around the 槍 (SEA to SUMMIT#5)

2021年07月22日(木) 〜 2021年07月25日(日)

• GPS: 35:09
• 距離: 50.4km
• 登り: 5,268m
• 下り: 5,120m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:30
• 休憩: 0:57
• 合計: 6:27

距離 8.9km 登り 1,974m 下り 494m

9:50 スタート地点
10:31 10:53 クリヤ谷渡渉地点
14:30 14:52 最終水場
15:30 15:43 クリヤの頭
16:17 雷鳥岩

2日目

• 山行: 8:26
• 休憩: 1:04
• 合計: 9:30

距離 13.5km 登り 1,148m 下り 1,058m

4:30 雷鳥岩
6:39 6:54 笠ヶ岳
7:00 7:07 笠ヶ岳山荘
8:12 抜戸岩
8:56 8:57 笠新道分岐
8:59 9:00 分岐指導標（仮称）
9:07 9:40 抜戸岳
10:37 10:38 秩父平
11:32 11:33 大ノマ岳
12:12 12:13 大ノマ乗越
12:45 弓折岳
12:49 12:53 弓折乗越
14:00 双六小屋

3日目

• 山行: 8:10
• 休憩: 3:28
• 合計: 11:38

距離 12.3km 登り 1,604m 下り 1,182m

3:43 双六小屋
4:14 5:30 樅沢岳
6:11 硫黄乗越
7:00 7:10 左俣乗越
8:37 8:52 千丈乗越
10:11 10:46 槍ヶ岳山荘
10:58 11:39 槍ヶ岳
11:53 11:54 槍ヶ岳山荘
12:03 12:04 飛騨乗越
12:23 12:27 大喰岳
12:59 13:21 中岳
14:35 14:38 天狗原分岐
15:12 南岳
15:21 南岳小屋

4日目

• 山行: 6:15
• 休憩: 0:29
• 合計: 6:44

距離 15.7km 登り 552m 下り 2,422m

6:32 南岳小屋
9:27 9:55 槍平小屋
10:34 藤木レリーフ
10:37 滝谷避難小屋
11:37 白出沢出合
12:29 12:30 穂高平小屋
12:58 小鍋谷ゲート
13:16 新穂高温泉駅

SEA to SUMMIT、2年ぶりの再開。
前回台風でやむなく敗退した双六へ向かうにあたって、どうせ新穂高温泉からアクセスするのだから、笠周りで、どうせ笠行くなら、クリヤ谷から、と、より遠いルートを選んでしまうのは性なので仕方ない。
結果『槍』を巡る山旅になった。

天候

概ね晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往：（高山前泊）高山バスセンター→中尾温泉口：濃飛バス
復：新穂高温泉RW→高山バスセンター：濃飛バス
　　高山→富山→金沢：JR（帰路占めて6時間、やれやれ）

コース状況／危険箇所等

クリヤ谷登攀は熊笹との戦い、

その他周辺情報

かつてあった富山-新穂温泉を結ぶバス便、わが町からの唯一のアクセス方法、何度もお世話になった、確かにマイナー線だったから必ず空いていた、が、（コロナの影響もあって）廃線（涙）。また山が遠くなってしまった。

写真

7/21 0:06

出立前。
毎回コンパクト化に努める（効果薄）

7/22 11:52

スタートはクリヤ谷の登攀
激登、激藪、激長で撮影の余裕なし

7/22 18:32

クリヤ谷をようやく超えて笠と対面、って、遠い。

7/22 18:32

疲労限界、時間超過、加えてここで雷雨襲来
迷わず雷鳥岩の裏側に寝ぐらを確保

7/23 5:05

二日目、穏やかな朝

7/23 5:16

西方、雲海の彼方に浮かぶティルナノーグ、ではなく白山

7/23 5:08

7/23 5:38

来し方、笠ヶ岳の南尾根、
稜線右肩の突起が雷鳥岩。
背後に焼、乗鞍、御嶽

7/23 6:16

7/23 6:22

笠へのラストスパート

7/23 6:55

SUMMIT !

