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記録ID: 44465
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳(燕岳-表銀座-槍ガ岳-上高地)

2009年08月12日(水) 〜 2009年08月15日(土)
 - 拍手
KojiNishida その他1人
GPS
74:05
距離
37.4km
登り
2,760m
下り
2,693m

コースタイム

1日目:12:00中房温泉-15:15合戦小屋-17:00燕山荘-17:20燕岳頂上-17:50燕山荘
2日目:5:25燕山荘-9:15大天井ヒュッテ-11:45ヒュッテ西岳-16:50ヒュッテ大槍
3日目:5:50ヒュッテ大槍-8:05槍ガ岳頂上-10:25ヒュッテ大槍-14:20ババ平キャンプ場
4日目:7:40ババ平キャンプ場-10:00横尾山荘-14:05上高地バスターミナル
天候 1日目:晴/曇り・2日目:雨・3日目:晴天・4日目:晴天
過去天気図(気象庁) 2009年08月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
表銀座から東鎌尾根の縦走は、雨のため時間がかかった。燕山荘の朝食は5時からなので前日に頼んであった弁当を受け取り早出をした。大天井ヒュッテの小屋の人はとても親切だ。「中で休憩してください」との言葉に甘え朝食代わりの弁当をとらせてもらった。雨の日にはこうした親切がしみる。何箇所か注意の必要なポイントはあるが、ルートがはっきりしているので問題はない。雨のせいかすれ違う人の少なさが意外であった。ヒュッテ西岳のテント場で1泊するプランも考えていたが、翌日が晴れそうなら一気に槍の下まで行く方がおすすめ。西岳を過ぎしばらくすると、はしごやくさり場が現れるが、槍ガ岳登頂の準備として重要な経験ができる。
下山後、バスを待っている間に「上高地インフォメーションセンター」でシャワー(100円/3分)を浴び、身も衣もすっきりして帰れる...が、「特急あずさ」が電気系統のトラブルで1時間遅れの帰宅。まあ高速道路の渋滞に比べればかわいいもの。トラブルにより、いくつかの車両が停電状態になり、生きている車両から電気を供給したため、全体の電力が低下し空調が効かず暑くて息苦しい思いをしたが、山登りに比べればなんて事ない
車内でいろいろなお話を聞かせてくださった方は、百名山を終え、この連休に「ジャンダルム」をやってこられた方でした。写真と行動表を見せていただきとても勉強になった。
<朝焼けの頃ヒュッテ大槍の前から>
当初殺生ヒュッテにテント泊する予定で行動したが、雨の為ヒュッテ大槍に素泊まりした。殺生ヒュッテはヒュッテ大槍より15分下った位置にあるため、ご来光を見る為にはこちらを選択して正解だと思った。
2009年08月14日 04:51撮影 by  DMC-F1, Panasonic
8/14 4:51
<朝焼けの頃ヒュッテ大槍の前から>
当初殺生ヒュッテにテント泊する予定で行動したが、雨の為ヒュッテ大槍に素泊まりした。殺生ヒュッテはヒュッテ大槍より15分下った位置にあるため、ご来光を見る為にはこちらを選択して正解だと思った。
<ご来光>
今まで見たどのご来光より太陽が大きく見えた。昨日歩いた鎌尾根が少しずつ見え出し、充足感と今日の晴天にますます登攀意欲をかき立てられる。
2009年08月14日 04:52撮影 by  DMC-F1, Panasonic
8/14 4:52
<ご来光>
今まで見たどのご来光より太陽が大きく見えた。昨日歩いた鎌尾根が少しずつ見え出し、充足感と今日の晴天にますます登攀意欲をかき立てられる。
<雲海の流れがすばらしい>
太陽の光が1日の初まりを、雲海の流れが昨日の終わりを告げるような動景。双方ともゆっくり動いているのがとても良い。時の長さを感じ、いにしえから繰り返される自然のサイクルを壊してはいけないと確認する。
2009年08月14日 04:53撮影 by  DMC-F1, Panasonic
8/14 4:53
<雲海の流れがすばらしい>
太陽の光が1日の初まりを、雲海の流れが昨日の終わりを告げるような動景。双方ともゆっくり動いているのがとても良い。時の長さを感じ、いにしえから繰り返される自然のサイクルを壊してはいけないと確認する。
直視できない程まぶしく大きくなる光線。ヒュッテ大槍からは東鎌、北鎌の両尾根、穂高岳の絶景スポット。
2009年08月14日 05:00撮影 by  DMC-F1, Panasonic
8/14 5:00
直視できない程まぶしく大きくなる光線。ヒュッテ大槍からは東鎌、北鎌の両尾根、穂高岳の絶景スポット。
