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Yamareco

記録ID: 3511673
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

白峰三山と白峰南嶺(笹山からダイレクト尾根を下る)

2021年09月10日(金) 〜 2021年09月12日(日)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
21:30
距離
26.5km
登り
2,713m
下り
3,478m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:41
休憩
0:57
合計
5:38
9:57
9:58
19
10:17
10:17
36
10:53
10:59
21
11:20
11:26
54
12:20
12:28
101
14:09
14:34
3
14:37
14:48
42
2日目
山行
4:40
休憩
0:22
合計
5:02
5:10
30
5:40
5:48
18
6:06
6:07
19
6:58
7:09
40
7:49
7:50
69
8:59
9:00
72
10:12
3日目
山行
10:15
休憩
0:26
合計
10:41
5:04
59
6:03
6:03
29
6:32
6:37
27
7:04
7:04
28
7:32
7:36
83
8:59
9:00
46
9:46
9:47
83
11:10
11:22
7
11:29
11:30
67
12:37
12:37
77
13:54
13:55
30
14:25
14:25
78
15:43
15:44
1
15:45
ゴール地点
天候 1日目 晴
2日目 高曇り 曇り 霧雨
3日目 高曇り
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奈良田第一無料駐車場。簡易トイレ・手洗い場有り。
広河原行バス停は50m戻る。
奈良田。新しい駐車場のトイレと朝日を浴びる山々。
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奈良田。新しい駐車場のトイレと朝日を浴びる山々。
ここで発車を待つ。10人位並んだ。半分は釣客。
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ここで発車を待つ。10人位並んだ。半分は釣客。
平日だから始発は8:40。
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平日だから始発は8:40。
バス待ちの間にお空でも撮ろうか。ラストを飾る吊り橋と共に。
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バス待ちの間にお空でも撮ろうか。ラストを飾る吊り橋と共に。
広河原。北岳山頂にご挨拶。
3
広河原。北岳山頂にご挨拶。
まだ木の香りのする新しい階段。立派。
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まだ木の香りのする新しい階段。立派。
鳳凰三山。
この沢で手ぬぐいを濡らして首に掛ける。
2
この沢で手ぬぐいを濡らして首に掛ける。
白根御池小屋から北岳山頂を眺める。
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白根御池小屋から北岳山頂を眺める。
ヘリから荷物が降ろされスタッフが作業していた。営業できるのかな。
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ヘリから荷物が降ろされスタッフが作業していた。営業できるのかな。
池の畔のテント場も今はひっそり。
2
池の畔のテント場も今はひっそり。
キレイだ。ハァハァ。
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キレイだ。ハァハァ。
大きな仙丈岳。
振り返って小太郎分岐。バックセンターに赤岳ちらり。雲の中は仙丈岳。
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振り返って小太郎分岐。バックセンターに赤岳ちらり。雲の中は仙丈岳。
肩の小屋手前で富士山を見つける。ほぼ同じペースの仲良し3人組とモデルごっこして遊ぶ。早く小屋に着く必要もないし、右見て左見て…。
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肩の小屋手前で富士山を見つける。ほぼ同じペースの仲良し3人組とモデルごっこして遊ぶ。早く小屋に着く必要もないし、右見て左見て…。
足元にはイワツメクサ。
3
足元にはイワツメクサ。
雲が沸く
雲が仙丈岳を囲む。
2
雲が仙丈岳を囲む。
雲海から富士山が顔を出す。
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雲海から富士山が顔を出す。
