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記録ID: 45576
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

白峰三山縦走

2009年08月20日(木) 〜 2009年08月22日(土)
 - 拍手
GPS
16:05
距離
22.7km
登り
2,281m
下り
2,939m

コースタイム

【1日目(2009/08/20)】
広河原[発]11:15 - 白根御池分岐[着]11:35[発]11:40 - 二俣[着]12:55[発]13:30 - 草スベリ分岐[着]14:55[発]15:00 - 小太郎尾根稜線[着]15:20[発]15:35 - 肩の小屋[着]16:00

【2日目(2009/08/21)】
肩の小屋[発]06:05 - 北岳山頂[着]06:35[発]06:45 - 北岳山荘[着]07:25[発]07:35 - 中白根山[着]08:05[発]08:10 - 間ノ岳山頂[着]09:05[発]09:25 - 農鳥小屋[着]10:05[発]10:40 - 西農鳥岳[着]11:10[発]11:15 - 農鳥岳山頂[着]11:50[発]12:05 - 大門沢下降点[着]12:30[発]12:45 - 河原出合[着]13:50[発]14:05 - 大門沢小屋[着]14:45

【3日目(2009/08/22)】
大門沢小屋[発]05:50 - 休憩小屋[着]07:45[発]07:55 - 奈良田温泉[着]08:30
天候 1日目:晴れ
2日目:霧
3日目:曇時々小雨
過去天気図(気象庁) 2009年08月の天気図
アクセス
広河原登山口
白根御池分岐
大樺沢コース途中
大樺沢コース途中
大樺沢コースからみた北岳
大樺沢コースからみた北岳
二俣コースのお花畑
二俣コースのお花畑
草スベリ分岐
小太郎尾根稜線からみた甲斐駒ケ岳
小太郎尾根稜線からみた甲斐駒ケ岳
小太郎尾根稜線分岐
小太郎尾根稜線分岐
北岳肩の小屋
肩の小屋からの急登
肩の小屋からの急登
肩の小屋からみた甲斐駒ケ岳
肩の小屋からみた甲斐駒ケ岳
肩の小屋からみた仙丈ケ岳
肩の小屋からみた仙丈ケ岳
肩の小屋夕食(しょうが焼き)
肩の小屋夕食(しょうが焼き)
肩の小屋からみた夕日
肩の小屋からみた夕日
八本歯への分岐
霧の中の北岳山荘
霧の中の北岳山荘
間ノ岳からみた仙丈ケ岳
間ノ岳からみた仙丈ケ岳
間ノ岳三等三角点
間ノ岳三等三角点
間ノ岳からの下りでみたおもしろい雲
間ノ岳からの下りでみたおもしろい雲
農鳥小屋
農鳥小屋からみた富士山
農鳥小屋からみた富士山
西農鳥への急登
農鳥岳へ向かう途中のお花畑
農鳥岳へ向かう途中のお花畑

感想

16年ぶりの南アルプス。
高校の部活で甲斐駒・仙丈へ出かけたとき以来です。
(そのときは、あまりにも天候が悪く、麓まではいったものの登頂は断念。。)

1日目の天気はまずまずだったものの、ここだけは晴れてほしかった2日目は霧と突風。出発前の天気図に現れていた前線がいやな予感はしていたんですが、その予感が当たっちゃったようです。しかし、突風の中の3000m稜線歩きは何の罰ゲーム?と思うくらい、しんどい&恐ろしいです。。それでも間ノ岳、農鳥付近では時折霧も晴れて、景色を垣間見ることもできました。
無事白峰三山を踏破後、大門沢下降点から稜線に別れを告げて下山。大門沢小屋に一泊してから、翌朝奈良田へ。
奈良田へ到着後、奈良田温泉で汗を流しました。バスの時間が迫っていたこともあり温泉でゆっくりできなかったのがちょっと残念。

以下、各コース、山小屋の感想。

【大樺沢コース】
大樺沢コースは登りのしんどさよりも日差しの照り付けが体力を奪いました。

【二俣付近】
二俣付近は目立つ案内標識がなく、コースがわかりづらいです。右俣コースを取るつもりが、まちがえてバイオトイレの脇をそのまま進んでしまい、白根御池に向かうコースを進んでいました。地形をみれば、間違いなことはすぐわかるんですが、おっちょこちょいです、私。。

【右俣コース】
思ったとおり超急登がこれでもか、というくらい続きます。一歩一歩ゆっくりゆっくり登りました。高山植物は最盛期は過ぎていましたが、それでもちらほら咲いてました。2時間弱で小太郎尾根の稜線に到着。あまりのしんどさに倒れこむように寝転がり休憩。雲が多めながらも甲斐駒や仙丈がよく見えました。

【肩の小屋】
平日ということもあり、寝床は広々使わせてもらいました。
小屋のスタッフの対応もまあまあいいです。
食事は思っていたよりよくて、夕食のしょうが焼きはおいしかった。

【北岳山頂付近】
濃い霧で何も見えず。強風が容赦なく、止まってると寒さで凍えてくるので足早に北岳山荘方面へ下山。時折、転落注意の目印が。こんな天気の日は、ちょっと恐ろしいです。

【北岳山荘付近】
北岳山荘へ到着後、このまま広河原へ下山するか、予定通り間ノ岳に向かうか迷いましたが、風は相変わらず強いものの空は明るかったので、思い切って間ノ岳方面へ。でも、まわりにほとんど人がいなく、かなり心細かったです。

【間ノ岳へ】
稜線は強風をまともに受けるのでほんと大変です。吹っ飛ばされて転落しないように、それだけ気をつけてひたすら歩きました。途中、フランス人の登山者と出くわし、ジェスチャーであいさつ。間ノ岳につく頃には、霧が時折晴れて、景色を垣間見ることもできました。間ノ岳にはちらほらと先客もおり、お互い写真を取りっこしながらしばし休憩。

【農鳥小屋付近】
農鳥小屋付近は霧もかなり晴れてきて、富士山も良く見えました。
ネットなどでちょっと有名になっているおじさんに会うこともなかったのですが、ちょっと会ってみたかったですね。売店で何か買えばよかった。。
トイレの悪臭はすごいです。これがいわゆる垂れ流し??
西農鳥から農鳥岳への道は、また深い霧の中。このあたりは高山植物が結構咲いてます。

【大門沢の下り】
ここの下りは足場が悪くて段差も激しく、無理な歩行を強いられます。コースタイムには現れないしんどさがあります。

【大門沢小屋】
相当年季の入った昔ながらの小屋。オーナーと呼ばれていた人がいまいち対応が良くない。食事は相当質素です。味噌汁だけは具沢山でおいしかったですがね。

【大門沢の吊橋】
途中2箇所の吊橋がスリル満点です。揺れるのは仕方ないにしても、足場の木が腐りかけているのがなんとも恐ろしい。。息を止めてそろ〜りそろ〜り渡りました。

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3/5
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