ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4698134
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

朝日連峰主脈縦走

2022年09月17日(土) 〜 2022年09月19日(月)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
26:44
距離
47.7km
登り
3,752m
下り
3,642m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:03
休憩
0:39
合計
9:42
3:41
17
スタート地点
3:58
3:59
4
4:03
4:03
47
4:50
5:00
137
7:17
7:17
88
8:45
8:45
15
9:00
9:01
37
9:38
9:38
32
10:10
10:21
20
10:41
10:42
118
12:40
12:55
28
13:23
2日目
山行
12:00
休憩
1:54
合計
13:54
2:13
38
2:51
2:52
96
4:28
5:10
72
6:22
6:23
36
6:59
7:33
13
7:46
7:46
12
7:58
7:59
22
8:21
8:22
19
8:41
8:42
50
9:32
9:40
16
9:56
9:56
62
10:58
10:58
58
11:56
11:56
14
12:10
12:11
21
12:32
12:33
10
12:43
12:48
8
12:56
13:11
19
13:30
13:30
45
14:34
14:35
72
15:47
15:48
19
16:07
3日目
山行
2:26
休憩
0:16
合計
2:42
3:23
47
4:10
4:26
96
6:02
6:02
3
6:05
ゴール地点
天候 9/17 晴れ
9/18 晴れ、のち雨
9/19 曇
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
行き (9/16)
東京 11:00 発
 ↓ (つばさ135号)
山形 13:44 着
14:38 発
 ↓ (山交バス,1,700円)
月山口 15:37着
16:48 発
 ↓ (西川町営バス,200円)
伝承館・博物館 17:07 着
 ↓ (徒歩すぐ)
大井沢キャンプ場泊 (無料)


帰り (9/19)
朝日鉱泉 7:20
 ↓ (登山タクシー,要予約 3,500円)
左沢 8:40/8:52
 ↓ (JR 左沢線)
山形 9:35/10:02
 ↓ (つばさ136号)
東京 12:48
コース状況/
危険箇所等
9月16日:東京=(鉄道・バス)=大井沢キャンプ場
東京駅に集合して駅弁を調達したのち、11時東京発のつばさで山形に向け出発。山形駅で鶴岡・酒田方面の高速バスに乗り換える。山形駅で夕ご飯用の駅弁と朝ご飯を購入しておいた。月山口バス停で下車して西川町営バスに乗り換える。このバスは平日のみ運行で料金は一律200円。他に乗客はおらず、バス停のない大井沢キャンプ場の入り口まで乗せてもらった。
今回の山行は小屋泊でテントの持ち合わせがないため、キャンプ場の一角で寝袋を出して野宿した。夜ご飯の駅弁を食べ終わるとやることがないので、近くの大井沢湯ったり館で一風呂浴びて19時過ぎに就寝した。

9月17日:大井沢キャンプ場〜天狗角力取山〜狐穴小屋
3時ごろに起床、朝ご飯を食べて4時前に出発。県道脇を歩いて大井沢林道の入り口から林道に入る。1時間程度林道を歩くと南俣沢出合に行き着く。橋は渡らず左手に少し進むと登山道が始まる。しばらく登ると焼峰周辺では南方向に開けた場所がある。さらに登っていくと植生はブナ林となり、竜ヶ岳の水場にたどり着く。山と高原地図に記載の水場のピンは「猟師の水場」に付けられているが、この水場は細くて汲みにくいので、前後の沢から汲んだ方が良いだろう。その後、尾根沿いに登っていくと、粟畑と呼ばれるピークに至る。粟畑は障子ヶ岳方面への分岐点となっており、以東岳や障子ヶ岳の眺望が素晴らしい。粟畑の少し先のピークが天狗角力取山で、山形百名山に選ばれている。ただ、目立った山頂標は設置されておらず、ひっそりとしたピークだった。
この先は一旦高度を下げながら、ウツノシマ峰や湯沢峰などを越えていく。樹林帯に出たり入ったりを繰り返しながら、徐々に主脈縦走路に近づいていく。この日は日差しが強く風もなかったため,とても暑かった.そのため,大量に汗をかいて完全に熱中症のようになってしまった.両太腿が攣ってしまって長時間歩けない.踏ん張りも効かないので普段コケないようなところでコケる.長時間歩けないので,こまめに休んで限りある水をちびちび飲みながら,塩分タブレットを齧って何とか足を動かした.二ツ石山を越えた先の鞍部からは,狐穴小屋に向かって300mほど登る.最後の方は太腿が攣ったまま歯を食いしばってなんとか辿り着いた.この区間,危険箇所というほどではないものの,所々ザレた崖縁を歩く箇所もあって,なかなかヒヤヒヤした.あわよくば,この日のうちに以東岳に行ってしまおうと考えてもいたのだが,この脚ではとてもじゃないが以東岳往復は難しい.この日は狐穴小屋で行動終了.
狐穴小屋には管理人さんが常駐していて,掃除や水場の整備をしてくれている.食事も寝具も出てこないが,水場が小屋の目の前で予約不要の1泊1500円は非常に良心的だ.小屋は2階建てで清掃が行き届いていて過ごしやすい.お手洗いも和式ではあるものの水洗で,トイレットペーパーも備え付けられている.小屋の中でも夕食は作れるが,天気が良かったので外で味噌鍋を作って夜ご飯とした.翌日は日の出を以東岳で迎えることを狙って,1時に起きて2時過ぎには出発することとして,日没後すぐに就寝した.

