新穂高から三股へ「西穂高、蝶ヶ岳、常念岳」

2022年07月11日(月) 〜 2022年07月13日(水)

• GPS: 20:32
• 距離: 43.8km
• 登り: 2,994m
• 下り: 3,952m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:24
• 休憩: 1:28
• 合計: 4:52

10:34 西穂高口
10:58 10:58 旧ボッカ道分岐
11:29 12:29 西穂山荘
12:37 12:37 西穂丸山
13:06 13:13 西穂独標
13:27 13:27 ピラミッドピーク
13:36 13:38 チャンピオンピーク４峰
14:03 14:14 西穂高岳
14:28 14:28 チャンピオンピーク４峰
14:34 14:35 ピラミッドピーク
14:46 14:51 西穂独標
15:14 15:16 西穂丸山
15:26 西穂山荘

2日目

• 山行: 8:20
• 休憩: 1:00
• 合計: 9:20

3:02 西穂山荘
3:11 3:11 焼岳・上高地分岐
3:55 3:55 宝水
5:01 5:05 西穂高岳登山口
5:06 5:06 田代橋
5:16 5:16 上高地アルプス山荘
5:27 5:45 上高地バスターミナル
5:50 5:50 無料トイレ
5:59 5:59 小梨平
6:33 6:35 明神館
6:39 6:40 徳本口
7:18 7:34 徳沢公衆トイレ
7:38 7:43 徳澤園
9:16 9:18 チューダイ広場
11:25 11:31 長塀山
11:33 11:34 カモシカの池
11:56 11:59 妖精の池
12:18 12:20 蝶ヶ岳
12:22 蝶ヶ岳ヒュッテ

3日目

• 山行: 6:56
• 休憩: 2:19
• 合計: 9:15

4:58 蝶ヶ岳ヒュッテ
4:59 5:00 瞑想の丘
5:19 5:19 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
5:26 5:26 蝶ヶ岳三角点
5:30 5:39 蝶槍
6:17 6:23 2592ピーク
8:38 10:15 常念岳
10:21 10:22 三股への分岐点
11:01 11:12 前常念岳
11:59 11:59 2207標準点櫓跡
13:28 13:37 三股登山口
13:46 13:51 三股駐車場
13:58 13:58 森の広場 駐車場
14:13 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ、ガス、雨、大雨、小ぶり、快晴、曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー ケーブルカー（ロープウェイ／リフト） 飛行機

（行き）
新千歳空港から富山空港へ。
富山駅から高山駅まで電車で移動。→その後、仕事を2日間。

高山市バスターミナルより（濃飛バス）7:40→ 9:15 新穂高ロープーウェイ　2,200円
新穂高ロープーウェイ　荷物含めて片道2,000円

（帰り）
三股駐車場で電波が通じたので、タクシーを手配。待つのも暇なので、てくてく歩いて捕まえてもらった。豊科駅まで5,840円（たぶん1,000円程度歩いたことになる。道幅が狭くて切り返し地点が少ないため、困るので次回からはやめて欲しいと言われた。拾ってもらった少し手前の二股という池がありトイレもあるところが切り替えもでき広いので、ちょうどよいかもしれない）。
豊科駅→松本駅　240円
松本で宿泊
松本駅→長野駅→富山駅（特急と新幹線を乗り継ぐ）9:09 → 11:25、8,300円
富山駅→富山空港バス 12:00発、420円
富山空港→新千歳空港へ　

