ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 502752
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

立山縦走と剱岳 室堂基点の剣沢小屋泊

2014年08月30日(土) 〜 2014年08月31日(日)
 - 拍手
wadachi その他5人
GPS
32:00
距離
16.3km
登り
1,821m
下り
1,815m

コースタイム

1日目
山行
4:40
休憩
1:40
合計
6:20
9:30
45
10:15
10:35
75
11:50
12:30
0
12:30
12:40
10
12:50
13:20
0
13:20
20
13:40
130
15:50
2日目
山行
9:15
休憩
2:05
合計
11:20
4:20
20
4:40
4:50
25
5:15
5:20
40
6:00
50
6:50
60
7:50
8:10
160
10:50
11:20
30
11:50
12:10
0
12:10
12:30
60
13:30
13:40
50
14:30
0
14:30
14:40
20
15:00
20
15:20
10
15:30
10
15:40
室堂
天候 8/30 曇り時々晴れ
8/31 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢駅から立山黒部アルペンルートで室堂まで移動。
扇沢始発は7:30だが、黒部湖からのケーブルカー、ロープウェー、トロリーバスは臨時便が出ていたので、時刻表上より30分早く9時過ぎに到着。
コース状況/
危険箇所等
カニのタテバイ、ヨコバイよりも、登りの平蔵の頭手前の水平ハシゴ+鎖場のトラバース部分のほうが緊張させられる。

