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Yamareco

記録ID: 487480
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北穂高岳

2014年07月30日(水) 〜 2014年08月01日(金)
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GPS
--:--
距離
35.3km
登り
2,005m
下り
2,000m

コースタイム

■1日目(7月30日水曜日)
09:05 上高地
09:44 明神(明神館)
10:23 徳澤
11:13 横尾(横尾山荘)
12:08 本谷橋 12:22
13:31 涸沢(涸沢ヒュッテ)

涸沢へ宿泊

■2日目(7月31日木曜日)
06:07 涸沢ヒュッテ
08:45 北穂高岳山頂 09:12
10:58 涸沢ヒュッテ 11:30
12:43 本谷橋
13:37 横尾(横尾山荘)

横尾山荘へ宿泊

■3日目(8月1日金曜日)
05:51 横尾(横尾山荘)
06:45 徳澤
07:33 明神(明神館)
08:25 上高地
天候 ・7月30日(水) 晴れ後曇り
・7月31日(木) 晴れ時々曇り後雷雨
・8月01日(金) 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
・長野自動車道松本IC〜沢渡駐車場(駐車場代 1日500円)
・沢渡駐車場〜上高地までバス(往復券2050円)
コース状況/
危険箇所等
コース上の雪渓について

・涸沢ヒュッテ下に2箇所雪渓あり。
 日毎に雪渓は融雪が進んでいる模様。
 踏み跡明瞭だが滑りやすい。軽アイゼン、ストックがあれば安心と思う。

・涸沢小屋上部に雪渓あり。
 端の夏道が露出しているので雪渓を通過する必要なし。

・北穂高岳下に雪渓あり。
 階段状になっており危険は感じず。ノーアイゼンで概ね問題ないと思う。

その他周辺情報 ・下山後の温泉
 竜島温泉 せせらぎの湯 日帰り入浴510円
 http://www.ryushimaonsen.jp/
お馴染河童橋からのワンショット。
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お馴染河童橋からのワンショット。
上高地付近の遊歩道から。水が綺麗だ。
上高地付近の遊歩道から。水が綺麗だ。
梓川沿いから穂高を見上げる。
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梓川沿いから穂高を見上げる。
梓川沿いから明神岳を見上げる。
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梓川沿いから明神岳を見上げる。
横尾から蝶ヶ岳へ登る尾根だと思う。
横尾から蝶ヶ岳へ登る尾根だと思う。
横尾大橋。
橋を渡って間もない地点。
橋を渡って間もない地点。
屏風岩。
本谷橋。
水がキンキンに冷たい。
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水がキンキンに冷たい。
本谷橋より上部を歩行中。少し雲が出てきた。
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本谷橋より上部を歩行中。少し雲が出てきた。
涸沢下の雪渓。
ここ登り切れば。
ここ登り切れば。
涸沢ヒュッテに到着。
涸沢ヒュッテに到着。
涸沢到着時、上空はどんより。
涸沢到着時、上空はどんより。
夕方になり、少々天候が持ち直した。1日目終了。
夕方になり、少々天候が持ち直した。1日目終了。
2日目の朝、モルゲンロード。
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2日目の朝、モルゲンロード。
晴天の涸沢。
左側に夏道が露出しているので、この雪渓は通らなくてよい。
左側に夏道が露出しているので、この雪渓は通らなくてよい。
ブレてるけどあえて掲載。果てなく見える北穂高山頂。
ブレてるけどあえて掲載。果てなく見える北穂高山頂。
ザイテングラードかな。
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ザイテングラードかな。
吊尾根もよく見える。
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吊尾根もよく見える。
目指す北穂山頂はまだまだ遠い。
目指す北穂山頂はまだまだ遠い。
足元がガレた道をひたすら登る。
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足元がガレた道をひたすら登る。
最初の鎖。
梯子。これを下るときは少々緊張した。
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梯子。これを下るときは少々緊張した。
またまた鎖登場。
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またまた鎖登場。
やっと北穂高山頂が手の届く距離に視界にはいる。
やっと北穂高山頂が手の届く距離に視界にはいる。
北穂高小屋もよく見える。
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北穂高小屋もよく見える。
あとちょっと。
谷側の雪壁がしっかりしていたので、写真の見た目程恐怖感はない。
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谷側の雪壁がしっかりしていたので、写真の見た目程恐怖感はない。
北穂高岳山頂。
槍ヶ岳、槍ヶ岳山荘も見える。
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槍ヶ岳、槍ヶ岳山荘も見える。
はるか小さく見える涸沢目指して下る。
はるか小さく見える涸沢目指して下る。
涸沢小屋へ帰還。
涸沢小屋へ帰還。
涸沢ヒュッテから横尾まで下る。
涸沢ヒュッテから横尾まで下る。
帰路の本谷橋。
横尾まで地味に遠い。
横尾まで地味に遠い。
横尾到着。この後夕方から雷雨になる。2日目終了。
横尾到着。この後夕方から雷雨になる。2日目終了。
3日目の朝、意外にも晴れた。上高地へ向かう。
3日目の朝、意外にも晴れた。上高地へ向かう。
河童橋から焼岳。
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河童橋から焼岳。
最後に河童橋からお約束の1枚。
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最後に河童橋からお約束の1枚。
上高地へ帰還。今回の山行終了。
上高地へ帰還。今回の山行終了。

