初テン泊で白馬三山縦走!


- GPS
- 15:07
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 1,984m
- 下り
- 2,515m
コースタイム
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 6:55
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 5:10
天候 | ほぼ霧と曇り 時々雨 たまーに青空 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
猿倉からタクシーで栂池まで5300円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
白馬岳〜杓子岳:山頂直前の登りのざれた石、落石を起こさぬよう慎重に。 白馬鑓ヶ岳〜鑓温泉小屋:鑓温泉直前のクサリ場が濡れていると滑りやすい 鑓温泉〜小日向のコル:沢に架かる簡易の橋が折れてフニャフニャしてた |
その他周辺情報 | 下山後の温泉:倉下の湯 600円 ランチ:グリンデルの自家製ベーコン定食1150円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|---|
備考 | 荷物多すぎて重い!19kg ゴンドラは15kg以上追加料金330円必要でした |
感想
会社の創立記念の休日(9月1日)が月曜日!ということで3連休を利用して白馬三山縦走を企画。猿倉から大雪渓の白馬三山にするか栂池から白馬乗鞍小蓮華経由の白馬三山にするか悩みましたが、ゴンドラとロープウェイで1850mまで一気に登れて標高差が少ないという安易な発想で栂池発のルートに決定しいつもの同僚登山部メンバーで行こうと3カ月前から計画を進めてきました。
でも日帰りが基本のグループでいきなり2泊、私ともう一人は初テン泊という無謀なチャレンジ。9月1日の月曜はウィークデーということもあり、仕事が入っていけなくなった先輩も・・・。
結局参加者は私(40代)以外20代が3人という若手メンバーとなりました。
3か月も前から計画してたのに結局4人かーと思っていたら、どうしても鑓温泉に行きたいが2泊は無理と言って不参加を表明していた我がグループの姫が他のメンバーと別働隊で2日目に鑓温泉小屋で合流というイレギュラーな山行となりました。
テン泊初心者は荷物が増える!?あれもこれもと考えているうちに65リットルのザックがパンパンになりマット外付け。天気が良くなったら星の写真も撮りたいなーと三脚まで装着し、体重計で測ったら19kg!!
こんなの背負って3日も歩けるの?と企画した本人がビビりモードに突入。不安な前日の夜。ウルトラライトとは無縁の私です・・・(>_<)
肝心な天気ですが、やっぱりいつもの通り怪しい天気予報。
駐車場は雨は降ってないが青空も無し。誰が雨男なんだと責任のなすりつけ合いをしながらゴンドラを降りると霧で真っ白(泣)
でも泣き言ばかりは言ってられません。今日の行程が一番きついので早速出発!!
白馬乗鞍までの石登りというか石渡りみたいな登山道は重い荷物の負荷が倍増し足腰に堪えました。
乗鞍出発直後には雷鳥にも出会え、白馬大池に着くと時々霧が晴れ目指す稜線が時折姿を見せ少しずつテンションUP!気持ちいい稜線と時折見せる青空でこの天気の中気力を保ち、何とか15時前に白馬岳に登頂することができました。
メンバー二人は白馬山荘で小屋泊まりで私ともう一人は頂上山荘のテン場でテント設営を。初テントでしたが悪戦苦闘し何とか設営完了。
もう一度白馬山荘に戻ってスカイプラザで乾杯!最高にうまい生ビールで至福のひと時を過ごしました。
雨上がりの翌朝。しかし雲は厚く霧に包まれることも・・・。
ご来光は半分諦めて朝食の準備をしてましたが気付くと雲が赤い!急いで稜線に上がると雲と雲の間からご来光が見えました。短い時間でしたが登山ブックを眺めながら想像していた景色を目に焼き付けることができました。
感動の一瞬、20年前に富士山で見た以来のご来光でした。
2日目第一の目的地杓子岳へスタート。山頂直前の急登は落石を起こさぬよう神経を使います。山頂に到着し小休憩。ガスってたので早々と出発し次の目的地白馬鑓ヶ岳へ。白馬鑓の山頂では一瞬ガスが晴れ貴重な青空が迎えてくれました。
残りの行程は営幕地の鑓温泉のみ。天狗と鑓温泉の分岐で休憩のためザックを無造作に降ろしたら、何とザックが転がり出しあともう少しで全財産を滑落させるところでした(汗)冷や汗をかきましたが後は鑓温泉目指し下るのみ。温泉直前のクサリ場は雨で岩が滑りやすく特に慎重に進みました。
途中びっくりすることもありましたが鑓温泉に到着。受付を済ませ昼食。テントを設営しあとはやることなし。鑓温泉合流の仲間はまだ到着しないので待ってる間、足湯で一杯。いい温泉と缶ビールでメンバーと雑談しながらたのしい時間を過ごします。
その後仲間が合流しみんなで温泉に入り酒を交わしていろんな話をしました。
本当に贅沢で貴重な瞬間。すっかり鑓温泉の魅力に取りつかれてしまいました。
夜3時には星空も見られましたが写真は失敗。目が覚めてしまったのでまた温泉に。星を見ながら誰もいない露天風呂。来てよかった―と何度も思う。
ご来光は残念ながら見れませんでしたがそれ以上の貴重な時間を過ごし大満足で猿倉へ出発。オーバーペースで3時間弱で猿倉に到着し全行程を無事終了しました。
今回の企画。出発前は不安な気持ちもありましたが結果は大満足。
本当に素晴らしい経験をさせていただきました。今回天気がイマイチでしたがそれは次回参加できなかったメンバーと一緒の時にとっておきます!
参加して下さったメンバーと参加できなかったメンバーに感謝!また素晴らしい景色を目指して山に行きましょう!
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