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Yamareco

記録ID: 4754666
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

中央アルプス千畳敷〜摺古木(空木岳ー南駒ヶ岳ー奥念丈岳ー安平路岳ー大平宿)

2022年09月30日(金) 〜 2022年10月03日(月)
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
52:56
距離
37.8km
登り
2,501m
下り
4,084m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:56
休憩
0:23
合計
7:19
距離 8.6km 登り 1,024m 下り 937m
8:54
9
9:03
48
9:51
9:52
70
11:02
11:03
22
11:25
60
12:25
12:31
74
13:45
13:58
16
14:14
14:15
112
16:07
16:08
5
2日目
山行
10:44
休憩
0:58
合計
11:42
距離 9.7km 登り 551m 下り 1,320m
5:40
5:42
64
6:46
6:48
44
7:32
7:51
70
9:01
9:02
8
9:10
9:13
89
10:42
10:55
28
11:23
152
13:55
14:07
11
14:18
14:24
172
17:16
宿泊地
3日目
山行
14:13
休憩
0:40
合計
14:53
距離 6.4km 登り 676m 下り 581m
6:04
244
宿泊地
10:08
10:22
311
15:33
15:39
199
18:58
19:18
92
20:50
7
4日目
山行
5:18
休憩
0:06
合計
5:24
距離 13.0km 登り 237m 下り 1,250m
7:20
60
8:20
8:24
35
8:59
9:00
53
9:53
9:54
93
12:08
0
12:08
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
行き(駒ヶ根駅ーしらび平駅ー千畳敷駅)バス、ロープウェイ
帰り(大平宿ー南木曽駅)タクシー
2022年09月30日 08:59撮影 by  iPhone X, Apple
1
9/30 8:59
2022年09月30日 10:02撮影 by  iPhone X, Apple
1
9/30 10:02
2022年09月30日 10:14撮影 by  iPhone X, Apple
1
9/30 10:14
2022年09月30日 10:56撮影 by  iPhone X, Apple
1
9/30 10:56
2022年09月30日 10:57撮影 by  iPhone X, Apple
1
9/30 10:57
2022年09月30日 12:16撮影 by  iPhone X, Apple
1
9/30 12:16
2022年09月30日 13:41撮影 by  iPhone X, Apple
1
9/30 13:41
2022年09月30日 14:07撮影 by  iPhone X, Apple
2
9/30 14:07
2022年09月30日 14:11撮影 by  iPhone X, Apple
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9/30 14:11
2022年09月30日 14:12撮影 by  iPhone X, Apple
1
9/30 14:12
2022年09月30日 15:28撮影 by  iPhone X, Apple
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9/30 15:28
2022年09月30日 15:43撮影 by  iPhone X, Apple
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9/30 15:43
2022年09月30日 16:06撮影 by  iPhone X, Apple
1
9/30 16:06
2022年09月30日 16:07撮影 by  iPhone X, Apple
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9/30 16:07
2022年09月30日 17:09撮影 by  iPhone X, Apple
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9/30 17:09
2022年10月01日 05:42撮影 by  iPhone X, Apple
1
10/1 5:42
2022年10月01日 06:46撮影 by  iPhone X, Apple
1
10/1 6:46
2022年10月01日 06:47撮影 by  iPhone X, Apple
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10/1 6:47
2022年10月01日 06:47撮影 by  iPhone X, Apple
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10/1 6:47
2022年10月01日 06:51撮影 by  iPhone X, Apple
1
10/1 6:51
2022年10月01日 07:22撮影 by  iPhone X, Apple
1
10/1 7:22
2022年10月01日 07:31撮影 by  iPhone X, Apple
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10/1 7:31
2022年10月01日 07:33撮影 by  iPhone X, Apple
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10/1 7:33
2022年10月01日 07:40撮影 by  iPhone X, Apple
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10/1 7:40
2022年10月01日 07:47撮影 by  iPhone X, Apple
1
10/1 7:47
2022年10月01日 08:35撮影 by  iPhone X, Apple
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10/1 8:35
2022年10月01日 09:02撮影 by  iPhone X, Apple
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10/1 9:02
2022年10月01日 09:02撮影 by  iPhone X, Apple
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10/1 9:02
2022年10月01日 09:05撮影 by  iPhone X, Apple
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10/1 9:05
2022年10月01日 09:13撮影 by  iPhone X, Apple
2
10/1 9:13
2022年10月01日 09:37撮影 by  iPhone X, Apple
1
10/1 9:37
2022年10月01日 09:37撮影 by  iPhone X, Apple
1
10/1 9:37
2022年10月01日 10:13撮影 by  iPhone X, Apple
1
10/1 10:13
2022年10月01日 10:38撮影 by  iPhone X, Apple
1
10/1 10:38
2022年10月01日 10:44撮影 by  iPhone X, Apple
1
10/1 10:44
2022年10月01日 10:51撮影 by  iPhone X, Apple
1
10/1 10:51
2022年10月01日 11:03撮影 by  iPhone X, Apple
2
10/1 11:03
2022年10月01日 12:37撮影 by  iPhone X, Apple
1
10/1 12:37
2022年10月01日 14:18撮影 by  iPhone X, Apple
2
10/1 14:18
2022年10月01日 17:22撮影 by  iPhone X, Apple
2
10/1 17:22
2022年10月02日 19:18撮影 by  iPhone X, Apple
2
10/2 19:18
2022年10月03日 06:44撮影 by  iPhone X, Apple
1
10/3 6:44
2022年10月03日 08:20撮影 by  iPhone X, Apple
1
10/3 8:20
2022年10月03日 08:20撮影 by  iPhone X, Apple
1
10/3 8:20
2022年10月03日 08:20撮影 by  iPhone X, Apple
1
10/3 8:20
2022年10月03日 08:59撮影 by  iPhone X, Apple
1
10/3 8:59
2022年10月03日 11:27撮影 by  iPhone X, Apple
1
10/3 11:27
2022年10月03日 12:08撮影 by  iPhone X, Apple
1
10/3 12:08
撮影機器:

感想

天気予報が珍しく複数日良かったので山行に出かけました。かねてより行きたかった中央アルプス南部を目指しましたが長い登りを嫌ってロープウェイを使いました。
朝一番は目が覚めず始発の2本後のバスに乗りました。ちょっと油断していたのですが登る人が多くロープウェイで3本待ちくらいでしたが増便が出ていたので助かりました。
今回は北部の山には目もくれず、すぐに南下を始めました。今回は山小屋やルートで水の補給が期待できないためいつもの4倍くらい飲料を持ちました。又、シュラフやストーブ、食料、防寒着等を持っていたので、いつもよりかなりの重量がありました。よって高度差が少ない登りでもかなり負荷がかかっていました。それでも空木岳は順調で駒峰ヒュッテまで順調に歩けました。天気は途中で霧が出て来ましたがまずますでした。
二日目も天気が良く南駒ヶ岳、仙涯嶺までも順調で岩登り等を楽しんでいました。ところが越百山の手前あたりで右膝に違和感を覚えました。左右に降る案や奧念丈から念丈に降る案等出て来ましたが左右は遠い、念丈も薮で下まで遠い。越百小屋も一杯で泊まれないと八方塞がりでした。今になって考えると元来た道を引き返すのが正解だったと思います。しかし最悪な前進を選んでしまいました。しばらくは負担がかからないように慎重に進んでいましたが南越百を越えると次第に薮が深くなって来ました。途中集中力が落ちて来てルートを外すことが増えて来ました。少しでもロスを少なくしようと斜めに復帰を目指していましたが、直角にルートに最短距離で復帰した方が負荷の少ないルートを多く歩けるので良いことに気づきました。薮笹は最悪で、漕いで進みたいけれど地面の右に生えているものが左に曲がったり、逆もそうで複雑に絡み合いトラップになっていました。又左右の足で踏んだ笹の根元が反対の足の甲をロックして右足が動かないことはしょっちゅうありました。枯れた笹の茎が刺さることもよくありました。トドメは茎の径が1cm以上ありそうな丈夫なものが現れて足の負荷が増し足の痛みがひどくなって来ました。ルートを間違えて右側に降りて気づいたけどその先に笹のない場所が見えて容易に登れ返せそうだったので降りてみました。ところがもろい岩場の急坂でとても安全には登れないと思いました。かといってかなり状態の悪くなっている足の状態を考えたら深い薮笹を登り返せるとも思いませんでした。時間も遅くなりビバークするしか無いと思ったが急坂では泊まるのは無理で下から量の少なくなって来た水音が聞こえたので降りてみることにしました。そこは脆い岩場の落石地帯でとても寝れません。仕方ないので、降って行き傾斜が緩くなった安全そうな場所を選んでビバークすることにしました。あたりは暗くなって来たので平たい石の高さを揃えて並べて上半身のベッドを作りました。身体の熱を逃さないアルミのエマージェンシーシートを持っていたのでくるまったり掛け布団代わりにしたりしましたが岩の角で次第に破れてきたので服の間の身体の腹や太もも、首等に巻いたりしました。持って来ていた焼酎は少しづつ飲んでいましたがすぐになくなり、シュラフの足の部分を頭に被り布団代わりにする方法とか考えました。本当は入った方が良いのだけど岩の角で破れそうだったのでこうしました。
座ったり寝たり星を眺めたりしていると辺りが白んで来て安全に登れる時間になったのでスタートしました。足の状態は思った以上に回復していました。長時間冷やしたのが良かったのかもしれません。今後のルートは登り返す、川を降る、別の登るルートを探すという三案ありましたが、川は長いしルートが無くなる場合がある、別のルートは岩場登りがない分藪漕ぎが長いので体力を消耗するということで、元来た道を引き返すことにしました。しかしかなりの難コースでここしか登れないだろうということの連続でした。さて薮に辿り着きましたがかなりの急登の深い薮で、薮を数本ずつ左右の手で掴んで少しづつ登りコース復帰出来ました。
