穂高三兄弟縦走？（前奥北）&もえる岳涸、屏風もね
louris
- GPS
- 54:55
- 距離
- 26.3km
- 登り
- 3,102m
- 下り
- 3,084m
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5:45上高地-6:05岳沢登山口-6:35風穴-7:50岳沢小屋-9:10カモシカ立場-10:55紀美子平(ザックデポ)-11:35前穂高岳11:50-12:10紀美子平-12:40最低のコル-14:15奥穂高岳14:35-15:15穂高岳山荘（テント泊）
2日目
7:00穂高岳山荘(テント回収ザックデポ）-7:10涸沢岳7:25-7:35穂高岳山荘-9:15涸沢テン場(テント設営）9:45-9:55涸沢小屋10:00-11:00鎖梯子場-12:00北穂分岐-12:10北穂高岳-12:15北穂高小屋12:40-12:45北穂高岳12:50-13:00北穂分岐-13:400鎖梯子場-14:40涸沢小屋-14:45涸沢テント受付
3日目
6:30涸沢ヒュッテ-7:35屏風のコル-8:05屏風の耳8:30-8:55屏風のコル-10:30中畠新道分岐-11:25徳澤ロッジ-11:55明神館-12:40上高地バスターミナル
| 天候 | 晴れ、午後曇り（ガス） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
上高地〜岳沢小屋：危険個所はありませんが以外に長く感じました 重太郎新道：急登、鎖、梯子。浮石、落石。 吊尾根：足場も狭く高度感抜群！ 穂高岳山荘手前：梯子の下、鎖等なく。右からか降りるか左からか迷いました 穂高岳山荘〜涸沢岳：浮石、落石注意 ザイテングラード：登り下り多数。浮石落石注意。前半ストック使用、中盤ストック格納 涸沢〜北穂：浮石落石、長い鎖梯子 屏風パノラマコース：涸沢ヒュッテから屏風のコルまで狭いトラバース、鎖ロープ場 |
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装備
| 個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 1
1/25,000地形図 1
ガイド地図 1
コンパス 1
笛
筆記具 1
ライター 2
ナイフ 1
保険証 1
飲料 3L
ティッシュ 5
三角巾 1
バンドエイド 1
タオル 3
携帯電話 1 予備電池、充電器
計画書 1
雨具 1
防寒着 2
スパッツ 1
手袋 2
ストック 1
ビニール袋 1
替え衣類 1
入浴道具
シュラフ 1
シュラフカバー 1
ザックカバー 1
クマよけ鈴 1
食器 1
水筒 1
時計 1
日焼け止め 1
非常食 2食
|
|---|---|
| 共同装備 |
テント 1
テントマット 1
ツェルト 1
ランタン 1 予備電池
コンロ 1
ガスカートリッジ 2
コンロ台 1
コッヘル（鍋） 1
ローソク
ファーストエイドキット 1
医薬品 1
ラジオ 1
トランシーバ（使用帯）
カメラ 1 予備電池、充電器
ビデオカメラ
ポリタンク 1
天気図用紙
車 1
|
感想
今秋の最大目標！前穂、奥穂、北穂へ行ってきました。
当初は槍ヶ岳方面を考えていたのですが天気が悪いようで、
また1泊2日で常念岳〜蝶ケ岳も検討しましたが
好天が続くようなので思い切って前奥北へ。
ここでも涸沢岳〜北穂間の難所をどうするか
またまた重太郎新道の下りはヤバいとか
パノラマコースは登山地図では「難路」
1泊にするか2泊にするか・・・などなど
色々考えた結果
上高地〜岳沢〜前穂〜奥穂〜穂高岳山荘（泊）〜涸沢（一旦下って）〜北穂〜涸沢（泊）〜パノラマコース〜上高地
に決定
20キロのテント装備を担いで、いざ！
始発のバスを考えて日曜日発。
高速道路の途中、ひるがの高原SAで30分仮眠して5時前位アカンダナ駐車場着
準備をしてバス停にいくと、すでに行列が！！
しかしこれが幸い、臨時便のバスの都合か、1番バスは5分早めの5時15分発車
上高地にも5時40分着で45分には歩き出すことが出来ました。
（登山届はヤマレコウェブで）
岳沢までの緩やかな登り・・・結構長く感じました。途中のガレ場は歩くたびにコツコツと石同士がぶつかり合う音、結構不気味(>_<)
岳沢小屋までは予定より少し早めの2時間ちょいで到着
さあここから重太郎新道！新品ヘルメットを装着！
前穂は見上げると後ろ向きに倒れてしまいそうな急登！
ガレ場、鎖、梯子、岩場が続きます。
人の頭大の落石が近くを転がり落ちました！他の登山者の至近を・・・怖わ(>_<)
下にも登山者が多くいたので、初「ラ〜ク！」絶叫です!
