうど水場がありよかった。
北沢駒仙小屋
栗沢岳への登り口
栗沢岳への登り口
栗沢岳頂上
アサヨ峰近辺から振り返る
アサヨ峰近辺から振り返る
アサヨ峰頂上
早川尾根
早川小屋
広河原峠
白鳳峠
また来ました。
白鳳峠
また来ました。
高嶺頂上
タカネビランジ
赤抜沢の頭
観音岳頂上
ホシカラス
薬師岳頂上
ここ、門のようで好きな場所です。
ここ、門のようで好きな場所です。
南御室小屋
水をたっぷりいただきました。
南御室小屋
水をたっぷりいただきました。
シカがちょうど近くで止まったので。
シカがちょうど近くで止まったので。
夜叉神峠
駐車場到着
暗くならずに済みました。
駐車場到着
暗くならずに済みました。

感想

毎年恒例の夜叉神峠拠点のトレランです。
まだ行ったことのない両俣小屋に泊まれば周回できそうです。
山小屋は15時には到着しなければならないので3時に出発する予定でしたが、前夜の出発が遅く2時間の仮眠で4:30の出発になりました。
仕方ないので、間ノ岳は取りやめ、まだ行ったことのない両俣小屋へ直接通じている道を下ることにしました。

広河原には予想よりも早く到着し顔を洗って出発。
雪渓は登山者も多く時間がかかりそうなので白根御池小屋経由とします。
時間も遅いため人も少なくもくもくと登れます。
肩の小屋には人が多く、ガスが出てきて、展望も聞かない状況でしたので北岳に行くのは取りやめにしました。
小屋で道の状況を聞くと、行ったことがあるならば行けると思うが渡渉に苦労するしお勧めはできないということでした。
道がわからなければなんとかなりそうなので行くことに決定。
道は尾根に沿って、踏み跡や、指導標の残骸を探しながら下っていきます。
上部以外はピンクのテープがあり問題はないが最後の左俣沢に降りるところが傾斜が増し緩いところを選んでザレを草や根をたよりに下らなければまりません。
左俣沢に降り沢を赤ペンキにしたがって水流を何度かわたっていると釣り師がちょうど降りてきました。
小屋に帰るときでしたので小屋までお供をさせていただき早く小屋に到着できました。
15:30でしたので夕食も間に合い助かりました。

小屋には猫が3匹いるのですが、はじめにいたのは三毛のジャッキーが19才で病気もなく毛のつやもよかったです。環境が良くてストレスがないのでしょうか。
食事はてんぷらに味噌汁がおいしかったです。
食事後に近寄ってきたのはきじとらの人なつっこいミーです。
ごろごろ言ってお腹を出して気持ちよさそうです。
我が家の猫も好きなシーバが好きだというので驚きました。
宿泊者も少なく落ち着いてぐっすり休むことができ前日の睡眠不足も解消されました。

朝は星さんに道まで教えていただきお世話になりました。
朝の道は昨夜の雨のせいかみずみずしく急登も気持ちよかったです。
仙塩尾根は走りやすいところも多く快適でした。
独標は想像もできないくらい見晴が良かったです。
天気も雲海があるだけで遠くまで晴れ渡っており来てよかったです。

その後の大仙丈岳までの稜線歩きもお勧めです。
仙丈岳の頂上は人でごった返しているのが手にとるようにわかります。
仙丈岳からは思い切り走って下ります。
あっていう間に南アルプス林道に到着しちょうど水場があり顔を洗えリフレッシュできました。

時間も予想していたのより早いので栗沢山に突入です。
栗沢山、アサヨ峰と登山者がいたのでさっと通過して、早川尾根小屋の水場で補給します。
広河原峠では雨がぽつりと来て不安でしたがすぐにあがりました。
白鳳峠に到着しやっと帰ってこれたという安堵感がわきました。
高嶺の登りは疲れもたまっているのか今回もきつかったです。
観音岳から薬師岳の間はホシガラスが騒いで松ぼっくりを取るのが忙しそうです。
つがいの写真をとることができラッキーでした。
杖立峠を過ぎたところでシカの走る音がしてこちらも写真に収めることができました。
夜叉神峠には暗くなる前に到着でき、結果的にちょうど良いコースとなりました。
今回はじめてタイツを着用しましたがテーピングしているようで疲れが軽減されたようですが、走るときに足が自由に出せない感触はあまり好きになれません。

今回、以下の区間ははじめての通過でした。
北岳〜両俣小屋〜仙丈岳、駒仙小屋〜栗沢山。
ぐるっとまわるのも景色が変わってあきない良いルートです。

来年はどこ行きましょうか?