テント場。
甲斐駒ケ岳。
夕焼けの限界。
おはよう。ヤマレコ登山開始ボタンを忘れていたのに途中で気付く。北岳山頂から仙丈と甲斐駒。夜は風と雨の音で不安になるが、出発できた。
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おはよう。ヤマレコ登山開始ボタンを忘れていたのに途中で気付く。北岳山頂から仙丈と甲斐駒。夜は風と雨の音で不安になるが、出発できた。
富士山少し。
鳳凰三山。
北岳山荘でトイレを借り、水分補給後、霧雨。北岳山荘は休業中だがスタッフが作業していた。雷直撃の中白根山山頂標識。
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北岳山荘でトイレを借り、水分補給後、霧雨。北岳山荘は休業中だがスタッフが作業していた。雷直撃の中白根山山頂標識。
間ノ岳山頂に着くと、青空。
4
間ノ岳山頂に着くと、青空。
でもすぐこうなる。
4
でもすぐこうなる。
正面は農鳥岳。この下には農鳥小屋が良く見えていた。
4
正面は農鳥岳。この下には農鳥小屋が良く見えていた。
見落としそうもない三国平への分岐。トラバースでずり落ちる自分を想像。
4
見落としそうもない三国平への分岐。トラバースでずり落ちる自分を想像。
農鳥小屋手前のナナカマド。
3
農鳥小屋手前のナナカマド。
荒川沢。
農鳥小屋に着いた。早すぎるし岩に座っておやつしているとご主人が来た。天気が悪いんだから早く行きなって。予約してある事、コース縮小し早く着いた事、明日は笹山に行きたいから今日泊まりたい事を伝えると、コーヒーセット・ストーブ・コタツと温めている布団を勧めてくれた。
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農鳥小屋に着いた。早すぎるし岩に座っておやつしているとご主人が来た。天気が悪いんだから早く行きなって。予約してある事、コース縮小し早く着いた事、明日は笹山に行きたいから今日泊まりたい事を伝えると、コーヒーセット・ストーブ・コタツと温めている布団を勧めてくれた。
水場への道。ご主人が良い所だからぜひ行ってみなって。
4
水場への道。ご主人が良い所だからぜひ行ってみなって。
極上の水。
道も整備されている。
4
道も整備されている。
お外でぼんやりビールタイム。この後、職場の登山仲間という2人が追加。ご主人も一緒に4人でコタツを囲みまったりおしゃべりタイム。偶然にも同じ地方の方言が通じる。ご主人が食事の支度開始の3時まで続いた。
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お外でぼんやりビールタイム。この後、職場の登山仲間という2人が追加。ご主人も一緒に4人でコタツを囲みまったりおしゃべりタイム。偶然にも同じ地方の方言が通じる。ご主人が食事の支度開始の3時まで続いた。
夕食。ビールは売り切れているのに朝食にはなんと生卵付き。他にジャスミンティ・玄米茶も頂き、大満足のお食事タイム。
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夕食。ビールは売り切れているのに朝食にはなんと生卵付き。他にジャスミンティ・玄米茶も頂き、大満足のお食事タイム。
真っ白だったのに突然の夕焼け。大急ぎで他のお客さんを呼びに行っている間に再びガス。でも大喜び。
4
真っ白だったのに突然の夕焼け。大急ぎで他のお客さんを呼びに行っている間に再びガス。でも大喜び。
おはよう。晴を確信していたのに、カッパとザックカバーで出発。
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おはよう。晴を確信していたのに、カッパとザックカバーで出発。
昨日に負けない爆風でふらつきながら写真を撮る。
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昨日に負けない爆風でふらつきながら写真を撮る。
真っ白の西農鳥岳。ここで12泊目の大学生4人組と再会。爆風に帽子が吹っ飛び、ヘッドランプも一緒に吹っ飛んだのに気付かず、別れた後わざわざ届けてくれた。ありがとう。元気で楽しんでね。
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真っ白の西農鳥岳。ここで12泊目の大学生4人組と再会。爆風に帽子が吹っ飛び、ヘッドランプも一緒に吹っ飛んだのに気付かず、別れた後わざわざ届けてくれた。ありがとう。元気で楽しんでね。
その後、農鳥岳に向かう岩場に必死にしがみついていると、職場の登山仲間2人に早くも追いつかれる。見るに見かねて大門沢下降点まで一緒に歩いて貰える事になる。
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その後、農鳥岳に向かう岩場に必死にしがみついていると、職場の登山仲間2人に早くも追いつかれる。見るに見かねて大門沢下降点まで一緒に歩いて貰える事になる。
