槍ヶ岳(雨・ババ平テント泊)



- GPS
- 56:00
- 距離
- 37.5km
- 登り
- 1,791m
- 下り
- 1,788m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 7:50
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 9:10
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 2:40
- 合計
- 7:10
天候 | 8/26 雨 8/27 曇り後雨 8/28 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡大橋駐車場 1日500円 am5の時点では駐車率50%くらいだったと思います。 ■バス 沢渡大橋よりアルピコ交通のシャトルバスに乗換え 片道30分程度、片道1250円。往復チケットを買うと割引で2050円でした http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/sawando/ ■タクシー am5には駐車場にタクシーがスタンバイしていました。早朝は駐車場の管理業務も兼任しているようで、駐車料金の支払い等はタクシードライバーの方が手続きしてくれました。上高地までは片道2500円程度との事でしたので3人以上ならタクシーの方が安いですね。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■上高地→横尾 良く整備された林道です。ぬかるんでいる所は有りますが危険箇所は有りません。 ■横尾→槍沢ロッヂ ここから徐々に登山道となっていきます。 一ノ俣と二ノ俣の間に崩落箇所が有ります。道自体は問題なく歩けますが落石注意との事です。 ■槍沢ロッヂ→大曲 槍沢沿いに進みます。危険箇所なし。 ■大曲→天狗原分岐 雪渓があります。アイゼンは無くても大丈夫ですが有れば安心。下りの時雨が降り、少し滑りやすかったです。 ■天狗原分岐→槍ヶ岳山荘 危険箇所なし ■穂先 岩場、梯子場、クサリ場。三点支持で慎重に進めば大丈夫です。 |
その他周辺情報 | ■温泉 沢渡地区に温泉多数有り。沢渡大橋のバス停前の温泉を利用しました。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
この男性とは二日目の槍アタックもほぼずっと一緒でした。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
シェラフ
ヘルメット
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共同装備 |
調理用食材
調味料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
テント
トレックタープ
|
備考 | 雨予報だった為、前室スペース拡大用にトレックタープを持って行きました。雨が降っていても入口全開出来るので、テントの出入りや炊事にとても便利でした! |
感想
悪天候の場合は退散を覚悟しつつ槍ヶ岳へ。
■26日
午前2時頃に沢渡駐車場に到着、始バスまで仮眠です。
駐車場は夜間無人ですが、4:30頃にタクシーが現れドライバーさんが駐車場の手続き等をしてくれました。ドライバーさんの話によると、この日は5:00が始発バスのはずですが何故か4:40のバスが運行していたそうです。5:00のバスはガラガラでした。
上高地に到着し、準備を終え出発!と同時に雨が…結局河童橋でレインを着直すはめに。予報通りですね…雨はどんどん強くなり徳沢、横尾で雨宿り休憩を。槍沢ロッヂに着いた頃には雨と汗で中までぐっちょり…小屋泊するか少し迷いましたが受付をすませババ平に向います。この時ビールを買ったのですが、自動販売機は500mlも350mlも見本は350ml缶が使われています。ちゃんと見れば500mlの方には「500mlです」と注意書きがあります。ちゃんと確認しなかった僕は350mlで750円は高いなーと思いつつ二缶買い、取り出した時にびっくりしましたw
槍沢ロッヂからババ平までは雨も疲労も強く、この山行で一番きつかったですw
ババ平に到着しかなり疲れていましたが雨で体はどんどん冷えて行きます。休む間もなくスピード設営です。テントを張りタープを張り、出来たー!と思った瞬間、いきなり雨が止みました…嬉しいような悲しいような。この後来た人が悠々と設営しているのを見て槍沢ロッヂで少し様子を見るべきだったと自分の判断を後悔w
夕飯は最近の定番となりつつある水餃子鍋、冷えた体が暖まりました。
結局この日のババ平は4張のみ、静かなテン場に夜は雨音が。
■27日
早朝の天気はくもり。予報ではお昼まで保ちそうとの事で山頂へアタック出来そう!朝ご飯を食べ、濡れたタイツやシャツを嫌々着ます…つめたい…くさいw
気を取り直して出発です。雨も降ってないし荷物は軽いしでこの日は快調に進んで行きます。後半になると高度のせいもあり息が上がりやすくなってきますが、ガスの切間に見えた山頂が元気をくれます。槍ヶ岳山荘に到着し彼女の分のヘルメットをレンタル、1〜2時間で500円でした。
10:50、いよいよ穂先へアタック開始、天気はまだ保ってくれそうです。
途中何カ所か足の置き場に迷いましたが、三点支持で一歩一歩慎重に進みます。最後の梯子でテン場のお向いさんとすれ違い、一瞬だけど展望も開けたとの事。結局この日はテン場出発から到着までずっと一緒な感じでした。
梯子を登り終え、ついに槍ヶ岳に登頂です!
