剱岳 北方稜線 黒部峡谷 下ノ廊下

2013年09月20日(金) 〜 2013年09月22日(日)

• GPS: 55:23
• 距離: 33.4km
• 登り: 4,015m
• 下り: 3,063m

コースタイム

9月20日
黒部ダム8:00 - 8:56内蔵助谷出合9:06 - 10:58黒部別山谷出合11:15 -
13:02十字峡展望台13:17 - 阿曽原温泉小屋16:10

行動時間8時間10分　幕営

9月21日
阿曽原温泉小屋7:15 - 8:10仙人谷ダム8:20 - 11:15仙人温泉11:25 -
13:28仙人池ヒュッテ13:50 - 池ノ平小屋14:32 　

行動時間7時間17分　幕営
※雲切新道の登高で大苦戦。ある程度覚悟はしていたがやっぱりキツカッタ。
　ここでの消耗が幕営場所の変更を余儀なくさせたのは間違いない。
　池ノ平まで上がるのが精一杯だった。

9月22日
池ノ平小屋4:05 - 小窓5:39 - 7:06三ノ窓7:16 - 7:53池ノ谷乗越8:05 -
8:49長次郎のコル9:00 - 9:23剱岳9:40 - 11:46剣山荘12:15 -
13:30剣御前小舎13:40 - 室堂15:23

行動時間11時間18分（北方稜線5時間18分）
※初めての北方稜線としてこの時間はまずまずだろう。
　カニのよこばいの手前から大渋滞に巻き込まれて時間をだいぶロスした。

天候

9月20日　快晴！
9月21日　快晴！
9月22日　晴れ、薄曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

9月20日
町田 → 高尾山IC → 梓川SA → 扇沢無料駐車場
☆立山黒部アルペンルート
　扇沢7:30 → 黒部ダム7:46　

9月22日
扇沢無料駐車場 → 薬師の湯 → 安曇野IC → 高尾山IC → 町田
☆立山黒部アルペンルート
　室堂16:00 → 扇沢17:21

コース状況／危険箇所等

★下ノ廊下
　・登山道上の雪渓は白竜峡に残っているが消えるのは時間の問題でしょう。
　・浮石、崩壊しかけた丸太橋に注意。
　・濡れ場は2箇所ある。レインウェアーを着るほどのことはない。
　・十字峡は必ず展望台へ行くべし。行かないと後悔しますよ。　

★雲切新道
　　激しい急登。出来ればテント担いでのここの登高は避けたい。
　　道も木の根っこなどがあってとても歩きにくい。
　　ただし、ゴタテの展望は良好。針ノ木から白馬まで見渡せる。

★北方稜線
　・小窓雪渓はアイゼン付けたほうが楽。もちろんつけなくても登れる。
　・小窓から尾根伝いに登り、途中で尾根を離れ、小窓谷の源頭部をトラバース
　　する。この分岐点には何も目印のようなものはない。
　　私はペンキ印か赤テープでもあると勝手に思い込んでいたので、
　　この分岐で道を間違えて少し尾根をそのまま登ってしまった。
　　すぐにおかしいと思って、トラバースルートへ戻った。
　・途中の雪渓は1箇所のみ。距離が短く問題なく通過出来る。
　　もうひとつの雪渓は完全に消えていた。　
　・幕営場所は小窓に1張り、三ノ窓に5張りほど、池ノ谷乗越の先で1張り。
　・池ノ谷ガリーはもろい浮石だらけのガレ場。歩きにくいことこのうえない。
　　落石しまくる。前後に人がいる時は要注意だ。


★剱岳・別山尾根
　・カニのよこばいは順番待ちで大渋滞。連休だからか？
　　いずれにしても、週末や連休は時間のロスを考慮しておくべきでしょう。
　・前剱からはガレ場の下降。スリップに注意。

