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Yamareco

記録ID: 4525396
全員に公開
ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

後立山縦走・唐松岳から種池まで(過去レコ)

1978年10月07日(土) 〜 1978年10月09日(月)
 - 拍手
GPS
57:00
距離
26.6km
登り
3,049m
下り
3,134m

コースタイム

1日目
山行
4:33
休憩
1:57
合計
6:30
6:50
65
7:55
7:55
0
7:55
7:55
25
8:20
8:25
10
第二ケルン下
8:35
8:35
30
9:05
9:42
58
中継小屋跡
10:40
10:45
50
11:35
12:35
20
12:55
13:05
15
2日目
山行
6:56
休憩
1:28
合計
8:24
7:40
7:40
85
9:05
9:33
72
10:45
11:45
57
12:42
12:42
58
G5
13:40
13:40
107
3日目
山行
6:53
休憩
2:02
合計
8:55
8:20
8:42
63
9:45
10:45
75
12:00
12:00
40
12:40
13:20
90
14:50
14:50
10
15:00
天候 初日は曇、2日目以降は晴れ
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
夜行急行で松本へ、新宿からの急行に乗り換えて白馬へ。白馬駅からタクシーで黒菱まで。
扇沢に後泊して、翌朝バスで信濃大町へ。松本から特急しなので名古屋へ、名古屋から新幹線で大阪へ帰った。
今から40年以上前の記録です。
紙焼きをスキャニングして画像化し、少し補正していますが、退色して不鮮明ですので、ご了承願います。
全員若くて、今とは全く別人になっていますので、顔にぼかしなどを施す必要はないと思い、そのままです。

この写真は八方尾根・丸山から唐松岳の稜線を望んでいます。黒菱を出発する時は小雨でしたが、回復してきました。
2022年07月28日 13:26撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:26
今から40年以上前の記録です。
紙焼きをスキャニングして画像化し、少し補正していますが、退色して不鮮明ですので、ご了承願います。
全員若くて、今とは全く別人になっていますので、顔にぼかしなどを施す必要はないと思い、そのままです。

この写真は八方尾根・丸山から唐松岳の稜線を望んでいます。黒菱を出発する時は小雨でしたが、回復してきました。
不帰の険
2022年07月28日 13:26撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:26
不帰の険
丸山山頂
2022年07月28日 13:26撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:26
丸山山頂
唐松岳頂上山荘前から唐松岳。
五竜に向かって出発したが、牛首の岩場で凍っている部分があったので、引き返してこの日は唐松岳頂上山荘に泊まった。
2022年07月28日 13:26撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:26
唐松岳頂上山荘前から唐松岳。
五竜に向かって出発したが、牛首の岩場で凍っている部分があったので、引き返してこの日は唐松岳頂上山荘に泊まった。
山荘に荷物を置いて唐松岳へ
2022年07月28日 13:26撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:26
山荘に荷物を置いて唐松岳へ
翌日は快晴。牛首の岩場を避け、トラバース道を通った。正面に剱岳の雄姿がドーンと迫ってきた。
2022年07月28日 13:27撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:27
翌日は快晴。牛首の岩場を避け、トラバース道を通った。正面に剱岳の雄姿がドーンと迫ってきた。
劔岳を背景にフルメンバーで記念写真。天気がいいのでテンションアップ!!  
2022年07月28日 13:27撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:27
劔岳を背景にフルメンバーで記念写真。天気がいいのでテンションアップ!!  
五竜山荘に到着。
小屋のお兄さんは親切な人で、食堂に招き入れお茶を出してくれた上に、ストーブも点けてくれた。
2022年07月28日 13:27撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:27
五竜山荘に到着。
小屋のお兄さんは親切な人で、食堂に招き入れお茶を出してくれた上に、ストーブも点けてくれた。
山荘前から見上げる五竜岳
2022年07月28日 15:13撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 15:13
山荘前から見上げる五竜岳
山頂手前で厳しい岩場に備えて小休止。
2022年07月28日 15:13撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 15:13
山頂手前で厳しい岩場に備えて小休止。
五竜岳にて
2022年07月28日 15:13撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 15:13
五竜岳にて
鹿島槍が岳
これから、五竜岳を越え、写真の左に延びる、後立山でトップクラスのタフなコースを歩く。
2022年07月28日 13:27撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:27
鹿島槍が岳
これから、五竜岳を越え、写真の左に延びる、後立山でトップクラスのタフなコースを歩く。
五竜岳を越えた核心部のG5の頭にて。
バックは五竜岳。皆さん若いからか余裕の表情だ。
何時終わるとも分からない厳しいアップダウンを越えてこの日はキレット小屋に泊まった。
2022年07月28日 15:13撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 15:13
五竜岳を越えた核心部のG5の頭にて。
バックは五竜岳。皆さん若いからか余裕の表情だ。
何時終わるとも分からない厳しいアップダウンを越えてこの日はキレット小屋に泊まった。
翌朝、キレット小屋を出発、八峰キレットを抜け、鹿島槍ヶ岳南峰直下の急斜面を登る。
一昨日の雪が残って、部分的に凍っていたので、慎重に登った。
2022年07月28日 13:29撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:29
翌朝、キレット小屋を出発、八峰キレットを抜け、鹿島槍ヶ岳南峰直下の急斜面を登る。
一昨日の雪が残って、部分的に凍っていたので、慎重に登った。
厳しい岩場を越えて鹿島槍ヶ岳(南峰)山頂に到着。
今回の山の核心部は越えた。
2022年07月28日 13:27撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:27
厳しい岩場を越えて鹿島槍ヶ岳(南峰)山頂に到着。
今回の山の核心部は越えた。
鹿島槍から布引山を越え、冷池小屋を通過すると爺が岳への登りとなる。この山行最後の登りになるのかな。
2022年07月28日 15:13撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 15:13
鹿島槍から布引山を越え、冷池小屋を通過すると爺が岳への登りとなる。この山行最後の登りになるのかな。
爺ヶ岳南峰を下って、種池山荘に到着。
あとは扇沢に下るだけだ。
2022年07月28日 13:29撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:29
爺ヶ岳南峰を下って、種池山荘に到着。
あとは扇沢に下るだけだ。
柏原新道で爺が岳の広大な南斜面をバックに一枚。
この後、扇沢に下山して後立山の縦走を終えた。
2022年07月28日 13:29撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:29
柏原新道で爺が岳の広大な南斜面をバックに一枚。
この後、扇沢に下山して後立山の縦走を終えた。