展望はあまり有りませんでしたが、天候次第では退散するつもりだったので雨が降らなかっただけで大満足です。平日のこの天候なので山頂もそれほど混雑する事なく、下山も特に渋滞なる事はありませんでした。
登頂後は槍ヶ岳山荘で山バッジ・手拭い・テン場用ビールを買い、キッチン槍でお昼ご飯。焼鳥丼と鳥南蛮丼をいただきました。お昼を食べているとイギリスから来たという17人の団体さんが到着、中には半袖短パンで元気もりもりの方も居ます。ピッケル持ちの髭男さんに声をかけてみると「日本のトレイルはあまり良くない所が多いけど、この槍ヶ岳は最高だね!」と仰っていました…流暢な日本語でw
ババ平への帰り道、14時頃からかなりの大雨となりました、まるでシャワーを浴びているようです。なかにはツェルトでやり過ごしている人の姿も。雪渓の下りが心配だったのですがちょうどその頃雨が弱まってくれたので助かりました。
必死の想いでババ平に戻って来ると、そこには衝撃の光景が…昨夜は閑散としていたババ平ですが、今宵は団体も多くテントテントテント!一瞬違うテン場に来たかと思いました。そして我家の隣にダンロップのワンゲルテントを確認した時、僕は覚悟を決めましたw
夕飯はドライトマトを使ったペペロンチーノ、ビールと相性抜群でした。
雨は降っていましたがタープで前室を拡張していたのでドアは開けっ放しで煮炊き&食事、今回持ってきて一番良かったと思ったのがタープです。逆に一番持って来なきゃ良かったと思ったのがマジクールのジェルタイプのスカーフ。最初だけ冷たいですがすぐにあたたまり一日目にババ平に着いたときは湯気っていましたw
■28日
下山日です。天気は晴れでしたのでテントや装備を乾かしつつ朝食の用意、フレンチトーストとウインナーです。食事後、名残惜しいですが下山を開始。
そういえば今日から涸フェスでした。横尾につくと石井スポーツのブースが出ており登山者で賑わっていました。お昼ご飯は小屋でいただく予定でしたが予備食が余っていたので自炊する事に。メニューは青菜ご飯と五目ご飯で作るスパム丼、スパムの塩分が疲れた身体に染みわたります。
徳沢ではテントサイトに様々なブースが…まだ設営中でした。最後に名物のソフトクリームをいただき上高地まで下山。お疲れさまでした!
4時頃にテントの前を通過して、穂先で写真を撮ってもらった者です。
まさか、同じ方だったとは。。
僕は大曲りから東鎌尾根の方に登ったので時間がかかってしまいました(汗)
雨の中のテント山行、お疲れ様でした。
おぉ!覚えています!その節はどうも有り難うございました!
東鎌からいってキレット越えなさったんですね、羨ましいです!
雨は…大変でしたね…僕も槍沢ロッヂで宿泊するか迷いましたが節約しました(笑)
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