写真

9/20 7:15

9月20日
扇沢無料駐車場
前夜到着、仮眠
奥の方はまだ余裕が
あった

9/20 7:54

薄紫のお花
黒部ダムから黒部川へ
下りる道に
たくさん
咲いていた

9/20 8:01

久しぶりの超快晴！
文句のつけようがない
素晴らしいお天気！
めちゃくちゃ嬉しい
今度の山行はこれで
もらった？

9/20 8:17

黒部ダムの下へ
下りてきた
ただいま
観光放流中

9/20 8:18

黒部川
左岸を進む

9/20 8:41

次第に
峡谷らしく
なってきた
まだそれほど
激流ではない

9/20 8:49

沢が滝のように

9/20 8:56

内蔵助谷出合

9/20 9:06

さあ、行くぞ
下ノ廊下へ

9/20 9:17

黒部川の激流
まるで
生きてるみたい

9/20 10:00

9/20 10:04

残雪
こんなのは
まだ序の口
もっと凄いのが・・・

9/20 10:07

道幅は非常に狭い
すれ違いは慎重に

9/20 10:13

新越沢
新越ノ滝

9/20 10:18

手摺の
針がねが
延々とのびている

9/20 10:20

滝のような
ちいさな沢を渡る
渇いたのどを潤した
黒部の水は美味しいね！

9/20 10:20

出ました！
巨大な雪渓！

9/20 10:21

登山道には
影響なし

9/20 10:22

それにしても
バカでかいなぁ

9/20 10:27

谷が次第に狭まる

9/20 10:28

気の抜けない
歩きが続く

9/20 10:30

丸太橋
これは
しっかりしている

9/20 10:31

うわぁ〜でた〜
今度もでかいぞ

9/20 10:33

深さどんだけあるんだろう
何か爬虫類のウロコみたいだね

9/20 10:34

しかし
こんなのは
初めて見たよ

9/20 10:35

亀の首みたい
どうして
こんな形で
残ってるのかな
不思議だね

9/20 10:36

全貌を見る
冬は
どんだけ積もるんだろうね
やっぱ
黒部は凄いや

9/20 10:39

狭い岩壁の
トラバースが
続く

9/20 10:41

狭い岩壁の
水平歩道
凄いところに
道があるでしょ
墜ちたらただでは
すまない

9/20 10:42

9/20 10:45

丸太橋を渡るところも
多い

9/20 10:46

うひょ〜
あんなところにも
残雪があるよ

9/20 10:48

よくも
こんな凄いところに
道を作ったもんだよ

9/20 10:50

高巻き桟道を
利用せよとの
ご案内です

9/20 10:50

ここが正規のルート
足元がかなり
不安定のようだ

9/20 10:50

丸太のハシゴで
高巻く

9/20 10:56

黒部別山谷出合に到着
ここらへんは
いちばん遅くまで
雪が残るところらしいね
もう大丈夫だけど

9/20 10:57

先行者が休憩していた
三重から来た若者で
このあと途中から
行動をともにすることに
なる

9/20 11:06

スノーブリッジ

9/20 11:07

渡渉して
対岸へ渡る

9/20 11:07

太陽が眩しい！
やっぱ
青空がいいね
最高の気分だよ

9/20 11:08

先行の若者が行く

9/20 11:18

千切れた針がね
雪で切れちゃったのかな

9/20 11:19

うん、これから咲くのか？
それともこういうお花？

9/20 11:21

9/20 11:29

こんな落石もある

9/20 11:32

いよいよ
白竜峡へ
入ってきたよ

9/20 11:36

なかば崩壊した丸太橋
まだ整備が追いついて
いないんだろうね

9/20 11:37

これぞ白竜峡

9/20 11:39

これぞ白竜峡

9/20 11:40

これぞ白竜峡
いいな、いいな
ほんとに素晴らしい！
ワクワクしながら
歩いたよ

9/20 11:42

これぞ
まさに黒部の激流

9/20 11:42

これぞ白竜峡

9/20 11:45

タル沢かな
まさに自然の美だね
美しい

9/20 11:45

白竜峡付近は
緊張度が高い

9/20 11:47

ここが
まさに下ノ廊下なんだ

9/20 11:48

手摺の針がねが
切れているところは
ロープで代用している

9/20 11:49

白竜峡の雪渓
ここは
ロープで高巻いて
通過する
足場が悪いけど
何とか通れる

9/20 11:52

やがて
穏やかな流れに

9/20 12:05

白竜峡を抜けて
幅を広めた流れは
平易な沢の様相となる

9/20 12:33

草付きの水平道を辿る

9/20 12:40

登山道に
滝の洗礼！

9/20 12:47

2年前の地震で崩壊した斜面
桟道がかけられている

9/20 12:48

その桟道も損傷が
著しい
慎重に渡る

9/20 12:49

こんな感じ

9/20 12:50

振り返って

9/20 12:51

岩壁から
流れ落ちる滝の直下を通過

9/20 12:51

はっきりいって
濡れます
濡れてください
濡れちゃいましょう

9/20 13:00

十字峡を見下ろせる
展望台への入口
看板があるのでわかりやすい
ここから
少し下る
展望台へは
必ず立ち寄ってほしい
そうしないと後悔するよ

9/20 13:10

展望台からの
十字峡
左から剱沢
右から棒小屋沢が
黒部川に流れ込む
自然とはかくも
美しいものなのか
自然の織りなす美に感嘆する
ほかはない
その昔、
「黒部の父」冠松次郎が
ここを発見した時は
どんな気持ちだったんだろうか

