北岳 間ノ岳



- GPS
- 13:37
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 2,439m
- 下り
- 2,449m
コースタイム
- 山行
- 1:42
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 1:49
- 山行
- 9:27
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 11:43
天候 | 1日目、晴 2日目、快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はありませんが、広河原から白根御池小屋経由の草すべりコースは直登で体力勝負。間ノ岳から北岳への登り返しもタフでした。 |
その他周辺情報 | 広河原山荘でシャワー利用(800円)出来ます。 |
写真
感想
6年振りの北岳。前回は日帰りでしたが、今回は白根御池にテン泊して間ノ岳ピストンの計画。
天気予報は2日間とも今シーズンにあり得ないくらいのハレ予報。期待が膨らむ。
山手線で同行の先輩と合流し新宿駅へ。少し早く着いたので、朝っぱらから通勤ラッシュを肴にちょっとビールで乾杯!
調子に乗って追いハイボールを飲んでると、バチが当たったのか、何と乗車予定のあずさがまさかの遅延。20分遅れとアナウンスしているので何とか甲府からのバスに間に合うかとタカを括って乗車したら何と甲府到着が30分遅れになり10時5分発のバスの発車時間に間に合わない。完全アウト。
何とかからないかって事で、先輩がバス会社に電話してくれた。しかしJRと連携してないので待ってくれないみたいとの事。万事休すか…
ちょっと考えてみると…そうだ!広河原行きのバスは竜王駅に寄るのを思い出した。
調べてみると甲府駅からの乗り継ぎは、ばっちりな上に竜王までわずかひと駅4分。
念の為、駅の階段をダッシュしバス停まで走って、何とか当初乗る予定のバスに間一髪間に合いました。
無事乗れたのはいいのだけれど、相変わらずのローカル路線バス。山道に入りカープで揺られ約2時間で広河原に到着。平日なのにまさかの満席で竜王から立たされ坊主(汗。途中夜叉神峠から何とか座れたので助かりました。
当初の予定通り6年振りの広河原に到着。準備して、吊り橋を渡り登山道に取り付く。
前回登った大樺沢ルートはトレイル崩壊?で通行止。なので今回は白根御池までのルートを辿る。
えっ…こんな急登だったっけ?1年振りのテン泊装備のザックを背負ってヒィヒィ言いながら登る、終わりの無いような樹林帯の急登が続く。天気良すぎて風も無くもう汗だく。
1時間以上の急登をひたすら登り続けているとトレイルがやっとトラバースに変わりほどなくして本日の野営地の白根御池小屋に到着。疲れた〜。
早速、受付をして池のほとりにテント設営し白根御池小屋の食堂にてビールで乾杯!
それにしても金曜日の割にヒトが多い。小屋も満員御礼だそうだ。
一旦テントに戻り、それぞれ晩ご飯の準備。陽が翳ると少し冷え込んでくる。お腹を満たした後、また小屋の食堂に戻り今度は日本酒タイム。
満たされたヤマ時間が過ぎてゆく。気分は最高。
明日は早いので8時前に切り上げてテントに戻る。心地よい酔いと疲労で横になった瞬間に寝落ちしました。
1時過ぎに目が覚める。一瞬何処にいるか把握出来ず混乱するも直ぐに状況把握。久しぶりのテン泊でしたがグッスリ眠れた。
テントから這い出して空を見上げる。満天の星空が広がっている。凄い。今日は間違いなく素晴らしい一日になる。
アルファ米で簡単な朝食を摂りトレランザックに必要な物を詰め込んで3時過ぎに北岳山頂を目指して出発。
すぐに急登が始まる。まだ辺りは暗く先が見えない。終わりない登りに思えて余計にキツイ。約1時間ほどハイクアップしてやっと稜線に出た。
夜明けが近くだんだんと空の色が変わってきた。
非日常を味わえる一番好きなヤマの時間。
北岳山頂でのご来光は間に合いそうに無いので、肩の小屋の手前で待つ事に。
東の空がだんだん明るくなり久しぶりにヤマで迎えるご来光。
素晴らしいご来光をしばし眺め出発。程なく北岳の山頂に到着。
あいかわらず快晴で富士山がくっきりと見える。
北岳から観る富士山はやはり格別だ。
天空の縦走路。確かにそうだけど地味にアップダウンがありしんどい。
でも南アルプスの絶景に癒されながら歩みを進める。
北岳山頂から進む事2時間。ようやく間ノ岳に登頂。相変わらずの快晴で360°の大パノラマ。素晴らしい眺望。最高すぎる!
山頂でしばらく休憩をしてベースキャンプの白根御池小屋まで帰路に着く。
当然、北岳へのも登り返しあり更に草すべりの急降下もありでもうヘロヘロ。
テントを撤収して疲労した体に更に重みを増したザックを背負い広河原まで降る。
いやー過去イチしんどい下山となりました。
綺麗になった広河原山荘でシャワー浴びて食堂でビール。最高!
甲府までのバスは座れたし、あずさも混んでなっかったし慌しかったけどゆっくり帰路に着く事が出来ました。
行きのドタバタもありまた、久々のテン泊装備でかなりしんどかったけど終始天候に恵まれた思い出深い山行となりました。
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