重太郎新道・・テント装備を担いでの登りは相当きつくハアハア喘ぎながらも
紀美子平まで3時間ちょい
この辺りでは朝の好天から徐々に雲がモクモクと・・・
ザックをデポして山頂へ
北穂山頂ではガス、一時は奥穂も見えなくなることが(>_<)
ガスが晴れることを期待して、ゆっくりし過ぎ、紀美子平への戻りが12時過ぎ
30分以上あった貯金が15分に。でも奥穂で30分の休憩をみてるので大丈夫かな
次はいよいよ吊尾根です！
狭い足場のトラバース、谷側は切れ落ちているので高度感抜群！でもガスであまり見えず、怖さは半減www
寝不足と疲労のためかペースダウン・・ほぼ貯金を使い果たし奥穂山頂！
ここでもガス(>_<) なんとかジャンダルムが見えたり見えなかったり
15分ほど休憩したのち穂高岳山荘へ
ここへの下りが「日本アルプスルートガイド」というサイトでは「難易度5」で今回一番の難所。梯子を下りた下側がマークもなく迷いました。先行されていたおじさんも躊躇されていたみたいで、お先に降りさせてもらいました。おじさんは少しズズと滑りましたが無事、降りれ、後続の奥さんをそこで待つとのことでした。その下側には血痕が・・・誰か怪我したのかな(>_<)
穂高岳山荘、テント料は700円、夕食は1800円。当初は自炊のつもりでしたが食欲がなく少しでも美味しいものをと山小屋食。夕食一回目は17時からでした
テント場は区画整備された石が敷き詰められた棚田のような場所。テント設営の際、落石、滑落しそうになりました(^_^;)
飲み水は1L150円で売店横の蛇口から、トイレは溜めタンク式でトイレットペーパーはゴミ箱へ
雲が多かったですが、夕陽に照らされる穂高の峰々を眺めて早めの就寝、雷鳥平では入らなかったラジオ・・・FM長野 NHK FMを聞きながら腕時計の目覚ましを2時半に合わせて天井にぶら下げて、うつらうつらZzzz
何度かトイレに起き、時間も気にしつつ・・・時計・・・え！えええ！！？？
4時48分！！！2時間28分・・・過ぎ去った時間は元には戻りません(T_T)開き直って寝袋、テントを片付けつつ、朝ごはんの支度をしつつ、朝日の写真を撮りつつ・・・7時に出発・・・予定の1時間半遅れです(>_<) さあこの遅れ取り戻せるのか？
ザックは山荘前にデポして、まずは涸沢岳・・・10分で登り、午後は期待できないであろう景色を15分堪能して（笠、薬師、裏銀座、立山、後立山、表銀座、八ケ岳、富士山、南アルプス、前穂、奥穂、西穂、北穂、大展望！）10分で下山・・・早くも25分回収（65分遅れ）
下りはザイテングラード。初めはザレ場っぽい下り、ストックを出します。途中、鎖や梯子が現れますので、ストック格納。岩場を過ぎると涸沢小屋方面とパノラマコース（涸沢）に分かれます。下山しながら往復5時間の北穂への登り、持ち物を思案。水、携行食、雨具・・・う〜んサブパックには入らない(>_<) 10時に涸沢を出発できれば大丈夫だからテント作るか・・・で涸沢着が9時15分、テントを設営して9時50分出発（70分遅れ）
涸沢〜北穂も仰け反るような急坂！ザックは軽くなりましたが、またもやハアハア喘ぎながら・・・有名な長鎖や梯子を登り、北穂分岐・・・あれ？・・あれれ！？・・・北穂山頂着いちゃった12時10分（10分遅れ）でも景色はガス・・・槍は見えず(>_<)