9/20 13:13

剱沢の激流

9/20 13:20

ワイヤーの吊橋を渡って
十字峡を通過する

9/20 13:28

高度感たっぷり
狭い岩壁の水平歩道を行く

9/20 13:52

垂直に
切れ落ちている岩壁を
行く

9/20 14:03

墜ちたら
あの世です

9/20 14:10

ザックはスリムで
余計なものを
外付けしないほうがいい

9/20 14:11

S字峡かな？

9/20 14:13

はい、S字峡です

9/20 14:19

2度目の濡れ場
かなり濡れます
けっこう濡れます
濡れたっていいでしょう
気持ちよく濡れようよ
ここは下ノ廊下なんだから

9/20 14:31

対岸に
関電の黒四地下発電所の
送電線口が見えた

9/20 14:34

延々と続く手摺の針がね

9/20 14:45

東谷吊橋で黒部川を渡って
対岸へ

9/20 14:48

ちょっぴりだけ
スリリングな気分を
味わう

9/20 14:52

車道に出て
仙人谷ダムへ向かう

9/20 15:02

仙人谷ダム

9/20 15:18

ダム管理所内へ入る

9/20 15:19

トンネルを抜ける

9/20 15:21

黒部専用鉄道の軌道を
横切る
電車来ないかな

9/20 16:09

やっと今日のお宿
阿曽原温泉小屋に到着

9/20 16:53

我が家が完成
当然、エアライズ2さ

9/20 16:58

テン場の様子
この日は10張りほど

9/20 17:01

プレハブの簡素な造りです
営業終了とともに
解体するからね

9/21 7:13

9月21日
露天風呂入るつもりだったけど
結局、前夜はご飯も食べずに
寝ちゃった

9/21 7:18

テン場を後にする

9/21 7:38

今日もいいお天気だよ

9/21 7:43

阿曽原温泉小屋〜仙人谷ダムで
落石のため崩壊箇所あり
少し高巻いて通過する

9/21 8:22

仙人谷ダム
黒部の水は青いんだね

9/21 8:31

仙人谷を渡る

9/21 8:48

いよいよ
雲切新道の急登が
はじまる

9/21 9:39

木の根っこが多くて
歩きにくい

9/21 9:39

眺望はいいんだけどね・・・

9/21 9:44

こんなところを
強引に通過する

9/21 9:49

ロープも出てくる

9/21 10:02

五竜〜キレット〜鹿島槍
青空が気持ちいい

9/21 10:11

こっちは
唐松から白馬のほう

9/21 10:18

まるで
天狗の鼻みたいだね
面白い

9/21 10:51

やっと
雲切新道を登り終えると
眼下に仙人谷と
仙人温泉が見えた

9/21 10:59

ちいさな沢の水が美味い！
調子にのって飲みまくった

9/21 11:02

仙人湯
硫黄の匂いがプンプンする

9/21 11:25

仙人温泉
一度温泉に入ってみたいな

9/21 11:54

何のお花かな？

9/21 11:56

ちょっとした
雪渓歩きがあった

9/21 12:00

仙人谷に咲くお花

9/21 12:03

あそこにドボンしたら
気持ちいいだろうな

9/21 12:06

トリカブトだっけ？

9/21 12:15

仙人池を目指して
仙人谷ぞいを登る

9/21 12:17

あちこちから
沢の水が登山道に
流れ込む

9/21 12:55

白馬がよく見える

9/21 13:21

お、少し色づいてるみたい

9/21 13:39

仙人池ヒュッテに到着
小屋のスタッフは
とても感じのいい若い人達だった
北方稜線のアドバイスをいただき
明日は晴れると聞いて歓喜した

9/21 13:40

仙人池と裏剱
おなじみの風景だね

9/21 14:00

鹿島槍

9/21 14:01

五竜から白馬まで
ゴタテの展望がバッチリ

9/21 14:05

仙人池ヒュッテと
南仙人山

9/21 14:07

今日は池ノ平小屋まで
疲れたぁ〜
三ノ窓まではあがれないよ〜

9/21 14:16

八ッ峰の展望がいい

9/21 14:26

今日のお宿が見えた

9/21 14:26

池ノ平山
南峰と北峰がある

9/21 14:31

池ノ平小屋
ちいさな小屋だよ
小屋泊まりの人は
お風呂に入れる
テン泊者はダメ
う〜ん残念（泣）

9/21 15:20

早速、我が家を設営
背後に遠く
針ノ木とスバリが見える

9/21 16:05

旧鉱山道入口
北方稜線へ
つながっている

9/21 16:07

