唐松岳と五竜牛首−紅葉の八方尾根トレッキング

2014年09月28日(日) [日帰り]

• GPS: 06:28
• 距離: 9.6km
• 登り: 850m
• 下り: 841m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:35
• 休憩: 1:51
• 合計: 6:26

8:00 八方池山荘
8:42 9:07 八方池
10:09 10:09 丸山ケルン
10:43 12:09 唐松岳頂上山荘・牛首など
13:12 13:12 八方池
14:26 八方池山荘

歩行距離：9.6km
累積標高差(登り)：830m
累積標高差(下り)：822m

天候

9/28：晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

◆自家用車
黒菱駐車場(200台／無料)
◆黒菱ライン
2014年度の営業：2014年7月12日(土)〜10月13日(月)
http://www.happo-one.jp/green/trekking/kurobishi.html
温泉セット券(往復1400円)がお得です

コース状況／危険箇所等

◆登山道情報
2014年度7月の木道整備工事は完了。
八方池までは蛇紋岩地の尾根ルートはなくなり、
木道ルートが2つ平行するようになった。
第2ケルン手前のトイレでルートが合流する。
八方池から丸山ケルン、唐松岳山頂までのルートはこれまで通り。

◆黒菱林道
和田野地区の和田野の森を通り抜ける。
冬季は八方尾根スキー場咲花ゲレンデの入口となるが、
夏季は黒菱まで開通されている。
黒菱林道(約10km)を通って黒菱駐車場へ。
林道は1.5車線ほどの道路幅があり、普通車同士は離合可能。
大型車は通行禁止。
牛が放牧される事があるため、道路上を歩く牛さんに注意。
黒菱駐車場は200台ほどのスペースがあり、
「カフェテリア黒菱」のレストラン施設がある。
黒菱からリフト2本を乗り継いで八方池山荘に至る。
ゴンドラ利用と比べると安価であり、出発時刻を早める事が出来る。

写真

黒菱林道
白馬三山を望む

黒菱駐車場
紅葉真っ盛りでした

黒菱駐車場全景
朝一番は150台ほど
停まっていました

黒菱第3ペアリフト
ビューンと上がります

グラートクワッドリフト
一気に標高1830mへ

木道整備が完了しました
尾根沿いルートは
こちらに変わりました

八方山と八方山ケルン
この丘を越えれば
八方池が眼下に広がります

八方池が見えてきました

八方池と白馬三山

丸山へ続く稜線
錦の絨毯が広がっています

下ノ樺
ダケカンバの黄葉が美しい

三色錦のトンネル

扇雪渓より
錦秋の上ノ樺

丸山ケルン(標高:2430m)

丸山より白馬三山を望む

五竜岳と鹿島槍ヶ岳

不帰ノ鹸が威圧的

唐松岳山頂が見えてきました

最大の核心部

唐松岳頂上山荘(標高:2620m)
唐松岳には寄らず
五竜岳の稜線へ進みました

山荘前で憩う登山者たち

剱立山連峰の稜線

唐松岳頂上山荘と
唐松岳(標高:2696m)を望む

唐松岳と毛勝三山

幽玄な五竜岳を望む

牛首の悪場
最初だけ高度感があります

鎖があるので
トラバースは安全です

大黒岳の鞍部まで下ります

牛首を振り返る

壮大な縦走路が続きます
スパイスの効いた
最高の稜線歩きです

山荘前のテラス
地図を広げて山座同定が
とても楽しいですね

正面に剱岳を望む事が出来る
最高のテラスでした

丸山ケルン
唐松まで行かなくても
こちらでランチも良いですね

白馬村を眼下に
木道をぽこぽこ歩く♪

黒菱平雲海デッキ
白馬三山を望めるポイントです

黒菱リフトで下山

ノコンギク

クガイソウ

タムラソウ

ナナカマド

キバナニガナ

ワレモコウ

カライトソウ

ハッポウワレモコウ
八方尾根固有品種
ワレモコウとカライトソウの交配種

タテヤマウツボグサ

タテヤマアザミ

オヤマリンドウ

シロバナニガナ

チングルマの果穂

シモツケ

ヤマホタルブクロ

ウメバチソウ

ハッポウウスユキソウ
八方尾根固有品種

タカネマツムシソウ

感想

Hassie2999

2014年度は八方尾根大改装の年でしょうか。
GW直後のゴンドラ駅のチケットセンター改装に始まり、
八方温泉施設の大改修、北尾根の湯の新設
黒菱林道や登山道の改修工事など
大がかりな変化(?)を遂げていきました。
という事で、黒菱林道と登山道下見を兼ねて
紅葉も高山植物も楽しんでやろうと唐松岳を目指しました。
が、頂上山荘前の分岐で態度一変。。
好天候の稜線を歩いてみたくなり、
唐松岳山頂と反対方向に歩いていく自分が可笑しく思えました。
もう少し時間があればなぁ…と、後ろ髪引かれる思いで
山荘を後にしました。

秋晴れと言うよりも、何か夏空のような気温と空の様相でした。
麓の気温がかなり上がったようで、
正午過ぎには真夏のようにガスが湧き上がってきました。