またまた約1ヶ月振りの京都駅。今回もテント泊装備を担ぐ。目指すは立山・剱岳。
登山を始めて5年、いよいよ「剱岳」に挑戦する。予習(動画でのルート確認)はたっぷりしてきた。いざ!
0
9/29 23:06
またまた約1ヶ月振りの京都駅。今回もテント泊装備を担ぐ。目指すは立山・剱岳。
登山を始めて5年、いよいよ「剱岳」に挑戦する。予習(動画でのルート確認)はたっぷりしてきた。いざ!
バス車内は満車だったが今回もぐっすり。ほぼ定刻通り富山駅前に到着。
ただここからの移動が大変。立山黒部アルペンルートで室堂まで向かう。まずは富山地方鉄道に乗って立山駅へ。
0
9/30 5:45
バス車内は満車だったが今回もぐっすり。ほぼ定刻通り富山駅前に到着。
ただここからの移動が大変。立山黒部アルペンルートで室堂まで向かう。まずは富山地方鉄道に乗って立山駅へ。
朝の電鉄富山駅。この時間のお客さんほぼ100%がザックを担いでいる。
好ダッシュを決めて無事座席確保。立山駅までの1時間、うつらうつら。
0
9/30 5:46
朝の電鉄富山駅。この時間のお客さんほぼ100%がザックを担いでいる。
好ダッシュを決めて無事座席確保。立山駅までの1時間、うつらうつら。
予定通り、7時過ぎに立山駅に到着。
ここから7時20分発のケーブルカーに乗るつもりだったのだが…これが想定外の大行列!ネット予約でチケットが買えることは知っていたが、まぁ平日金曜日なのですぐに買えるでしょと高をくくって大失敗。
並ぶこと1時間、なんとか9時発のチケットを購入。いきなり1時間半の遅れ。ヤバイ。
0
9/30 7:19
予定通り、7時過ぎに立山駅に到着。
ここから7時20分発のケーブルカーに乗るつもりだったのだが…これが想定外の大行列!ネット予約でチケットが買えることは知っていたが、まぁ平日金曜日なのですぐに買えるでしょと高をくくって大失敗。
並ぶこと1時間、なんとか9時発のチケットを購入。いきなり1時間半の遅れ。ヤバイ。
待ちに待った9時発のケーブルカー乗り場に向かうも大勢の人。
車内はギュウギュウ。美女平まで約7分の辛抱。
0
9/30 8:55
待ちに待った9時発のケーブルカー乗り場に向かうも大勢の人。
車内はギュウギュウ。美女平まで約7分の辛抱。
美女平からは高原バスに乗り換え。ここでも長い行列。はやる気持ちを抑えて並ぶ。
臨時便に乗りようやく室堂に向かえる。
0
9/30 9:10
美女平からは高原バスに乗り換え。ここでも長い行列。はやる気持ちを抑えて並ぶ。
臨時便に乗りようやく室堂に向かえる。
バスに揺られること1時間弱、車窓の向こうに立山連峰と剱岳の姿を確認。
天気は抜群、否応なくテンションが上がってくる。
0
9/30 10:03
バスに揺られること1時間弱、車窓の向こうに立山連峰と剱岳の姿を確認。
天気は抜群、否応なくテンションが上がってくる。
富山駅に着いてから4時間、やっと室堂ターミナルに到着。既に疲れた…などと言っている暇はない、すぐにも出発しなければ。
出口にいた係の人に登山届を提出。剱岳に登るならくれぐれも落石や滑落に注意するように!との助言。身が引き締まる。
0
9/30 10:09
富山駅に着いてから4時間、やっと室堂ターミナルに到着。既に疲れた…などと言っている暇はない、すぐにも出発しなければ。
出口にいた係の人に登山届を提出。剱岳に登るならくれぐれも落石や滑落に注意するように!との助言。身が引き締まる。
ターミナルから出るといきなりの絶景。青い、圧倒的に空が青い!
「中部山岳国立公園 立山」の石碑前で記念撮影。今日は何枚撮影することになるやら。
0
9/30 10:14
ターミナルから出るといきなりの絶景。青い、圧倒的に空が青い!
「中部山岳国立公園 立山」の石碑前で記念撮影。今日は何枚撮影することになるやら。
石碑すぐ横にある「立山玉殿の湧水」。ものすごく冷たくて美味しい水がドバドバ。
今晩テントを張る剱沢キャンプ場の水場は塩素殺菌でそのまま飲めないということで2日分・4L汲んだのだが…重い!ザックが重い!この後歩き切れるかしら。
0
9/30 10:15
石碑すぐ横にある「立山玉殿の湧水」。ものすごく冷たくて美味しい水がドバドバ。
今晩テントを張る剱沢キャンプ場の水場は塩素殺菌でそのまま飲めないということで2日分・4L汲んだのだが…重い!ザックが重い!この後歩き切れるかしら。
当初の予定より1時間半遅いスタート。急がないと。
歩き始めてすぐに目に飛び込んでくる風景がこれ。
すごい、本当にすごいところに来た。
0
9/30 10:31
当初の予定より1時間半遅いスタート。急がないと。
歩き始めてすぐに目に飛び込んでくる風景がこれ。
すごい、本当にすごいところに来た。
まず最初に目指すのは立山三山の主峰・雄山。
整備された歩道を歩いて行く。
0
9/30 10:37
まず最初に目指すのは立山三山の主峰・雄山。
整備された歩道を歩いて行く。
徐々に標高を上げていく。ひと月振りの登山、いつものように体が登山モードに切り替わるまでは辛抱、我慢。ゆっくりを意識しつつ焦って急ぎ、そして立ち休憩。
振り返ればミクリガ池が青い。
0
9/30 11:02
徐々に標高を上げていく。ひと月振りの登山、いつものように体が登山モードに切り替わるまでは辛抱、我慢。ゆっくりを意識しつつ焦って急ぎ、そして立ち休憩。
振り返ればミクリガ池が青い。
一ノ越山荘に到着。正直ここまでは準備運動のレベル。息を整える。
それにしても人が多いなぁ。金曜日だけど?平日だけど?
0
9/30 11:07
一ノ越山荘に到着。正直ここまでは準備運動のレベル。息を整える。
それにしても人が多いなぁ。金曜日だけど?平日だけど?