<雲ひとつない空にそびえる槍の穂先>
1日の始まり。すでに山頂でご来光を見ている方もいるだろう。陽の高さにしたがい黒色から茶色へと色を変えていく姿に心が躍る。
2009年08月14日 05:03撮影 by  DMC-F1, Panasonic
8/14 5:03
<雲ひとつない空にそびえる槍の穂先>
1日の始まり。すでに山頂でご来光を見ている方もいるだろう。陽の高さにしたがい黒色から茶色へと色を変えていく姿に心が躍る。
<独占>
下の方で手を広げているのがマーちゃん。この風景の中を歩けば誰もが満足感いっぱいになる。ヒュッテ大槍で小さなデイバッグを借りて(無料)足取りも軽い。
2009年08月14日 09:38撮影 by  DMC-F1, Panasonic
8/14 9:38
<独占>
下の方で手を広げているのがマーちゃん。この風景の中を歩けば誰もが満足感いっぱいになる。ヒュッテ大槍で小さなデイバッグを借りて(無料)足取りも軽い。
こんなスーパーな日にもかかわらず、はしごの渋滞はない。岩場はくさりを持たなくても登れる。はしご(4つ)は登ると何故か下りの時、まったく怖さが無くなる。これが経験というものか。人の作ったものに対して半疑だが無事登り終えたことで丈夫なはしごと認識し免疫化するようだ。ザイルで小槍に上取り付いている人がいた。簡単に登れると思っていたがそうではないようだ
2009年08月14日 07:36撮影 by  DMC-F1, Panasonic
8/14 7:36
こんなスーパーな日にもかかわらず、はしごの渋滞はない。岩場はくさりを持たなくても登れる。はしご(4つ)は登ると何故か下りの時、まったく怖さが無くなる。これが経験というものか。人の作ったものに対して半疑だが無事登り終えたことで丈夫なはしごと認識し免疫化するようだ。ザイルで小槍に上取り付いている人がいた。簡単に登れると思っていたがそうではないようだ
2009年08月14日 07:48撮影 by  DMC-F1, Panasonic
8/14 7:48
穂高連峰やジャンダルムに続く縦走路がよく見える
2009年08月14日 08:19撮影 by  DMC-F1, Panasonic
8/14 8:19
穂高連峰やジャンダルムに続く縦走路がよく見える
彼女もはしごの免疫化に成功し他人にアドバイスする余裕をみせた。
2009年08月14日 08:29撮影 by  DMC-F1, Panasonic
8/14 8:29
彼女もはしごの免疫化に成功し他人にアドバイスする余裕をみせた。
この日は無風といっても良い状況。しかし荒天時では油断できぬ高さだと感じた。
2009年08月14日 08:31撮影 by  DMC-F1, Panasonic
8/14 8:31
この日は無風といっても良い状況。しかし荒天時では油断できぬ高さだと感じた。
槍ガ岳東側の岩尾根で記念撮影をした。岩稜の色が遠近をくるわせ人物が大きく見えるが足元の岩を超えれば槍の肩が見え、圧倒的な高さと角度に驚かされる。
2009年08月14日 09:28撮影 by  DMC-F1, Panasonic
8/14 9:28
槍ガ岳東側の岩尾根で記念撮影をした。岩稜の色が遠近をくるわせ人物が大きく見えるが足元の岩を超えれば槍の肩が見え、圧倒的な高さと角度に驚かされる。
<本当に良い天気>
坊主岩小屋下あたりからの景色。このあたりで離れがたい衝動に駆られる。槍沢を下る途中多くの人とすれ違った。登り一辺倒なので表銀座から登るよりこちらの方がきついんじゃないかなと感じた。
2009年08月14日 10:46撮影 by  DMC-F1, Panasonic
8/14 10:46
<本当に良い天気>
坊主岩小屋下あたりからの景色。このあたりで離れがたい衝動に駆られる。槍沢を下る途中多くの人とすれ違った。登り一辺倒なので表銀座から登るよりこちらの方がきついんじゃないかなと感じた。
<ババ平キャンプ場で1日の疲れを癒す>
槍ガ岳は見えない。下ってきた人にとってババ平はテン場からさらに20分位下った槍沢ロッヂに手続きの為往復しなければならないので大変だが、ロッヂで見た久々の自動販売機に思わず誘惑される。
2009年08月14日 18:36撮影 by  DMC-F1, Panasonic
8/14 18:36
<ババ平キャンプ場で1日の疲れを癒す>
槍ガ岳は見えない。下ってきた人にとってババ平はテン場からさらに20分位下った槍沢ロッヂに手続きの為往復しなければならないので大変だが、ロッヂで見た久々の自動販売機に思わず誘惑される。
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