事故は鎖場よりもむしろ前剱からの下りの不安定で浮石の多いザレ場でのほうが発生件数が多いとのこと。たしかに歩きづらい。

ヘルメット着用率は7割くらい。ただハーネス+スリングでセルフビレイがとれるよう装備している人が5割くらいか。
一般登山道故にここまでの重装備は不要と考える人は多いと思うが、やっぱりいくら整備されているとはいえ、鎖場のトラバースではスリングとカラビナでセルフビレイをとりながらの方が無難。
その他周辺情報 剣沢小屋は2食付で9500円/泊。今回は自分は素泊まり、3名2食付、2名幕営。
宿泊者は7時半までの間シャワー室が利用可。1時間ごとに男女入れ替え制。快適!
予約できる山小屋
雷鳥沢ヒュッテ
剱澤小屋
剣山荘
扇沢は曇り
2014年08月30日 07:23撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 7:23
扇沢は曇り
トロリーバスは電車の仲間
トロリーバスは電車の仲間
黒部湖は青空。高まる期待。
2014年08月30日 07:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 7:53
黒部湖は青空。高まる期待。
放水が霧状に出ているのは、水圧で河床を破壊しないためだそうです
1
放水が霧状に出ているのは、水圧で河床を破壊しないためだそうです
黒部のおいしい水
黒部のおいしい水
あら、黒部平に上がったらガスの中
2014年08月30日 08:21撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 8:21
あら、黒部平に上がったらガスの中
そして室堂
2014年08月30日 09:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 9:08
そして室堂
晴れてるじゃん。天気予報が悪かっただけに予想外。
2014年08月30日 09:11撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 9:11
晴れてるじゃん。天気予報が悪かっただけに予想外。
室堂だけは見事晴れ
2014年08月30日 09:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 9:00
室堂だけは見事晴れ
浄土山。これでテンション高くならないはずがない
2014年08月30日 09:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/30 9:15
浄土山。これでテンション高くならないはずがない
残念ながら一ノ越までの登りで曇りがちに
2014年08月30日 09:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 9:59
残念ながら一ノ越までの登りで曇りがちに
山荘で一休み
2014年08月30日 10:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 10:14
山荘で一休み
生ビールいただきました
2014年08月30日 10:31撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 10:31
生ビールいただきました
さて、渋滞がちの中、急登のザレ場
2014年08月30日 10:37撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 10:37
さて、渋滞がちの中、急登のザレ場
雄山着いたよ
2014年08月30日 11:47撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 11:47
雄山着いたよ
天手力雄神が祭神ということは戸隠神社と同じですね。
2014年08月30日 11:49撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 11:49
天手力雄神が祭神ということは戸隠神社と同じですね。
参拝します。玉串料は500円。
2014年08月30日 11:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 11:52
参拝します。玉串料は500円。
かつて白山と立山、どちらが背が高いか比べた際、白山の方が高かった。そこで立山の山頂に石を運んでいったところ、やがて立山のほうが標高が高くなったそうな。そんな神話の話。
2014年08月30日 12:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/30 12:15
かつて白山と立山、どちらが背が高いか比べた際、白山の方が高かった。そこで立山の山頂に石を運んでいったところ、やがて立山のほうが標高が高くなったそうな。そんな神話の話。
お札をいただきました
お札をいただきました
大汝山。
2014年08月30日 12:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/30 12:52
大汝山。
春を背負って
2014年08月30日 12:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/30 12:59
春を背負って
ガスの中
2014年08月30日 14:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 14:17
ガスの中
時折見える室堂平
2014年08月30日 15:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 15:00
時折見える室堂平
ガスが濃いですが、縦走は十分楽しめます
2014年08月30日 15:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 15:00
ガスが濃いですが、縦走は十分楽しめます
富士ノ折立通過後は真砂、別山と忍耐のアップダウン
2014年08月30日 15:02撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 15:02
富士ノ折立通過後は真砂、別山と忍耐のアップダウン
別山は巻き道から
2014年08月30日 15:06撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/30 15:06
別山は巻き道から
別山乗越からは剣沢のテン場が遠望
2014年08月30日 15:28撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 15:28
別山乗越からは剣沢のテン場が遠望
ときおり剱が顔出すけどね
2014年08月30日 15:38撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 15:38
ときおり剱が顔出すけどね
あとちょい
2014年08月30日 17:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 17:12
あとちょい
おっ見えそう
2014年08月30日 17:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/30 17:15
おっ見えそう
とりあえず剣沢小屋到着。
2014年08月30日 17:18撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 17:18
とりあえず剣沢小屋到着。
今回は2階。
夕食前に見えたよ、剱岳。
2014年08月30日 17:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
8/30 17:19
夕食前に見えたよ、剱岳。
今日のごほうびに晴れました
2014年08月30日 17:20撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/30 17:20
今日のごほうびに晴れました
そしてすぐにガスの中に
2014年08月30日 18:06撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 18:06
そしてすぐにガスの中に
かろうじて見えた剣山荘
2014年08月30日 18:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/30 18:14
かろうじて見えた剣山荘
かきカレーは北海道土産(自分用)
1
かきカレーは北海道土産(自分用)
夜明け前に出発
2014年08月31日 04:49撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 4:49
夜明け前に出発
ヘッデン行動
2014年08月31日 04:54撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 4:54
ヘッデン行動
ライトの光が無数に動きます
2014年08月31日 04:57撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 4:57
ライトの光が無数に動きます
明けてきた。別山尾根の稜線に上がる
2014年08月31日 05:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 5:09
明けてきた。別山尾根の稜線に上がる
一服剱
2014年08月31日 05:16撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/31 5:16
一服剱
一度下る
2014年08月31日 05:16撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 5:16
一度下る
神々しいね
さて、前剱の急登に
3
さて、前剱の急登に
トリカブト
2014年08月31日 05:23撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 5:23
トリカブト
登りより下りのほうが落石をおこしやすいです
2014年08月31日 05:34撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 5:34
登りより下りのほうが落石をおこしやすいです
前剱手前から鎖場が増えます
1
前剱手前から鎖場が増えます
この水平ハシゴ&トラバースが一番緊張したと思う
2014年08月31日 06:22撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
8/31 6:22
この水平ハシゴ&トラバースが一番緊張したと思う
平蔵のコルに下る
2014年08月31日 06:33撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 6:33
平蔵のコルに下る
山頂が見えた。ラスボス感満載。
2014年08月31日 06:40撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/31 6:40
山頂が見えた。ラスボス感満載。
時々鎖場で渋滞も
4
時々鎖場で渋滞も
必死に登ります
そしていよいよ見えたカニノタテバイ
そしていよいよ見えたカニノタテバイ
撮る人を遠くから撮る
2014年08月31日 07:04撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/31 7:04
撮る人を遠くから撮る
鎖がなければ、なかなかの岩場
3
鎖がなければ、なかなかの岩場
さて、登りますか
さて、登りますか
急角度ですが、ホールド多数、鎖もしっかり
2
急角度ですが、ホールド多数、鎖もしっかり
こう見るとなかなかの高度感
2
こう見るとなかなかの高度感
岩は硬いので信頼できる
岩は硬いので信頼できる
タテバイ過ぎるとあとは岩場の登山道
2
タテバイ過ぎるとあとは岩場の登山道
着きました。剱岳。百名山67座目でした。
2014年08月31日 08:01撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
8/31 8:01
着きました。剱岳。百名山67座目でした。
ここが源次郎尾根
2014年08月31日 08:04撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 8:04
ここが源次郎尾根
水晶玉
2014年08月31日 08:04撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/31 8:04
水晶玉
山頂は大賑わい
2014年08月31日 08:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 8:09
山頂は大賑わい
今日中に室堂下山なのでゆっくりできずに下山開始
2014年08月31日 08:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 8:15
今日中に室堂下山なのでゆっくりできずに下山開始
すぐにカニのヨコバイへ突入
すぐにカニのヨコバイへ突入
鎖のトラバースは緊張しますね
2
鎖のトラバースは緊張しますね
鎖にカラビナをかけて確保しながらトラバース
5
鎖にカラビナをかけて確保しながらトラバース
高度感を感じるのはここまで
高度感を感じるのはここまで
トイレ跡。匂いが強烈
トイレ跡。匂いが強烈
剣沢方面が見えてきた
2014年08月31日 09:46撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/31 9:46
剣沢方面が見えてきた
振り返ると剱岳!
2014年08月31日 09:47撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
8/31 9:47
振り返ると剱岳!
前剣のザレ場を超え、一服剱を登り返すと、小屋が目前に
2014年08月31日 10:39撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 10:39
前剣のザレ場を超え、一服剱を登り返すと、小屋が目前に
剣沢小屋まで無事帰還
2014年08月31日 12:01撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 12:01
剣沢小屋まで無事帰還
下りたら曇ってきた
2014年08月31日 12:45撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 12:45
下りたら曇ってきた
ここから剣御前の登り返しがキツイ
2014年08月31日 13:06撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 13:06
ここから剣御前の登り返しがキツイ
剣御前小屋
2014年08月31日 13:26撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 13:26
剣御前小屋
雷鳥坂は忍耐の下り
2014年08月31日 14:11撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 14:11
雷鳥坂は忍耐の下り
傾斜が緩くなるともうすぐテント場
2014年08月31日 14:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 14:13
傾斜が緩くなるともうすぐテント場
一度下って目線の高さまで登り返すと思うと気が滅入りますが
2014年08月31日 14:25撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/31 14:25
一度下って目線の高さまで登り返すと思うと気が滅入りますが
雷鳥沢を渡って
2014年08月31日 14:35撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 14:35
雷鳥沢を渡って
キャンプ場
2014年08月31日 14:37撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 14:37
キャンプ場
そして雷鳥荘への登り返し。ここが一番キツカッタ!?
2014年08月31日 14:50撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/31 14:50
そして雷鳥荘への登り返し。ここが一番キツカッタ!?
雷鳥荘。4月にお世話になりました
2014年08月31日 15:01撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 15:01
雷鳥荘。4月にお世話になりました
日曜午後とあってか、テントの数は少な目のよう
2014年08月31日 15:01撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 15:01
日曜午後とあってか、テントの数は少な目のよう
がんばれ!
2014年08月31日 15:02撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/31 15:02
がんばれ!
山崎カールはガスの中
2014年08月31日 15:21撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 15:21
山崎カールはガスの中
みくりが池
2014年08月31日 15:24撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 15:24
みくりが池
戻ってきたよ、室堂
2014年08月31日 15:38撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/31 15:38
戻ってきたよ、室堂
最後にちょっとだけ晴れてくれた
2014年08月31日 15:42撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/31 15:42
最後にちょっとだけ晴れてくれた

