記録ID: 4672819
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トレイルラン
甲信越
穂高奥西サーキット‼️(今期初のジャンダルム👼)
2022年09月11日(日) [日帰り]


体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 10:46
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,677m
- 下り
- 1,727m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:32
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 10:46
距離 18.5km
登り 2,677m
下り 1,729m
0:23
16分
スタート地点
11:09
天候 | 晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
参考サイト:https://www.okuhida.or.jp/archives/5001 GoogleMap:https://goo.gl/maps/yxNVnCzBcZ9s9ZtV9 ※9月11日(日)午前0時の時点で「深山荘近くの無料駐車場」「ロープウェイ付近の有料駐車場」「左俣林道近くの予約駐車場(2000円/1日)」全てが満車状態。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※白出沢ルート 【重太郎橋〜荷継小屋跡⚠️】 先の地震でルートが崩落。今年(?)復旧したが、区間全体を通して浮石が多い、土斜面が崩れやすい等通過に注意が必要。岩切周辺は鎖がついていますが、相変わらす崖のトラバースとなっているので、滑落に注意が必要。 【白出沢中部⚠️】 荷継沢を超えて白出沢本筋にでると、ルートが不明瞭となる。浮石が多いガレ場を、進めるところをひたすらに登っていく。多少バリエーションの経験がある人であれば問題ないが、明瞭なルートしか歩いたことがない方がいきなりソロで行くと少し不安になるかもしれません。 ※奥穂〜西穂ルート 【馬の背⚠️】 高度感は抜群でかなりの痩せ尾根なので、みんな怖がりますが、「確実な3点支持」が出来ればそんなに難易度は高くありません。前の人の動きを見ていれば使用するホールドはわかりますし、浮石もほとんどありません。(※ただし、高所恐怖症の方を除く…) 【馬の背〜ロバの耳のコルへの下り⚠️】 個人的にはここが非常に嫌いです。標高差約50m、チムニー状の地形を下降します。この区間は非常に浮石が多く、下部に行くほど傾斜もきつくなります。自分が注意しても、「もらい落石」が非常に怖いです。私が通過した日も、ロバの耳へ登返し中に大きな落石を起こしている方がいらっしゃいました💦 【ロバの耳⚠️】 奥穂側から登ると大きく「鎖場を登る」「長いトラバース」「チムニー状の地形を登る」の3ステップに分けられます。「鎖場を登る」「長いトラバース」は、ホールドが見つけにくい場所もありますが、そんなに大した事はありません。「チムニー状の地形を登る」区間が2番目に嫌いな場所です。うまくホールドを取らないと登り・下りどちらもかなり怖いです。今回は10kg未満の軽量装備でしたが、30kgのテント泊装備で通過した際には心臓が飛び出るかと思いました💦 【区間全体を通して⚠️】 基本的には、険しい岩稜帯が連続します。不安定な足場のアップダウンが続くため、歩いている距離以上に消耗を感じます。特に岩稜帯に不慣れな方は体力面のみならずメンタル的にも追い込まれる可能性もあるので、不安であればある程度できる方と同行する事をおすすめいたします。「核心部でない、名前もついていないような箇所でほんの数mだけ難しい場所がある」みたいなポイントが多々あるので、そのあたりの見極め、スイッチのオンオフも重要になると思います。 |
その他周辺情報 | 【温泉♨️】ひがくの湯 料金:800円 Instagram:https://www.instagram.com/higakunoyu/ GoogleMap:https://g.page/higakunoyu?share |
写真
12時頃に新穂高温泉に到着したが、深山荘・ロープウェイ方面の駐車場は無料・有料含め全て満車…。仕方がないので鍋平駐車場からのスタートとなりました。(結局、最後はロープウェイで降りてくるので大きな問題ではないですが…)