ここから雄山山頂に向けて岩がゴロゴロした本格的な登山道になっていく。
ハイキング、散歩で来られるのはここまで。この先はしっかりした装備が望ましい。まぁ今日はコンディションばっちりなので普通に行けそうだけど。
0
9/30 11:10
ここから雄山山頂に向けて岩がゴロゴロした本格的な登山道になっていく。
ハイキング、散歩で来られるのはここまで。この先はしっかりした装備が望ましい。まぁ今日はコンディションばっちりなので普通に行けそうだけど。
太陽燦々。標高が高いから紫外線も強い。肌にビシビシ突き刺さるのがわかる。
北アルプスの山々が連なる。槍ヶ岳と笠ヶ岳は本当にわかりやすい。
0
9/30 11:19
太陽燦々。標高が高いから紫外線も強い。肌にビシビシ突き刺さるのがわかる。
北アルプスの山々が連なる。槍ヶ岳と笠ヶ岳は本当にわかりやすい。
足元は岩がゴロゴロ。浮石に注意。
それにしても人が多い。道幅が狭いところで渋滞が発生。待つしかないのだけど予定から遅れているのでどうしても焦る。
0
9/30 11:23
足元は岩がゴロゴロ。浮石に注意。
それにしても人が多い。道幅が狭いところで渋滞が発生。待つしかないのだけど予定から遅れているのでどうしても焦る。
少し開けたところで一気にスパート…とはなかなかならず。給水してからザックが重い。
目指す先に建物が見えてきた。もうすぐ山頂か?
0
9/30 11:38
少し開けたところで一気にスパート…とはなかなかならず。給水してからザックが重い。
目指す先に建物が見えてきた。もうすぐ山頂か?
一ノ越山荘から40分、立山の一等三角点に到着。
とりあえずタッチ。
0
9/30 11:52
一ノ越山荘から40分、立山の一等三角点に到着。
とりあえずタッチ。
この先に雄山山頂、雄山神社のお社が見える。
それにしても空が青い。深く青い。宇宙が近そう。
0
9/30 11:56
この先に雄山山頂、雄山神社のお社が見える。
それにしても空が青い。深く青い。宇宙が近そう。
鳥居をくぐって山頂へ。
本来なら参拝料700円が要るようだけど既に今シーズンの参拝期間が終了していたようでそのまま素通り。
0
9/30 11:59
鳥居をくぐって山頂へ。
本来なら参拝料700円が要るようだけど既に今シーズンの参拝期間が終了していたようでそのまま素通り。
立山三山一座目・雄山登頂。
お社の前に立派な黒石でできた標石あり。これもタッチ。
0
9/30 12:01
立山三山一座目・雄山登頂。
お社の前に立派な黒石でできた標石あり。これもタッチ。
これから向かう大汝山と富士ノ折立。
この先もゴツゴツした岩の道が続く。
0
9/30 12:02
これから向かう大汝山と富士ノ折立。
この先もゴツゴツした岩の道が続く。
ルートの東側には後立山連峰。五竜岳、鹿島槍ヶ岳、爺ケ岳などなど。
あちらにも行きたいなぁと思いつつ、バスの予約がいつも満車で全然取れない。いつ行ける?
0
9/30 12:02
ルートの東側には後立山連峰。五竜岳、鹿島槍ヶ岳、爺ケ岳などなど。
あちらにも行きたいなぁと思いつつ、バスの予約がいつも満車で全然取れない。いつ行ける?
「日本三霊山」の碑。
富士山、白山、そして今日の立山でコンプリート。
0
9/30 12:06
「日本三霊山」の碑。
富士山、白山、そして今日の立山でコンプリート。
二座目・大汝山に向けスタート。
途中、青空に突き刺さらんばかりに尖る岩発見。わかりづらいけど相当大きい岩。絵になるなぁ。
0
9/30 12:19
二座目・大汝山に向けスタート。
途中、青空に突き刺さらんばかりに尖る岩発見。わかりづらいけど相当大きい岩。絵になるなぁ。
山頂手前にザックをテポして大汝山に登頂。
広くない山頂では写真撮影の順番待ちが発生。前の人の写真を撮ってあげ後ろの人に撮影してもらった。
0
9/30 12:28
山頂手前にザックをテポして大汝山に登頂。
広くない山頂では写真撮影の順番待ちが発生。前の人の写真を撮ってあげ後ろの人に撮影してもらった。
山頂からは黒部湖がはっきり。
絵の具で染めたみたいに濃い色。
0
9/30 12:29
山頂からは黒部湖がはっきり。
絵の具で染めたみたいに濃い色。
突如、ヘリコプターが登場。これから進む別山、そして剱岳方向に飛んで行った…
捜索?救助?
山頂にいたみんなが言葉にせずとも思ったはず。でもすぐ飛び去っていったので違ったみたい(と思いたい)。
0
9/30 12:31
突如、ヘリコプターが登場。これから進む別山、そして剱岳方向に飛んで行った…
捜索?救助?
山頂にいたみんなが言葉にせずとも思ったはず。でもすぐ飛び去っていったので違ったみたい(と思いたい)。
立山三座目・富士ノ折立にて。
ここでも写真撮影の順番に並び、そして撮ってもらう。
0
9/30 12:56
立山三座目・富士ノ折立にて。
ここでも写真撮影の順番に並び、そして撮ってもらう。
立山三山は制覇した。でもこの日の行程はまだ終わっていない。
この先進む道のり確認。これまでの岩がゴロゴロした道と雰囲気が変わった。白い。
0
9/30 13:09
立山三山は制覇した。でもこの日の行程はまだ終わっていない。
この先進む道のり確認。これまでの岩がゴロゴロした道と雰囲気が変わった。白い。
富士ノ折立から下ってきた道を振り返る。
うーん、なんという異世界感。
0
9/30 13:18
富士ノ折立から下ってきた道を振り返る。
うーん、なんという異世界感。
別山手前のピーク・真砂岳付近で先を歩く4人組。
ん、ビートルズかな?
0
9/30 13:29
別山手前のピーク・真砂岳付近で先を歩く4人組。
ん、ビートルズかな?
