光岳(初めての南アルプス♪)


- GPS
- 30:32
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 2,314m
- 下り
- 2,314m
コースタイム
6:40易老度P(出発)
8:10面平
11:10易老岳(休憩)
11:45三吉平
13:35静高平(水場)
13:50光岳小屋(本日はここまで・・・疲れ果てました)
6/29(日)
6:20光岳小屋(登頂へ出発)
6:30這松(ハイマツ)群生地とかウロウロ 7:15
7:25光岳山頂
7:40光石
8:05光岳小屋(下山準備)
8:30下山開始
10:05易老岳
11:40面平(休憩)11:45
12:50易老度P
天候 | 6/28(土)曇り時々雨 6/29(日)曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
R152から易老度Pまでの林道赤石線は、易老度に近づくほど道幅がかなり狭くなり、未舗装で落石が多い箇所があるので慎重にゆっくりと走りましょう。夜間走るのが怖かったので道の駅で仮眠をして明るくなってから易老度へ向かいました。 易老度Pは舗装されていてしっかりした駐車場(無料)で20台ほど停められるようです。登山ポスト・仮設トイレ(だと思う)ありました。 R152沿いに「梨本ていしゃば(登山案内所)」や「道の駅遠山郷(かぐらの湯)」があります。 |
写真
実はここで生まれて初めて山の湧き水ってやつを飲みましたがマジで湧き水って美味いんですね〜(^^) 味についての評価とかよく分からんですけど生き返りました♪
昨年辺りから登ろうって思っていた場所に無事に到着しました! もう嬉しさがこみ上げて来ました。
たまたま上がって来られた二人組さんに写真を撮ってもらいました。
感想
6月28日(土)〜29日(日)の二日間、初めてづくしの登山に行ってきました。
今までは日帰り可能な奥三河の山々か富士山にしか登った事が無いんですが、今回は昨年から登ってみたいと思っていた南アルプスの100名山の最南端「光岳」に行ってきました。ついにアルプスデビューです(^^)
ヤマレコとか雑誌で光岳の情報を読み漁り、日帰りだとちょっと厳しいって事が分かったので、初めての一泊登山になりました。前日に現地近くで車中泊をしているので実質二泊になるのかな。
易老渡近くの道の駅で車中泊の朝、外は雨がパラパラ降っていました。天気が悪かったら登山を中止して帰ろうと考えていたんですが、とりあえず易老渡までは行ってみる事にしました。林道赤石線は徐々に道が狭くなってきて落石もそこら中にありました。こぶし大の石に乗り上げないように慎重に通り抜け無事に易老渡に到着しました。駐車場に着いた時、一仕事終わった〜って感じでした(笑)
雨は上がっていたので準備をして、ついに光岳に向けて登山を開始しました!
実はこの日のために新品の大型ザック(58L)をちょい前に購入しました。先週、試しに近所の山にテントや寝袋を詰めて上がりましたが、この日が本番のデビューでした。今までのザックは25Lのタイプなので今回は荷物の点数も重量的にもいつもよりかなり重くなっています。それでも腰のベルトがしっかり受け止めてくれるから、そこまで肩に負担がかからずに歩く事が出来ました。
易老岳に向けてはひたずら登り続けます。それも結構な勾配をこれでもか!って感じで上がっていきました。易老岳ってヤマレコや雑誌で見ても、光岳への通過点って感じで気楽に考えていたんですが、とにかく・・・キツい(><) ぜんぜん頂上まで到着しません。おまけにザックの重みが徐々に効いてきて、易老岳山頂に着いた時にはかなり疲れていました。これが南アルプスの山の大きさなのか〜。 あまりに疲れたので、登ってる途中でザックをほかってやろうかと思いましたよ(^^; 易老岳・・・あなどれません。
易老岳山頂で休憩をして呼吸を整え、光岳へ向かいました。ここからは少し下りの縦走路になるから歩きやすかったです。途中からまた小雨がパラパラしだしたので雨をはじくウィンドブレーカを着て歩き続けました。すると目に入って来たのが雪渓・・・。マジっすか、もう7月なのに雪が残ってるじゃん! 雪道は慣れていないのでゆっくり慎重に上がっていきました。アイゼンは不要でした。
何箇所かの雪渓とゴロゴロの石の道を登りきり静高平の水場に到着。テレビとかで湧き水飲んで「美味い!」とか言ってるけど本当に美味いのか!?って半信半疑だったけど、実際に飲んでみると・・・ほんと〜に美味かったです(^^) 美味い基準とか上手に説明できんけど、とにかく美味かった(笑)
その後、イザルガ岳の看板があったけど帰りにしようと思いスルーしときました(本当はこの時点で行くべきだったのかもしれません・・・って言うか、行っとけばよかった(><))。