9月18日:狐穴小屋↔︎以東岳〜寒江山〜竜門山〜大朝日岳〜小朝日岳〜鳥原小屋
予定通り朝1時に起床.晴れて月が綺麗なので,小屋の外でラーメンを作って朝食を済ませる.寝袋など不要な荷物をデポして,2時過ぎに狐穴小屋を出発した.以東岳へは比較的穏やかな稜線が続いていて,基本的には歩きやすい.ただし,途中所々現れるザレ場の斜面では踏み跡が分かりづらい.帰り道に見返すと,結構マーキングされているが,いずれも小さいものが多くて暗がりの中でそれらを見失い,トレースを外してしまった場所もあった.中先峰先のコルまではゆったりとアップダウンを繰り返すが,そこからは一気に以東岳に向かって登っていく.以東岳の山頂からは,大朝日岳方面や飯豊連峰,鳥海山や月山など,360度のパノラマが楽しめる.この日は雲海も見られて言うことなしだった.日の出の時間近くまで以東岳で時間を潰して狐穴小屋に引き返した.
7時ごろに狐穴小屋に戻り,荷物を整理して出発準備を整える.この時点で,比較的時間に余裕がったため,台風の影響が小さい今日のうちに鳥原小屋まで下ることにした.7時半ごろに狐穴小屋を出発.ここからはいくつもの峰を越えて大朝日岳に向かう.前日に比べて台風が近づいたためか,少し風が出てきたこともあって日差しの割に体感温度は低く,とても気持ちが良い.三方境,北寒江山,寒江山の三つのピークを越え,竜門山に登りかけたところに竜門山避難小屋が建っている.ここも,10月の3連休までは管理人が常駐しているようで,外のベンチで冬の朝日連峰やヤマカガシの話など,しばしお話を聞かせてもらった.竜門山避難小屋も目の前まで水が引き込まれている.竜門山からは西朝日岳,中岳と進んで,最後にようやく大朝日岳へと至る.天気が良くて眺望は素晴らしいのだが,いつまで経っても近づかない大朝日岳に少々飽きてきてしまった.中岳先の金玉水の水場で水を汲んで,大朝日岳避難小屋まで,竜門山避難小屋から3時間もかかった.大朝日避難小屋に荷物をデポして大朝日岳をピストン.行動開始から10時間半でようやく今回のメインピークに到達した.
大朝日避難小屋に戻って荷物を回収し,鳥原小屋に向かう.既に行動開始から10時間が経ち,景色に飽きてきたこともあって,すっかり鳥原小屋まで行く気持ちが萎んでいた.銀玉水を過ぎたあたりから雨がパラパラと降り出したのでザックカバーをして先を急ぐ.大朝日岳から400m近く下り,小朝日岳に向かって200m近く登り返す.小朝日岳への登りは非常に急で,ここまで12時間歩いてきた脚にはとてもこたえた.小朝日岳の山頂はガスに包まれ何も見えなかった.この頃には,同行者もすっかりシャリバテしてしまい,かなりしんどそうだった.
小朝日岳を過ぎると雨が強まり,土砂降りの中を鳥原小屋に向かって下っていく.斜面が急で道も狭くぬかるんでいるため,なかなか休むこともできず,小屋に着く頃にはヘロヘロになっていた.鳥原小屋は縦走路から少し外れた場所に建てられており,縦走路から小屋までの間に水場の沢がある.管理人は既に下山しており,他に宿泊者もいなかったため,この日は我々2人で貸切状態だった.この小屋もよく整備されていて,清潔で過ごしやすいのだが,お手洗いが別棟になって言うのだけは少し残念ポイントだった.到着後,濡れた装備をハンガーに干し,お茶を淹れて一息ついてから夕食を作った.この日のメニューはダールカレーという名の豆の入った普通のカレー.具沢山で疲れてシャリバテした体に染みる美味しさだった.翌日は,帰りのタクシーの都合で7時20分までに下山しておく必要があったので,特に宴会らしいことをすることもなく,早めに就寝した.