さらっと真砂岳到着。
などと言ってはいるものの、ここまでで相当に疲れた。やっぱりテント泊装備に加えて4Lの水(=4kg)がかなりキツイ。剱沢まではまだまだ。
0
9/30 13:34
さらっと真砂岳到着。
などと言ってはいるものの、ここまでで相当に疲れた。やっぱりテント泊装備に加えて4Lの水(=4kg)がかなりキツイ。剱沢まではまだまだ。
この先の別山がなんともデカイ。そして遠い…
それでも一歩ずつ、一歩ずつ…
0
9/30 13:47
この先の別山がなんともデカイ。そして遠い…
それでも一歩ずつ、一歩ずつ…
そして別山南峰に到着。
たとえわずかな一歩でも繰り返せばちゃんと頂上に至る。人間の歩み、すごい。
0
9/30 14:18
そして別山南峰に到着。
たとえわずかな一歩でも繰り返せばちゃんと頂上に至る。人間の歩み、すごい。
目の前に剱岳がドーンと登場。
多少雲が掛かってきたけれど、それが逆に恐怖感、ラスボス感を演出しているみたい。
0
9/30 14:19
目の前に剱岳がドーンと登場。
多少雲が掛かってきたけれど、それが逆に恐怖感、ラスボス感を演出しているみたい。
別山稜線から剱沢キャンプ場に向けて下って行く。
至るところでチングルマが群生。綿毛と紅葉がピークみたい。
0
9/30 14:43
別山稜線から剱沢キャンプ場に向けて下って行く。
至るところでチングルマが群生。綿毛と紅葉がピークみたい。
室堂を出発して4時間半、どうにか剱沢キャンプ場までやって来た。あぁ疲れた。
300張はできるというテント場、確かに広いけど岩でゴツゴツしてフラットなところは少なそう。先客も多い。早く受付して設営地を決めないと。
0
9/30 15:00
室堂を出発して4時間半、どうにか剱沢キャンプ場までやって来た。あぁ疲れた。
300張はできるというテント場、確かに広いけど岩でゴツゴツしてフラットなところは少なそう。先客も多い。早く受付して設営地を決めないと。
剱沢野営管理所にて受付。1張1,000円。うーん、嬉しい。
手前右側が水場。水量豊富で冷たいが煮沸推奨。ここの水が生での飲用不適とのことだったので室堂で給水して担いできた!いやぁ頑張った!
0
9/30 15:03
剱沢野営管理所にて受付。1張1,000円。うーん、嬉しい。
手前右側が水場。水量豊富で冷たいが煮沸推奨。ここの水が生での飲用不適とのことだったので室堂で給水して担いできた!いやぁ頑張った!
受付後、キャンプ場をうろうろして設営場所を探す。
少し傾斜しているものの剱岳が目の前に拝め、比較的トイレも近いこの場所を今夜のキャンプ地とする!
0
9/30 15:10
受付後、キャンプ場をうろうろして設営場所を探す。
少し傾斜しているものの剱岳が目の前に拝め、比較的トイレも近いこの場所を今夜のキャンプ地とする!
スペース、広さは問題なかったのだけどなんとも地面が固い!岩がゴツゴツしてペグが全然刺さらない…仕方なく岩止めするも安定感に欠ける。フライも皺だらけ。
幸い、ほとんど風が吹かなかったので崩壊する心配はなかった。
0
9/30 15:42
スペース、広さは問題なかったのだけどなんとも地面が固い!岩がゴツゴツしてペグが全然刺さらない…仕方なく岩止めするも安定感に欠ける。フライも皺だらけ。
幸い、ほとんど風が吹かなかったので崩壊する心配はなかった。
テント設営を終えて後は着替えてゆっくり…とはいかず。もっとも大事なミッションが残っている。
そう、それはビールの買い出し。ここ剱沢キャンプ場に売店はなし。歩いて10分ほどの剱沢小屋まで買いに行く。
0
9/30 15:50
テント設営を終えて後は着替えてゆっくり…とはいかず。もっとも大事なミッションが残っている。
そう、それはビールの買い出し。ここ剱沢キャンプ場に売店はなし。歩いて10分ほどの剱沢小屋まで買いに行く。
なかなかにザレた岩道を下って剱沢小屋へ。
無事に500ml缶と350ml缶1本ずつゲット。合わせて1,600円。
0
9/30 16:01
なかなかにザレた岩道を下って剱沢小屋へ。
無事に500ml缶と350ml缶1本ずつゲット。合わせて1,600円。
行きが下りなら帰りは当然登り…
いくら空身と言えど既に疲れ切った体でこの岩場を登っていくのが本当に辛い…
0
9/30 16:04
行きが下りなら帰りは当然登り…
いくら空身と言えど既に疲れ切った体でこの岩場を登っていくのが本当に辛い…
それでもキャンプ場まで戻ってくればこの絶景。疲れも吹き飛び…まではしないもののさすがに気分は良い。
やはり金曜日、激混みということもなく程良い賑わい振り。
0
9/30 16:08
それでもキャンプ場まで戻ってくればこの絶景。疲れも吹き飛び…まではしないもののさすがに気分は良い。
やはり金曜日、激混みということもなく程良い賑わい振り。
テントに戻り早速乾杯。お疲れ様でした。
剱岳を眺めながら晩ご飯の準備。最高に贅沢。
0
9/30 16:51
テントに戻り早速乾杯。お疲れ様でした。
剱岳を眺めながら晩ご飯の準備。最高に贅沢。
ご飯を食べ終えた後は刻一刻と表情を変える剱岳を眺める。
いよいよ明日挑戦。本当に登れるだろうか。
0
9/30 17:30
ご飯を食べ終えた後は刻一刻と表情を変える剱岳を眺める。
いよいよ明日挑戦。本当に登れるだろうか。
今夜のテント内。見事なまでの散乱っぷり。大丈夫、明日の準備だけはできているから。
だんだん寒くなってきた。明朝はなるべく早く出発するために早く休むことに。1日目が終わる。
0
9/30 17:57
今夜のテント内。見事なまでの散乱っぷり。大丈夫、明日の準備だけはできているから。
だんだん寒くなってきた。明朝はなるべく早く出発するために早く休むことに。1日目が終わる。
2日目。
夜を通して風はほぼなかったがかなり冷え込み、途中で何度も目が覚めた。起きる予定時間になってもなかなか動けず、もうこのまま寝ておこうかなぁ…などという甘えた考えをえいやっ!となぎ払う。朝食を食べ支度を整え終えると結局当初予定していた4時半に。
さぁスタート。必ず無事に帰って来る!
0
10/1 4:30
2日目。
夜を通して風はほぼなかったがかなり冷え込み、途中で何度も目が覚めた。起きる予定時間になってもなかなか動けず、もうこのまま寝ておこうかなぁ…などという甘えた考えをえいやっ!となぎ払う。朝食を食べ支度を整え終えると結局当初予定していた4時半に。
さぁスタート。必ず無事に帰って来る!
上はジオライン長袖・速乾半袖シャツ・フリース・薄手のシェルの4枚。下は下着とトレッキングパンツのみ。サコッシュをたすき掛け、サブザックを背負う。頭にはもちろんヘルメットというスタイル。
上空は満天の星空、地上でもテントがきらめいている。まだ準備中の人の方が多い。お先に行ってまいります。
0
10/1 4:31
上はジオライン長袖・速乾半袖シャツ・フリース・薄手のシェルの4枚。下は下着とトレッキングパンツのみ。サコッシュをたすき掛け、サブザックを背負う。頭にはもちろんヘルメットというスタイル。
上空は満天の星空、地上でもテントがきらめいている。まだ準備中の人の方が多い。お先に行ってまいります。
真っ暗な岩場の道で頼りになるのはヘッドライトの明かりのみ。自分のヘッデンは最低限の光量しかないため先行者の方の強烈な明かりがすごく助かる。
ところがすぐに追い付いてしまい、お先にどうぞ、となってしまう。何度かマークを見失いつつなんとか剣山荘を目指す。
0
10/1 4:41
真っ暗な岩場の道で頼りになるのはヘッドライトの明かりのみ。自分のヘッデンは最低限の光量しかないため先行者の方の強烈な明かりがすごく助かる。
ところがすぐに追い付いてしまい、お先にどうぞ、となってしまう。何度かマークを見失いつつなんとか剣山荘を目指す。
スタートして30分ほどで剣山荘に到着。
ここまでは準備運動、随分体も温まってきた。着てきたフリースを脱ぐ。
東の空が白んできた。
0
10/1 4:58
スタートして30分ほどで剣山荘に到着。
ここまでは準備運動、随分体も温まってきた。着てきたフリースを脱ぐ。
東の空が白んできた。
小屋脇の入り口からいよいよ登り始め。
少し上がってから振り返る。剣山荘と剱沢小屋、キャンプ場の大きな明かりの他に点在する小さなヘッデンの明かり。みんなが動き始めている。
0
10/1 5:01
小屋脇の入り口からいよいよ登り始め。
少し上がってから振り返る。剣山荘と剱沢小屋、キャンプ場の大きな明かりの他に点在する小さなヘッデンの明かり。みんなが動き始めている。
ルートは最初からゴリゴリの岩場。暗いうちは特に浮石に注意して進んでいく。
するといよいよ鎖が出現!プレートには「別山尾根ルート2番目鎖場」の文字…あれ、1番目の鎖は?暗いから気付かず素通りした模様…ここは鎖に頼る必要はまったくなし。
0
10/1 5:14
ルートは最初からゴリゴリの岩場。暗いうちは特に浮石に注意して進んでいく。
するといよいよ鎖が出現!プレートには「別山尾根ルート2番目鎖場」の文字…あれ、1番目の鎖は?暗いから気付かず素通りした模様…ここは鎖に頼る必要はまったくなし。
剱岳最初のピーク・一服剱到着。
東側、後立山連峰と空の境目がどんどんくっきり赤くなっていく。一気に朝が広がっていく。
明るくなれば不安も軽減する。
0
10/1 5:18
剱岳最初のピーク・一服剱到着。
東側、後立山連峰と空の境目がどんどんくっきり赤くなっていく。一気に朝が広がっていく。
明るくなれば不安も軽減する。
これから進む北側。目の前にあるのは前剱。本命の剱岳は右後方。
所々に先を行く登山者のヘッデンの明かり。暗さもあってすごい雰囲気。
0
10/1 5:20
これから進む北側。目の前にあるのは前剱。本命の剱岳は右後方。
所々に先を行く登山者のヘッデンの明かり。暗さもあってすごい雰囲気。
それでもどんどん朝が進む。わずか数分で見える景色が変わっていき、細かいところもどんどんクリアに。すごい造形。
0
10/1 5:24
それでもどんどん朝が進む。わずか数分で見える景色が変わっていき、細かいところもどんどんクリアに。すごい造形。
3番目の鎖・前剱の大岩。
ここも鎖は補助的に掴む程度で大丈夫。ただし浮石・落石には最大限注意。
0
10/1 5:42
3番目の鎖・前剱の大岩。
ここも鎖は補助的に掴む程度で大丈夫。ただし浮石・落石には最大限注意。
大岩をクリアする頃、ちょうど太陽が昇ってきた。
本当に真っ赤な光が辺りを照らす。
1
10/1 5:43
大岩をクリアする頃、ちょうど太陽が昇ってきた。
本当に真っ赤な光が辺りを照らす。
その証拠に太陽光が当たった岩場から一気に赤く染まっていく。
すごい!
1
10/1 5:44
その証拠に太陽光が当たった岩場から一気に赤く染まっていく。
すごい!
感動しつつも先を急がないと。
4番目の鎖。ここも特に問題なくクリア。
0
10/1 5:49
感動しつつも先を急がないと。
4番目の鎖。ここも特に問題なくクリア。
そして前剱頂上へ。
昇る太陽。360°丸々絶景。しばし堪能。
1
10/1 5:54
そして前剱頂上へ。
昇る太陽。360°丸々絶景。しばし堪能。
ここまではまだまだ序盤。予習した限り、ここから先が剱岳登山の本番。
息を整え、そして気持ちも整える。
0
10/1 5:54
ここまではまだまだ序盤。予習した限り、ここから先が剱岳登山の本番。
息を整え、そして気持ちも整える。
それにしても朝日が美しい。
五竜岳、鹿島槍ヶ岳、そして爺ケ岳。後立山の稜線も美しい。いつ行こう?いつ行ける?
0
10/1 5:56
それにしても朝日が美しい。
五竜岳、鹿島槍ヶ岳、そして爺ケ岳。後立山の稜線も美しい。いつ行こう?いつ行ける?
などと考えている間に最初の難関・5番目鎖場へ。左右が切れ落ちた約4mの一本橋とその後は岩峰のトラバースが待つ。数々の動画で見て手に汗握ったポイント。
0
10/1 5:59
などと考えている間に最初の難関・5番目鎖場へ。左右が切れ落ちた約4mの一本橋とその後は岩峰のトラバースが待つ。数々の動画で見て手に汗握ったポイント。
ただこの日はまったく風なし。天気も抜群。それによく見ると一本橋の幅も広い。そしてそれほど長くもない。
余裕で渡り切る。なんなら途中で谷底を眺めるほどに。渡ってからのトラバースも足場充分で難なくクリア。
0
10/1 6:00
ただこの日はまったく風なし。天気も抜群。それによく見ると一本橋の幅も広い。そしてそれほど長くもない。
余裕で渡り切る。なんなら途中で谷底を眺めるほどに。渡ってからのトラバースも足場充分で難なくクリア。
トラバースしてから後続の方を撮影。うん、しっかり注意すれば大丈夫そう。
まぁ万が一にも落ちたら一発でアウトだけど。
0
10/1 6:01
トラバースしてから後続の方を撮影。うん、しっかり注意すれば大丈夫そう。
まぁ万が一にも落ちたら一発でアウトだけど。
足元を見ると所々に霜柱が。
確かに夜は寒かったもの。もう山の上は秋、というか冬が近付いている模様。
0
10/1 6:01
足元を見ると所々に霜柱が。
確かに夜は寒かったもの。もう山の上は秋、というか冬が近付いている模様。
6番目の鎖は下り傾斜に設置。
ここは必要に応じて掴む程度でOK。
0
10/1 6:03
6番目の鎖は下り傾斜に設置。
ここは必要に応じて掴む程度でOK。
7番目の鎖は平蔵の頭(ズコ)。
まずは垂直の登り。心強く突き刺さる鉄杭のおかげで見た目ほどの難易度はない。
0
10/1 6:16
7番目の鎖は平蔵の頭(ズコ)。
まずは垂直の登り。心強く突き刺さる鉄杭のおかげで見た目ほどの難易度はない。
登り切ってからすぐに下降。
ここもそこまでの難易度を感じない。もし怖さを感じるなら後ろ向きで3点支持をしっかりと。
0
10/1 6:17
登り切ってからすぐに下降。
ここもそこまでの難易度を感じない。もし怖さを感じるなら後ろ向きで3点支持をしっかりと。
見上げるとこんな感じ。
滑落・転倒よりも落石が怖い。浮石には本当に注意を。
1
10/1 6:19
見上げるとこんな感じ。
滑落・転倒よりも落石が怖い。浮石には本当に注意を。
8番目の鎖・平蔵のコル。
右側が切れ落ちた岩壁沿いを進んだ先で真上に登っていく難所。落ちたら当然アウト。
前のグループはハーネスで安全確保しながら進んでいた。ここはちょっと怖かった。
0
10/1 6:23
8番目の鎖・平蔵のコル。
右側が切れ落ちた岩壁沿いを進んだ先で真上に登っていく難所。落ちたら当然アウト。
前のグループはハーネスで安全確保しながら進んでいた。ここはちょっと怖かった。
8番目の鎖をクリア。そして登りルート最大の難所「カニのたてばい」へ。
0
10/1 6:26
8番目の鎖をクリア。そして登りルート最大の難所「カニのたてばい」へ。
ほぼ垂直の壁を鎖と鉄杭頼りに約50mほど登っていく。落下はもちろん、先行者の落石にも充分注意しなければならない。
どうしても渋滞しやすいポイント。先行者との間はしっかり確保するよう意識。
1
10/1 6:28
ほぼ垂直の壁を鎖と鉄杭頼りに約50mほど登っていく。落下はもちろん、先行者の落石にも充分注意しなければならない。
どうしても渋滞しやすいポイント。先行者との間はしっかり確保するよう意識。
なので登頂途中で写真撮影する余裕もある。
時間に余裕があれば気持ちにも余裕が出てくる。事前に想像していた以上に恐怖や不安もなく落ち着いて登ることができた。
0
10/1 6:30
なので登頂途中で写真撮影する余裕もある。
時間に余裕があれば気持ちにも余裕が出てくる。事前に想像していた以上に恐怖や不安もなく落ち着いて登ることができた。
カニのたてばいを登り切ってから後続者とここまで歩いてきたルートを撮影。
すごいところを歩いてきたなぁ。そして、あの「カニのたてばい」を(難なく)クリアした!高揚感に満ち溢れる。
1
10/1 6:34
カニのたてばいを登り切ってから後続者とここまで歩いてきたルートを撮影。
すごいところを歩いてきたなぁ。そして、あの「カニのたてばい」を(難なく)クリアした!高揚感に満ち溢れる。
カニのたてばいをクリアしたら山頂はすぐそこ!
と思っていたのだけどこれが案外まだまだだった。ゴロゴロの岩場歩きが続く。
0
10/1 6:45
カニのたてばいをクリアしたら山頂はすぐそこ!
と思っていたのだけどこれが案外まだまだだった。ゴロゴロの岩場歩きが続く。
いやぁ…それにしてもなかなか山頂に着かないじゃない。ただ歩くしかないのだけど。
振り返ると影剱。
1
10/1 6:49
いやぁ…それにしてもなかなか山頂に着かないじゃない。ただ歩くしかないのだけど。
振り返ると影剱。
進む先にようやくお社の姿を確認。
もう少し!
0
10/1 6:51
進む先にようやくお社の姿を確認。
もう少し!
キャンプ場を出発して2時間半、剱岳山頂2,999mに到着!
登山を始めて5年、「岩と雪の殿堂」、「デスマウンテン」などと言われる剱岳にようやく登頂できた。
記念撮影してもらう。
1
10/1 6:55
キャンプ場を出発して2時間半、剱岳山頂2,999mに到着!
登山を始めて5年、「岩と雪の殿堂」、「デスマウンテン」などと言われる剱岳にようやく登頂できた。
記念撮影してもらう。
山頂はそこそこ広く結構多くの人がいる。
眺望もばっちり。天気も最高。幸せと満足感に満ち足りた時間を味わう。
0
10/1 6:57
山頂はそこそこ広く結構多くの人がいる。
眺望もばっちり。天気も最高。幸せと満足感に満ち足りた時間を味わう。
遠くに富士山も見える。
山頂に辿り着いて富士山が見えるとやっぱり嬉しい。
1
10/1 7:01
遠くに富士山も見える。
山頂に辿り着いて富士山が見えるとやっぱり嬉しい。
太陽も元気。
ここは天国に随分近そうな感じがする。まぁある意味間違ってないけど。
0
10/1 7:01
太陽も元気。
ここは天国に随分近そうな感じがする。まぁある意味間違ってないけど。
山頂を充分満喫。そろそろ下山しようか。
最後にお社をしっかり目に焼き付ける。無事ここまで来られた。またいつか来られるだろうか。来られるといいな。
0
10/1 7:12
山頂を充分満喫。そろそろ下山しようか。
最後にお社をしっかり目に焼き付ける。無事ここまで来られた。またいつか来られるだろうか。来られるといいな。
これから戻るルートを確認。
言うまでもなく危険箇所多数。改めて気を引き締める。
1
10/1 7:16
これから戻るルートを確認。
言うまでもなく危険箇所多数。改めて気を引き締める。
そしていきなり現れる最大の難所、10番目鎖場・カニのよこばい。
多くの動画やネットの記事を見たけれど、ここが一番危険なところだと意見が一致している。深呼吸。いざ!
0
10/1 7:27
そしていきなり現れる最大の難所、10番目鎖場・カニのよこばい。
多くの動画やネットの記事を見たけれど、ここが一番危険なところだと意見が一致している。深呼吸。いざ!
最初に下っていき、その後は垂直の壁を真横にトラバースする。最初の一歩目の着地点が見えなくて怖いとのこと。さぁどうだ?
0
10/1 7:27
最初に下っていき、その後は垂直の壁を真横にトラバースする。最初の一歩目の着地点が見えなくて怖いとのこと。さぁどうだ?
先行されるご夫婦の様子を上から確認。
先に行く旦那さんがアドバイスするも奥さんが手こずっている模様。
0
10/1 7:29
先行されるご夫婦の様子を上から確認。
先に行く旦那さんがアドバイスするも奥さんが手こずっている模様。
そして自分の番。焦りや緊張はそれほどない。では行こう。
まずは赤ペンキで示された足場を確認。多くの動画投稿者や先行された奥さんは壁側に向いて足場を探していたけれど、自分は壁に対して横向きで進んでみた。すると最初に足を置く場所が丸見え、2歩目もはっきり確認できた。これなら全然大丈夫。
1
10/1 7:30
そして自分の番。焦りや緊張はそれほどない。では行こう。
まずは赤ペンキで示された足場を確認。多くの動画投稿者や先行された奥さんは壁側に向いて足場を探していたけれど、自分は壁に対して横向きで進んでみた。すると最初に足を置く場所が丸見え、2歩目もはっきり確認できた。これなら全然大丈夫。
ご夫婦がトラバースし終えるの待つ間に撮影。
ここも壁に向かずそのまま真っ直ぐ進むと足の置く位置がよく見えてびっくりするくらいにスムーズに行けた。案外高所の適性があるのかしら。
尚、言うまでもないことだけど万一落ちるようなことがあると即アウトね。
0
10/1 7:30
ご夫婦がトラバースし終えるの待つ間に撮影。
ここも壁に向かずそのまま真っ直ぐ進むと足の置く位置がよく見えてびっくりするくらいにスムーズに行けた。案外高所の適性があるのかしら。
尚、言うまでもないことだけど万一落ちるようなことがあると即アウトね。
カニのよこばいを終えてすぐにある垂直の梯子。10mくらい?
梯子は鎖場に比べて3点支持しやすいので安心。
0
10/1 7:32
カニのよこばいを終えてすぐにある垂直の梯子。10mくらい?
梯子は鎖場に比べて3点支持しやすいので安心。
梯子の後はまた垂直な壁に鎖。
3点支持をしっかり、鎖の使用は補助的に、落石に注意。基本に忠実に。
1
10/1 7:33
梯子の後はまた垂直な壁に鎖。
3点支持をしっかり、鎖の使用は補助的に、落石に注意。基本に忠実に。
鎖を下り終えると突如現れる携帯トイレ用ブース。中を確認、若干崩壊気味。
果たしてここで用を足さざるを得ないほど追い込まれるような状況でここまでの行程をクリアできるものだろうか?
0
10/1 7:34
鎖を下り終えると突如現れる携帯トイレ用ブース。中を確認、若干崩壊気味。
果たしてここで用を足さざるを得ないほど追い込まれるような状況でここまでの行程をクリアできるものだろうか?
平蔵のコルからカニのたてばい方向を見る。壁に人が張り付いている。
遠くから見ると確かに怖そうなのだけど実際にチャレンジしてみると感覚は違った。怖さだけでなく面白さや興奮もあった。
0
10/1 7:35
平蔵のコルからカニのたてばい方向を見る。壁に人が張り付いている。
遠くから見ると確かに怖そうなのだけど実際にチャレンジしてみると感覚は違った。怖さだけでなく面白さや興奮もあった。
11番目の鎖・平蔵のコル。
往路での登りは若干緊張した。慎重に下る。
0
10/1 7:37
11番目の鎖・平蔵のコル。
往路での登りは若干緊張した。慎重に下る。
12番目の鎖・平蔵の頭。
まずは登ってすぐに下る。そこそこの高度感。
0
10/1 7:39
12番目の鎖・平蔵の頭。
まずは登ってすぐに下る。そこそこの高度感。
12番の鎖を下りてくると往路・7番の鎖と合流。
まさに鉄杭を登っていくグループが。お気を付けて。
0
10/1 7:43
12番の鎖を下りてくると往路・7番の鎖と合流。
まさに鉄杭を登っていくグループが。お気を付けて。
そしていよいよラスト13番目の鎖場へ。
10mほどありそうな岩峰を丁寧に登る。
1
10/1 7:55
そしていよいよラスト13番目の鎖場へ。
10mほどありそうな岩峰を丁寧に登る。
登り切るとちょっとしたトラバースに。油断さえしなければ問題なし。
0
10/1 7:57
登り切るとちょっとしたトラバースに。油断さえしなければ問題なし。
左側頭上を見上げると5番目鎖場の一本橋の真下だった。なるほど、あの岩峰だったのか。
予習段階ではいまいち位置関係が曖昧だったが実際に歩いてみるとよくわかる。
0
10/1 7:59
左側頭上を見上げると5番目鎖場の一本橋の真下だった。なるほど、あの岩峰だったのか。
予習段階ではいまいち位置関係が曖昧だったが実際に歩いてみるとよくわかる。
下りの3番目鎖場・前剱の大岩。
剱岳登頂後で気が緩み、また疲れもあって転倒や落石など意外に事故が多いという。
確かにすごくザレザレ。集中して通過。
0
10/1 8:11
下りの3番目鎖場・前剱の大岩。
剱岳登頂後で気が緩み、また疲れもあって転倒や落石など意外に事故が多いという。
確かにすごくザレザレ。集中して通過。
一服剱まで戻る。少し休憩。
目の前には下りルートでは通らない前剱。朝とはまた違った表情。剱岳本体を隠すように、守るようにどデカく存在。
1
10/1 8:43
一服剱まで戻る。少し休憩。
目の前には下りルートでは通らない前剱。朝とはまた違った表情。剱岳本体を隠すように、守るようにどデカく存在。
一服剱から剣山荘に向けてラストスパート。
2番の鎖場を通過してすぐ、往路で見落としてしまった1番の鎖を発見。おぉ良かった良かった。これで剱岳全13本の鎖をコンプリート。
1
10/1 8:53
一服剱から剣山荘に向けてラストスパート。
2番の鎖場を通過してすぐ、往路で見落としてしまった1番の鎖を発見。おぉ良かった良かった。これで剱岳全13本の鎖をコンプリート。
山頂を出発して2時間ちょっと、無事剣山荘まで下りてこられた。ひとまずは安心。
小屋で剱岳のバッジを購入。
0
10/1 9:06
山頂を出発して2時間ちょっと、無事剣山荘まで下りてこられた。ひとまずは安心。
小屋で剱岳のバッジを購入。
剣山荘から剱沢キャンプ場まで戻る。
行きは真っ暗で見えづらかったルートを示す黄色ペンキがはっきり見える。明るいって素敵。
0
10/1 9:15
剣山荘から剱沢キャンプ場まで戻る。
行きは真っ暗で見えづらかったルートを示す黄色ペンキがはっきり見える。明るいって素敵。
キャンプ場に戻る前に剱沢小屋に寄り道。
雲一つない青空をバックに映える剱岳と「岩と雪の殿堂」の標柱をもう一度見たかったから。
1
10/1 9:22
キャンプ場に戻る前に剱沢小屋に寄り道。
雲一つない青空をバックに映える剱岳と「岩と雪の殿堂」の標柱をもう一度見たかったから。
4時半に出発してから5時間、無事テントまで帰還。
剱岳に登頂でき、無事に生きて戻ってこられた。感動も感激もひとしお。今はその想いにゆっくりと浸っていたい…という暇はない!
今日はこの後テントを撤収して室堂まで戻り、アルペンルートを乗り継いで富山駅に行き、そこから京都まで帰らなければならない。
ただ幸いにも当初の計画より45分ほど巻くことができた。さぁ片付けるよ!
0
10/1 9:34
4時半に出発してから5時間、無事テントまで帰還。
剱岳に登頂でき、無事に生きて戻ってこられた。感動も感激もひとしお。今はその想いにゆっくりと浸っていたい…という暇はない!
今日はこの後テントを撤収して室堂まで戻り、アルペンルートを乗り継いで富山駅に行き、そこから京都まで帰らなければならない。
ただ幸いにも当初の計画より45分ほど巻くことができた。さぁ片付けるよ!
テントを乾かしつつ行動食を摂り、丁寧にパッキング。片付け始めから1時間強を費やして撤収完了。キャンプ場を後に室堂に向けて出発。
さらば剱岳!
あれ、まだ午前なのに雲が出てきたなぁ。
0
10/1 10:49
テントを乾かしつつ行動食を摂り、丁寧にパッキング。片付け始めから1時間強を費やして撤収完了。キャンプ場を後に室堂に向けて出発。
さらば剱岳!
あれ、まだ午前なのに雲が出てきたなぁ。
ここからのルート。剱沢キャンプ場から剱御前小舎のある別山乗越まで登り返し、そこから雷鳥平に下りて室堂を目指す。
先ほどまでの軽装から一転、テン泊装備がズッシリと身にのし掛かり、小舎までの登りのなんとしんどいことか…
てか、一気に雲が多くなってきたなぁ。
0
10/1 11:07
ここからのルート。剱沢キャンプ場から剱御前小舎のある別山乗越まで登り返し、そこから雷鳥平に下りて室堂を目指す。
先ほどまでの軽装から一転、テン泊装備がズッシリと身にのし掛かり、小舎までの登りのなんとしんどいことか…
てか、一気に雲が多くなってきたなぁ。
それにしもてチングルマが満開?全開?あたり一面に群生している。
白い綿毛と赤い葉が印象的。
0
10/1 11:09
それにしもてチングルマが満開?全開?あたり一面に群生している。
白い綿毛と赤い葉が印象的。
キャンプ場を発って1時間弱、剱御前小舎に到着。建物周辺は休憩する人がたくさん。
結構なガスにまかれてしまい眺望いまいち。
0
10/1 11:26
キャンプ場を発って1時間弱、剱御前小舎に到着。建物周辺は休憩する人がたくさん。
結構なガスにまかれてしまい眺望いまいち。
小舎前から剣岳を見納め。随分雲が掛かってしまった。残念。今日は天気悪くなるのかしら。
雷鳥平、室堂へ向け下っていく。
0
10/1 11:27