感想

平日に取得した夏期休暇を利用して北穂高岳に行ってきた。以下感想。

■1日目(7月30日水曜日)
・この日、午後か夕方から天候が崩れ雷雨の予報もあり。
・にも関わらず、上高地入りしたのは遅めの9時過ぎ。
・上高地は晴天。宿泊予定地の涸沢までなる早で行きたい。
・平日だけあって上高地〜横尾まで人通りも少なく快適。
・横尾までは森林の中起伏のほぼない道を歩くだけなので暑さもさほど感じず。
・横尾から本谷橋の間、所々森林が切れる箇所があり、直射日光を喰らう。
・本谷橋周辺、沢沿いの道でヒンヤリした空気に若干救われる。
・本谷橋で沢の水を顔周りに浴びクールダウン。キンキンに冷たい。
・ちょっと上空に雲がでてきたので先を急ぐ。
・日中になり気温上昇と、本谷橋より上の傾斜も重なり至極暑い。本当に暑い。
・暑さと戦いつつ、涸沢が視界にはいったあたりで雪渓がでてきた。
・雪渓は少し滑りやすいがノーアイゼンで突破した。雲が増えてきた。
・涸沢へ到着。取り敢えず天候は持った。巻き気味できたので少々疲労した。
・夕方くらい、心配された雨は降らずむしろ所々碧い空も見える。
・涸沢ヒュッテは空いているが、寝室はきっちり人数通りのスペースを埋められた。
・夕飯食べて早々に就寝。寝室が蒸し暑い。なかなか寝付けず。
・夜風にあたり外にでたらなんと満天の星空。
・天気予報からは期待していなかっただけに嬉しい誤算。1日目終了。

■2日目(7月31日木曜日)
・寝室のがさがさという物音で起床。どうやら外は晴天のようだ
・この日も前日同様、午後から夕方は天候崩れる天気予報だが、
 またまた嬉しい誤算。モルゲンロードを拝むことができた。
・朝食を済ませ、北穂高岳を目指す。暑くなりそうだ。
・出だしから本当に暑い。ペースを自重することにした。
・ガレた登山道のはるか上に北穂高岳の山頂らしきものが見えた。
・果てなく遠く、高く、険しく見えた。本当に辿りつけるのかあそこまで。
・山頂らしきものが一旦視界から消え、暫くジグザグすすむ。暑い。
・南稜取りつきの鎖と梯子が見えてきた。ここは問題なく通過。
・梯子を超えると稜線に出た。ザイテングラートや吊尾根がよく見えた。
・まだまだ天気は晴天、視界良好、暑さマックス。立ち休みしながら先へ進む。
・暫くすると南稜コース上の鎖場と岩場登りに差しかかった。
・この辺りは3点支持で進むエリアが連続して気が抜けなかった。
・岩場登りを突破して暫くジグザグ進むと、ようやく北穂高岳山頂を視界に捉えた。
・ほどなくして、テント場らしきものが見えてきた。
・この辺りになって、ようやく風がヒンヤリして暑さが若干緩和された気がする。
・指導標が見えた。北穂高まで後200M。もう少しだ。
・トラバース場の雪渓があったが、谷側は雪壁状になっていて滑落しそうな感じはない。
・雪渓の進む先は階段状になって滑りやすい感じもあまりしない、感謝である。
・雪渓を超えとうとう着いた。北穂高岳山頂である。感無量だ。
・山頂は平坦で休憩ポイントになっている。槍ヶ岳がくっきりと見える。
・その後、北穂高小屋のテラスへ降りてみた。空いているのでしばし休憩。
・北穂高岳山頂の景観をほどほど堪能したところで涸沢まで下る。
・涸沢までの下りで少々恐怖を感じたのが、南稜取り付き地点の梯子である。
・梯子は20数段程あっただろうか、下を見ると怖い、早く下りたかった。
・難所を突破し涸沢へ到着。雲が少々出てきただろうか。この日の行動指針について一考。
・時間的、体力的、気分的、天候的なもの、総合的考えに横尾まで行くことにした。
・横尾へ到着し、横尾山荘へチェックイン。この判断は大正解となった。
・まず寝室は部屋は2段ベットでカーテン付。プライバシーがある程度確保される。
・そして風呂。山荘チェックイン時にタオルを渡されるので、これも助かる。
・風呂は石鹸の類は使用できないが、それでも汗を流すには充分。至福の瞬間である。
・そして食事。ここのご飯(米)は本当にウマい。ふっくらやわらかでいて甘みがあるのだ。
・このご飯(米)は山小屋としてのレベルを遥かに超えていると感じた。ウマかった。
・案の定、外は雷雨になっていた。
・経過時間的にはこの日上高地まで行けなくはないと思っていたが行かなくてよかった。
・満足気に就寝。2日目終了。

■3日目(8月1日金曜日)
・カーテン付2段ベットのおかげからか爆睡した。本当に良く寝れた。
・朝食も例によってふっくらやわらかのご飯(米)だ。朝から食が進む。
・ゆっくり身支度したが、6時前には行動開始することができた。
・今後、この地の山行の際、横尾山荘はまた是非利用したいと思った。
・この日、数日前の天気予報では曇りだった気がしたが晴れた。
・上高地まで気分良くトレッキングを満喫した。3日目の山行は終了。
・松本ICへの帰路で竜島温泉へ立ち寄り、レストラン十字路で昼食食って帰った。
・3日目の全行程をこうして終了した。

■総括
雨に降られる事なく3日間を終えラッキーだった。

今回も成功。

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