9月19日:鳥原小屋〜朝日鉱泉=(タクシー・鉄道)=東京
2時ごろに起床し,パスタを茹でて朝食を作る.散らかした荷物を片して3時半前に出発.やはり,前日14時間も歩くと,7時間寝ても体がバキバキで,歩き出しから疲れていた.ただ,特に危険な箇所もなく歩きやすい道が続くので,さくさく進んで6時ごろに朝日鉱泉に到着した.最後,朝日川にかかる吊り橋を渡るのだが,ここがしっかりした欄干がなく,足元も隙間だらけでめちゃくちゃ怖かった.朝日鉱泉から大朝日岳を見上げると,雲が吹き流されていて風が強そうだった.
朝日鉱泉で予約しておいた乗合のジャンボタクシーの料金を支払い,荷物を整理して帰途についた.台風で電車が止まる恐れもあったため,せっかく山形まで来たものの,寄り道もせずに13時前に東京駅まで帰ってきた.
その他周辺情報 駐車場
・入山側 (南俣沢出合)
障子ヶ岳方面への分岐から少し奥に進むと、数台程度停められそうなスペースがあったが、駐車場として案内されていないので利用の可否は不明。
・下山側 (朝日鉱泉)
ナチュラリストの家の手前に一般車乗り入れ禁止の柵が設置されており、その柵の外に10台程度駐車できるスペースあり。

トイレ
ルート上の各小屋にトイレ併設。トイレットペーパー備え付けの和式水洗トイレで、利用料は100円。

水場
大井沢キャンプ場の水道で水が汲める。
狐穴小屋、竜門小屋、鳥原小屋には小屋のすぐ近くに水場があり、秋でも流量は十分得られる。
金玉水、銀玉水の水場は登山道から外れて斜面を下る必要はあるものの流量は十分。
金山沢の水場は沢から直接水を汲む必要がある。
朝日鉱泉近くの登山道脇に弘法水と呼ばれる水場あり。

売店・食事
山中で小屋では売店や食堂の営業はしていない。

温泉
スタート地点の大井沢キャンプ場近くに大井沢湯ったり館、ゴール地点の朝日鉱泉にナチュラリストの家がそれぞれある。
・大井沢湯ったり館
 営業時間:7時から20時
 入浴料:300円
 シャンプー、ボディソープ有り
・ナチュラリストの家朝日鉱泉
 営業時間:12時から
 入浴料:600円
 シャンプー、ボディソープ有り
0日目の宿泊地・大井沢キャンプ場.ここで野宿して一夜を明かした.
2022年09月16日 16:59撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
9/16 16:59
0日目の宿泊地・大井沢キャンプ場.ここで野宿して一夜を明かした.
大井沢キャンプ場の近くにある温泉施設・大井沢湯ったり館.1人300円ととてもお得.
2022年09月16日 18:38撮影 by  ILCE-6500, SONY
2
9/16 18:38
大井沢キャンプ場の近くにある温泉施設・大井沢湯ったり館.1人300円ととてもお得.
大井沢林道に入る.
2022年09月17日 03:51撮影 by  ILCE-6500, SONY
9/17 3:51
大井沢林道に入る.
南俣沢出合にかかる橋.橋を渡ると紫ナデ・障子ヶ岳方面の登山口.
2022年09月17日 04:44撮影 by  ILCE-6500, SONY
9/17 4:44
南俣沢出合にかかる橋.橋を渡ると紫ナデ・障子ヶ岳方面の登山口.
ブナ林の中を進む
2022年09月17日 05:07撮影 by  ILCE-6500, SONY
9/17 5:07
ブナ林の中を進む
所々,視界が開けて眺望が広がる
2022年09月17日 06:00撮影 by  ILCE-6500, SONY
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9/17 6:00
所々,視界が開けて眺望が広がる
竜ヶ岳近くの水場.ここの水場は細いので,あまり当てにしないほうがいいかも.
2022年09月17日 06:59撮影 by  ILCE-6500, SONY
9/17 6:59
竜ヶ岳近くの水場.ここの水場は細いので,あまり当てにしないほうがいいかも.
遥か彼方の以東岳
2022年09月17日 07:16撮影 by  ILCE-6500, SONY
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9/17 7:16
遥か彼方の以東岳
粟畑近くの雨量観測所
2022年09月17日 08:13撮影 by  ILCE-6500, SONY
9/17 8:13
粟畑近くの雨量観測所
雨量観測所あたりから天狗角力取山の近くまで,石畳が敷設されている.
2022年09月17日 08:14撮影 by  ILCE-6500, SONY
9/17 8:14
雨量観測所あたりから天狗角力取山の近くまで,石畳が敷設されている.
粟畑の山頂
2022年09月17日 08:28撮影 by  ILCE-6500, SONY
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9/17 8:28
粟畑の山頂
少し近づいた以東岳
2022年09月17日 08:29撮影 by  ILCE-6500, SONY
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9/17 8:29
少し近づいた以東岳
忽然と現れる一軒家のような天狗小屋
2022年09月17日 08:38撮影 by  ILCE-6500, SONY
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9/17 8:38
忽然と現れる一軒家のような天狗小屋
湯沢峰手前の傾いた道標
2022年09月17日 10:24撮影 by  ILCE-6500, SONY
9/17 10:24
湯沢峰手前の傾いた道標
二ッ石山以降は所々ザレ場のある尾根を進む
2022年09月17日 11:19撮影 by  ILCE-6500, SONY
9/17 11:19
二ッ石山以降は所々ザレ場のある尾根を進む
狐穴小屋が見えてきた
2022年09月17日 12:44撮影 by  ILCE-6500, SONY
9/17 12:44
狐穴小屋が見えてきた
まだまだ遠い以東岳
2022年09月17日 16:30撮影 by  ILCE-6500, SONY
2
9/17 16:30
まだまだ遠い以東岳
左が鳥海山,右が月山
2022年09月17日 16:33撮影 by  ILCE-6500, SONY
9/17 16:33
左が鳥海山,右が月山
2日目,暗い中を進み中先峰へ
2022年09月18日 02:35撮影 by  ILCE-6500, SONY
9/18 2:35
2日目,暗い中を進み中先峰へ
新潟方面の夜景(手ブレが・・・)
2022年09月18日 03:41撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
9/18 3:41
新潟方面の夜景(手ブレが・・・)
以東岳の山頂に到着.日の出までしばらく待つ.
2022年09月18日 04:15撮影 by  ILCE-6500, SONY
2
9/18 4:15
以東岳の山頂に到着.日の出までしばらく待つ.
大朝日岳方面の眺望
2022年09月18日 04:31撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
9/18 4:31
大朝日岳方面の眺望
山頂標と鳥海山・月山
2022年09月18日 04:38撮影 by  ILCE-6500, SONY
9/18 4:38
山頂標と鳥海山・月山
雲海が素晴らしい
2022年09月18日 04:47撮影 by  ILCE-6500, SONY
2
9/18 4:47
雲海が素晴らしい
以東小屋と大鳥池
2022年09月18日 04:50撮影 by  ILCE-6500, SONY
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9/18 4:50
以東小屋と大鳥池
夜明け前の鳥海山と月山
2022年09月18日 04:52撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
9/18 4:52
夜明け前の鳥海山と月山
雲海から登る太陽
2022年09月18日 05:05撮影 by  ILCE-6500, SONY
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9/18 5:05
雲海から登る太陽
明け方の大朝日岳
2022年09月18日 05:23撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
9/18 5:23
明け方の大朝日岳
以東岳方面を振り返る
2022年09月18日 05:30撮影 by  ILCE-6500, SONY
3
9/18 5:30
以東岳方面を振り返る
狐穴小屋まで戻ってきた
2022年09月18日 07:19撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
9/18 7:19
狐穴小屋まで戻ってきた
以東岳に抱かれる狐穴小屋
2022年09月18日 07:29撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
9/18 7:29
以東岳に抱かれる狐穴小屋
三方境の山頂標
2022年09月18日 07:30撮影 by  ILCE-6500, SONY
9/18 7:30
三方境の山頂標
北寒江山に向かう稜線
2022年09月18日 07:31撮影 by  ILCE-6500, SONY
9/18 7:31
北寒江山に向かう稜線
北寒江山から望む以東岳
2022年09月18日 07:40撮影 by  ILCE-6500, SONY
9/18 7:40
北寒江山から望む以東岳
寒江山の山頂標
2022年09月18日 08:04撮影 by  ILCE-6500, SONY
9/18 8:04
寒江山の山頂標
寒江山から西の方を望む.佐渡島まで見渡せる.
2022年09月18日 08:04撮影 by  ILCE-6500, SONY
9/18 8:04
寒江山から西の方を望む.佐渡島まで見渡せる.
大朝日岳はまだまだ遠い
2022年09月18日 08:04撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
9/18 8:04
大朝日岳はまだまだ遠い
竜門山避難小屋の水場にビールが・・・!
2022年09月18日 09:04撮影 by  ILCE-6500, SONY
2
9/18 9:04
竜門山避難小屋の水場にビールが・・・!
竜門山避難小屋
2022年09月18日 09:04撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
9/18 9:04
竜門山避難小屋
西朝日岳まで来た
2022年09月18日 10:39撮影 by  ILCE-6500, SONY
9/18 10:39
西朝日岳まで来た
ピラミダルな大朝日岳山頂
2022年09月18日 10:40撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
9/18 10:40
ピラミダルな大朝日岳山頂
佐渡島?
2022年09月18日 10:40撮影 by  ILCE-6500, SONY
9/18 10:40
佐渡島?
ようやく大朝日岳の近くまできたがガスってきてしまった
2022年09月18日 11:47撮影 by  ILCE-6500, SONY
9/18 11:47
ようやく大朝日岳の近くまできたがガスってきてしまった
金玉水の水量は十分
2022年09月18日 12:09撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
9/18 12:09
金玉水の水量は十分
大朝日岳の山頂
2022年09月18日 12:26撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
9/18 12:26
大朝日岳の山頂
すっかりガスが濃くなってきた
2022年09月18日 12:31撮影 by  ILCE-6500, SONY
9/18 12:31
すっかりガスが濃くなってきた
節目の百名山60座目
2022年09月18日 12:43撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
9/18 12:43
節目の百名山60座目
大朝日避難小屋横の小さな神社
2022年09月18日 12:51撮影 by  ILCE-6500, SONY
9/18 12:51
大朝日避難小屋横の小さな神社
小朝日岳に向けて出発
2022年09月18日 13:12撮影 by  ILCE-6500, SONY
9/18 13:12
小朝日岳に向けて出発
小朝日岳山頂は雨が降っていて眺望はゼロ
2022年09月18日 14:35撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9/18 14:35
小朝日岳山頂は雨が降っていて眺望はゼロ
鳥原山の山頂
2022年09月18日 15:46撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9/18 15:46
鳥原山の山頂
3日目の明け方
2022年09月19日 04:59撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
9/19 4:59
3日目の明け方
朝日鉱泉近くの水場・弘法水
2022年09月19日 05:53撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
9/19 5:53
朝日鉱泉近くの水場・弘法水
めっちゃ怖い朝日鉱泉近くの吊り橋
2022年09月19日 06:01撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
9/19 6:01
めっちゃ怖い朝日鉱泉近くの吊り橋
朝日鉱泉のナチュラリストの家の入り口
2022年09月19日 06:14撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/19 6:14
朝日鉱泉のナチュラリストの家の入り口
ナチュラリストの家の前の広場からみる大朝日岳
2022年09月19日 06:54撮影 by  ILCE-6500, SONY
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9/19 6:54
ナチュラリストの家の前の広場からみる大朝日岳
ナチュラリストの家は営業中だが工事していた
2022年09月19日 07:18撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9/19 7:18
ナチュラリストの家は営業中だが工事していた

装備

個人装備
ザック ザックカバー シュラフ シュラフカバー 登山靴 ゴアマ 山シャツ ジャージ フリース セーター 靴下 地図 コンパス マップケース 銀マット ヘッドランプ 軍手 ライター 替え電池 テーピング ガムテープ 新聞紙 キジペ ブキ コウゲキ ナイフ 行動食(4 日分) 非常食(1 日分) 米 3 合 タオル お金 保険証 ポリタン 3 時計 日焼け止め 帽子
共同装備
3人用テントフライ 鍋 2 おたま 1 しゃもじ 1 EPI ヘッド 2 EPI 大 缶 2 ラジオ 1 ファーストエイドキット 1

感想

行動時間が10時間を超えたあたりからカロリーの補給が間に合わずシャリバテ気味になってしまいました。行動時間が伸びる時はもっとカロリー効率の高い行動食を持ってくるべきだし、そもそも脂肪を+1キロくらいつけたいと思います。

今回は、大学時代の部活の先輩と2泊3日で朝日連峰の主脈縦走路を歩いてきました。台風14号が迫る中、当初の予定を一部変更して2日目に鳥原避難小屋まで降りることにした結果、2日目の行程が14時間近くなってしまい、かなりしんどい山行になりました。大学1年生の時に土砂降りの尾瀬を14時間歩いた辛い記憶がフラッシュバックしてきました(笑)やはり、我々一般人にとって、適正な行動時間は1日8時間程度、長くても10時間くらいが限界みたいです。それを超えると、天候の如何によらず疲労で山を楽しめませんし、一晩寝ても疲れが抜けず体がバキバキになります。
もともと、3連休のそれぞれの日で大朝日岳、月山、鳥海山をレンタカーでも借りて巡ろうかと思っていたのですが、せっかく朝日に行くなら朝日連峰を縦走したいということで今回の計画を作りました。ただ、吊橋の破損や林道の崩落によって、大鳥池から以東岳を経て縦走するルートが使えなくなってしまったため、天狗角力取山方面から入山することになりました。
さて、ここのところ北アや南アなどを中心に登ってきましたが、やはり、朝日連峰はそうした中部山岳とは全く違いますね。森林限界が低く、標高1400m〜1500mから眺望が開け、雄大な景色を楽しめます。険阻な岩場もほとんどなく、草原や低木帯の縦走路となっています。避難小屋もよく整備されていて、水場にも困りません。標高は2000mに満たないながらも2泊3日の行程を組めるので、山中泊の入門にはもってこいだと思いました。ただ、縦走路は変化に乏しく、眺望もあまり変わりません。以東岳や大朝日岳の勇姿には感動しましたが、縦走後半は疲労も相まって少々飽きてしまいました。また、標高が低いので結構暑かったです。未明に小屋の外でラーメンを作って食べたのですが、半袖で短パンで過ごせるくらいには暖かかったです。それもあって初日は熱中症気味でバテバテでした。
今回、大井沢キャンプ場から天狗角力取山を経て主脈縦走路に取りつきましたが、これは公共交通機関で行くという縛りがあったためで、自家用車でアクセスする場合には、日暮沢小屋から以東小屋宿泊で1泊2日の行程を組むのが一般的みたいです。歩く距離がかなり伸びてしまうので、正直、今回のルート採りはあまりおすすめはできないです。
それでも、一時雨に降られたものの、おおむね好天の中山行を完遂し、景色も楽しめたので、今回の山行もかなり満足できました。これからは東北の山も開拓していきたいですね。

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