感想

 1泊2日で立山と剣岳両方に登るという、なかなかのハードコースでしたが、なんとか天気ももってくれ、夏の終わりにふさわしい充実した山行になりました。

 出発前の天気予報は曇りと雨。まぁせめて立山は登って剣は天候的に無理だから小屋でダラダラパターンかななんて話していたら、予想に反して室堂のライブカメラが映し出す景色は快晴の眩しい日差し。
 それでも半信半疑でアルペンルートを乗り継ぎ、室堂に着いてみたら・・・正真正銘の青空でした。

 重いザックにあえぎながら雄山に登って、神社に参拝。その後はガスってしまい遠望はきかなくなるも時折麓のガスが晴れて、箱庭のような室堂平が見え隠れする。まさに極楽浄土の世界。

 そして今回が初の剣沢。最初はツェルト泊の予定で準備はしていたけれど、雨予報だったので浸水を嫌って今回は小屋泊に。シャワーも使えていたれり尽くせり。
 小屋も最高だけれど、ここはテント場も整備されてこっちに泊まっても楽しめそう。次はテント泊だな。
 夕方、これまでガスっていた剣方面のガスがパッと晴れて、山頂の全容がお目見え。明日への期待にテンションも高まるというもの。
 この日は前日運転の疲れからか、早くも7時過ぎには就寝。

 日曜日は3時前に起床し、食堂で朝ごはんを食べて、夜明け前に出発。小屋前でテント組と合流して暗いなか剣を目指す。
 一服剣を超えたあたりでご来光。この日も晴れてくれた。剣というとカニノタテバイとヨコバイばかりが注目されるが、意外と平蔵の頭手前の水平ハシゴと鎖場のトラバース部分のほうが恐怖感は大きかったのではないかと思う。

 鎖場通過にいくらかの順番待ちはあったものの、予定通り8時には山頂へ到着。やっとたどり着いた山頂。あの鎖場を超えての山頂。これは人気の山のはずですね。感慨ひとしお。

 さて、この日のうちに下山なのであまりゆっくりすることもできず、15分ほどで下山開始。下りも時折順番待ちの渋滞があったものの、3時間弱で下山できた。
 剣御前までの登り返しを耐え、雷鳥坂の急な下りに耐え、そして雷鳥荘への再びの登り返しにやられ、ヘロヘロになりながらの室堂帰還。
 蕎麦屋が15時半で閉まっていて立山そばを食べられなかったのは残念だったが、それでも終わってみれば雨具を一度も着ないほど、天気はもってくれた。
 今年の夏は天気が不安定だったけれど、終わりよければすべてよし。
剱岳で夏山は一区切り。これからは秋山ですねー。
 

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:4097人

コメント

軍曹殿も
お疲れでしたか?
2014/9/5 16:25
Re: 軍曹殿も
軍曹殿、珍しく下山時ヘロヘロでした
しらばくネタにしてやります 笑
2014/9/6 9:59
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [3日]
剱岳 八っ峰上部 バリエーション
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
剱岳点の記コース/剱沢〜長治郎谷〜山頂〜別山尾根 
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
4/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら