2泊3日テント泊縦走 白峰三山-農鳥岳、間ノ岳、北岳-
- GPS
- 19:39
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 3,246m
- 下り
- 2,576m
コースタイム
- 山行
- 3:09
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:09
- 山行
- 10:00
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 10:56
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 5:26
天候 | 3日間とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
7/31 富士急1539便 新宿21:25 甲府 23:35 \2,460🛏 7/31 ゲストハウスソノママ \300🚌 8/1 甲府 04:35 広河原 06:28 \1,010+\300🚌 8/1 広河原 07:00 第一発電所 07:39 |
コース状況/ 危険箇所等 |
良好 |
写真
感想
公共交通機関での登山。
新宿〜甲府+登山バス(甲府〜広河原)がセット割発売を開始したので、早速事前に購入。往復7,200円。300円×2の登山道協力金は区間毎に現金で支払う必要はあるがお得。
いやぁしかし夏山登山がこんなに暑いとは。
前夜降った雨のせいで湿気ムンムンの甲府は手元の時計で28度。
始発登山バスで約2時間揺られ広河原バス停へ。
嘘のように涼しい。寒いくらい。広河原山荘入口の温度計20度。下車後すぐにソフトシェルを羽織った。
約30分待ち、広河原発第一発電所バス停へ向かった。
バス代1,030円(PASMO)+協力金300円(現金)
今回「逆ルート」と言われる奈良田側から農鳥岳→間ノ岳→北岳への縦走。
15年ほど前に北岳を日帰りで目指したが、時間切れで途中で引き返したことがある。日本で標高2番目なので一度は登っておきたい山なので縦走という形でリベンジした。
バス停を出発して30分ほどは舗装された道。
登山道に辿り着き、いよいよ北岳への道がスタート。
樹林帯なのに本当に暑い。汗が噴き出る。
こまめに水分補給等をした。橋や沢を何回も渡り、キツすぎない登りをひたすら3時間ちょっと。大門沢小屋に到着。
この時11時だった。農鳥小屋まで6時間とあったが、到着が17時を回ってしまうため断念。私の体力では、始発のバス利用だと大門沢が限界でした。
のんびり過ごそう!とケータイ(iPhone13)を見ると“圏外”表示。スタートからほぼ電波届かずだったが、小屋でもまさかの圏外。稀に4Gが一本申し訳なさそうに表示されるが、全く通信出来ず。暇な長い時間を過ごすことになった。
3G対応のケータイだと使える、と小屋の主人が言っていました。
大門沢小屋のトイレは...
トイレットペーパーは備え付けていないので、持参必須。
男性小便器は囲いがないのでテント場から後ろ姿が見えます。
男女兼用は和式スタイル。穴掘ってその上に小屋を建てた感じで、床板が切られていて...和式スタイルです。
テント場からは天気が良ければ富士山を見ることができる。沢の音が大きいが、他のテントからのイビキが聞こえず安眠でき、居心地がよかった。
2日目
日の出前に出発。大門沢分岐までしばらく樹林帯、日陰ながら気温が高いためかかなりの汗でかなり水分を欲した(農鳥小屋までで2リットル消費)。
今回の山行のひとつ目の山、農鳥岳山頂までで5時間を掛けてしまった。なんだか途中で気分が下がりペースを上げることができなかった。初日の1番気分が上がっている時に3時間しか歩かず一つも登頂しなかったから(車で奈良田駐車場まで来ているわけではなく、バス利用だったため出発時間が遅かった、自分のペースだと農鳥小屋までは行けなかった)。
ようやく大門沢下降分岐点に到着した。それまでほぼ無風だったが、ここへきて強風へと変わった。ソフトシェルを羽織ろうか一瞬考えたが、この後も上りが続くのでそのまま半袖Tシャツにアームカバーで歩いた。
眺望が良く右手には富士山が見えていた。
まず、農鳥岳→西農鳥岳→農鳥小屋へ。
思ったより西農鳥岳への道が長くてヘトヘト。
農鳥小屋へは結局7時間も掛かってしまった。
と、いうことは初日にここまでくるとなると10時間所要。今回は無理だったが、車で来たなら日の出前4時に奈良田駐車場を出発すれば農鳥小屋にオヤジに怒られない時間に到着できるだろう、と。
そして、農鳥小屋で水2リットル、ソフトドリンク2本を補給し間ノ岳→中白根山→北岳山荘テント場へと足を進めた。間ノ岳への道はしびれた。山を越えても越えてもまだ先...いやーひさびさにバテバテ。しかし、山頂からの景色は最高に素晴らしかった。見晴らし最高、達成感!その後中白根山経由でようやく北岳山荘テント場。あー、長かった。到着時16時は予約数40張だが半分超に見えた。その後少し増えていた。北岳山荘は今年営業していないため小屋泊はできないが、南プスサイトで予約することでテント泊の利用ができる。一泊1,100円。ありがたいことに水は無料。6:00〜20:00は売店とともに利用可能。自動販売機が24時間使用できるのもありがたかった。トイレはバイオトイレ。使用後におがくずによって掻き回され、一回につき500円の経費?が掛かるとのこと。トイレ利用に協力金を任意で払う仕組み。近代的設備で前日の大門沢小屋とは大きな違いを感じた。
テント場は快適!ハイマツによって風を避けられる場所に張れたため大丈夫だったが、風通しの良いところに張ると音や揺れで睡眠の妨げになったかもしれない。
それでも撤収時は少し手こずった。前回の燕岳よりは大分マシだったが。
3日目
続く...
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