本州遠征、立山と劒岳
- GPS
- 48:33
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 2,196m
- 下り
- 2,145m
コースタイム
9/23 剱沢小屋5:50→6:07剣山荘6:12→6:38一服剱6:43→7:32前剱7:37→8:58剱岳9:30→10:39前剱10:51→11:28一服剱11:40→12:13剱沢小屋12:28→12:38テン場12:44→13:25剱御前小舎13:32→14:53雷鳥荘
天候 | 9/22 晴れ 9/23 快晴のち晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
9/24 雷鳥荘6:33→7:03室堂7:45<立山黒部アルペンルート>10:35信濃大町10:50<JR東日本>11:48松本11:51<しなの10号>14:01JR名古屋駅⇒セントレア中部17:20<GK437便>19:05新千歳空港 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
今年は春山の八甲田山と富士山、そして夏山の尾瀬、奥穂〜西穂のジャンダルムと
本州遠征が続いて、貧困生活。でも、山友KT子さんの剱岳行きたい熱発生。
冬山のスキーで一緒に行くことが多いマサさんにお願いすると、OK返事。
マサさんは名古屋に20年ほどいたことがあり、本州の山に詳しいです。
でも、初めの計画書には北方稜線とか長次郎沢からとか、バリエイションルートがてんこ盛り(^_-)
岩や沢をやっていないKT子さんには無理です!と言うことで立山を足慣らしに
剱岳は一般ルートの別山尾根コースです。
21日:朝、札幌出発で一日がかりで室堂へ。室堂からヘッ電つけて雷鳥荘です。
マサLはテント泊が大好きと言うことで、テンバへ。ベジタリアンだから
小屋泊にしても食べるものがないしね。山小屋の雷鳥荘、北海道人に言わせると
山小屋じゃなくホテルだわ。素晴らしい温泉もあり食事も美味しい。
でも、喜びすぎて温泉で足が滑り右足ヒトサシ指を突き指(+_+)
明日が心配。。。
22日:テンバからマサLが迎えに来てくれて立山へ。
右足の指、紫色になって腫れて痛いけど登山靴は履けました。ホッ(^_^.)
浄土山から一回りの予定だったけど、指が痛いのでまっすぐ雄山からにしてもらいました。
前後に人が見える状態の山登り、違和感があるけど晴れて景色も素晴らしいので我慢。
雄山は観光地ですね。雄山の山頂部分は拝観料¥500払わないと登れません。
なんか暴利とか思ってしまったけど、二度と来ないだろうからとKT子さんと登ります。
狭い山頂部分は、河原の小石が敷き詰められているんです。
毎年、小学生とかが立山参りで下から河原の小石一個をもって登るらしいです。
お祓いは丁寧で、山の歴史などの説明もあり、¥500の価値あるかも!(^^)!
剱岳、無事に登れそう(^_-) 最後にお神酒を頂いて終わりです。
雄山から立山の最高峰大汝山へ。人ダラケ。立山三山は雄山と大汝山そして
富士ノ折立を言うそうです。折立の山頂部はちょっとした岩登り、でも楽勝。
今日は楽勝コースということで、どこの山頂でもマッタリ。
どこが最高峰か分からない真砂岳、そして別山へ。
別山を過ぎると、あとはこの日の宿泊場所の剱沢小屋へ降りるだけ。
マサLはこの日も剱沢小屋の手前(上部)にあるテンバです。
剱沢小屋、ほぼ8割程度の混み具合だったのかな。
受付時に予定を聞かれ、明日は剱岳と言ったら、しっかりレクチャーがありました。
とても事故が多いらしい。プリントも頂いたので、マサLに報告がてらビールを差入に。
小屋から10分ほどの登りでテンバへ。テンバも8〜9割の埋まり具合かな。
テンバでビール飲みながら明日のことを打ち合わせしてマッタリ。
KT子さんはビール飲まないから、剱沢小屋で昼寝(?)
剱沢小屋、シャワーがあります。石鹸禁止だけど熱いシャワーは最高ですね。
23日:テンバにテント装備を置いて身軽なマサLが到着。
私達も必要最小限の荷物にして、要らない物は小屋に預けて出発です。
快晴のもと、ノンビリと出発です。連休最終日と言うことで、そんなに混んでいないみたいです。
剣山荘でトイレタイムして、いざ剱岳へ!
先行者が見えます。一服剱の手前のガレ場は、先行者の歩みが気にになります。
落石を起こされそうです。ここでヘルメットにします。
鎖場も出てくるんですが、この辺は斜度もさほどじゃないので、鎖は使わずに登れます。
鎖場には番号がふられた標識がついてます。全部で13ヶ所の鎖場があるらしい。
余裕のつもりで登っていたけど、どこにどんな鎖場があったのか
あとで写真を見て、なんとなく納得。でもよく思い出せませんです。
ジャンダルムも必死だったけど、剱岳もなかなかな高度感で必死でした。でも楽しい!