7/23 6:59

北方、北アルプスが剱岳まで

7/23 6:59

槍を見据えて抜戸に向かう尾根

7/23 7:09

西穂、南アの向こうに富士山

7/23 7:51

笠ヶ岳テン場、本日のスタート地点、のはずだった

7/23 9:12

抜戸岳から槍穂の全貌

7/23 9:27

これから向かう秩父平、大ノマ、弓折、西鎌尾根

7/23 9:28

黒部五郎と薬師

7/23 9:44

抜戸岳で休んでたら救助現場に遭遇。

7/23 9:44

JA11OG岐阜県警らいちょう登場

7/23 9:47

救助隊員を一名デポ（←この言い方でいいのか？）してから二周ほど旋回

7/23 9:47

救助態勢

7/23 9:55

完璧なホバリング

7/23 9:55

ねんざということで、怪我は大したことなくても、彼らがいなければ…ということなので、皆さんも気をつけましょう。
現場からでした。

7/23 10:32

登山再開
弓折への稜線、大ノマ岳の辺り

7/23 10:32

秩父岩を越え笠とお別れ

7/23 10:38

秩父平はたっぷりの残雪、
周囲はハクサンイチゲの群落

7/23 10:51

ナナカマドの花
雪の溶けた所から春が始まる

7/23 11:05

今年はコバイケイソウ年らしい。

7/23 11:11

松本側からあふれる夏

7/23 11:12

7/23 11:25

7/23 11:42

シャクナゲもあちこちで開花中

7/23 11:58

大ノマ辺りから見下ろす斜面は一面コバイケイソウの大群落

7/23 12:58

この辺、地図では読み取れないアップダウンが続く。
あれ、こんなに遠かったっけ？という感じ

7/23 13:06

分岐点。ここまでで予想以上に体力消耗してる

7/23 13:24

残り1時間と念じながらひた進む

7/23 13:27

ハクサンイチゲも至る所で群れていて、これも当たり年？

7/23 14:02

2年経っちゃったけど帰って来たよ、鷲羽くん

7/23 17:46

ログ外で双六岳までお出かけ
幕営後1時間ほど驟雨に見舞われたけど、また晴れたので

7/23 18:08

黒部五郎
前回は嵐の中でここに立っていた

7/23 18:47

前回叶わなかった景色
これがどうしても見たくて来たのだ

7/23 17:56

What a wonderful world…

7/23 19:06

黒部世界、悠久のひととき、all alone…
実はもう1人だけ来ていて、2人でこの景色を分かち合う

7/24 1:09

月までも満ち足りた一日

7/24 4:48

3日目、ここからがメインテーマ
樅沢岳で日の出待ち

7/24 5:08

燕の方から曙光

7/24 5:12

あかね射す笠

7/24 5:13

Heartland

7/24 5:42

穂高さえも従える貫禄

7/24 6:41

硫黄岳

7/24 6:41

西鎌尾根
槍に引っ張られるようにして歩く

7/24 6:58

槍だけを見据えて

7/24 7:09

7/24 7:24

7/24 8:17

足下見ないから転んだりもしたけど

7/24 8:51

あっという間に千丈沢分岐
天気がいいと元気がいい

7/24 8:54

笠ヶ岳と錫杖岳
初日に登った尾根

7/24 9:04

千丈沢乗越付近のトラバース
危険箇所といえばここくらい

7/24 9:04

千丈沢
硫黄岳の裏側はけっこう緑

7/24 9:34

乗越からのラストラン
目が眩む

7/24 9:34

今はもう鷲羽もはるか彼方

7/24 10:20

絶好調で到着
だけど雲も同着

7/24 10:21

三回目の槍

7/24 10:32

しばし人の流れ、雲の流れを見守る。
今日のBeerはまだお預け

7/24 10:36

槍沢で喘ぐ人の姿をつまみにBeerが飲めるのテラス
山荘設計者の心意気！

7/24 11:23

SUMMIT !
for the third time in this life

7/24 11:25

午後から急にこの雲

7/24 11:26

南岳方面
今日の雲は槍平から

7/24 11:30

上高地は晴れてそう

7/24 11:32

来し方、西鎌尾根

7/24 12:04

山荘前にミヤマオダマキ

7/24 12:40

雲巻く稜線をいざ南岳へ

7/24 13:23

中岳より、雲の切れ間に南岳
この辺から足が痺れ始める

7/24 13:57

中岳下の水場で足をクールダウン中

7/24 14:29

南岳、中岳、大喰岳
さながら槍の親衛隊

7/24 14:50

カメの足で歩く

7/24 14:53

天狗原を見下ろす

7/24 14:57

12年前のこの道はひとっ飛びだった
（=あまり記憶にない）

7/24 15:23

やっとこさ南岳
右が今の私な感じ

7/24 15:34

南岳小屋は前回（黒部湖からテン泊縦走初体験）の時の最終停泊地でもあったので、思い出深い

7/24 17:52

雲隠れしてたキレットが夕刻ほんの数分だけお目見え

7/24 18:02

南岳のアイドル

7/24 18:01

槍よ今日もありがとう

7/25 5:56

最終日
朝から2時間ほど待機してみた
天辺は晴れてるけど一向に切れないガス
待ってる間に隣の人とそれぞれの体験を話し合う
こういうのも得難い体験

7/25 6:53

I'll be back soon
キレットは次回にお預け

7/25 7:08

南岳新道から下山
急勾配のロングトレイル、かつて転げ落ちるようにして降りた記憶があるけど、もうそういうわけにはいかない。

7/25 7:11

笠もお見送り

7/25 7:27

7/25 7:34

ハクサンイチゲとキンポウゲの園

7/25 9:09

ゴゼンタチバナ
今回全行程至る所で出会いました

7/25 9:42

慎重に慎重を重ね3時間
転ばず滑らず来れました。
足はもうチワワ

7/25 9:55

槍平より、今日の穂高

7/25 10:15

とりあえずゴール
新ホまでまだまだあるけど、後はひたすら、

7/25 14:20

only to be with you
この後帰路のバスの廃線を知り家路に6時間かかってしまうことは知る由もない

7/26 11:02

おまえもようがんばったってゆうたりたい（完）

撮影機器：

GXR A12 RICOH

iPhone SE (1st generation) Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック サブザック 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

ooinuno

今回のルートは全て二度目になる。
と言っても10年以上前だから、前回のように、というわけには行かず、月日の重みを実感する登山になってしまう。
加えて、藪こぎ、道迷い、サポータータイツが破れたので付けなかったこと、靴の中敷きを忘れていたこと（二日目くらいに気が付く）、実は中盤こけて足首を痛めたこと、等々、負荷要素も多かったけど、何よりもトシ
6年はたしかにかけ過ぎだけど、ここまで来た、あともうちょっと、
山はそれくらい待っていてくれるでしょう。