後立山南部周回(扇沢・爺ヶ岳・スバリ岳・針ノ木岳・蓮華岳・針ノ木雪渓・扇沢)


- GPS
- 56:00
- 距離
- 27.1km
- 登り
- 2,778m
- 下り
- 2,762m
コースタイム
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:20
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 9:30
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
とても歩きやすい道です。針ノ木雪渓は夏道高巻き道、下りながらもアップダウンが多いです。花畑の道。 |
その他周辺情報 | 温泉は大町温泉郷の「薬師の湯」、旧館がユニーク。是非。割引券で500円 |
写真
感想
9月の3連休、これまでイマイチ天気の今年の夏山、天気予報で心配ないのは今年初。
新宿からのツアーバスで扇沢へ。
さすが黒部アルペンルートの入り口・扇沢からの登山道はとても歩きやすいです、振り返ると針ノ木岳方面がくっきり。
種池小屋からは爺ヶ岳がドカーンとそびえます。小屋の受付をして荷物を部屋におろし、雨具と昼食など最低限の荷物で爺ヶ岳へ、途中紅葉の始まった様子を見ながら前進。長野側は雲が上がっていますが立山側は頂上が雲がかかっていますが、良く見えました。爺ヶ岳中峰で昼食。鹿島槍まで行きたい気持ちを抑えて戻ります。
途中、ライチョウやホシガラスと御対面しながら、種池山荘に戻りました。
ここの生ビール800円、よく冷えてうまい!内外自炊場は広く、テーブル持ち込んだ食材で大宴会。部屋はほぼ満室でした。就寝。
深夜、晴れ。星が良く見えました。爺ヶ岳方面に北斗七星がキラっと。絵になりました。
翌朝、5時南方面に出発、ルンルン縦走を考えてましたが、甘かった。
針ノ木峠まではアップダウンが激しく、知っていたらとても行こうとしない、きついコースでした。
そのかわり見渡せる眺望は素晴らしく、朝日の八ヶ岳連峰・富士山・南アルプスが終わったら、右側に剣岳、立山がドカンと迫ってきます。これは是非お薦め。
来てよかった。
特にきついのはスバリ岳への登りと針ノ木岳への登り。ガスッていたら心がおれそうですが、立山と剣、眼下の黒部ダム、南に聳える赤牛岳や薬師岳に励まされながら登りました。
針ノ木岳から40分程度で針ノ木小屋へ。とてもきれいな小屋でした。室内の自炊場はテーブルひとつ。ちなみに宿泊者1名につき1リットルの水が頂けます。
うるさい私たちは蓮華岳方面の外で自炊宴会。雲間に槍ヶ岳がチラチラ。
朝3:00起床、朝ごはんをたべ、4:30蓮華岳へ。
途中から朝焼けが見え、心がはやります。そして頂上。
360度、素晴らしい眺望。鹿島槍から浅間、八ヶ岳、富士、南アルプス、槍ヶ岳、立山、剣。
頂上にいるみんな、ハイテンション。5:30日の出。
明るくなった帰路をたどって小屋へ戻りました。
前日は見えませんでしたが、南方の山の間に富士と南アルプス、その隣に穂高と富士、北側には白馬・鹿島槍・爺ヶ岳が遠望できる素晴らしい小屋です。
荷物を担いで下山開始。
針ノ木雪渓への道は結構な下り、ここは登りたくないと思いつつ、どんどん下ります。目印が鯉のぼりとは粋な計らい。
雪渓は残っていましたが、見るだけ。高巻きの夏道をたどります。
でも一面のお花畑、絶景です。
沢を何回か渡渉しながら、大沢小屋へ。すでに営業終了。
40分ほど降りて人工物が見え、林道が現れましたが、また山道へ。2回ほど繰り返し突然トロリーバスが見えてきて、扇沢へ到着。
10:00発のバスで大町温泉郷「薬師の湯」へ。じっくり浸かってサッパリ。牛乳がうまい!
タクシーで信濃大町駅へ(2700円)大糸線で松本まで1時間。
あずさ号の指定は満席でしたが、自由席はガラガラ。「大雪渓」と野沢菜で宴会。
後立山、この計画で初めて知った山域ですが、北アルプスを満喫できる素晴らしい縦走路です。
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