コースはずっと藪で少しでもルートを外れると(ルートを外れなくてもだけど)身動きが取れなくなることの連続でコースが本当にあるのかを怪しんだりしました。基本は尾根の頂上を歩けば薮がまっすぐ生えていることが多く足が引っかかりにくいし足場が斜めでなく良いのだがたまにルートが尾根から外れる場合はどっちを歩こうかと悩んだりして進んでいた。多分2259の急登の途中で後ろから話し声が聞こえて来たので、抜いてもらおうと思って横に避けていると、「まさか人に会うとは思わなかった」と言われました。同年代の夫婦とガイドの三人パーティでした。その頃は足もかなり悪くなって来ていたので先に行ってもらいました。小屋は同じ所みたいだった。安平路の急登を左に右にトラバースしながらなんとか頂上に到着出来た。薮が易しくなったのか、それからはだいぶ歩きやすくなりルート間違いもしなくなりました。ただ判断力のないオーバースピードだったので、左右の脛をそれぞれ隠れ倒木で強打しました。途中で一度小川に出てしまいこれは歩けないと思ったが残りの少ない水をちょろちょろ水で補給してルートを探し直して、なんとか小屋に辿りつけました。小屋着はかなり遅くなりましたが、暖かく迎えてもらいました。焼酎やアテをいただき、屋根のあることに感謝しまして寝ました。小屋は静かで前日の疲れもあったのか珍しく良く眠れました。ただ寝袋にくるまった当初は身体が暖かいのに震えたりしていました。又寝返りをうつたびに足が痛みました。
最終日は快適で、山の傾斜が緩い、薮が深くなく道がちゃんとあったので、順調に進めましたが、右足を曲げると激痛が走るので下りは右足が先、登りは右足が先というように選びながら進みました。かといってあまり衝撃を与えたくなかったので階段は一段を二歩でゆっくりと歩く感じだった。林道に出たら快調だったが長いので途中で足が止まりそうになりました。宿でお世話になった三人の方は「大平宿に一時にタクシーを呼んでいて便乗しても良い」と言われたのだけど足の状態からとても無理だと諦めていたのにコースが楽になったのでなんとか間に合いました。10000円のところを2500円で帰れました。でも良く考えると、元々自分が払うお金は10000円で、三人は3333円なので、自分が5000円出して、三人は1666円払えばそれぞれ払う料金が半分になるので正しいのではないかと後で思った。南木曽で電車が一時間くらいあったので、昼飯をご一緒させていただいた。三人さんはビールを飲み「これがたまらない」と言っていました。自分は食欲がなかったので、ほぼ二日ぶりのまともな料理を食べることができました。電車は塩尻までご一緒させていただき山談義に花が咲きました。
ここの薮は太く長く途切れることがないので変態以外はあまりお勧めはできません。

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コメント

全文拝読させて頂きましたが。。
手に汗握る山行だ😨
ビバークとか怖すぎます
無事のご帰還よかったです😅
ソロのロングトレイル凄いと思いますが
気をつけてくださいよ
もお、ええ歳じゃけえね✌️
2022/10/5 6:13
長文にお付き合いいただき申し訳ありません。
中央アルプスの主稜線制覇のために避けては通れない登山でした。
とは言え藪漕ぎ区間は出来れば短くするべきで最短の小屋を選べば良かったと反省しています。
足の状態が悪くなかったとしても、この山行には苦労しただろうと思います。
休むことなく延々と深い薮が押し寄せて来ました。
藪漕ぎルートは写真も少なく余裕がなかったのだろうと後に見て思いました。
二度と行きたく無いルートと思う一方、楽しい山行だったと少し思っています。
2022/10/5 6:41
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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