立山・剱岳・劔御前・奥大日岳・龍王岳

2021年09月19日(日) 〜 2021年09月21日(火)

• GPS: 07:28
• 距離: 33.4km
• 登り: 2,095m
• 下り: 1,869m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:59
• 休憩: 1:20
• 合計: 7:19

8:36 室堂
9:42 9:42 一の越山荘
11:03 11:05 雄山
11:20 11:35 立山
11:35 12:11 大汝休憩所
12:58 12:58 富士ノ折立
13:33 13:36 真砂岳
14:24 14:28 別山南峰
14:36 14:52 別山北峰
14:59 15:02 別山南峰
15:24 15:24 剱御前小舎
15:57 剱沢キャンプ場

2日目

• 山行: 8:07
• 休憩: 5:05
• 合計: 13:12

15:57 剱沢キャンプ場
4:33 4:33 剱澤小屋
5:01 5:02 剣山荘
5:28 5:28 一服剱
6:29 6:29 前剱
6:29 6:39 前劔の門
6:51 9:23 平蔵の頭
9:33 9:37 前劔の門
9:54 9:55 前剱
10:32 10:34 一服剱
10:46 11:21 剣山荘
11:39 11:39 剱澤小屋
11:45 11:45 剱沢キャンプ場
13:12 13:12 剱御前小舎
13:22 13:22 剱御前山（最高点）
13:40 13:41 剱御前
13:52 13:55 剱御前山（最高点）
14:16 14:16 剱御前小舎
15:17 15:23 新室堂乗越
15:44 15:49 浄土橋
15:56 16:42 雷鳥沢キャンプ場
16:48 16:48 雷鳥沢ヒュッテ
16:52 17:35 ロッジ立山連峰
17:36 17:36 雷鳥沢ヒュッテ
17:42 雷鳥沢キャンプ場

3日目

• 山行: 7:55
• 休憩: 3:02
• 合計: 10:57

17:42 雷鳥沢キャンプ場
3:37 3:37 浄土橋
3:57 3:57 新室堂乗越
4:09 4:11 室堂乗越
4:38 4:38 ２５１１ｍピーク
4:44 4:45 カガミ谷乗越
4:56 4:57 奥大日岳
5:07 6:11 奥大日岳三角点
6:19 6:30 奥大日岳
6:41 6:46 カガミ谷乗越
6:49 6:55 ２５１１ｍピーク
7:24 7:24 室堂乗越
7:36 7:36 新室堂乗越
7:55 7:59 浄土橋
8:55 8:55 雷鳥沢ヒュッテ
9:05 9:05 雷鳥荘
9:22 9:53 みくりが池温泉
9:57 9:57 みくりが池
10:07 10:09 ホテル立山
10:33 10:34 室堂
11:21 11:21 室堂山展望台
11:52 11:59 浄土山
12:07 12:58 浄土山南峰
13:27 13:27 一の越山荘
13:58 13:58 立山室堂山荘
14:14 14:14 みくりが池温泉
14:25 14:25 みくりが池
14:32 14:32 ホテル立山
14:32 ゴール地点

天候

日中は
晴れ時々曇り
夜間は
月明かり時々曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

アルペンルートは扇沢から
4時時点で第3駐車場下段

コース状況／危険箇所等

浄土山の山頂踏めずログを見てもそういった人が多い筈だ

地図上の山頂を示すピンの位置はバツ印があるし、立山三山なのに祠がないからおかしいと思った
登山道通りに進んだのに...
途中で慰霊碑と「山」と赤マーカーされた岩を発見したが
コース上にバツ印があり明らかに山頂らしくないのでスルーしてきた
これらも山頂ではなかったと下山後にわかった
山頂と思った場所で立山研究所方向から来た人に聞いたところこの先だと聞いたので信じて進んでしまったが、やはり祠がなかった
山頂は登山道から北西に少し離れた石垣のある慰霊碑の奥
登山道にバツ印があるので紛らわしい

三山を目標にしていただけにとても悔しい

その他周辺情報

食事利用　
大汝休憩所　剣山荘　みくりが池ヒュッテ　室堂
入浴利用
ロッジ立山連峰(現在、温泉は露天のみ)

