鹿島槍ヶ岳-五竜岳-白馬岳

2021年08月11日(水) [日帰り]

• GPS: 13:56
• 距離: 49.8km
• 登り: 5,081m
• 下り: 4,643m

コースタイム

14時間 50km D+4,800m CT0.41
01:30 大町温泉郷
02:50 柏原新道登山口
04:20 種池山荘
06:00 鹿島槍ヶ岳
08:00 五竜岳
09:40 唐松岳
11:40 天狗山荘
13:20 白馬山荘
15:20 猿倉荘

ブドウ糖200g パン2 おにぎり1 コンソメ2 水4Lくらい

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

その他周辺情報

下山後の温泉は大町 薬師の湯。サウナ休止中。

写真

8/11 4:22

種池山荘通過は真っ暗だが予定通り

8/11 4:44

快晴は約束されている

8/11 4:44

ミニチュアみたいな種池山荘

8/11 4:45

グッドモーニング

8/11 4:48

雲の海

8/11 4:51

蓮華、針ノ木が染まる

8/11 5:05

長い一日が始まる

8/11 5:08

こちらもミニチュアみたいな冷池。この辺の山小屋はどこも凄いところに建っている。

8/11 5:15

ベンチが濡れてて冷てー

8/11 5:20

2019年の縦走でお世話になった冷池山荘

8/11 5:24

ここのテン場、死ぬまでに一度は泊まってみたい。朝日も夕日も素晴らしいだろうな。

8/11 5:27

コバイケイソウがちらほら

8/11 5:36

立&剱

8/11 5:45

日陰は西風ビュンビュンで寒い

8/11 5:52

でも東側は太陽サンサンむしむし

8/11 6:04

歩いてきた尾根を振り返る

8/11 6:05

白馬にべったりくっついていた霧はじわじわ消えていく

8/11 6:08

一度だけエーデルワイスを見た。別に咲いているところにはわんさか咲いているが、見るとなんだか得した気分になる花。

8/11 6:30

圧倒的存在のG

8/11 6:36

キレット小屋手前の岩場。涼しい。

8/11 6:42

大雨の中、玄関の軒下でミスターイトウのチョコチップクッキーをもぐもぐ食べた思い出がある。

8/11 6:54

鹿島槍振り返り。結構下ってきた

8/11 6:54

でもこれからあそこまで登るんです

8/11 7:32

このあたりは2~3人しか会わなかった

8/11 7:37

緑の尾根

8/11 7:37

空が青いよ

8/11 7:56

人が入っていないとスケールがわからん

8/11 8:00

この尾根、南向きに縦走したことは無いな。ここから眺めると鹿島槍への登りは大変そうだ。

8/11 8:04

五竜にて。目指す白馬が見える。そしてミニチュアのような五竜山荘。

8/11 8:05

そういえば冬にこのエリアには一度も来たことが無い。今年は行ってみたい。

8/11 8:21

いつも大人気の唐松山荘も今日はまだ人がいない。早いからかな。

8/11 8:40

本州のヤマハハコは小さい。日高のは小指の爪くらいはある。

8/11 9:21

今日は八方尾根には下りないぞ。やってやる。

8/11 9:49

秘密兵器、Apple Pie

8/11 10:06

二峰までは普通の夏道

8/11 10:15

岩場が大好きダイモンジソウ。好きな花。

8/11 10:24

不帰嶮を見上げる人たち

8/11 10:27

向こうもずっと晴れてるな

8/11 10:32

カラマツ振り返り

8/11 10:58

天狗の頭への最後の登り。穂高南岳の南面みたいな壁。

8/11 11:09

ここまで来ればもう大きな登りは無い

8/11 11:35

天狗平はコマクサ天国

8/11 11:36

新・天狗山荘。しかし今年は宿泊できない。

8/11 11:37

無限水

8/11 11:41

おやつは買える

8/11 11:43

水辺のオダマキ

8/11 11:55

鑓は登りません！

8/11 12:15

白馬の西の旭岳、清水岳の尾根もまだ歩いていない。秋にでも馬場島-劔-けやき-白馬なんてやってみたい。

8/11 12:45

地味に下って登る。脚にくる。

8/11 12:59

白馬周辺は8月なのにみずみずしいお花がたくさん。

8/11 13:02

本日最後の登りです！

8/11 13:23

着いたぜヴェイビー

8/11 13:29

ホテル白馬山荘

8/11 13:35

実は大雪渓は初見

8/11 13:41

13時を過ぎていよいよガスが上がってきた

8/11 13:51

普通に良いところだな

8/11 13:56

杓子岳の尾根

8/11 14:05

ずっと下りだと疲れちゃうよねえ

8/11 14:29

なんか思ってたより・・・茶色い

8/11 14:47

朝、暗闇の中を登るのはつらそう。

8/11 15:00

つかれたよもう

8/11 15:10

癒しの林道ジョグで

8/11 15:26

猿倉到着。商店があるなんて知らなかった

8/11 15:36

聖水で祝杯

8/11 15:40

あるぴこ到着

8/11 16:14

白馬駅で電車20分待ち

8/11 16:18

つるつるの足湯最高でした

8/11 18:48

大町kuni'sカントリーキッチンにて肉補充。おつかれ。

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

pakumin

去年の夏休みに同ルートをやろうとしたが雨風で敗退。唐松山荘から八方尾根へ下りた。特に思い入れがあるわけではないし決戦というほど厳しいわけでもないが、一度敗退しているのでいつかもう一度やろうと思っていた。今日は天気が良いので再挑戦しよう。