刺激的な時間。足を置く位置から始まり、色んな幅の段差での歩き方、ガレ場の下りの姿勢等、とても勉強になった。本能のママに歩き余分に疲れていた私。ここで臨時チームは解散。感謝。
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刺激的な時間。足を置く位置から始まり、色んな幅の段差での歩き方、ガレ場の下りの姿勢等、とても勉強になった。本能のママに歩き余分に疲れていた私。ここで臨時チームは解散。感謝。
相変わらず爆風で真っ白だけど、指導を受けたおかげで、笹山まで歩けそうな気がしてきた。
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相変わらず爆風で真っ白だけど、指導を受けたおかげで、笹山まで歩けそうな気がしてきた。
時々見えるし。
なのに真っすぐ行きそうになり戻る。続きは左側。
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なのに真っすぐ行きそうになり戻る。続きは左側。
爆風にふらつきながらもニタニタしちゃう。
4
爆風にふらつきながらもニタニタしちゃう。
歩いて来た広河内岳と奥に農鳥岳。
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歩いて来た広河内岳と奥に農鳥岳。
塩見岳と蝙蝠岳かもしれない。
3
塩見岳と蝙蝠岳かもしれない。
あの見事にとがっているのは北岳かもしれない。
3
あの見事にとがっているのは北岳かもしれない。
富士山の二重笠雲。
6
富士山の二重笠雲。
大籠岳に続く道。
4
大籠岳に続く道。
大籠岳山頂。
3日通して鳳凰三山はガスに全部隠れる事無く比較的良く見えていた。
4
3日通して鳳凰三山はガスに全部隠れる事無く比較的良く見えていた。
富士山もずっと一緒。
4
富士山もずっと一緒。
白河内岳に向かう道。目印を見つけてはそこまで歩きやすそうな所を歩いて行き、また次の目印を捜す。
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白河内岳に向かう道。目印を見つけてはそこまで歩きやすそうな所を歩いて行き、また次の目印を捜す。
白河内岳山頂。
仙塩尾根かもしれない。
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仙塩尾根かもしれない。
笹山が見えた。ここでまた歩くべき道がわからなくなる。周囲を見渡すと必ずテープ・ペンキ・ケルン等の目印があるので、捜しながら歩く。大きな岩の上やハイマツの中を歩いた。
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笹山が見えた。ここでまた歩くべき道がわからなくなる。周囲を見渡すと必ずテープ・ペンキ・ケルン等の目印があるので、捜しながら歩く。大きな岩の上やハイマツの中を歩いた。
テントの跡。この先は樹林帯。
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テントの跡。この先は樹林帯。
爆風はさえぎられるが急に深い森になったので、なんか怖い。
1
爆風はさえぎられるが急に深い森になったので、なんか怖い。
木々の間から塩見・蝙蝠岳だと思う。
3
木々の間から塩見・蝙蝠岳だと思う。
急に開けて笹山北峰の標識が見えた。
4
急に開けて笹山北峰の標識が見えた。
笹山北峰から富士山。
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笹山北峰から富士山。
塩見・蝙蝠岳。
振り返って歩いて来た山を眺める。
2
振り返って歩いて来た山を眺める。
南側。悪沢岳かも。
2
南側。悪沢岳かも。
見納め。
緑がきれいな森を楽しむ。
1
緑がきれいな森を楽しむ。
笹山南峰山頂。
テントの跡。
奈良田はこちらから。
2
奈良田はこちらから。
今回最後の富士山。
4
今回最後の富士山。
ずっとブレーキを掛けながら下りて来た。太ももガクガク。急で細くて柔らかい道。3回転倒。最後に延々と続く鉄パイプ。ここで過呼吸になる。確実に進む老化。
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ずっとブレーキを掛けながら下りて来た。太ももガクガク。急で細くて柔らかい道。3回転倒。最後に延々と続く鉄パイプ。ここで過呼吸になる。確実に進む老化。
息を整えてなんとか奈良田ダム湖へ。
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息を整えてなんとか奈良田ダム湖へ。
沢の水を集めて奈良田湖に大放出中。白い水しぶきの中に青い色の水が見える。
3
沢の水を集めて奈良田湖に大放出中。白い水しぶきの中に青い色の水が見える。
駐車場に向かう吊り橋。歩けた。良かった。嬉しすぎる。
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駐車場に向かう吊り橋。歩けた。良かった。嬉しすぎる。

