夏休みは北アルプス奥黒部そぞろ歩き

2013年08月15日(木) 〜 2013年08月19日(月)

• GPS: 104:00
• 距離: 52.3km
• 登り: 4,281m
• 下り: 4,267m

コースタイム

15日
新穂高5:40―8:20秩父沢8:35―10:40鏡平11:35―12:35弓折乗越12:50―13:50双六小屋
16日
双六小屋前5:50―7:05双六岳7:20―8:30三俣蓮華岳9:00―10:25黒部五郎小屋11:15―13:10黒部五郎岳13:40―15:30小屋
17日
五郎小屋4:50―まき道―6:55三俣7:55―9:00鷲羽岳9:15―10:55水晶小屋11:15―11:55水晶岳12:15―12:50水晶小屋13:10―14:50源流の碑(雲ノ平分岐)15:10―15:45三俣山荘(テン場)
18日
三俣(テン場)5:50―まき道―8:35双六小屋9:00―11:05鏡平
19日
鏡平5:50―10:00新穂高(中崎山荘前)

天候

15日：朝〜昼晴れ、夕方(双六)くもり。ちょっと雨ぱらついた。
16日：朝〜昼晴れ、夕方(黒部五郎)くもり
17日：1日晴れ
18日：朝くもり(霧)、昼〜夕方晴れ
19日：朝〜昼晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

