【ワンゲル夏山合宿】立山〜黒部湖


- GPS
- 18:10
- 距離
- 27.8km
- 登り
- 2,886m
- 下り
- 2,864m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:00
天候 | 雨/曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
ワンゲル夏山合宿、今年は立山連峰〜黒部を目的地とした。
登山経験の浅い1年生が多いメンバー構成でもあり、室堂まで交通機関を利用し、雷鳥沢キャンプ場をベースキャンプにして、登山は基本的にサブザック行動という設定だ。
移動は、「青春18切符」を使った鈍行の旅。
列車、ケーブル、バスと乗り継ぎ、室堂から歩いて、ようやく17:50に、雷鳥沢キャンプ場に到着。すぐに幕営と食事の用意を始める。
雨こそ降っていないが、天候は不安定。急いで食事を済ませ、明日の登山に備える。
夜になって雨が降ってきた。
20:00 就寝
***
8/4(月)
3:30 起床後、すぐに朝食準備にかかる。
天候は少雨だが、一面に霧がかかり何も景色が見えない状態。
予定では、キャンプ場から室堂〜浄土山を経て、雄山〜大汝山〜富士ノ折立〜真砂岳〜別山と縦走し雷鳥沢に降りてくる予定だったが、悪天候のためどうなるかわからない。
霧で周りが見えない状態で登山開始。所々に残る雪渓を渡りながら浄土山を登り、一ノ越の小屋で休憩。身も心も冷えてしまった所を温かいココアで癒す。
その間に、すこし霧も晴れ、周りの山々の姿が見えるようになってくると、部員達にも笑顔が戻り、とりあえず雄山だけでも目指そう、ということになった。
雄山の登頂を果たすと、そこから折り返して一ノ越に下り、祠堂を経て12:30室堂へ到着。
室堂で軽い昼食と記念撮影。
ショートカットした為、時間が予定よりかなり早いが、14時ごろにキャンプ場へと戻った。
しばらく自由時間にし、夕食準備。
夕食はポタージュスープを使ったポトフ。
天候は優れないが、時折青空が覗くとテンションが上がる。
なんとなく見覚えのある方が、こちらに向かってくる。
昨年の合宿で、徳沢のキャンプ場で一緒だった大阪の学校の先生だった。
もう退職されたのだが、今回は助っ人で来ているのだそうだ。
こういう偶然も面白い。
20:00 就寝
***
8/5(火)
4:00 起床
霧は晴れないが、雨は降らない感じ。
すぐに朝食を済ませ、6時半登山行動開始。
昨日とは違うルートで一ノ越を経て、東一ノ越〜黒部湖方面に降りる。
表側と違い、ほとんど登山客もいない静かなルートで、景色やお花畑を楽しみながら進む。途中、大きな雪渓を慎重に渡ったりする場面がある。
自然の空気と、鳥や風の音に五感を開放していると、突然人工的なモーター音が聞こえてきた。ロープウェイだ。
音で自然と人工の差異を意識したのが面白く、印象に残っている。
13:00 黒部平からケーブルで黒部湖へ。
しばらく観光し、ケーブル、ロープウェイ、トロリーバスと乗継ぎ、室堂へ。
15:30 みくりが池温泉で汗を流し、疲れを癒す。
16:45 キャンプ場に帰着。なんとかテントも吹き飛ばされずに無事だった。
この日の夕食はカレー。
雲行きは怪しい。
20:00 就寝
***
8/6(水)
4:00 起床
あいにくの雨模様。少雨ではあるが、食事とテントの撤収をしなければならない。
食事はインスタントラーメンで簡単に済ませ、雨足を見計らって荷物のパッキングとテントの撤収を行う。
6:20 キャンプ場を出発。小雨の中をメインザックで移動するのは慣れない1年生には厳しいようだ。岩場も濡れているので滑りやすくなっていて、何度かバランスを崩しそうになる。
7:45 室堂ターミナル到着
バス、ケーブル、列車と乗継ぎ、下界へ降りてくると、スカッと晴れた真夏日。
富山、金沢、敦賀と乗り継ぎの度にご当地ラーメンやら、そばを食べたのでお腹いっぱいで明石まで帰ってきた。
19:20 明石駅にて解散
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