感想

白峰南嶺ダイレクト尾根下りは時間が掛かるのはわかっているけど、ムーミン族のおばあたんがテントを担いで歩けるわけも無く、歩きたい一心で行ってしまった。天気は決して快晴とは言えないし、稜線上はずっと爆風だったけど、高雲りで周囲の山を充分堪能する事ができた。今回の目玉農鳥小屋では、天候不安定のためのコース縮小で早く着いたけど、ご主人の配慮のおかげで楽しく過ごさせてもらった。ビールもコーラも手ぬぐいも売り切れだけど、ご主人は今まで通りの自由な山歩きこそ楽しいと考えており、予約無しでもOKだし、キャンセル料は取らないし、コロナ禍でも値上げはしていない。でも安全対策は徹底しているため、続出する15時過ぎの到着者への対応は圧巻だった。皆さんご主人にかまってもらいたくて、すごそこで15時になるのを待って受付しているんじゃないかと思っちゃった。

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コメント

matabeさん、こんばんは
白根三山&南嶺を完歩、お見事です!7月上旬の広河内岳の時から抱き続けられた想いを遂げられたことに乾杯!
 山を愛し楽しむ気持ちがとても伝わってくるレコをまたまた楽しく拝見させて貰いました。ありがとうございます♪
 白根三山を経たのち農鳥小屋から一気に高山を三座駆け抜けるように通過し、しかもあのダイレクト尾根をするすると下山する荒業を成し遂げた訳ですから、凄い!!! 
 処で、百高山登頂コンプリートが視野に入って来ましたネ。ピークハントがすべてでは無いと思いますが、絶景を楽しみながら結果として付いて来たら最高ですね(^^♪
 それにつけても新型コロナの問題が早く解決してくれると良いですネ
2021/9/13 23:36
yamagutu さん、おはようございます。
優しいお言葉ありがとうございます。嬉しいデス。
でも私、全然駆け抜けられません。稜線では爆風によろけながら、ダイレクト尾根では転倒の恐怖と戦いながら、最後は過呼吸で締めくくりました。特にダイレクト尾根は2度目は無いと確信しながら下りました。
古くからの友人や家族と年に1回旅行代わりに歩いて来た日本アルプス。100高山の存在を知った時は既に半分歩いていました。目指した時期もありましたが、今では無理とわかってます。でも歩きたい山は100高山周辺にあるんです。yamagutu さんならわかってもらえると思います。
楽しく元気に続けたいですね。それからコロナ収束願いですね。
2021/9/14 7:22
あねさんこんにちは(^o^)
このコース、この夏に歩きたかったコースです。゚(゚´ω`゚)゚。
お盆の長雨に山小屋の休止で今年も泣く泣く諦めました🥲
土日は私もガスと風に苦しみましたが、最後は綺麗な高曇り、中アルプスからあねさん歩いてる稜線見てましたよ( ´ ▽ ` )
道中の出会いやエピソード、どれもあねさんらしくてほっこりしました(*´ω`*)

ほんと、百高山のある稜線はどこも素晴らしいですね!
ピークは通過点だけど、その過程がどれも素晴らしくて、きっとまた戻って来ようと思う、そんな場所ばかりですね😊
今年はものすごい勢いで秋がやってきて、高山はあと何回歩けるかなぁ…(´ω`)
2021/9/14 12:03
makoちゃん、コメントありがとう♡嬉しいデス。
お二人のご活躍をいつもかげながら喜んでいます。
中央アルプス歩かれていたんですね。初日は良く見えていましたよ。
中部横断道の全線開通のおかげで、奈良田までとてもスムーズに行けるようになりました。
まだまだ制限があるけど、山歩き、楽しもうね♪
2021/9/14 19:57
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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