新宿から毎日アルペン号で新穂高
新穂高から毎日アルペン号で新宿

コース状況／危険箇所等

どこも良好
黒部五郎尾根ルートは岩稜道あり。
水晶岳山頂付近も岩稜道。

写真

15日早朝、新穂高のバス停。
いざ、出発。

秩父沢。
天気は晴れて暑い。
でもここの水は冷たくておいしい。

湿地のお花畑

鏡平に到着。
槍見えないかな。だめか。。。
帰りのチャンスに期待。

ミヤマキンポウゲ

ミヤマリンドウ

ミヤマダイモンジソウ

弓折の急登を終え、少し進むと憩いの花見平があります。
しばらく稜線歩き。

稜線から西にそれたら双六小屋が見えてきました。

到着。
テント場は結構混んでます。

まずはビールを。
鷲羽に向かって乾杯。

脇にトウヤクリンドウが咲いてました。

16日の夜明け

ご来光。

双六に登ります。
最高の天気。ピーカンってやつですね。

しばらく登ると、槍がひょっこり見えました。

1輪のウサギギク。
ウサギさんおはよう。
hitujiさんおはよう。

宿題

双六山頂へ向かう稜線を振り返る。
槍がグンと突き出してます。

双六山頂

三俣に続く山稜。
奥に鷲羽と水晶が見えます。

三俣蓮華に到着。

黒部五郎岳。

鷲羽と左奥のピークが水晶。
最高の光景です。

黒部五郎に向かう途中。
チングルマの群落。
パッチ状に咲き乱れてます。

五郎の小屋が見えてきました。
見えてからが遠いのがお決まり。。。

到着。
テント張って山頂へ向かいます。

稜線コースをたどります。
ほどなくして森林限界を超えると、広大な峰々とお花畑が現れます。

五郎のカール

稜線コースを振り返る。
そこそこの岩稜ルートです。
道はわかりやすいです。

山頂。

大お花畑です。
コバイケソウですね。

山頂より水晶。
明日行きますが、遠いなぁ。

五郎のカールと、三俣蓮華〜鷲羽〜水晶の稜線を一望。

帰りはカールコースへ。
コバイケソウの大群落。圧巻。

カールの底はさわやかなせせらぎ。
おいしい水です。
ここも黒部川源流。

広々としたカールのお庭

おうちに戻ってきました。
そう言えば、ここは富山だ。
久しぶりの富山入り。
隣のテントの方が富山弁で、なつかしかったです。

奥にもテンバがあります。
地形図をよく見ると、こちらは岐阜県な感じ。

17日、夜明け前から出発。
おはようございます。
薬師さま。

そしてさようなら、五郎ちゃん。

三俣蓮華に登り返し。
三俣小屋に向かうまき道を通ります。
右の雪渓の上らへんが道です。

まき道より、薬師と雲ノ平。

どっしりと鷲羽岳がそびえます。

クルマユリ

三俣で荷物をほっぽり出して(ちゃんとテントは張って)
いざ鷲羽へ。

おや、こんな高い所に蝉が。
まったりしてます。トカゲしてます。

鷲羽の山頂。
槍穂までよく見えます。

三俣蓮華岳

鷲羽沼と槍

黒部五郎方面

さて、水晶に向かいます。
遠いな。

イワギキョウ

タカネツメクサ

クモマスミレ

近づいてもまだ遠い水晶。

のどかな山稜。
地形的に面白い。左の崖縁と緑の終わるラインは二重山稜かな。

ミヤマミミナグサ

水晶小屋到着。
バックは野口五郎岳。
山稜はまだまだ続く。

水晶の山頂。
険しい岩稜になってます。

水晶岳山頂。
長い長い道のりでした。
久々にひつじを入れてあげました。

水晶の奥も続く山稜。
赤牛岳。

水晶岳まで来た道、帰る道。
よくやった。おれ。

雲の平と黒部五郎。
この山稜は両方の五郎ちゃんに会えますね。

水晶あるかな。
これはただの石英かな。
あっても取っちゃだめ。

水晶を崇めるキキョウたち。

黒部源流ルートで三俣に帰ります。
岩苔乗越を下ってほどなく水があります。
こここそ黒部川の源流だ。
源流の廊下を歩きます。

ちょろちょろの流れがざわざわしてきました。
気持ちよさそうな小淵です。
至る所に湧水があって、おいしいです。

湧水のほとりにはふさふさの苔もあります。

黒部源流の廊下。
のどかな沢。さわやかな風。
でも足がふらふら。

雲ノ平に行く道。
左に渡渉していきます。

分岐点たら少し三俣に入った所に
黒部川源流の碑があります。

三俣のおうちに到着。
いや〜、しんどかった。
真正面に鷲羽が見える所に陣取ってます。

夕暮れの鷲羽

18日、三俣を後にして岐路につく。

双六小屋方面にはまき道を通ります。

朝日に輝くチングルマの穂綿

まき道は草原のお花畑内を中心に通ってます。

ミヤマキンバイさんおはよう。

ハクサンイチゲ3人娘。
おはよう。

双六小屋に別れを告げる。

鏡平がやっと見えてきました。
すでに疲労でふらふら。

お昼前に鏡平の小屋に到着。

18日は鏡平山荘に泊まって、槍見物します。

きれいに槍が出てきました。
そそくさと帰っていたら見れない光景でした。

夕暮れの逆さ槍。

雲の切れ目から北穂とドーム

19日日の出前
みごとな鏡。見事な逆さ槍。
泊まってよかった。

穂高もくっきり。

ダブルご来光。

見るもん見たし、日も上がったことだし、帰りますか。

おやつ

カラマツソウ
葉の先端が三裂してます。

モミジカラマツ
葉がモミジみたいです。

秩父沢です。
おいしい水所なのでひつじも喜んでます。

今回の変な生き物。
最近はシリーズ化してます。
この子は華麗な蝶になるんでしょう。

風穴があります。
涼しいです。
外気温23℃でしたが風穴の風は14℃でした。

オダマキの仲間？

新穂高の届出所に到着。
お風呂は中崎山荘へ。

感想

hitujigumo

まとめ中

コメント

wasyka

hitujigumoさん、初めまして。
18日、19日とほぼ一緒の行動時間でした。
恐らく、お会いしているかと思います。

好天続きで、お互い良い山行になりましたね。

hitujigumo

wasykaさん
初めまして。
鏡平小屋でご一緒したと思います。
最高の天気で、最高の山行でしたね。
鏡平槍は幸運中の幸運でした。
この夏は思い残すことはありません。