立山縦走と剱岳 室堂基点の剣沢小屋泊


- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,821m
- 下り
- 1,815m
コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 6:20
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 11:20
天候 | 8/30 曇り時々晴れ 8/31 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢始発は7:30だが、黒部湖からのケーブルカー、ロープウェー、トロリーバスは臨時便が出ていたので、時刻表上より30分早く9時過ぎに到着。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
カニのタテバイ、ヨコバイよりも、登りの平蔵の頭手前の水平ハシゴ+鎖場のトラバース部分のほうが緊張させられる。 事故は鎖場よりもむしろ前剱からの下りの不安定で浮石の多いザレ場でのほうが発生件数が多いとのこと。たしかに歩きづらい。 ヘルメット着用率は7割くらい。ただハーネス+スリングでセルフビレイがとれるよう装備している人が5割くらいか。 一般登山道故にここまでの重装備は不要と考える人は多いと思うが、やっぱりいくら整備されているとはいえ、鎖場のトラバースではスリングとカラビナでセルフビレイをとりながらの方が無難。 |
その他周辺情報 | 剣沢小屋は2食付で9500円/泊。今回は自分は素泊まり、3名2食付、2名幕営。 宿泊者は7時半までの間シャワー室が利用可。1時間ごとに男女入れ替え制。快適! |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
1泊2日で立山と剣岳両方に登るという、なかなかのハードコースでしたが、なんとか天気ももってくれ、夏の終わりにふさわしい充実した山行になりました。
出発前の天気予報は曇りと雨。まぁせめて立山は登って剣は天候的に無理だから小屋でダラダラパターンかななんて話していたら、予想に反して室堂のライブカメラが映し出す景色は快晴の眩しい日差し。
それでも半信半疑でアルペンルートを乗り継ぎ、室堂に着いてみたら・・・正真正銘の青空でした。
重いザックにあえぎながら雄山に登って、神社に参拝。その後はガスってしまい遠望はきかなくなるも時折麓のガスが晴れて、箱庭のような室堂平が見え隠れする。まさに極楽浄土の世界。
そして今回が初の剣沢。最初はツェルト泊の予定で準備はしていたけれど、雨予報だったので浸水を嫌って今回は小屋泊に。シャワーも使えていたれり尽くせり。
小屋も最高だけれど、ここはテント場も整備されてこっちに泊まっても楽しめそう。次はテント泊だな。
夕方、これまでガスっていた剣方面のガスがパッと晴れて、山頂の全容がお目見え。明日への期待にテンションも高まるというもの。
この日は前日運転の疲れからか、早くも7時過ぎには就寝。
日曜日は3時前に起床し、食堂で朝ごはんを食べて、夜明け前に出発。小屋前でテント組と合流して暗いなか剣を目指す。
一服剣を超えたあたりでご来光。この日も晴れてくれた。剣というとカニノタテバイとヨコバイばかりが注目されるが、意外と平蔵の頭手前の水平ハシゴと鎖場のトラバース部分のほうが恐怖感は大きかったのではないかと思う。
鎖場通過にいくらかの順番待ちはあったものの、予定通り8時には山頂へ到着。やっとたどり着いた山頂。あの鎖場を超えての山頂。これは人気の山のはずですね。感慨ひとしお。
さて、この日のうちに下山なのであまりゆっくりすることもできず、15分ほどで下山開始。下りも時折順番待ちの渋滞があったものの、3時間弱で下山できた。
剣御前までの登り返しを耐え、雷鳥坂の急な下りに耐え、そして雷鳥荘への再びの登り返しにやられ、ヘロヘロになりながらの室堂帰還。
蕎麦屋が15時半で閉まっていて立山そばを食べられなかったのは残念だったが、それでも終わってみれば雨具を一度も着ないほど、天気はもってくれた。
今年の夏は天気が不安定だったけれど、終わりよければすべてよし。
剱岳で夏山は一区切り。これからは秋山ですねー。
お疲れでしたか?
軍曹殿、珍しく下山時ヘロヘロでした
しらばくネタにしてやります 笑
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