立山三山逍遥

2021年11月06日(土) 〜 2021年11月08日(月)

• GPS: 21:21
• 距離: 49.9km
• 登り: 4,723m
• 下り: 2,771m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:19
• 休憩: 0:48
• 合計: 4:07

8:23 立山駅
9:42 10:00 美女平駅
11:00 11:30 室堂
12:30 雷鳥沢キャンプ場

2日目

• 山行: 6:53
• 休憩: 3:30
• 合計: 10:23

7:00 雷鳥沢キャンプ場
8:14 8:24 剱御前小舎
8:56 8:57 別山南峰
9:08 10:39 別山北峰
10:46 10:46 別山南峰
11:35 11:41 真砂岳
12:20 12:21 富士ノ折立
12:33 12:33 大汝休憩所
12:37 12:47 立山
13:03 14:07 雄山
14:42 14:43 一の越山荘
15:25 15:39 室堂
15:42 15:42 ホテル立山
16:53 16:56 みくりが池
16:56 17:05 みくりが池温泉
17:15 17:15 雷鳥荘
17:23 雷鳥沢キャンプ場

3日目

• 山行: 4:11
• 休憩: 1:10
• 合計: 5:21

8:00 雷鳥荘
8:22 8:22 みくりが池温泉
8:29 8:30 みくりが池
8:41 8:41 ホテル立山
8:58 9:15 室堂
9:24 9:25 立山室堂山荘
10:01 10:01 立山室堂山荘
10:38 10:45 一の越山荘
11:11 11:19 浄土山南峰
11:33 12:09 浄土山
13:21 室堂

富山市に行くとその度に仰ぐ立山の雄姿に溜息。
20代に足繁く通ってほとんどの道と頂を踏んだけど、その後長らく訪れることもなくなっていた。
最後に訪れたのは2009年、東京の友人と劔を登った時以来。
今回、天気予報に促されて、ほとんど突発的に思い立った。
一泊のつもりだったけど、あまりに素晴らしい天気で帰れなくなったのでもう一泊。
奇跡のように三日間続いた青天を目一杯満喫\( ˆoˆ )/

天候

全日快晴！

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

往：立山駅〜美女平：徒歩
　　美女平〜室堂：バス
復：室堂〜美女平〜立山駅：バスとケーブルカー

コース状況／危険箇所等

雪上至る所にトレースがあるので、それを辿って行けば問題ない。
が、トレースも時々迷っているので、唐突に消えてしまった時は、間違いということなので、素直に戻るのが吉。

その他周辺情報

車で20分ほどのところに吉峰温泉。ちょっと遠いけど施設はとてもgoo。

写真

11/6 8:07

美女平まで材木坂を歩こうと思い立つ。
が、登山口がなかなか見つからなくて一歩目から迷走。
（登山道より立派な登山訓練用の施設道に迷い込む）

11/6 8:20

駅裏手、駐車場の脇から、人んちの庭みたいな道をおそるおそる登ってゆく。案内表示などなにもない。

11/6 8:27

番犬ならぬ番カモシカ？
材木坂はこちらですか？

11/6 8:38

歩き始め数分後ようやく現れる表示版。
倒れてるけど方角は合ってる気がする。

11/6 9:26

ワイルドな山道だけど、荒れてもなく、歩きやすい道。
今回寒さばかり警戒してて暑さ対策がなにもなかったりして汗だくに。

11/6 9:49

1.5hほどで美女平。
弥陀ヶ原まで歩くにはきつい時間だったのでここでバスに乗車

11/6 11:10

室堂までワープ
11年ぶりの立山♪

11/6 11:36

約束通りの天気で⤴

11/6 11:47

目が痛いほどの蒼穹

11/6 13:14

雷鳥沢で幕営。
今日はここまで。来たことだけで満足してしまう。

11/6 15:28

午後いっぱいテン場周辺をうろついて過ごす

11/6 15:37

悠久の時にひたぶる

11/6 15:47

刻々移ろう光と影のページェント

11/6 16:59

寂寞たる雷鳥沢

11/6 17:00

no one thinks,

11/6 17:03

Everything will be alright.

11/6 18:36

夜もまた震えるほどの美しさ(&寒さ)

11/7 6:10

二日目。
立山の向こうから朝が始まる

11/7 7:06

無風快晴だけどしっかり冷え込む

11/7 7:40

別山乗越を目指す。
雷鳥坂で曙光

11/7 8:14

別山乗越より広がる立山世界

11/7 8:14

龍王岳、浄土山、薬師岳

11/7 8:14

地獄谷、雷鳥沢から称名峡谷、鍬崎山、地平に白山

11/7 8:27

いざ、別山を経て真砂から立山へ。
ぜんぶヴィクトリーロードと呼んでいいんじゃない？

11/7 8:28

白山も快晴

11/7 8:28

そして剱岳

11/7 10:30

別山北峰で入魂
この時点で今日はもう帰る気なし。

11/7 11:39

真砂岳から後立山世界、My back pages

11/7 11:40

白馬（2014）、唐松、五竜（2015）、鹿島槍（2018）、

11/7 11:40

五竜、鹿島槍、布引山、爺ヶ岳（2018）

11/7 11:39

布引山、爺が岳、岩小屋沢、鳴沢、赤沢、スバリ、針ノ木（2018）

11/7 11:48

迫り来る立山トリオ (＋α)