写真

9/19 9:56

期待以上の天気に大喜びで一ノ越へ
右側の龍王岳が今回の最終目的地だ

9/19 10:18

まずは雄山へ
室堂が雲に浮いていた
富山県側は一面の雲海

9/19 10:37

御山谷
長野県側に雲海はなく
富士山　八ヶ岳　浅間山　四阿山まで見渡せた

9/19 11:13

雄山と大汝山の中間から見た室堂
室堂の景色はこの先
見る場所によって変化する
この縦走路のメインだ

9/19 11:25

大汝山から
御前沢カールの氷河と黒部ダムの絶景だ
針ノ木岳から見る黒部ダムとはまた違い
大パノラマだった
ここに立つのは2回目
だけど晴れ間は初めて
この先の縦走も初めてだったが
前回と同じ2泊でも
今回は三山縦走と剱岳のほか室堂周辺を行き尽くす欲張りな計画だったので台風一過によりこの天気が続くことを期待していた

9/19 12:38

富士ノ折立から剱岳を見る
同じ2999mでも剱岳の雄大さは別格だ
そして内蔵助山荘がかわいく見えた

9/19 12:38

富士ノ折立から
右から五竜岳(白馬五竜🏂)唐松岳(八方尾根⛷)白馬三山が写真に収まった
その向こうには今年登った妙高山と火打山
向こうからは何も見えなかったので嬉しさも倍

9/19 13:11

富士ノ折立と真砂岳の中間あたりから見た室堂は
山崎カールと浄土沢が直線になり壮大だった
綺麗な曲線だ〜

9/19 13:17

拡大してみると
室堂の先で雲海に落ち込むようだった

9/19 13:28

富士ノ折立を振り返ると200m降ってきたので
室堂や一ノ腰から見てきたのとは違い雄大な山容だった
見えているのは氷河だ

9/19 13:37

この先は
赤屋根の内蔵助山荘を経て
下ノ廊下へ通じる登山道

9/19 13:45

真砂岳へと登り返す
なかなかどうしてか室堂から見るのと
実際とではまるで異なり高低差を思った以上に感じた
ただここからは足元を気にせず景色を堪能して歩ける
大好物の縦走路なので気持ちが晴れる

9/19 13:58

真砂岳と別山の中間あたりから見た室堂は地獄谷が見えて　また違った趣きだ

9/19 14:32

別山からは遮る山もなく剱岳が目前に迫る
この日の剱沢⛺️場には多くの⛺️も見えた
雲の上で⛺️だ
翌日は剱岳に行く

9/19 14:48

別山北峰からは白馬三山が近い
白馬村から見るのとではまるで違う
不帰嶮の先に火打山が見える

9/19 14:51

別山北峰から今までの縦走路を振り返る
右下の一ノ越からトンガリの雄山
中程に大汝山ときて富士ノ折立まで3000mの稜線だ
そして降って登った真砂岳

9/19 14:52

この日の縦走路は剱御前小舎まで
ハート型の雪渓が残る
ある思いが湧き出てきた

9/19 15:06

その剱御前小舎手前から
剱沢の先に雄大な剱岳が聳え
とても綺麗だった

9/19 17:12

剱沢⛺️へ降る途中から振り返ると
綺麗な空が広がっていた

9/19 17:14

剱沢⛺️場に設営後
ブラリ〜してみた
このあと落石音が聞こえた

下山後に地震があったことを知った
心配してくれる人がいて嬉しかった

9/20 6:38

2日目
⛺️の外が濃霧だった?️
途中も霧のなかだったけれど
陽射しが届くと晴れてきて
一服剱から剱御前への稜線が綺麗な弧を描いていた

9/20 7:10

あいにく前剱のあたりは霧中だったが雷鳥も見かけた
登り核心のカニの縦ばいを終えて
平蔵のコルまでの登山道を見渡す

9/20 7:21

頂上直下から
新室堂乗越の先に室堂が見える
翌日登る予定の奥大日岳(右上)は雲間に隠れていた

9/20 7:33

頂上では
早月尾根にブロッケンが発生した
早月川の先は富山県上市町(行ったことないけど)

9/20 7:43

頂上から左俣の向こうに白馬岳と杓子岳
雲が幻想的な風景を演出していた

9/20 7:50

この時北方稜線から単独登山者が
普通だった怖さは北鎌の比じゃない！と言って
ロープなしで登ってきた
只者じゃないのか？ほんとにそんなでもないのか？
行った者にしかわからないな...

