瑞垣山荘ー金峰山ー大弛峠(泊)−甲武信岳ー広瀬湖


- GPS
- 18:19
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 2,434m
- 下り
- 2,820m
コースタイム
11/24 大弛峠0510ー0550前国師0600−0610北奥千丈0615−0730休憩0745ー0935両門ノ頭0945−1050休憩1100−1140甲武信岳1210ー1345分岐1355−1500林道1510-1530西沢渓谷バス停
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
西沢渓谷のバスも11/24が最終日のようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回はアイゼンは必要ありませんでしたが、こらからは必要だと思います。北側斜面では根雪になっている場所もあり、アイスバーンになるところもあると思います。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具
ライター
ナイフ
保険証
飲料
ティッシュ
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
スパッツ
手袋
ストック
ビニール袋
替え衣類
シュラフ
ザックカバー
クマよけ鈴
食器
水筒
時計
非常食
|
---|---|
共同装備 |
テント
テントマット
ランタン・マントル
コンロ
ガスカートリッジ
コンロ台
コッヘル(鍋)
ファーストエイドキット
医薬品
ラジオ
トランシーバ(使用帯)
カメラ
ポリタンク
|
感想
この時期はかなり冷え込みも厳しく、積雪も予想される秩父だったので、テント泊だとどの程度の防寒を考えれば良いか悩みました。若いころに比べたら、寒さにも弱くなっていることを考えれば、−2度設定のシュラフでは心持たないと思い、前日にダウンジャケットを購入、これにフリースジャケット+発熱下着を準備して望みました。結果、上体は暑いのですが、雪面からの冷え込みがエアマットを通して伝わり、背中の冷え込みが気になりました。多少かさばってもウレタンマット等のほうが断熱効果はあるかもしれません。それと、足元に関しては、ザックにシュラフを突っ込むとかなりの効果がありましたが、翌朝起きるとシュラフの結露が気になります。嵩を気にしなければ、ダウンソックスなどが効果があるでしょう。
いずれにしろ、これからの雪山シーズンはー15度設定のシュラフは必須だと実感しました。
冒頭から耐寒の件を記載しましたが、山行の記録に話を戻します。
韮崎駅からのバスは本シーズン最後のバスとの説明があり、乗車率は100%、アナウンステープが車窓からの眺めを解説しながら、乗降客がいないながらもハイジの村をぐるぐるまわりながら瑞垣山荘へと向かいました。
今日は大弛峠まで6時間ほどの行程となるので、明るいうち(17時前を目標)に到着するために、20kgの荷にもかかわらず若干足早に歩行開始、極力休憩時間も短くを心がけていたのですが、それが仇となったのか、金峰山を間近にしたあたりから、足の攣りに悩まされ始め、大弛峠テント場までだましだまし、歩けるのですが、決して快調でない足でなんとか到着することになってしまいました。
この事を除けば、雲ひとつ無い晴天に恵まれ、南、中央、北アルプス、八ヶ岳、富士山、秩父の山々が一望できる、絶好のコンディションの一日を満喫できました。
足の攣りに悩みながらも、なんとか無事日没前に到着しましたが、大弛峠への林道はすでに冬季通行止めに入っており、小屋もすでに冬季休業に入っているため、登山者は私を含めて3張(先客1人、後客1人)だけと閑散としておりました。
2日目は歩行時間10時間、そして前日の足攣りの状況を勘案して、5時に出発。国師岳まではヘッドライトをつけての歩行となり、途中北奥千丈に寄り道し、国師岳にてご来光を迎えることなりました。昨日に劣らず本日も天気は快晴、素晴らしい1日となるかは足の状態次第だったのですが、できるだけスローペースを心がけた事が奏したのか、足が山慣れしたせいか、2日目は最後までへこたれずに持ちこたえてくれました。
途中後から来た若者2名に抜かされたものの、ほぼ予定通りに甲武信岳に到着。途中携帯電池切の状態となり、このままでは何かと不都合なため、甲武信頂上にてザックの奥底から充電器を取り出して充電したりと、時間を費やしてしまい、バーナーを使ってのカップめんタイムを逸したものの、タッパに保管してあった朝食のリゾットが貴重な昼食となり助かりました。後で考えると、カップめんを作っていては最終バスには厳しかったことを考えれば、正解でした。
甲武信岳から木賊山を越え、最後は長い下り坂を余裕を持って西沢渓谷へ到着しました。
この時期、金峰山、甲武信岳はそれなりの登山客がおり、また富士見平にはテント泊の方も居ましたが、そのほかの場所ですれ違った方は2名だけでした。寒ささえ我慢すれば、静かな登山を満喫できた2日間でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する