あれは鹿島槍ではなくて
針ノ木とスバリだよ

9/21 16:07

モンローの唇が見えるね

9/21 16:09

9/21 16:10

テントは10数張りだった

9/21 17:24

晩ご飯は中華丼とスープ

9/21 18:10

お腹が空いたので
カレーも食べちゃった

9/22 4:09

9月22日
午前4時スタート
いざ、北方稜線へ

9/22 4:23

マーキングあり

9/22 4:31

9/22 5:00

闇夜を照らす月光
お天気はいい
よっしゃ、
これはいけるぞ
気合いが入る

9/22 5:00

アイゼン装着して
小窓雪渓を登っていく

9/22 5:02

旧鉱山道入口の
ペンキ印
小窓雪渓を下りてくるときは
これを見逃さないように

9/22 5:16

小窓を目指して

9/22 5:19

日の出は近い
鹿島槍と爺

9/22 5:37

小窓雪渓

9/22 5:40

小窓に到着

9/22 5:41

あれが
小窓ノ王か

9/22 5:41

小窓で
テントを張っている人がいた
幕営出来るんだね

9/22 5:43

鹿島槍から陽が昇る

9/22 5:43

小窓からのルートは明瞭だ

9/22 5:46

小窓を振り返る

9/22 5:48

尾根を登る

9/22 5:56

小窓雪渓を登ってくる
後続のパーティー

9/22 5:59

当然だが
ロープやハシゴの類はない
なくても登れるよ

9/22 6:04

池ノ平山と大窓かな

9/22 6:04

遠く北方稜線が続く

9/22 6:05

ゴタテの稜線に陽が差す

9/22 6:07

時々
目印の赤テープが
出てくる

9/22 6:17

ペンキ印もある
ただし、数は少ない

9/22 6:20

分岐点
ここで尾根を離れるのだが
間違えてそのまま尾根伝いに
しばらく登ってしまった
暫くして間違いに気づいて
正しいルートに戻った

9/22 6:20

小窓谷の源頭部を
トラバースしていく

9/22 6:23

前方にパーティー発見

9/22 6:23

小窓ノ王が近づく

9/22 6:26

雪渓現る
距離は短いけど
慎重に通過する
アイゼン必要なし

9/22 6:35

小窓ノ王はもう目前だ

9/22 6:35

稜線へ登り返す

9/22 6:44

迫力満点の小窓ノ王
ついにここまで来た
池ノ谷側から巻いていく

9/22 6:47

北方稜線の面々

9/22 6:47

こっちはゴタテの面々

9/22 6:51

お〜池ノ谷ガリーの登場だ！
あそこを登るんだよ
池ノ谷乗越へ突き上げている

9/22 6:53

小窓ノ王南壁の岩棚を下降する
すべりやすいガレ場の下降

9/22 6:54

下降して
少し登り返したところが
三ノ窓

9/22 6:59

池ノ谷ガリーを
見上げる
登りにくそうだなぁ

9/22 7:00

池ノ谷左俣

9/22 7:03

三ノ窓は幕営適地
ここは2張り

9/22 7:05

ここも張れる

9/22 7:06

クライマーさんの
テントかな
三ノ窓はクライマーさんが
使うことが多いのかな

9/22 7:17

小窓ノ王南壁
上から岩棚を下降してきた
この岩棚は
通称、「発射台」と
いわれているらしい
なるほど、下から登れば
発射か

9/22 7:18

巨大な岩壁のチンネを
登攀するクライマー
とても真似できません
あ〜恐ろしい

9/22 7:20

池ノ谷ガリーを下降
してくるパーティー

9/22 7:24

小窓ノ王

9/22 7:31

ガリー内
浮石だらけで
めちゃくちゃ歩きにくい

9/22 7:38

歩きにくいのを
我慢するしかない
とにかく登るんだ

9/22 7:44

登りきったところが
池ノ谷乗越だ

9/22 7:53

池ノ谷乗越
狭いコルだね

9/22 7:54

この下が
三ノ窓雪渓

9/22 7:54

次はこの壁を登るよ

9/22 8:03

うん、柿ピー？
なぜ？
よく見ると何か書いある
八ッ峰を登攀した人が
残したらしい

9/22 8:03

八ッ峰ノ頭

9/22 8:07

よし、
真ん中の溝を登ってみよう

9/22 8:15

八ッ峰
ほんとギザギザだよね

9/22 8:16

下にテントがある
長次郎谷の雪渓が見えるね

9/22 8:17

お！
あれは剱岳本峰だ！
やった、ついにここまで来たぞ
もう
北方稜線踏破は約束されたようなもの
さあ、行こう、あの頂きへ