11/7 11:57

富士ノ折立へ至る急騰

11/7 12:23

折立より針ノ木、スバリ、黒部湖

11/7 12:36

大汝からの雄山

11/7 12:38

雄山神社あっぷ

11/7 12:38

ずーむいん槍

11/7 12:43

劒岳、Backwards

11/7 12:44

タバコも人間も煙になって初めて本当の価値がわかるんだよお（「春を背負って」より）

11/7 12:47

別天地感がすごい立山世界

11/7 12:53

真砂辺りから尾根上にずっと続いていたカモシカのトレース。
登山スキルは人間より上。

11/7 13:33

雄山Summit !
初訪は中学生のときか

11/7 13:06

彼の地にいた7月の自分と対峙する。

11/7 13:46

薬師へ連なる山陵を歩いたのは2002年

11/7 14:01

槍穂、笠、水晶、赤牛、薬師、上廊下、大天井、燕、e.t.c. ....
かつては捕らえ切れないもどかしさがあった風景も、今は手にとるように分かる。あとはこの足で踏むことができれば。

11/7 14:02

来し方

11/7 14:23

雄山から一ノ越へ下る

11/7 14:23

立山世界

11/7 14:31

一ノ越より北ア

11/7 15:02

立山室堂山荘越しに大日連山

11/7 15:08

午後も果てしない青空

11/7 15:12

一日を顧みつつ室堂平へ下る

11/7 15:16

帰って来た

11/7 15:43

垂直に立つ地獄谷の噴煙。
終日風のない穏やかな一日でありました。

11/7 15:47

テントに帰らず日の名残りを室堂平で過ごす

11/7 16:26

酔うとまた違った線が生まれる

11/7 16:32

一日を見送る

11/7 16:41

帰るのも忘れて

11/7 16:54

11/7 16:54

完璧な一日でした。

11/8 3:04

今夜も星々の饗宴
衛星が過った

11/8 3:11

どこぞのカタログにありそうなショット

11/8 6:03

三日目。
約束されたような天気

11/8 6:05

氷点下で朝食。

11/8 7:58

ヒュッテ前でダイヤモンド雄山

11/8 8:19

今日は薄ら雲。気温は高め、でも風が少しある

11/8 8:26

朝のみくりが池

11/8 8:29

地獄谷と奥大日

11/8 9:40

なかなか訪れる暇のない玉殿の岩屋へ行こうと思い、

11/8 9:40

トレースを辿っていたら道に迷い、

11/8 9:42

称名川の源流まで下りてしまう。

11/8 10:41

一ノ越に這い上がる。
長野方面から雲が迫ってる

11/8 10:47

浄土山へ向かう。
稜線上はすさまじい風

11/8 11:08

針ノ木は見る角度で印象が変わるなあ。
下に見える一ノ越新道を歩いたのは2003年、下廊下渡渉の時。

11/8 11:08

雄山、その名のごとく雄大な山

11/8 11:08

浄土山、誰もいない‥‥

11/8 11:14

と思ったら、おいでました。

11/8 11:18

立山のヒロイン（オスでしたら失礼）！

11/8 11:20

そして、思いがけず絶景が開け始める。

11/8 11:27

予期しなかった浄土山からの壮観。
雄山からとはまた違う圧巻の風景。

11/8 11:57

少し西に向けば足元に広がる立山カルデラ世界

11/8 12:27

地平に白山、中央に鍬崎山、弥陀ヶ原を見下ろして、富山平野も近い

11/8 12:04

五色から薬師、黒部五郎、笠、水晶（鷲羽？）、槍穂、裏銀座、
この世界のぜんぶ

11/8 11:38

そして劒岳

11/8 12:40

本当はもっとたっぷり過ごしたかったけど強烈な風に晒されていたので余儀なく撤退。

11/8 12:44

浄土山の北面。
至る所にトレースがあって、皆さん自由な感じで登ってる。

11/8 12:48

稜線を外れるとまた信じられないくらい穏やか

11/8 13:10

そして室堂に

11/8 14:07

素晴らしい天候に恵まれた三日間でありました。多謝。

撮影機器：

GXR+A12 リコー

GXR+P10 リコー

装備

個人装備

アイゼン ピッケル Tシャツ ロングTシャツ（アンダー） ズボン 靴下 アンダーソックス グローブ ダウン ソフトシェル 雨具 ゲイター 靴 帽子 着替え サンダル ザック ザックカバー サブザック 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図 コンパス ヘッドランプ ランタン 筆記用具 スケッチブック ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ 三脚 テント テントマット シェラフ iPhoneSE バッテリー 充電器

感想

ooinuno

■立山、よくもわるくも、交通の便が発達しているおかげで、日帰りでも楽しめる山、というイメージがあるけど、急ぎ足で過ぎていくのはもったいない、なんてったって3,000m。一泊でもすれば実に充実した山行が愉しめるところ、今回は二泊したので、そりゃあ、もう‥‥

■近年、後立山を歩きながら眺めていた山から、ここ数年来の行脚を振り返ることにもなった。あちらから、こちらから、見返し反芻していると、山が立体的に、3Dに、4Kに、8Kになって浮かび上がっていくのを感じているこの頃。