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Yamareco

記録ID: 49353
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

清里から赤岳周回(真教寺尾根⇒県界尾根)

2009年10月18日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
09:05
距離
12.3km
登り
1,411m
下り
1,389m

コースタイム

7:15たかね荘駐車場-7:25羽衣池-8:05賽の河原-9:15牛首山-9:30扇山-11:00最初の鎖場-12:00キレット方面の道と合流-12:05-12:30赤岳山頂13:30-14:25大天狗-15:10小天狗-15:35スキー場方面の谷底-16:00車道-(車道歩き・スキー場を経て)-16:25たかね荘駐車場
天候 まっ晴れ(ただし風強し)
過去天気図(気象庁) 2009年10月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
コースは異状なし。
駐車場にある美し森ファームでお土産買えます。
たかね荘。お土産屋が併設されている宿泊施設。
2009年10月18日 07:12撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 7:12
たかね荘。お土産屋が併設されている宿泊施設。
駐車場の端から「美し森展望台近道」の看板に従い進むとこの道標に当たります。ここは右に進みます。
2009年10月18日 07:16撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 7:16
駐車場の端から「美し森展望台近道」の看板に従い進むとこの道標に当たります。ここは右に進みます。
笹の緩斜面を登るとほどなく羽衣池へ。
2009年10月18日 07:26撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 7:26
笹の緩斜面を登るとほどなく羽衣池へ。
羽衣池から40分ほどでスキーリフトの降り口に着きます。ここまで歩かなくても来れるんですね。
2009年10月18日 08:04撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 8:04
羽衣池から40分ほどでスキーリフトの降り口に着きます。ここまで歩かなくても来れるんですね。
で、リフト降り場からすぐ賽の河原に到着。なかなかの展望ポイントで右奥の赤岳から(画面には写ってませんが)左の南方面には南アルプスが遠望できます。手前のピークは牛首山です。
2009年10月18日 08:09撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 8:09
で、リフト降り場からすぐ賽の河原に到着。なかなかの展望ポイントで右奥の赤岳から(画面には写ってませんが)左の南方面には南アルプスが遠望できます。手前のピークは牛首山です。
賽の河原から北岳をズーム。雨は夜更け過ぎに雪へと変わったらしい・・・。
2009年10月18日 08:09撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 8:09
賽の河原から北岳をズーム。雨は夜更け過ぎに雪へと変わったらしい・・・。
真教寺尾根は基本的に樹林のコースですが、所々南側の展望が開けアクセントになります。
2009年10月18日 08:52撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 8:52
真教寺尾根は基本的に樹林のコースですが、所々南側の展望が開けアクセントになります。
牛首山の先の扇山山頂。展望はありません。2500分の1地形図だとどうやらここが「牛首山」と書かれているようです。
2009年10月18日 09:30撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 9:30
牛首山の先の扇山山頂。展望はありません。2500分の1地形図だとどうやらここが「牛首山」と書かれているようです。
扇山からの下り、目指す赤岳がちらちら。まだ遠いっす。
2009年10月18日 09:54撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 9:54
扇山からの下り、目指す赤岳がちらちら。まだ遠いっす。
権現岳がよく見えました。
2009年10月18日 10:07撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 10:07
権現岳がよく見えました。
で、ほぼ平坦な道を長々と進むといよいよ岩場に着取り付きますが、赤岳頂上小屋がほんと近くに見えるんです。ただし上方向ですけど。
2009年10月18日 10:56撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 10:56
で、ほぼ平坦な道を長々と進むといよいよ岩場に着取り付きますが、赤岳頂上小屋がほんと近くに見えるんです。ただし上方向ですけど。
なかなか高度感のある岩場を登ると天狗尾根(バリエーションルート)の大天狗がなかなかの迫力!
2009年10月18日 11:14撮影 by  DSC-H5, SONY
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10/18 11:14
なかなか高度感のある岩場を登ると天狗尾根(バリエーションルート)の大天狗がなかなかの迫力!
こんな感じの鎖場が続きます。
2009年10月18日 11:18撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 11:18
こんな感じの鎖場が続きます。
斜度はこれくらいです。結構急です。
2009年10月18日 11:40撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 11:40
斜度はこれくらいです。結構急です。
次々と鎖をこなします。
2009年10月18日 11:40撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 11:40
次々と鎖をこなします。
けっこう疲れているので上部の鎖はこんなトラバースでも要注意ですね。
2009年10月18日 11:43撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 11:43
けっこう疲れているので上部の鎖はこんなトラバースでも要注意ですね。
キレット方面からの道と合流。そこからの阿弥陀岳は南稜が長く見通せ迫力あり!
2009年10月18日 12:03撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 12:03
キレット方面からの道と合流。そこからの阿弥陀岳は南稜が長く見通せ迫力あり!
おなじく合流点近くからの赤岳南峰。
2009年10月18日 12:13撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 12:13
おなじく合流点近くからの赤岳南峰。
岩場の陰に雪があり短いけど慎重に行きます。
2009年10月18日 12:17撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 12:17
岩場の陰に雪があり短いけど慎重に行きます。
登頂!
2009年10月18日 12:29撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 12:29
登頂!
北八ツ方面。
2009年10月18日 12:31撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 12:31
北八ツ方面。
2899mの猫。頂上小屋で飼われてるんでしょうか?僕のマルタイ棒ラーメンを狙ってました・・・。
2009年10月18日 12:49撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 12:49
2899mの猫。頂上小屋で飼われてるんでしょうか?僕のマルタイ棒ラーメンを狙ってました・・・。
いよいよ県界尾根を下ります。この日は赤岳頂上も朝は雪が少し積もったようで日陰にはこれくらいの雪が残っています。アイゼンは不要ですがスリップには十分注意が必要。真教寺尾根は日当りがよいのでこういう場合は往路を戻ってもよいかも。
2009年10月18日 13:31撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 13:31
いよいよ県界尾根を下ります。この日は赤岳頂上も朝は雪が少し積もったようで日陰にはこれくらいの雪が残っています。アイゼンは不要ですがスリップには十分注意が必要。真教寺尾根は日当りがよいのでこういう場合は往路を戻ってもよいかも。
赤岳展望荘と横岳(日の岳付近)。
2009年10月18日 13:50撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 13:50
赤岳展望荘と横岳(日の岳付近)。
県界尾根の上部はこれくらいの斜度多数。わかりづらいですがここも鎖で降ります。
2009年10月18日 14:04撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 14:04
県界尾根の上部はこれくらいの斜度多数。わかりづらいですがここも鎖で降ります。
ガイド文でよくみる「長い鉄はしご」とはこんなものです。
2009年10月18日 13:48撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 13:48
ガイド文でよくみる「長い鉄はしご」とはこんなものです。
ここのフェースは足がかり・手がかりが少なく登りではかなり大変そうですね。下りでは鎖を頼りに懸垂下降チックに岩から身を離し両足を突っ張りながら降りれば難しくはないと思います。
2009年10月18日 13:57撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 13:57
ここのフェースは足がかり・手がかりが少なく登りではかなり大変そうですね。下りでは鎖を頼りに懸垂下降チックに岩から身を離し両足を突っ張りながら降りれば難しくはないと思います。
写真枚数の関係で、突如大天狗の写真。ここから小天狗までは緩い尾根を軽快に歩けます。
2009年10月18日 14:26撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 14:26
写真枚数の関係で、突如大天狗の写真。ここから小天狗までは緩い尾根を軽快に歩けます。
またまたワープして小天狗の先の分岐。ここからスキー場方面(右)に下ります。このあとは樹林の急下降。
2009年10月18日 15:12撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 15:12
またまたワープして小天狗の先の分岐。ここからスキー場方面(右)に下ります。このあとは樹林の急下降。
さらにワープしてサンメドウズスキー場の駐車場から本日のコース全貌が望めました。左手前のピークが牛首山&扇山。赤岳を経て右手前に延びる尾根が県界尾根です。
2009年10月18日 16:16撮影 by  DSC-H5, SONY
10/18 16:16
さらにワープしてサンメドウズスキー場の駐車場から本日のコース全貌が望めました。左手前のピークが牛首山&扇山。赤岳を経て右手前に延びる尾根が県界尾根です。
撮影機器:

感想

 10月も後半に突入し、いよいよ高山は雪の季節が迫りつつあります。
 そんななか、今シーズンの無雪期の「しめくくり」として歩きごたえのあるコースはないかいな?と思い、前々から狙っていた県界尾根に着目。しかもヤマレコで最近、真教寺尾根と県界尾根を周回しているレポートを見、豪華2本立てのコースを日帰りしました。
 で、まず真教寺尾根。ここは赤岳直下の急な岩場に注意を引かれますが、そこまでの道行きは静かな低山の趣でなかなか渋ごのみ。北岳、間ノ岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒の遠望と至近に権現岳、目指す赤岳を垣間見ながらの良いルートだと思います。南が開けることが多いので午前の登りでは明るい雰囲気です。山頂直下の岩場は鎖が次々と現れ、これを無心にさばいていけばいつの間にやら急激に高度を上げていてこれまで歩いた尾根筋がはるか下方に。鎖場の高度感も確かに県界尾根より強いように思いました(ただしホールドは豊富で登りに関しては県界尾根の方が難しいかなー)。
 次に県界尾根の下り。のっけから急な鎖の下降となりますが、その下がさらに急です。はしごはまだよいとして、足がかりの少ない急斜面は登りではかなり辛いだろーなーという感がありました。下りは滑らないように慎重に行けばよく体力(スタミナ)はあまり要らないのでまだ気楽?と思います。2600mくらいまで下ればあからさまな危険箇所は脱し、あとは軽快に下るのみ。道も迷う余地は少ない1本道です。ただし、小天狗の道標で尾根の脇を下るような踏み跡がありちょっと迷いそうでした。ここは尾根筋に徹し登り道を行くのが正解。そのすぐ先に清里方面と野辺山駅方面を分ける道標がしっかり設置されてます。
 次の関門がスキー場に出てから如何にしてたかね荘に戻るか?です。地形図では車道を歩く以外明確な破線はなくちょっと困ります。車道を少し下ったサンメドウズの広〜い駐車場を奥まで抜けると閑散とした樹林の中にかすかな踏み跡が見つけられます。そこを進むとほどなくコテージ一群が見つけられ、たかね荘の一角にたどり着いたことが確認できます。ほっ・・・。
 思いのほか、時間がかかり本日の温泉はなし!でもなかなか充実の一人歩きが出来、満足でした。




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