感想

今から40数年前、当時勤務していた会社の同僚等と後立山の縦走にチャレンジした。
本格的な登山を始めて3カ月での挑戦は、今、振り返ると無謀だったと冷や汗ものだが、当時は若く、体力、気力が充実していたのと、何よりも天候に恵まれたのが歩き通せた大きな要因だと思う。

八方尾根の黒菱から歩き始めて、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳を越えて、柏原新道を下山するコースはなかなかタフで危険な岩場のアップダウンが果てしなく続く。
加えて、2日前に降った雪が稜線の北斜面に残っていて滑落の危険もあった。
初日は五竜山荘まで行く予定だったが、牛首の岩場が凍っていて危険だったので、唐松岳頂上山荘泊りに変更した。
当時は牛首を迂回するルートがあったので、翌朝はそちらを利用した。

五竜岳への登りも岩稜帯で気を抜けない。五竜を越えるとザレた急斜面を一気に下る。G5やG7,北尾根の頭、キレット沢の頭などの巨大な岩峰を越えて行く。後立山連峰は非対称山稜で、長野側は断崖絶壁、富山側は比較的緩やかでハイマツが広がっていたりするのだが、この辺りは富山側も落ちたらただでは済まない斜度なので緊張する場面が多い。
果てしなく続く岩場、岩峰のアップダウンに疲れたころキレット小屋に着いた。
3日目は八峰キレットへの下降から始まる。キレットの底から鹿島槍ヶ岳への登りだ。南峰直下には雪が残り、岩場が凍っているので、一番緊張する場面だった。鹿島槍ヶ岳の山頂には多くの登山者が憩っていた。
記念写真を撮って、劔岳の展望を楽しんでから下る。
コースの核心部は終えたので、気分的に大分楽になった。

冷池乗越から爺ヶ岳を越えると種池山荘に着く。
ここから扇沢まではよく整備された柏原新道を下るだけ。
種池山荘から1時間30分で扇沢の登山口に着いて、この山行を終えた。

このヤマレコをアップするにあたってこの時歩いたコースを再確認すると、唐松岳〜五竜岳はCランク、五竜岳〜八峰キレットはDランク、他はBランクになっている。やはりそうかと頷けるグレーディングだ。
もう一度歩きたいとは思うが、もう無理だろう。

(2022年7月 記)

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コメント

凄い記録ですね、1984年入社の私にもはっきりとお顔がわかりました。入社時研修でお世話になっていると思います、過去記録を少しずつ楽しく参考にさせていただきますね。
2023/9/21 7:34
Masaさん、こんにちは。
40年以上前の記録ですので、参考程度にしかならないと思います。
改めて読み直すと、その当時は夜行急行で行くのが普通の時代でした。今は殆ど前泊しています。
今は掲載した写真とは全く別人になっていますので、ぼかしなど入れませんでしたが、バレましたか。
この記録は忘備とランクアップのためアップしました。見ていただいて嬉しいです。ありがとうございます。
先日の焼岳拝見しました。好天に恵まれて良い山行でしたね。
2023/9/21 11:29
時代を感じレテ、大変嬉しいです、私は、その時代は、高校から浪人生そして大学1年。
スキーとテニスで、夜行列車 急行赤倉で、
床に新聞紙引いて寝た記憶があります。
焼岳最高の天気で、生きた地球を感じました。
これからもたっちゃんと宜しくお願いします
2023/9/21 18:38
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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2/5
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3/5
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3/5
体力レベル
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