9/22 8:17

う〜ん
いい眺めだ

9/22 8:17

唐松〜白馬

9/22 8:17

鹿島槍〜五竜

9/22 8:17

鳴沢、岩小屋沢あたりかな

9/22 8:18

蓮華、針ノ木、スバリ

9/22 8:20

ここもテント張れるみたい

9/22 8:29

この岩峰は
池ノ谷側から巻いた

9/22 8:35

もうすぐだ

9/22 8:36

ガレ場を下る

9/22 8:41

あ〜
間違えて少し下り過ぎちゃった

9/22 8:47

おかげで
長次郎のコルへ登り返す羽目に

9/22 9:00

長次郎谷を見下ろす
来年は
ここから上がってこようかな

9/22 9:02

長次郎ノ頭

9/22 9:02

アップで
パーティーが登っている

9/22 9:03

八ッ峰
紅葉が始まってるよ

9/22 9:11

越えてきた稜線を
振り返る

9/22 9:14

八ッ峰の全貌

9/22 9:22

さあ、剱の頂きだ！

9/22 9:23

立派な看板だね
6月に来た時には
なかったよな

9/22 9:26

剱沢

9/22 9:30

やったね！
北方稜線踏破だ！
最高の気分
6月以来の剱の山頂

9/22 9:32

それにしても
人が多いなぁ
連休だからね

9/22 9:36

いつ見ても美しい
鹿島槍

9/22 9:36

薬師

9/22 9:37

ゴタテの稜線

9/22 9:37

鹿島槍〜白馬

9/22 9:39

山頂にこんなに人がいるのは
富士山と槍と剱ぐらいだろう

9/22 9:40

下山は渋滞してるよ

9/22 9:50

早々に
大渋滞に巻き込まれた

9/22 10:00

カニのよこばいの手前で
順番待ち

9/22 10:16

カニのよこばい

9/22 10:26

こっちはこれから剱に登る人達
カニのたてばい
順番待ちの大行列

9/22 10:27

カニのたてばいを登る人達

9/22 10:33

登山者と下山者が混じって
渋滞中

9/22 10:35

カニのたてばいと行列

9/22 10:37

同じく
カニのたてばいと長〜い行列

9/22 11:04

前剱の下降

9/22 11:08

剱沢

9/22 11:30

前剱

9/22 11:36

剱沢のテン場
混んでるよ

9/22 12:18

剣山荘

9/22 12:45

剱沢テン場
いろとりどりのテントがある
モンベルとエアライズの
比率が高い

9/22 12:49

少し色づいてきたかな

9/22 12:51

テント村を抜けていく

9/22 13:02

テン場を振り返る

9/22 13:15

まもなく
剱御前小舎

9/22 13:31

21日と22日は
予約してないと
泊まれないんだってよ

9/22 13:40

バイバイ剱
またね

9/22 13:43

雷鳥坂を下る

9/22 13:57

紅葉が始まってるね

9/22 14:04

こっちも紅葉が始まりました

9/22 14:13

今年はどうかな？

9/22 14:17

いいでしょう

9/22 14:17

いいね

9/22 14:18

綺麗だね

9/22 14:35

雷鳥沢のテン場を
通り抜ける

9/22 15:21

室堂ターミナルに到着

9/22 15:23

ガスる立山

9/22 16:17

大観峰〜黒部平
支柱のない
ロープウェー

9/22 16:17

赤沢〜スバリ〜針ノ木

9/22 16:19

ロープウェー
今年3回目かな

9/22 16:49

きょうも
あしたも
黒部川は
下ノ廊下を流れる

9/22 16:59

黒部ダム
多くのひとでごった返す
関電トロリーバス乗り場

9/22 17:22

関電トロリーバス
今年50周年だよ

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-620 オリンパス

感想

sirius

ようやく念願かなった下ノ廊下と北方稜線。

2年前は地震で十字峡手前の斜面が崩落し登山道が崩壊。
ルートの迂回を余儀なくされた。
昨年は、あろうことか、糸魚川駅のホームに財布を落としてしまい
万事休す。財布は何とか戻ってきたものの祖母谷温泉で涙をのんだ。
そして今年。
一番の心配はお天気。今夏は2度の3連休を秋雨前線で棒に振っていたから。
でも杞憂に終わった。台風一過後の好天続きでドピーカン。
久々の青空に歓喜したのはいうまでもない。


ゆっくり写真を撮りまくって阿曽原まで8時間。
先行者は2名ですれ違ったのも2名だけだった。
阿曽原で小屋の人が下ノ廊下を抜けてきた人は今日が最初だと言っていた。
開通初日だったわけだね。

ハイライトはやっぱり「白竜峡」かな。
白く泡立つ黒部川の激流と深く青い水面が美しい峡谷です。
ワクワクしながら歩いたよ。楽しかったなぁ。

あ、そうそう、是非、十字峡の展望台へは足を運んで下さい。
せっかくここまで来て黒部峡谷の美を見ないのはもったいないので。
展望台への下り口には立派な看板があるのですぐにわかります。

「黒部の父」冠松次郎が下ノ廊下を広く世に知らしめてから90年。
彼はまた、早月尾根の命名者でもある。
彼が絶賛した風景が目の前に広がる。
時を越えて彼と同じ時間を共有したのだった。

そして北方稜線。
早月尾根から登ることが常だった剱に遂に終止符をうつ時がきた。
心配していたお天気も前日になって晴れの予報にかわりひと安心。
気持ちよく踏破できた。
長次郎の頭を巻くところで少し下り過ぎて、コルまで登り返すはめに
なったけどそれはそれでいいでしょう。バリエーションは決まった
ルートはないんだからね。自分でルートを決めればいいんだ。

剱からの下山で大渋滞にはまったのはまいった。
連休だから仕方ないね。
登山道が渋滞するのはここと槍の穂先と富士だけだよ。
まあ、とにかくアルペンルートの時間に余裕で間に合ったからよかった。

帰ってきてから4日たつけどまだ余韻が残っている。
あ〜また行きたいな。
紅葉の下ノ廊下もいいだろうな。
長次郎谷からの北方稜線もいいよね。
源次郎尾根だって、いつかは八ッ峰も？？？

黒部と剱は最高だ！

コメント

sakura

やりましたね
siriusさん　おめでとうございます

私も一日遅れで踏破しました
一日違いなので臨場感もリアルでいいですね

私は初日が二股で幕営でしたので、翌日は三ノ窓まで行って幕営しました

あの黄色いテントは山岳警備隊の方々のものでした、チンネで訓練のようでしたよ

同じく余韻にどっぷり浸ってます
三ノ窓での一夜を思い出すと夢のようです

今度はどこかでご一緒したいですね

tama-nyan

小窓でテントの人です♪
下ノ廊下＆北方稜線ってお買い得というかお楽しみ満載の山行ですね〜

私たちは同じ20〜22の日程で馬場島から赤谷山に登ってヤブの稜線を剱まで歩きました。お天気に恵まれ北方稜線でしか見ることのできない剣の姿を眺めながらの山行は楽しかったです。早月の下山は空いてましたよ。

今年は剱yearと決めていた私たちは７月以来の剱でした。（８月は悪天で断念 ）

yokowv

超超ニアミス！
siriusさん、こんばんは！
予定通り北方稜線を踏破されたようですね！お疲れ様でした。
私達も、何度も肝を冷やし寿命を縮めつつも、何とか歩き通すことができました。

22日、単独の男性何人かとすれ違いましたがsiriusさんではなかった。。。
三の窓で幕営とも仰っていたので、我々が剱沢テン場から剱岳本峰へ向かって登っている間に、早々に下りコースで下りてしまって会えなかったのかな？あるいは山頂の人混みの中にいらしたのかな？と話していました。

お写真の撮影時刻から判断するに、siriusさんがガレ場を下りすぎて長次郎のコルまで登り返されているときに、我々はコルから岩峰に取り付いていたのだと思います。

207枚目に注目！
後から青ザックの人→黄ウェア・グレーのヘルメットの人→青ザック＆赤ヘルの人と並んでいますよね。
青ザック＆赤ヘルが私で、黄ウェア＆グレーヘルがUtunduさんに間違いありません！
この時間帯、長次郎谷を上がってくる人は大勢お見かけしましたので、きっとその中に登り返し中のsiriusさんもいらっしゃったんだろうなあ。。