コース状況／危険箇所等

特に問題に感じるところはなかった。前常念からの下は相当ザレたので、登りも降りるのも慎重に。

その他周辺情報

今回は寄らなかったけど、三股からしばらく降りると「ほりでーゆ〜」がある。

写真

7/11 9:15

数年ぶりにやってきた。

7/11 9:40

今回は初のロープーウェイを使ってみる。

7/11 10:01

ぐんぐんと...。笠ヶ岳〜！

7/11 10:09

やってきた！

7/11 10:11

食堂奥から

7/11 10:12

の登山口。登山届を書きいざ！

7/11 10:22

仕事の連絡やりとりしてからになってしまって、いざ！

7/11 10:41

ようやく出発気分になる。

7/11 10:49

7/11 10:53

ガスっていた西穂が見えてきた。果たして今日あそこまで行けるのだろうか？

7/11 10:58

行きたいけど、雨降らないで欲しいと祈る。

7/11 11:30

そして、1時間かかるかどうかで西穂山荘へ。

7/11 11:33

受付ついでに自販機を確認（笑）

7/11 12:07

テント貼る。これで今日は身軽だ！

7/11 12:14

まずは噂のラーメンを啜る。イメージとちょっと違ったけど、味噌の濃いスープがしみわたる〜！

7/11 12:33

どこまで行けるか、とりあえず行ってみるか、というのりで独標まではせめて行ってこようと、登り始める。

7/11 12:37

まずは丸山通過。

7/11 12:39

この花が今回何度かお目にかかった一番綺麗だなと思った。名前がわからない。北海道ではみたことない。

7/11 12:40

7/11 13:07

独標到達。40分かからないぐらい？なら西穂いけちゃう？！

7/11 13:29

通過！

7/11 14:01

ついた！1時間半程度。

7/11 14:04

P1ぐらいしか見えない。ジャンはどこかに隠れている。

7/11 15:22

下山！

7/11 15:40

キャンプ場では宴会になってしまった！

7/11 15:57

すき焼きをご馳走になる！こんな贅沢な山食は今までにない。缶ビールガンガン買ってしまう。

7/12 2:57

というわけで、ゴソゴソ起き始めて出発準備整った。雨降る前にテントを畳めたので、気持ちよくスタート！

7/12 3:11

まずは分岐。

7/12 5:02

そしてようやく門までやってきた。4時30分手前から降り始めて、上高地に来た時はかなりの土砂降り。

7/12 5:34

雨宿りができてホッと一息。そしてなんとなく上高地バスターミナルが懐かしい。

7/12 5:52

雨の河童橋

7/12 6:31

明神館でほんの少し雨宿り。

7/12 6:39

分岐。

7/12 7:32

鴨の行進。

7/12 7:38

徳澤園は7時からオープンなのか。今後は是非ここで食べてみたい。

7/12 7:41

入ろうと思ったら、徳澤園の2Fから声かけてくれた！5時間頑張れよって、、、5時間もかかるのかしら？！と重くのしかかる。

7/12 9:15

登り始めるとペースがいつもより上がらない。昨夜は飲みすぎてやや寝不足気味だからなのかしら。それとも今朝からの雨で、どっぷり疲労が溜まり始めたのかしら。

7/12 9:27

小刻みに休憩をとる。

7/12 9:31

雨が止んだり、小降りになったり、登り始めてから大雨は来ない。

7/12 9:34

ようやく1/3終了。ここまで2時間。5時間はかかりそうな感じ。

7/12 11:03

沼通過。

7/12 11:13

2/3通過

7/12 11:23

ようやく目安の長堀山。展望はない。

7/12 11:54

池通過。

7/12 11:59

この花も綺麗だったなぁ。少し癒される。

7/12 12:08

そして雪渓を迂回。森林限界もようやく突破。

7/12 12:19

で、登頂した。疲労困憊。とてもじゃないけど、これ以上進めないので、蝶ヶ岳を2泊目に決める。

7/12 12:19

山頂から見た、小屋とテン場。

7/12 12:23

徳澤から5時間かかった。

7/12 13:14

