後立山縦走・唐松岳から種池まで(過去レコ)
- GPS
- 57:00
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 3,049m
- 下り
- 3,134m
コースタイム
- 山行
- 4:33
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 6:30
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 8:24
天候 | 初日は曇、2日目以降は晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
扇沢に後泊して、翌朝バスで信濃大町へ。松本から特急しなので名古屋へ、名古屋から新幹線で大阪へ帰った。 |
写真
感想
今から40数年前、当時勤務していた会社の同僚等と後立山の縦走にチャレンジした。
本格的な登山を始めて3カ月での挑戦は、今、振り返ると無謀だったと冷や汗ものだが、当時は若く、体力、気力が充実していたのと、何よりも天候に恵まれたのが歩き通せた大きな要因だと思う。
八方尾根の黒菱から歩き始めて、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳を越えて、柏原新道を下山するコースはなかなかタフで危険な岩場のアップダウンが果てしなく続く。
加えて、2日前に降った雪が稜線の北斜面に残っていて滑落の危険もあった。
初日は五竜山荘まで行く予定だったが、牛首の岩場が凍っていて危険だったので、唐松岳頂上山荘泊りに変更した。
当時は牛首を迂回するルートがあったので、翌朝はそちらを利用した。
五竜岳への登りも岩稜帯で気を抜けない。五竜を越えるとザレた急斜面を一気に下る。G5やG7,北尾根の頭、キレット沢の頭などの巨大な岩峰を越えて行く。後立山連峰は非対称山稜で、長野側は断崖絶壁、富山側は比較的緩やかでハイマツが広がっていたりするのだが、この辺りは富山側も落ちたらただでは済まない斜度なので緊張する場面が多い。
果てしなく続く岩場、岩峰のアップダウンに疲れたころキレット小屋に着いた。
3日目は八峰キレットへの下降から始まる。キレットの底から鹿島槍ヶ岳への登りだ。南峰直下には雪が残り、岩場が凍っているので、一番緊張する場面だった。鹿島槍ヶ岳の山頂には多くの登山者が憩っていた。
記念写真を撮って、劔岳の展望を楽しんでから下る。
コースの核心部は終えたので、気分的に大分楽になった。
冷池乗越から爺ヶ岳を越えると種池山荘に着く。
ここから扇沢まではよく整備された柏原新道を下るだけ。
種池山荘から1時間30分で扇沢の登山口に着いて、この山行を終えた。
このヤマレコをアップするにあたってこの時歩いたコースを再確認すると、唐松岳〜五竜岳はCランク、五竜岳〜八峰キレットはDランク、他はBランクになっている。やはりそうかと頷けるグレーディングだ。
もう一度歩きたいとは思うが、もう無理だろう。
(2022年7月 記)
40年以上前の記録ですので、参考程度にしかならないと思います。
改めて読み直すと、その当時は夜行急行で行くのが普通の時代でした。今は殆ど前泊しています。
今は掲載した写真とは全く別人になっていますので、ぼかしなど入れませんでしたが、バレましたか。
この記録は忘備とランクアップのためアップしました。見ていただいて嬉しいです。ありがとうございます。
先日の焼岳拝見しました。好天に恵まれて良い山行でしたね。
スキーとテニスで、夜行列車 急行赤倉で、
床に新聞紙引いて寝た記憶があります。
焼岳最高の天気で、生きた地球を感じました。
これからもたっちゃんと宜しくお願いします
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