1時半に元気に大町温泉郷を出た。まずは柏原新道まで10kmジョグ。下山後は駅からクルマまで戻ってこなければならないのでこの辺から出発するのがちょうどよい。北大町駅からスタートしても良かったが、さすがにジョグの距離が長すぎるので出発が0時とかになっちゃう。眠い。それに駅周辺は騒がしくて寝れないから。昨日までとは打って変わって涼しい夜だった。ロードジョグもまあまあ快適。空気が秋だ。一雨ごとに秋が近づいている。柏原新道の登山口って水汲めたっけ? 記憶が曖昧だったので念の為2L担いできたが大町アルペンラインの途中でじゃぶじゃぶ水が流れていたので不要だった。それと雨上がりなので2,000m付近のアザミ沢にも水が流れていた。雨上がりならアザミ沢まで空身でよい。種池山荘に着いても辺りは真っ暗。1Fで小屋の人が朝食の準備をしていた。鹿島槍へ向かうと東の空が明るくなってきた。柏原新道も鹿島槍までの尾根も下草が綺麗に刈られていて本当に快適。全く靴が濡れない。小屋泊から出発した人たち数人と挨拶をして鹿島槍到着。目指す五竜は圧倒的な存在感でそびえ立っている。好きだなー五竜。このエリアには毎年来ているが2年連続悪天だったので晴れてくれて本当に嬉しかった。笑いが止まらない。

鹿島槍から五竜-唐松-天狗平までひたすら登っては下りて登っては下りてを繰り返す。急な岩場にクサリやハシゴだらけで全身エクササイズ。地味に空気が薄いのも効いて息が切れる。今日は天気が良いが西風がひんやり冷たい。熱を帯びる身体を程よく冷ましてくれて本当に気持ちが良い。出力を上げても汗が出ないのでガンガン飛ばしてOK. リミッターが外れた気分だ。絶好調。水も行動食もがぶがぶ口に入れてフルスロットル。今日はGarminの奴隷じゃありません。唐松山荘で時刻は10時。まだガスは上がってこない。天気は最高。ここから北へ向かったらもう白馬まで行くしかない。唐松-天狗平の間は不帰嶮があるので名前のインパクトからキツそうに見えるが、この区間は距離が短く標高差も大きくない。鹿島槍-五竜-唐松の間のほうがよっぽどキツくて長い。天狗平に出たらもう白馬はすぐそこだった。去年の僕だったら途中で力尽きていたかもしれん。天狗山荘でたっぷり水を飲んで休んだら白馬岳へ本日最後の登り。3,000mを超えていないが今日の最高地点だった。下りは大雪渓から猿倉へ下りる。実は大雪渓には初めて来た。緩んでいるとはいえ結構斜度がある。尻もちをつきそうで怖い。みんなよく普通に往復するな。雪渓が終わったら最後は快適な夏道と林道を飛ばして15時半に猿倉到着。出発してから14時間動きっぱなしだった。さすがにやり過ぎた。もうお腹いっぱいです。常識的に考えてこのルートは1泊以上で行くべき。"二度目は無い"って最近いつも言っている気がするが来年はどうかな。

猿倉は事前情報無しだったので商店があることに驚いた。冷たいコーラがあります！！美味過ぎて変な声が出た。15時45分、時間どおりにバスが来た。乗車は僕1人だけ。このバスは最終だった。もう30分下山が遅れていたら白馬駅までジョグになるところだった。白馬駅から各駅停車の普通列車で信濃大町へ。大町から扇沢のバスは最終便乗れず。仕方ないのでタクシー2,800円で大町温泉郷に戻ってきた。薬師の湯で汗を流して近くの洋食店でハンバーグ食べて充実した長い一日は終わった。

昨日の天気がとても悪かったので尾根には小屋停滞した数人しかいない。八方尾根から登ってきた人もまだ少なくて今日は本当に静かな山だった。おかげで写真にぜんぜん人が写っていない。この尾根の写真は人が入っていないと山の大きさが伝わってこなくて撮り甲斐が無い。次に来る時は誰かと来よう。岩さん、今度念願の冷池山荘ゆるキャン△なんてどうっすか?