とりあえずずぶ濡れになった装備の点検と、お昼ご飯はおでん定食をいただいた。1,000円。しみるぅ〜！

7/12 16:58

そして晩御飯は、無印のキーマカレー。

7/13 3:49

で、翌朝。まずは起きてすぐに腹ごしらえしてと思って、モグモグタイム。

7/13 4:20

食後に外に飛び出すと！やったー！

7/13 4:23

待ちに待った、絶景です！

7/13 4:23

槍！

7/13 4:26

というわけで、テントの撤収作業を開始します。

7/13 4:51

整って、いざ出発！

7/13 5:20

横尾の分岐通過！

7/13 5:26

太陽が上がってくる！

7/13 5:32

蝶槍！

7/13 5:32

蝶槍から見る、穂高連峰、乗鞍岳と、奥は御嶽山！

7/13 5:37

目指す常念岳！

7/13 5:52

蝶槍を下ると樹林帯に突入。

7/13 5:58

かなり下るし、アップダウンが続く。葉っぱの雨水でどんどん濡れていく。

7/13 6:52

そして最後のピークからの常念！

7/13 7:09

コルまで降りてきて、あとは登るだけ。ここから山頂までは数名とすれ違う。

7/13 7:39

もう少し。この登りもかなりきつい。衣服はすっかり乾いた。

7/13 8:39

そして登頂！！

7/13 8:55

これから下るのみなので、のんびり山頂で過ごす。誰も来ない貸切。テントを広げて乾かす。

7/13 9:18

山頂ご飯にする。

7/13 10:22

1時間半ほどのんびり1人で堪能して下山開始。ちょうどすれ違いで、どんどんと山頂に人がやってきた。というわけで三股へ！

7/13 10:29

お、チングルマだ！

7/13 10:45

乗越へのトラバースルートがあるのか、、、なるほど。今は通行止め。

7/13 11:01

そして、前常念の小屋。

7/13 11:02

ここで寝るのなら小屋の中にテントを貼るかも。

7/13 11:02

今にも崩れないだろうか？

7/13 11:39

この梯子を境に樹林帯に突入。

7/13 12:07

朽ちた看板。

7/13 13:17

ここまで看板らしいものがなかった。目安になるものがない。

7/13 13:29

顔洗う。気持ちよかった。

7/13 13:31

やっと終着が見える。

7/13 13:33

登山口まで下山。

7/13 13:45

ロードを歩いて、駐車場へ。

7/13 13:55

さらにロードをひたすら歩く。

7/13 14:09

この辺りの先で、タクシーと合流。

7/13 14:39

豊科駅までやってきた。車で約30分弱。

7/13 14:51

電車待ちで時間もあったので、駅前のお店で冷やし中華。しみる〜ぅ。

感想

akiraE

4回目の北アルプス。今回は常念岳を目標に、西穂と蝶にも登ってみた。天候が心配で、行くか行かぬかも相当迷ったけど、3日目の午前の絶景が満足の度合いを引き上げてくれた。蝶ヶ岳から蝶槍の間の稜線が最高潮。この30分が格別な味わいとなった。

今回テントの設営及び撤収の時間は雨が降らず、うまくタイミングを作れたことも大きい。雨の中の撤収や設営はかなり難儀。そして濡れたテントもほぼ乾かすことができてから下山したのもよかった。雨雲レーダを見ながら、設営や撤収するタイミングで参考になる。

最初は欲張って2日目に常念乗越まで辿り着き、その翌日は燕まで抜けて下山しようと考えたが、まだそこまでの体力を持ち合わせてないと悟ったことや、蝶から常念までの道のりは正直見通しが甘かった。特に蝶槍からの道のりはかなり消耗する。

そして、初日の西穂からテン場に戻って予期せぬ宴会となって盛り上がってしまった。はじめての方々と酒盛りする雰囲気は久しぶり。気がつけば4時間ぐらい飲んでいたのではないだろうか。少し飲みすぎた感もあったが、山の醍醐味の一つでもあるけど、翌日の体力には影響があったのだろう。結果オーライの、楽しい思い出となった。

2日目にテントが壊れたり、ザックの中での浸水経験など何かしら反省点も多かったが、天候が悪いこともありお客さんも少なく、苦行と絶景と両方味わうことができ、また北アルプスを訪れたいと思った。次回はどこに行こうかしら。