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コメント

流石に速いですね〜
kurosukeさん、今晩は。

毎度の事ながらこの速さは流石です 自分だと初日、0時出発でも間に合ったかどうか。。。北岳から両俣小屋への道、確かに少し分かりにくいですね。今年はまだ通行禁止というのは例年より遅い気がします。それともこのルート、通年で通行禁止になったのでしょうか?右俣ルートの様に廃道になるとか。。。

自分が2011年07月16日に通った時は、通行禁止では有りましたが、もう暫くすれば解除される様な雰囲気でしたが。。。

ところで二日目も長いですね これをこの時間で行きますか。自分ならやっぱり0時出発でもきつそうです。。。
2013/8/9 23:40
kurosukeさん、おはようございます。
あす、北沢峠から両俣、北岳を予定しています。ちょっと無理そうなら、登り返して三峰へと。

5年前、友人と南ア全山縦走の時、通行止め(この時は増水&9月末だったので、水温が低く無理と小屋の方に)で登り返して農鳥までが非常にきつかった事を鮮明に覚えています。
このルートを使わないと、北岳を無理なくゲットする縦走が、厳しいんですよね。

助かります。
いけるかなぁ。
2013/8/10 5:56
通行禁止と言われました。
Futaroさん、ricalojpさん、ご無沙汰しております。

私の地図(エアリア)は古いので通常の赤線ですが最近は破線なんでしょうか。
肩の小屋で道を聞いたのですが、行ったことがあるなら行けるかも、でもお勧めしませんと言われました。

それ以上聞いて止められても困るのですぐに切り上げて出発しましたが。
行ってみると分岐の指導標に(通行止め)と書かれていました。

両俣小屋では北岳から降りてきたと言ったら通行止めなので通行禁止だと言われました。
両俣小屋で行くと言うと怒られると思います。
行ったことがあれば通行には問題はないと思います。

ricalojpさん、
もう出発してしまったかもしれませんが。
北沢峠から両俣小屋はとても歩きやすいコースです。
私も走れる箇所が多かったので時間が予想より少なく済みました。
早川尾根よりも走りやすいです。
独標もお勧めです
2013/8/10 19:39
ありがとうございました。
kurosukeさん、こんにちは。

まず、今回の私共の山行では、kurosukeさんのレコを参考にさせて頂きました。
両俣から北岳は、渡渉がキモかと思っていたのですが(これも確かにそうなんですが)、取り付き以降が非常にキビシかったです。
両俣小屋では、天泊だったからか、特に何も注意等はなく、、、。
しかし、北岳から両俣へ下られたとは、驚愕です。
(分岐の標識には増水時通行禁止とはありましたが)
私のような初級者がスゴイというのもおこがましいのですが、他に言葉が見つかりません、、、。
脚力の総合力ももちろん、メンタルもお強いんだなぁと。
本当にありがとうございました。
2013/8/14 16:16
表現が足りず申し訳なかったです。
ricalonさん、ricalojpさん、
無事に完登されよかったです。

私のレコでもっと道の危険度を表現しなければならなかったようです。
トレランで速く下っているので、それほど危なくないと思わせてしまいました。
私は長い年数、沢登りばかりやっていたので、こういうところに慣れていて怖さをあまり感じないのかもしれません。

しかし、よくこのルートを登られたと思います。
本当にお疲れさまでした。
2013/8/14 22:49
kurosukeさん、どうも。
いえいえ、kurosukeさんの実力は、丹沢24時間でよーくわかってましたので。
写真の数々、ガンにらみしましたょ。

お助けになる長ーいシュリンゲ&ビナ×2も、バイルも持って行きました。

ほんと、助かりました。
ありがとうございました。
2013/8/15 11:28
プロフィール画像
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