そしてついに光岳小屋に到着〜。管理人さんたちが小屋オープンに向けて準備していました。当初はテント泊を考えていたんだけど、管理人さんたちと話をしていたら山小屋は冬季開放をしていると言うことで小屋に泊まらせてもらう事にしました。管理人さんがコーヒーで迎えてくれました。そして登山靴を脱いで小屋に上がってのんびりまったりして持ってきた缶チューハイで光岳小屋に乾杯しときました♪
そのまま晩ご飯も食べちゃって、夜6時頃には寝袋に潜り込みました。なかなか寝付けなかったですけどね(^^;
夜中に風雨の音で何回か目が覚めたけど、人工的な明かりが全く無い真っ暗な山小屋、寝袋にさらに潜り込んで寝ときました(笑)
外が明るくなってきてもまだ雨が降っていました。今日も雨か・・・。コーヒーをいれてしばし外を眺めていたら徐々に雲の切れ間が出てきました。そして少し晴れ間も(^^) 朝ごはんのおにぎりをとっとと食べて、荷物は小屋においたまま光岳山頂に向かいました。そしてついに昨年来憧れてきた光岳山頂に到達〜! 1人で感慨深く酔いしれていると茶臼岳方面から来たと言うお二方さんと一緒になり、話をしたり写真を取り合ったりして、行くのをパスしようかと思っていた光石にも誘ってくれたので一緒にいきました。途中の展望台からはほんと〜に素晴らしい景色が見れました。光石も綺麗に輝いていました。来てよかった〜、誘ってくれたお二方、本当にありがとうございました。
光岳小屋でお二方と分かれましたが、茶臼岳へ帰って畑薙方面におりるようです。またいつかお会い出来る事を願っていますね♪
さあ、自分も下山準備をして管理人さんたちにお礼をいって小屋を出発しました。来た時の雪渓を一歩ずつ元気良く歩いて降りて行きました。そして雪渓を降りきってなだらかな地点になった時にふと思い出しました・・・イザルガ岳に寄るのを忘れた〜〜〜〜〜〜〜!(><) も〜、失敗した〜! でも今更また登るのはイヤだ・・・。 またいつか・・・光岳に来よう、その時は必ずイザルガ岳にも行こう! と決めました(^^;
少し登り返して易老岳に到着。後は一気に易老渡まで降りちゃいましょう。淡々と降りて行ったんだけど下りも結構ハードです。太ももがピクピク言ってます。そして左足の靴が木の根っこにちょっと引っかかり、前かがみになって右足で何とか踏ん張ったんだけど、重いザックが遠心力で巴投げみたいになってすっ転んでしまいました(><) 怪我こそなかったけど生まれて初めて山道で前転しました。もし場所が悪かったら、こうやって滑落とかおきちゃうんでしょうかね・・・。気をつけないとな〜。
疲れ果ててもう歩けんって頃に赤い橋が見えてきました。ふ〜っ、やっと帰り着いたぞ〜疲れた。本当に長い下りだった。もう山なんて当分登らなくても良いわ〜・・・。
駐車場に着いた時の空は・・・夏色でした(^^)
と言うわけで、
初めての南アルプス、初めての山小屋泊、初めての雪渓歩き、初めての前転などなど初めてづくしの光岳登山でした。
今回、かなり疲れた登山だったので足の筋肉痛がかなり重症です。だから当分、アルプスは登らなくても良いかな・・・と思っているのに、聖岳とか茶臼岳とか調べ始めている自分がいます(笑) 山好きなやつは、喉もと過ぎれば熱さ忘れちゃう単純な生き物なんでしょうかね(^^)
はじめまして、
光岳の事を調べていまして、立ち寄りました。
アルプスデビュー、山での1泊デビューと、
とても印象に強く残る山行であったであろうことが容易に想像出来ます(*^_^*)
雪の残り具合、水場の様子もよく分かり、とても助かりました。
もともとは軽アイゼンを持っていこうと考えていたのですが、必要なさそうですね♪
自分も憧れ続けてなかなか機会が来なかった光岳、そろそろ挑戦したいと思います!
nosterさん、コメントありがとうございます(^^)
この光岳でいろんな初めてを体験する事ができました!
ほんと〜に楽しい山行でしたよ♪
登山道の残雪は雪道素人の自分でも大丈夫でした。
それよりも台風8号の影響がどうなるのか、それが心配ですね〜・・・。
光岳登山、ぜひ楽しんで下さいね(^^)
台風の影響は特になく、撤退ではありましたが無事に光岳に登ることができました♪
なにより、ICから駐車場までの利用道路を書いていてくれたのが助かりました。
ありがとうございます。
またいい情報、よろしくお願いしますね(^O^)
nosterさん、光岳登頂お疲れさまでした〜(^^)
まずは林道赤石線が台風後で易老渡まで辿り着けるのかと心配でしたが大丈夫だったようですね!
次はやっぱり聖岳ですかね♪ 南アルプス、お互い楽しんでいきましょ〜(^^)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する