右俣林道。今年は2回目かな?(前回は6月の槍ヶ岳→ 今期初の3000m級トレイルは槍ヶ岳⛰‼️ - 2022年06月18日 [登山・山行記録] - ヤマレコ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4407167.html)
重太郎橋(渡渉地点)。やはり前回よりもかなり崩落しているような感じがします。以前は、渡渉地点から数m進んだところは長い木のはしごがかかっていましたが、その名残はどこにもありません。自然の力のすごさを身に染みて感じます。
荷継小屋跡付近。ようやく稜線方面への展望が開けてきました!左が荷継沢、右が白出沢です。ここから穂高岳山荘までは標高差約1,000m!やっと展望が開けたと思ったのに、まだまだ長いです💦
穂高岳山荘に到着。右奥にはジャンダルムも見えています。時刻は5時前なので、小屋からゾロゾロと人ができきました。そうだよね、この時間に登ってくると、普通に小屋泊した方を同じような感じでスタートできるんだ!と今更になって思いました(笑)
かたわれTime。アルプスのナイトハイクの良さは、なんといっても日帰りなのに日の出が楽しめる事!今まで、モルゲンは泊まり登山の特権だと思っていましたが、こういう楽しみ方もある事を学んだここ1年?でした。
奥穂高岳から槍ヶ岳方面。何度見ても素晴らしい。やはり朝は天候が安定しており、白馬、剱&立山、薬師もばっちり!富士山は少しだけ霞んでいましたが、南アルプス、中央アルプスもばっちりでした!
日の出、間に合いました!0時22分に鍋平を出発して5時16分に奥穂高岳到着。まさか5時間切りでここまで来れるとは…。今回は疲れ・達成感の方がまさってしまい、ご来光の感動はイマイチ?でした💦でも、景色は本当に素晴らしかったです。
槍方面も焼けてきました。ちゃんと焼けるまでは5-10分くらいかかるかな?山頂で待とうとも思いましたが、馬の背に向かって続々と人が歩いて行ったので、「渋滞に巻き込まれたくない」と思いシブシブ先を急ぐことに…。いいもん!また来るもん!
下から見るとこんな感じ。一見、やばそうに見えますが、それはあくまで「見栄え」の話で、実際に通過してみると、足を置くポイントがはっきりしているし、浮石もほとんどなく割と安定して進むことができます。
馬の背とロバの耳のコルよりロバの耳方面。オーバーハングしているのでは?と感じさせるような岩場です。でも、実際には写真中央の草付きのあたりをトラバースするので、この写真の崖を登ったりはしないです。(たまに、積雪期に懸垂で使用した物と思われる残置がぶら下がっています)
今年初のジャンダルム!今回の主目的はジャンダルムではないのですが、やっぱり来るとテンション上がります!ここから見る奥穂の存在感が結構好きです。友人と初めてジャンダルムに来た時の感動を思い出します。
コブ尾根の頭よりジャンダルム&奥穂高岳。奥穂からのピストンのみの方は、コブ尾根の頭には寄らないのですが、個人的にジャンダルムがジャンダルムたる一番のスポットだと感じます。西穂から縦走してくると、天狗のコルから約300mのキツイ登り…。登り切った先に奥穂高岳、そしてそれを守るかのようにジャンダルムがどっしりと構えています。まさに前衛峰です!
天狗のコルにある避難小屋跡。約半世紀前にはすでに崩壊していたという情報をどこかで見ました。やはり、この稜線はエスケープが少ないことがネックです。もし、現在でもこの避難小屋が存在していたら、毎夜のように混雑していたのでしょうか?
逆層スラブ。長い鎖がついています。トレランシューズだと少々グリップに不安がありましたが、大きな問題はありませんでした。(過去の経験より)ビブラムソールであればしっかりグリップするので、慎重に進めば全く問題ありません。
撮影機器:
装備
個人装備 |
防寒着
レインウェア
救急セット
ツェルト
水
行動食
モバイルバッテリー
スリング(120cm・240cm)
ヘルメット
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感想
馬の背(下り)
ロバの耳への下り
ロバの耳〜ジャンダルム頂上
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この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [2日]
奥穂高岳/白出沢ルート/新穂高温泉起点白出沢穂高岳山荘経由
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
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