山頂からすぐの北穂岳小屋で（こってり）カレーを食べ、水補給1L200円、山頂に戻るもガスは晴れず12時55分下山開始
14時50分頃、テント場受付到着（受け付けは13時から）。涸沢ヒュッテでビールを買い一気飲み(*^。^*) それにしてもヒュッテは凄い人！！！今年一番の人出とか・・・
夕食はアルファ米わかめご飯を水多めで、と焼き鳥、赤だしで自炊。天気はやはり雲が多く、涸沢内まで雲が下がってきてました。夕焼けもあまり期待できないのでテント内へ。北穂に登る途中には「台風来てるから引き返すという愛媛の方もいらして天候を心配しながら就寝。FM長野の天気予報では、明日は心配なさそうみたいなので安心してZzzz
21時頃目が覚めて持ってきていたブランデーをちびりちびり。今日は寝過ごさないように。
予定の2時半に起床。真っ暗な中、テント内片付け、朝食用意、テント片付け・・・でもザイテングラードも北穂への登りも、明かりがポツリポツリと！もう登ってる！凄い！！
5時頃には準備完了！薄暗いうちから周りに人が・・・そのうち涸沢のモルゲン目当ての人でいっぱいに！！！それから6時半までは紅葉もえる涸沢のモルゲンショー！！
写真では伝わらないかな・・・感動です(T_T)
予定通り6時半出発！相変わらずヒュッテはえらい人！昨夜はけんかもあったそう(>_<)
パノラマコース・・・屏風のコルまでは狭いトラバースにロープ鎖、岩場と難所の連続。でも結構、老若男女、人はいました。一か所、岩場の下りロープ場で渋滞発生。まあすぐに解消しましたけど。ほぼ予定通りにコル到着。ザックをデポして30分ほどで耳到着。ここでも360度の大展望！槍は「威風堂々」。皆さん槍に日が当たるのを待っておられましたが、大きな雲が邪魔して・・・残念(T_T) 8時半頃下山開始
中畠新道分岐までは、ちょこちょこ「お！」というところもありましたが、概ね歩きやすい登山道。予定通りの1時間半、10時半通過。でも耳でゆっくりした分、計画より30分遅れ
そこからはほぼ遊歩道、高速歩きが可能です。上高地まで2時間ちょっとで到着。徳沢と上高地でソフトクリームを食べて13時のバスでアカンダナへ。愛車と二日ぶりの対面www
ザックの重さに耐え、ヘロヘロになりながらも登り切った前穂、奥穂。寝坊して下山したザイテングラード、身軽でもヘロヘロになりながら到達した北穂。絶景の「もえる涸沢」。まだまだ経験不足で失敗もいっぱいありましたし、ガスにも祟られましたが、涸沢岳、屏風の耳の大展望は得られました。最高の三日間でした
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穂高兄弟、
約1ヶ月前に行った時には、まだ色づき始めたばかりで
槍穂は浮石が多いので、本当に注意が必要ですな
あいかわらず、ペースが速いですね
俺はテント装備でコースタイム切るの無理ですわ
１０年に一度の紅葉だったみたい！
凄い人やったけどね(>_<)
ペース・・えへへへ・・・でもいつまでこの体力が
持ちますやら
体力あるうちに剱岳に行かねば
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