またいつかどこかでお会いできますように！

※noboさん、207枚目は写っている人全てではないけど、うちら（私とUtuさん）も写ってませんか？違うの？

nagagutu

すごい。
siriusさん、こんばんは。

やりましたね。剱北方稜線。
「この先一般登山者進入禁止」と書いてあるあの道を上ってきたなんてすごいです。

私はビビリなので、マネできないかな。
1日違いの登頂だったので、ニアミスでしたね。
早月尾根は渋滞することはありませんでしたが、あれだけ人がいれば、鎖場での渋滞はしょうがないですね。

無事の登頂おめでとうございました。

noborunda

siriusさん、お疲れさまでした！
22日早朝、剱岳本峰より北方稜線へ向かう際、
すれ違う方が居れば siriusさんですか、って聞きながら歩いてました。

二子岩のビバークポイントでも聞いたけど違った・・・

207枚目の写真は私達のパーティーではないようです。

実際には201枚目（モアイの象付近）に写ってるパーティーの直ぐ後ろに私達は居ました。
数十メートルも離れていません。
私達はこの時、稜線より少し下のバンドを進んでいましたが、
201枚目に写ってるパーティーは少し上、稜線沿いに進んでいました。

siriusさんがこのパーティーとすれ違ったと云う事は、
siriusさんもこの辺りは稜線通しで進まれたようですね。

三の窓でビバークされるような計画だったので、
てっきり、早立ちされて人の多い剱岳本峰ですれ違ったのかとも思ってました。
お会い出来ず残念でした・・・

いずれにしても、下の廊下&北方稜線、ご無事に歩かれて何よりです、
お疲れさまでした。

クマ

長年の夢を実現！
siriusさん、とうとうやりましたね。
本当におめでとうございます。

自然にさからうことなく、慎重にタイミングを選ばれて、
今回、絶好の機会をゲットされたと思います。

その分、達成感もひとしおだと思います。
レポートを読んでいて、なんだか、ボクもうれしくて仕方ありませんでした。

クマ

makasio

すごい。やりましたね。
3連休。予報通りの好天になりましたね。
念願の北方稜線。やりましたね。

このルートをソロでやり遂げるのがさすがです。
俺もいつか、いつの日か、後に続きたいと思います。
（いつになるのかなあ）

noborundaさん達とニアミスだったようですね。

素晴らしい3日間。お疲れさまでした。
やり遂げた余韻、最高ですね。

sirius

お疲れ様でした！
sakura0725さん、こんにちは。

sakuraさんもおめでとうございます。

22日のお天気が → になってほんとよかったです。

三ノ窓で夢のような一夜なんていいですね。
来年は幕営してみようかな。

剱は最高！当分、余韻が抜けそうにありません。
レコは後でゆっくり拝見しますね。

sirius

はじめまして
nanamieさん、こんにちは。

小窓で幕営できるとは知りませんでした。
なので雪渓から見上げたとき何か動物がいるのかなと
勘違いしてしまいました。スイマセン

赤谷山ということは、ブナクラ乗越へ上がったのでしょうか？いや〜、凄いですね。完全な藪漕ぎなんでしょうか。
こっちの方から剱までつなげれば充実感が違いますよね。
わたしも是非、いつの日か猫又山の方から北方稜線を歩いてみたいです。

カニのよこばいはどうしても時間かかりますね。
山頂にあれだけの人がいたので諦めました。

お互いに楽しめて良かったですね。

sirius

すぐそばにいたのに・・・
yokowvさん、こんにちは。

まずはお互いに踏破出来てよかったですね。
皆さんも楽しまれたようでなによりです。
寿命は大丈夫ですか？
まだお若いと思うので先がありますからお身体を大切に！

私もすれ違うパーティーに注意しながら進んでいたのですが・・・。
そうか、モアイの像？という岩峰を通過してから少し
長次郎側を下ってしまったんですよね。
そのまま稜線伝いに行ってれば会えたかもしれません。
う〜ん、残念。
ノボルンダさんが仰るように写真のパーティーの後にいたということはちょうど私の真上を歩いてらしたのですね。

