白峰三山


- GPS
- 15:41
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 2,875m
- 下り
- 3,503m
コースタイム
- 山行
- 3:49
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 4:04
- 山行
- 7:22
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 8:37
天候 | 曇・晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
奈良田からJR下部温泉駅までバス。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
左俣コースは危険との看板あり |
その他周辺情報 | 奈良田の里温泉(女帝の湯)あり(水曜定休) |
写真
感想
鳳凰三山に登った時に、北岳、間ノ岳、農鳥岳の白峰三山を見ていたら、無性に縦走したくなったので、今年の夏休みを使った山号は、当初、仙丈ケ岳~北岳を考えていたが、白峰三山の縦走に挑戦してみることに。
夜叉神峠から広河原の通行止めが解除されないので、奈良田経由で広河原のバスで。1時間くらい遅くなるのが痛い。12:30に広河原出発して、北岳肩の小屋まで進むとなると結構きついので、飛ばし気味に登る。二俣で出会った人とこれから肩の小屋までと話をしたら、時間的にぎりぎりくらいだし、上の方は天気も悪いので気をつけてとのアドバイスをもらった。登ること1時間強、草すべり分岐の辺りで肩の小屋を目指している人にようやく遭遇。なんとか17:00前に肩の小屋に到着したが、ここで登りの力を使い切り2日目の登りがつらいことに。肩の小屋は立地的には最高で、テント場からは鳳凰三山、富士山が見え、日の出もばっちり。ただ、テント場から小屋までが急坂になってて、少々不便。
強風と寒さで断続的に目が覚めながらも、結局予定より遅い時間に起床。寒くてテントをたたむ気が起きず、予定より遅いスタートに。まずは北岳の山頂へ。人生初の3000m超え(実際には肩の小屋で3000mを超えていたが)に感動しつつ、人も多かったのと、2日目の行程が長かったこともあり、早々に北岳山頂を発つことに。急坂を降って、北岳山荘を通り越し、間ノ岳を目指してまた登りに。平日ではあったが、北岳にいた人数を考えても間ノ岳まで行く人はそんなに多くはないのかといった感じ(実際間ノ岳は山頂独り占めだった。風が強すぎて早々に立ち去ったが。)。
そこから急坂を降り、農鳥小屋に。噂の農鳥おやじが「気を付けて行ってこいよ」と言っているのを聞けてよかった。ちなみに、農鳥小屋から西農鳥への登りを見ると心が折れそうになる。西農鳥岳を越えて農鳥岳にたどり着いたときには、ようやくここまできたかといった感じで、もうへろへろに。そこから先は大門沢小屋までひたすら降り。行きのバスで隣になったおばちゃんが、大門沢の降りはもう二度と行かないと言っていただけあり、まずは大門沢小屋までが長い長い。大門沢小屋のテント場は、そんなに広くはないけど、森に囲まれて、沢の流れる音が聞こえて、富士山も見えるなかなか悪くないテント場だった。
3日目は、残りの行程を降るだけだったが、だいぶ足にきていたので、これはこれできつかった。最後、舗装路に出てからもかなり長くて大変だった。ちなみに大門沢ルートを降ってみて、このコースから登る縦走は、正直やりたくないと思った。下山後は、奈良田の里温泉の女帝の湯につかって、初めての2泊3日のテント泊縦走は終了。
2日目の稜線上はかなりの強風できつかったけど、南アルプスで移動中は全く雨に降られなかったどころか、基本的に天気はよかったというのも、運がよかったのではないかと思う。前から行きたかった北岳に天候も恵まれるという、最高の山行でした。
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