西鎌尾根からの槍ヶ岳


- GPS
- 56:00
- 距離
- 34.3km
- 登り
- 2,649m
- 下り
- 2,648m
コースタイム
新穂高無料駐車場(17:00頃入庫、直後満車)車中泊
8/15(木)
新穂高無料駐車場→6:00新穂高バス停→(左俣谷)→7:14-7:32わさび平小屋→(小池新道)→8:44-9:05秩父沢→10:40-10:53シシウドヶ原→12:00-13:00鏡平小屋→弓折分岐14:00→15:25双六小屋(テント泊)
8/16(金)
5:25双六小屋→6:02樅沢岳→左俣岳付近休憩→9:22千丈乗越→10:37槍ヶ岳山荘…12:25槍ヶ岳山荘→13:00-13:10槍ヶ岳山頂→13:43槍ヶ岳山荘(テント泊)
8/17(土)
7:05槍ヶ岳山荘→飛騨乗越→8:06fast aidポスト地点→9:30-9:56槍平小屋→11:36-11:48白出沢出合→12:22-12:35槍平避難小屋→13:33新穂高無料駐車場
天候 | 15日:晴れ、お昼過ぎより曇り 16日:晴れ、夕方より曇り 17日:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
新穂高温泉無料駐車場:トイレは新穂高バス停まで行く必要がある。 バス停のトイレは現在工事中で、仮説が設置してあります。個室は6以上はあったと思う(女子)。手洗い場はありません。 西鎌尾根の千丈沢乗越手前にクサリ場あり。慎重に通れば問題ないかと思います。 滑りやすい所もありますが、こちらも慎重に歩けば良いかと思います。 鏡平小屋:外トイレは一カ所のみ。 利用する人が多いようで、紙は用意していったほうがよいです。 双六小屋:トイレに紙は有りません。持参。 テント場一人500円。夕方16:00ぐらいでも張数に少し余裕があったようです。 広くて良い感じでした。 水はテント宿泊者無料?(2リットル補充。) 槍ヶ岳山荘:トイレに紙有り。 水1リットル200円(2リットル補充) テント場一人700円 13:00くらいには全て埋まってしまった様です。 日帰り温泉:無料駐車場の側の深山荘で入浴出来る。 我々は駐車場から一度クルマを出してしまったのでここで入浴する事ができなかった。 ロープウェイ周辺も日帰り温泉可能な宿泊施設多数。 新穂高の湯は河原の畔の混浴露天風呂、水着が必要。 ひがくの湯利用。700円。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
夏休みからもう一週間も経ってしまった。
今頃記録の更新です。
自宅のある静岡からお盆休みを岡山で過ごし、14日に岡山から新穂高温泉へ。
2〜3日置きのクルマでの長旅です。相棒に感謝。
この夏こそは槍ヶ岳へ行きたい、という相棒の熱意を叶える為でもあります。
夏休み真っただ中だけあって、岡山行きも新穂高行きも渋滞、少し移動がハードでした。
8/14(水)
岡山から新穂高へ移動。朝7:00頃に岡山を出て山陽道〜名神〜東海環状線。
新穂高温泉無料駐車場に到着したのが17:00くらいだったと思う。
15日からの山支度をして早々に就寝
8/15(木)
いよいよ山歩きの日。私は緊張。デッカい山に行く時はいつも緊張するようです。相棒はワクワク?
朝3:00起床、簡単に食事を済ませて今一度山支度。我々はコレに時間が掛かってしまう。やっと動き出して6:00頃新穂高のバス停を出発。
暫くは林道歩き。この日も朝から太陽が燦々としていて、一日暑くなりそう。
小池新道に入ってから秩父沢手前あたりからバテてきた。
シシウドが原に到着する時はバテもピークに。太陽を背後に浴びながらの山歩きは辛い。時々岩の隙間から流れて来る雪渓の涼しい空気が当たる所があるけど、太陽の暑さが勝っている。予定のコースタイムをオーバーして、やっと鏡平小屋に到着。ここまで来る間にすれ違った方に「かき氷があるから頑張って」と励まされ、やはり食べない訳に行きません。結局二人で2000円分かき氷を食べました。これがいくらでも食べられるのよ〜。そして冷えたパック牛乳を購入。おいしい〜。
弓折岳分岐からはやーっと稜線歩き。大幅なタイムオーバーと雨が降りそうな天気でここ迄来るのに少し焦って歩いていましたが(と言っても時間短縮の早歩きは出来ません)稜線にでたら少し気が楽になりました。
お花や周りの山を見る余裕もある。
この日の最終目標地点双六小屋の沢山のカラフルなテントを遠くから眺めて、テント場の空きを心配しましたが、ここはこの日満室(この表現で良い?)にならなかった?