9/20 7:58

鹿島槍ヶ岳の北峰に雲がかかり
南峰単独峰に見えたから貴重かも

9/20 8:54

降り核心のカニの横ばい前の順番待ちで

9/20 8:55

写真したの真ん中の下あたりが
カニの横ばいなんだけど
景色が雄大すぎて
緊張と相まって降りたくないと思った

9/20 9:03

降りも慎重に
落ちたら無事じゃ済まないし
昨日とは別世界だ

9/20 9:16

剱岳を見上げる
登りと降りのルートがあるけど
どこかわかる？

9/20 9:36

前剱まで降ってきた

9/20 9:47

前剱からも激降り
ここからは落石に注意が必要だ

9/20 10:21

武蔵谷も雲の演出で綺麗だった〜

9/20 10:30

一服剱から剣山荘を見下ろす
ようやくここまできたと少し安堵したら
お腹空いてきて早く降りたいと思ったよ
写真中央左に剱沢山荘と⛺️場まで戻るけど
我慢できずというより
予定通り剣山荘で🍛ご馳走さまでした

9/20 11:33

剱沢
剱沢雪渓は日本三大雪渓のひとつ
少しだけ見えた

9/20 15:19

剱沢⛺️から剱御前小舎まで登り
剱御前まで登ってからの新室堂乗越で休憩
雷鳥沢⛺️場を見下ろす
今回唯一この区間が天候不順だった
とはいっても曇りなんだけど残念

9/20 15:31

雲間から日が射し浄土沢が光っていた
エンマ山が黒々している
ロッジ立山連峰の♨️に早く浸かりたいけど
景色が良くて足がなかなか前に進まない

9/20 15:31

一瞬の陽射しが！
火山ガスを際立たせた

9/21 5:11

3日目
日の出前に奥大日岳に登頂
月の入り前　富山市内の街明かり

9/21 5:54

日の出前にガスが湧いたが見事に日の出
そして一日中晴天

9/21 6:13

剱岳

9/21 6:20

奥大日岳が明日を浴びて鮮やか
ここは奥大日岳最高点2611m

9/21 6:58

ようやく天狗平に朝日が届いた
まだ室堂は山影のなか

9/21 7:32

前日は雲に隠れていた剱御前が見えた
前日に降ってきた別山乗越からの尾根路

9/21 7:42

室堂もようやく朝の陽射しを浴びて
夜の降雨と夜露の水滴がキラキラ輝いていた
たくさんの⛺️も紅葉と同化している

9/21 7:46

先日はこの辺りでは曇っていたので
それはそれで良かったけれど
紅葉は陽射しがあってまるで別物
見頃を迎えた室堂の紅葉は見事だった

9/21 8:59

雷鳥沢⛺️を後にする
みどりが池温泉の🧊☕️🧊🍦を目指して頑張るが
エネルギーが足りない　登りの階段がシンドい
まだ9時だけどもう5時間動きっぱなしだ

9/21 9:16

血の池から次の目的地の浄土山を望む
室堂から見るのとでは標高差が異なり雄大

9/21 12:19

浄土山の山頂は？と思いながら遂に
最終目的地の龍王岳へ登頂
立山三山を見渡す絶好の展望に大満足

9/21 12:20

立山三山を見渡せた

9/21 12:31

雄山から別山までの稜線
標高差も良くわかる

9/21 12:38

立山カルデラは自然の造形美だ
遠くても笠ヶ岳や槍ヶ岳が際立つ

9/21 12:47

五色ヶ原は憧れの場所
もう一日あれば行く予定だった

9/21 12:57

龍王岳を後にする

9/21 14:08

ミドリガ池
朝と異なり立山が映り込んでいた

撮影機器：

iPhone 12 Pro Max 512GB SIMフリー Apple

感想

Ta2Xbow

GPSのログで縦走路を繋ぎたかったが
コルから剱岳山頂までの往復が切れていた
スタート時点が狂っていたのだろうか

浄土山の山頂を踏めなかったことが悔やまれる

ただ天候に恵まれて
室堂と周辺山域を色々な角度から見ることができた