小舎前から剣岳を見納め。随分雲が掛かってしまった。残念。今日は天気悪くなるのかしら。
雷鳥平、室堂へ向け下っていく。
下り始めてすぐにガッスガスで眺望ゼロに。晴れていればきっと絶景の下山コースだったろうけど、さすがに昨日・今朝とあれだけ天気に恵まれたのだ、文句は言えない。
今日は土曜日、登ってくる人とのすれ違いのなんと多いこと。今夜の剱沢、明日の剣岳はさぞ混むんだろうなぁ。
0
10/1 11:41
下り始めてすぐにガッスガスで眺望ゼロに。晴れていればきっと絶景の下山コースだったろうけど、さすがに昨日・今朝とあれだけ天気に恵まれたのだ、文句は言えない。
今日は土曜日、登ってくる人とのすれ違いのなんと多いこと。今夜の剱沢、明日の剣岳はさぞ混むんだろうなぁ。
ガスで眺望がない分下山に集中。
やがて雷鳥平のキャンプ場が見えてきた。色とりどりの多くのテントが見える。ナナカマドも真っ赤に色付いてなんともきれい。
1
10/1 12:16
ガスで眺望がない分下山に集中。
やがて雷鳥平のキャンプ場が見えてきた。色とりどりの多くのテントが見える。ナナカマドも真っ赤に色付いてなんともきれい。
雷鳥平で有名な木製の橋を渡る。
振り返えると立山連峰が見えるのだが…うーん、雲が多い。残念。
0
10/1 12:20
雷鳥平で有名な木製の橋を渡る。
振り返えると立山連峰が見えるのだが…うーん、雲が多い。残念。
それでも案外雲の流れは早い。タイミングによってドカーンと大パノラマが出現!すごい絶景。これは必見。
ただし。
雷鳥平からは整備された道が続くのだけど、室堂に続く登り返しが本当にきつい!しかも距離も長い!これまでの疲れと重装備の影響ですぐ息が上がってしまう。
1
10/1 12:42
それでも案外雲の流れは早い。タイミングによってドカーンと大パノラマが出現!すごい絶景。これは必見。
ただし。
雷鳥平からは整備された道が続くのだけど、室堂に続く登り返しが本当にきつい!しかも距離も長い!これまでの疲れと重装備の影響ですぐ息が上がってしまう。
歩いては止まり歩いては止まり…の繰り返し。
ただでさえ息が切れるところ、みくりが池に向かっていると地獄谷から火山ガスがゆらゆら〜と流れ込んできて呼吸の邪魔をする。くせぇ。そして苦しい。
0
10/1 12:54
歩いては止まり歩いては止まり…の繰り返し。
ただでさえ息が切れるところ、みくりが池に向かっていると地獄谷から火山ガスがゆらゆら〜と流れ込んできて呼吸の邪魔をする。くせぇ。そして苦しい。
みくりが池温泉に到着。日本最高所にある温泉らしい。
テント撤収からここまで計画より1時間半ほど早く来られたので予定していなかった日帰り温泉に入ることに。
中に入ると脱衣場も入浴スペースも想像以上に狭い。かなりギュウギュウ。それでもさっぱりして気持ち良かった。800円也。
0
10/1 13:03
みくりが池温泉に到着。日本最高所にある温泉らしい。
テント撤収からここまで計画より1時間半ほど早く来られたので予定していなかった日帰り温泉に入ることに。
中に入ると脱衣場も入浴スペースも想像以上に狭い。かなりギュウギュウ。それでもさっぱりして気持ち良かった。800円也。
入浴後は服を着替えたので汗を掛かないようゆっくり歩く。
みくりが池に雲が反射。風が吹いて表面が若干波立っているので鏡のようとまではいかないもののきれいなリフレクション。
1
10/1 13:46
入浴後は服を着替えたので汗を掛かないようゆっくり歩く。
みくりが池に雲が反射。風が吹いて表面が若干波立っているので鏡のようとまではいかないもののきれいなリフレクション。
剱沢キャンプ場を出発してから3時間、無事室堂に到着。
剱岳に登頂して生きて帰ってきた!いやぁ良かった。出発時と同じく立山石碑前で記念撮影。
そしてここから新しい戦いが始まる。
家に帰るまでの移動、という苦しい戦いが。
0
10/1 13:54
剱沢キャンプ場を出発してから3時間、無事室堂に到着。
剱岳に登頂して生きて帰ってきた!いやぁ良かった。出発時と同じく立山石碑前で記念撮影。
そしてここから新しい戦いが始まる。
家に帰るまでの移動、という苦しい戦いが。
帰宅、という苦しい戦いの前に景気付けに1本。立山地ビール・星の空500円。
自分、お疲れ様!
一瞬でなくなった。
0
10/1 15:38
帰宅、という苦しい戦いの前に景気付けに1本。立山地ビール・星の空500円。
自分、お疲れ様!
一瞬でなくなった。
室堂からバス、美女平からケーブルカー、立山駅から電車と乗り継ぎ富山駅まで戻る。
ここで久し振りにまともな食事。富山と言えば白エビか寿司か…はい、富山ブラック。かなり醤油辛い味付けなのだけど登山帰りの体によく染み渡り最高に美味しかった。
0
10/1 17:40
室堂からバス、美女平からケーブルカー、立山駅から電車と乗り継ぎ富山駅まで戻る。
ここで久し振りにまともな食事。富山と言えば白エビか寿司か…はい、富山ブラック。かなり醤油辛い味付けなのだけど登山帰りの体によく染み渡り最高に美味しかった。
富山駅からあいの風とやま鉄道に乗って金沢駅まで移動。
時間があったので駅の外に出てみる。大変失礼ながら思っていたよりも立派できれいな駅だった。
0
10/1 18:00
富山駅からあいの風とやま鉄道に乗って金沢駅まで移動。
時間があったので駅の外に出てみる。大変失礼ながら思っていたよりも立派できれいな駅だった。
富山駅から1時間ほどで金沢駅へ。
金沢は過去に1,2回くらい来たことがあったような。ここでもわざわざ外に出て有名な鼓門を撮影。伝統的、かつ近代的なきれいな駅。
0
10/1 19:23
富山駅から1時間ほどで金沢駅へ。
金沢は過去に1,2回くらい来たことがあったような。ここでもわざわざ外に出て有名な鼓門を撮影。伝統的、かつ近代的なきれいな駅。
金沢駅から特急サンダーバードに乗って京都まで。
車内で戦利品確認。立山と剱岳。無事2座登頂でき、また買い忘れることがなく良かった(前回の鳳凰三山ではすっかり忘れてしまったので)。
0
10/1 19:43
金沢駅から特急サンダーバードに乗って京都まで。
車内で戦利品確認。立山と剱岳。無事2座登頂でき、また買い忘れることがなく良かった(前回の鳳凰三山ではすっかり忘れてしまったので)。
22時半を回ってようやく地元最寄駅に到着。
今回もとてつもなく疲れたけれど、とてつもなく充実した山行になった。
0
10/1 22:30
22時半を回ってようやく地元最寄駅に到着。
今回もとてつもなく疲れたけれど、とてつもなく充実した山行になった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する