この日のノルマは双六岳にも行く、でしたが、今回は残念、また次回。双六小屋まで来るのに時間がかかり過ぎたからです。
ここで忘れ物発覚。私の防寒着です。でもカッパで対応。これ最強。
夏場はこれで十分かも…。
夕食はコンビニお握り、塩豚、梨、ビール、パン。全てフライパンで焼いて食べました。
8/16(金)
この日の目的地槍ヶ岳山荘のテン場の許容量が30張との情報で、出来るだけ早くテントの受付を済ませるべく、5:30に双六小屋を出発。
朝はアルファ米の混ぜご飯半分と前日買った昨日のパンの残り、コーヒー。ちょっとシャリばてしそうな量。でもいっぺんにお腹に大量の物が入らない。
御来光を見た後、裏銀座、西鎌尾根へ。この日の歩行距離は前日程ではないけど、初めて歩く道でもあり、槍のお膝元に初めて向うという私にとっては敷居がなんとなく高い感じ。
裏銀座は槍を眺めながらの尾根歩き、千丈沢乗越手前ぐらいにクサリを取付けられている箇所があるが、往来に気を使いながら歩けば問題ない。それでもイケイケ譲り合い無しの人もいる、自信があるのね〜。
千丈沢乗越を過ぎた当りから、いよいよシャリばてが襲ってきた。ここからペースがぐっと落ちて、槍ヶ岳山荘への到着は相棒より20分遅れ。
さっそく相棒がテントの受付をしてくれたお陰で、12:00前にはテント設置完了。
ゆっくり休憩して槍ヶ岳山頂を目指す。お昼ぐらいは丁度同じように穂先を目指す人が集中するらしく、登りも下りも大渋滞。山頂もユックリする事が出来ません。
穂先での写真撮影待ちの列もあったりして、なんとも落ち着かない。もたもたしているとドンドン登ってくるし。狭い山頂、効率よく用事をすませます←人に相棒との写真をお願いするということ。
槍の穂先の下り、これがイケイケの団塊世代とゆとり教育世代の狭間の我々には辛い。ゆとり世代で列が詰まり、これに気を使っているとイケイケに煽られ…。(一本のクサリに何人も捕まる事が安全ですか?ということ)
と言う事で、槍の穂先は人の少ない時間に登るのをお勧めします。
繁忙期の頃はこうなんですね〜ま〜仕方がないですかね。
穂先も登れたし、ちょっと時間にゆとりがあったので、大喰岳や中岳に行く時間あったな〜。これ、この日の反省です。
でも、ま〜、ゆっくり一カ所に腰を落ち着けて日の暮れる山並みをテントの元で見るのも乙です。
夕食はスパゲッティとパン、雑炊。ビール。肉なし。相棒は肉を求めていた。今度はもう少し肉を持参します。酒ももう少しコストパフォーマンスが良いものを考えよう。焼酎とか…。
8/17(土)
いよいよ楽しい夏休みの終わり。下山しなければ、です。
飛騨乗越から槍平小屋まで、高山植物と西鎌尾根を見ながら下山です。雷鳥の親子も遠目で見る事ができました。右俣谷に続く飛騨沢の脇を歩くルートは岩がゴロゴロして足にきます。白出沢に到着すると足に疲労感でてきた。ここからの林道歩きがしんどいです。穂高平避難小屋で一服。ここでもかき氷を一杯。
お昼過ぎ、13:30頃新穂高温泉無料駐車場に下山。3日目は、ほぼ予定通り。
昼ご飯も食べずにひたすら歩いて下山したので、帰り(16:00)にファミレスでガッツリ食べて、高速の渋滞もほぼ無く、自宅に到着したのは21:00くらいかな。
忙しかったけど、充実した夏休みでした。
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