またお会い出来るチャンスもあろうかと思うのでそのときはよろしく！

sirius

すごいことはないんですよ
nagagutuさん、こんばんは。

今まであの標識を見ていつかはと思っていました。
実際に踏破してみて感慨深いですね。
でもね、nagagutuさん。
正直いうと、今度歩いた部分だけでいえば、そんなに
ビビるところはないんですよ。
北ア一般ルートの岩場を難なくこなせるなら大抵は
大丈夫かと思っています。踏み跡もしっかりしてますし。
もちろんお天気によるのはいうまでもありませんね。

それでも自信がついたのは確かです。
きっちり最後までやり遂げられたのは大きい。
これで剱を楽しむバリエーションが増えました。

sirius

お疲れ様でした
noboruudaさん、こんばんは。

モアイの像でしょうか、あの岩峰を通過してから
少し下り過ぎてしまったんですよね。
う〜ん、悔やまれます。残念でした。

予定では三ノ窓で幕営と思ってたんですが・・・。
雲切新道の登りで消耗しました。
テント担いで登る道ではありません。
早々に弱気？になって池ノ平止まりでした。

皆様も無事に歩き通せたようで何よりでした。
いずれどこかで・・・

sirius

次へ向かって・・・
クマさん、こんにちは。

とうとうやりました。
クマさんに喜んでもらえるとは光栄です。
当分、余韻が冷めそうにありません。

今夏は雨に泣かされてきました。
でも今度はお天気に助けられました。
仙人池ヒュッテで晴れると聞いた時は本当に嬉しかったです。
事前の予報がくもりだったので尚更です。
それまで稜線がガスったら大丈夫かな？
不安な気持ちで一杯でした。
そんな気持ちも晴れると聞いて吹っ飛びました。
やっぱりお天気なんですね。
泣くのも笑うのもすべてはお天気次第。
自由に天候を選んで山に行けたら最高ですね。

今年の北鎌は諦めました。
来年、湯俣から西穂まで繋げてみたいと思います。
そして、前穂北尾根。
来年の目標です。

sirius

ほんとに素晴らしかったですよ
makasioさん、こんにちは。

北鎌、前穂北尾根、北方稜線。
みんな魅力的だよね。
makasioさんも1歩ずつ、目標に向かって進んで行きましょう！
わたしも来年の目標を決めています。
それに向けてしっかり準備します。

noboruudaさん達とは会えず残念でした。
ほんとすぐそばにいたのにね。

Tami

siriusさん☆
まずは本当におめでとうございます
中々晴天の中の山行が出来なかったsiriusさんのレコを見ていて、やっと晴れた！！！！と、本当に嬉しくなりました（マルデジブンガアルイタミタイニ ）

それにしても凄い！の一言です。
緊張を強いられるシーンも多かったと思いますが、そんな合間にお花がみれて、大満足です
北方稜線なんて、口にするのも憚れるような、私には別次元の世界ですが、レコを通じて体験でき、感謝しています。
siriusさんの想いが伝わってくる、素晴らしいレコですね
白竜峡、私も見てみたいなぁ。。。

あ、赤い　何のお花かな？はカライトソウかな。ワレモコウの仲間です

本当に別次元の体験をいつもさせて頂き、ありがとうございました
これからも楽しみにしています。

sirius

晴天がいちばん！
Tamiさん、こんにちは。

いや〜、久々の晴天、それもドピーカンで嬉しくてたまらなかったですよ。
晴天のなか歩けて本当に最高の気分でした。

お花はもう終わりですね。
仙人谷の黄色のお花の群生が印象的でした。

北方稜線は別次元でも下ノ廊下は2日で行けますよ。
これからは紅葉もたのしめます。
阿曽原の小屋が閉まる10月末まであと1ヶ月ですね。
水平歩道で欅平まで出てトロッコ電車に乗れば更に
楽しい山行になること間違いなし！
下ノ廊下〜水平歩道はお薦めのルートです。

onsen

北方稜線
siriusさんお久しぶりです
暫く山を離れておりました
ノボさんからsiriusさんが北方稜線ですれ違うと聞いて
お会いできるかと楽しみにしていましたが、ほんの
ちょっとの違いですれ違いになってしまい残念です。

またどこかの山でお会いしましょう。

sirius

おひさしぶりです
onsenさん、こんばんは。

今回はお会いできなくて残念でした。
ほんとすぐそばにいたんですよね。
悔やまれます。

長らくお名前を見なかったのでどうされたのかと
思ってました。
これで復活されたのですね。

冬はまた八ッへ行かれるのでしょうか。
お会い出来たらいろいろお話をお伺いしたいです。