カニのタテバイ・ヨコバイ以外にも、登りと下りのルートが分かれているところが多く、
登山者が交差するところは広い所が多かったように感じました。
山小屋の人が話していたけど、映画「剱岳・点の記」以来、登山者が急増、事故も多くなったそうです。
早朝のヘッ電登りの人たちが何組か降りてきて、交差に待つことはありましたが、
渋滞にはなりませんでした。
前剱を過ぎたぐらいから雲が湧きだし、岩稜登りが暑くなく登れたのはラッキー。
でも、景色も半減(^_^.) 水不足になるよりはいいかって感じでしょうか、。
カニのタテバイも一組登っているのが見えたけど、私たちが取付くときには見えなくなっていました。
前日、ヘッ電つけて登った山友の話では、ものすごい数の入山者だったそうで、
降りる時に撮ったタテバイの大渋滞の写真は、笑ってしまうぐらい凄いです。
剱岳、ゆっくり確実に3時間ほどで登ることができました。
KT子さんも、私とマサLに挟まれて頑張って登りました。
富山側は雲が湧き展望はなかったですが、八峰・長次郎沢など、大きな山を実感。
立山も上の方に雲をまとっていましたが、それなりに見え、大満足です。
マッタリしたのち下りです。登りより下りに事故が多いので、焦らず降りてきました。
剣山荘手前ぐらいから、テント撤収があるマサLに先行してもらい
私も剱沢小屋手前から、たまには全速力で歩きたいとKT子さんを置いてきぼり(^_-)
来た道だから迷うはずないと思っていたけど、剱沢小屋で預けた荷物を引き取り、
ついでにトイレとお水をもらいKT子さんを待つも、いつまでたっても来ない。
剱沢小屋が分からずテンバまで行ってしまったそうで、空身で戻ってきてましたわ。
テンバでマサLの片づけを待ち、この日の宿泊地の雷鳥荘へ。
剱御前小舎への登り返しが辛かった(+_+) 足の指も痛くなってたし。
マサLも温泉に入りたいと、一緒に雷鳥荘泊です。
剱岳登頂祝いのビールが最高だった。
24日:雷鳥荘から室堂ターミナルまでの遊歩道歩きが、地味にきつい(+_+)
バス・ロープーウェイ・ケーブルカー・トロリーバス・普通のバスで信濃大町へ。
黒部ダムは放水していて、迫力がありました。
信濃大町からJRで松本。途中で緊急停止信号が出たとかで8分近く遅れ
松本で3分しか乗り継ぎ時間がないのにと焦りましたが、私達の遅れた電車を
待っていてくれました。無事に特急しなのに乗車。
セントレア中部国際空港でお土産買って帰ってきました。
雨にも当たらず、楽しく無事に山を堪能でき、マサLに感謝だ。
KT子さんも自家製トウキビやら差入いっぱいで、貧困生活者にはありがたかったよう!
marikkaさん、剣岳登頂おめでとう! P級長です。
剣には40年以上も昔2回ほど登っていますがほとんど記憶にありません。
当時は一般ルートでのヘルメット着装は皆無で、時代の流れ感じます。
でも、目にした景色は40年に私が見たものと同じだったのでしょうね。
私も7月に八ッ峰狙いで40年ぶりの剣遠征でしたが、悪天で別山乗越に上がるので精一杯でした。
marikkaさんが、まささん、KT子ねえさんと登頂したのがなんかうれしかったなぁ〜。
まささんテントだったんだぁ、さすがだね!
KT子ねえさん、タフだね、ほんと感心するWA!
お天気が心配でしたが、晴れて本当に良かったです。
剱岳の鎖場、一般登山者用に、とても整備されていて
三点確保さえしっかりすれば、なんの問題もないですね。
渋滞が不思議でしたか、岩に慣れていない初心者が登るからだなと思いました。
40年前は、こんなに整備されていなかったでしょうから、
もっと楽しかったのでは
ヘルメット着用率も、ここ2・3年で増えたようです。
韓国人が岩を落すとマサさんが言ってたので、それもあるかも。
頂上では、バリエイションルートからと思われる装備の人もいて
P級長も、お天気が良ければ、こんな感じで頂上だったのかなと
眺めてました。
マサLのザック、持ってみましたが行きは重くて持ち上げられなかった
帰りのザックは、背負えましたが16kgぐらいかな。
それぐらい背負ってもらわないと、私たちのペースには合わせられないみたい
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