後立山連峰をそこそこ縦走！扇沢〜鹿島槍〜五竜〜唐松〜不帰ノ嶮〜猿倉

2014年10月02日(木) 〜 2014年10月05日(日)

• GPS: 80:00
• 距離: 28.5km
• 登り: 2,887m
• 下り: 3,003m

天候

一日目（木）快晴
二日目（金）雨
三日目（土）晴れ
四日目（日）曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー 自家用車

扇沢の柏原新道登山口に車を駐車（無料）。
猿倉に下山後、白馬駅までアルピコタクシー3700円、20分
白馬駅から信濃大町まで電車500円、40分
信濃大町から扇沢までバス1360円、40分
扇沢から駐車場までダッシュ5分。

コース状況／危険箇所等

鎖場が多数あるので慎重に！
ヘルメットはいらないようにも思いますが、できれば着用おススメします。
山小屋の営業期間を調べてから計画しましょう。

その他周辺情報

白馬鑓温泉の山小屋は営業終了してますが、お風呂には入れるみたいです。
ただし管理（水で調整）されてないのですごく熱いです。このあたりは自己責任で。

写真

10/2 7:23

山のためにお互い今年二回目の四連休とったった！兵庫県の田舎から2日木曜の深夜二時出発、五時間かけて扇沢の柏原新道登山口の無料駐車場に到着。
ここから下ノ廊下と迷いましたが、、それはまた今度で。

10/2 7:57

7時半に登り始めます。天気は快晴。紅葉はまずまずです(^o^)

10/2 8:03

立山連峰がよく見えます。

10/2 8:21

快晴すぎて暑いです。

10/2 9:27

すこし雲が出てきました、午後から雨の予報なのでビクビクです。

10/2 9:29

水平道。この標識のようなものがたくさんあって時々なごみます。整備されてる小屋の方に感謝感謝。

10/2 9:37

標高が上がってくるにつれて紅葉がすすんでます。

10/2 10:22

最初のお目当ての種池山荘がいきなり目の前に現れました。
山荘にはどんなお食事メニューがあるのかワクワクです。

10/2 10:28

登山開始3時間の十時半に小屋到着。
笑ってますが、営業終了でがっかり(；一_一)
というか、きちんと調べないと危険ですね。

10/2 10:30

だーーーれもいません(>_<)

10/2 10:41

気を取り直して、今夜泊まる予定の冷池山荘へ。
爺ヶ岳がぽっこり見えます。

10/2 10:46

振り返って剱岳。かっこいい！この方向からだと三ノ窓がよくわかります。

10/2 10:46

振り返って種池山荘。アンパン○ン工場みたい（●＾o＾●）

10/2 10:52

鹿島槍の双耳峰。ネコみたい（●＾o＾●）

10/2 11:09

地図にライチョウ多いと書いてあったけどほんとにいた！
四羽登山道を横断していきました。足元が冬支度でちょっと白い毛になっててかわいい。

10/2 11:13

えっ！こわっ(゜_゜)

10/2 11:40

種池から一時間11時40分、爺ヶ岳南峰登頂、中峰と北峰もあるみたいですがそれはパス(；一_一)

10/2 11:48

明日行く鹿島槍。稜線にはガスが(@_@。

10/2 12:47

山荘まてもう少し。ガスやめて、、

10/2 13:09

13時、登山開始から5時間半で冷池山荘到着。
池がありましたが写真を撮る気にもならないくらいきちゃないです(；一_一)
あとどーでもいいんですが、この山荘僕のおばあさんの家と同じ匂いがしました、、

10/2 13:09

なんと！！下界と同じ値段！！！
でも寒いから頼むのやめました(>_<)

10/2 14:16

今晩雨予報なのでテントをやめて小屋に宿泊。素泊まり6300円。水一人につき1ℓ無料券をもらえます。
この部屋にあと五人泊まりました。

10/3 5:35

いびきに悩まされましたが朝5時半ごりゅー山荘目指して出発です。
雨は降ったりやんだりしてます。この日は我慢、明後日は晴れる予報だし、
ちなみにパジャマみたいですがレインウェアです（右）

10/3 6:35

一時間で布引山。兵庫にも布引ってゆう地名あるんです（どうでもいい）

10/3 7:26

さらに50分で鹿島槍登頂！せっかくの百名山が雨でガスガス。
南峰の方が標高高いことをここで知りました。

10/3 7:55

南峰から吊尾根を歩くこと30分で北峰手前の分岐に到着。
北峰には行きません。雨だし

10/3 8:28

ずっと立山側からの強風と雨でげんなり、
たまにガスがましになるとちょっと先の稜線が見えてこんな感じです。

10/3 8:56

で、いきなりの八峰キレット！
キレット小屋の向こう側だと勘違いしてたのでビックリ！

10/3 9:03

でも2分くらいでキレット終わり(>_<)
ちょっと悲しい。

10/3 9:11

今日の登山開始から3時間半でキレット小屋に到着。すごい立地！ここが営業してないことは調査済み（得意げ）
ただ雨宿りをするスペースさえなかったのは計算外(>_<)
雨に濡れながらパンを食べることに、、

10/3 9:36

こんなとこを

10/3 9:46

登ったり

10/3 9:58

トラバースしたり

10/3 11:53

下ったり、
今どこにいるかもよくわからず、次のピークこそ五竜岳だと信じて登るがまた下りってのを繰り返し繰り返す。
苦痛でしかなかった、、

10/3 11:54

そんなときに姿を現してくれるのがライチョウさんである。
この日天気のせいか合計10羽ほど遭遇する。
かわいい（●＾o＾●）

10/3 10:22

（＾◇＾）

10/3 11:56

もうデジカメが雨で壊れるから出てこないでー((+_+))

10/3 12:58

そんなこんなで冷池から7時間半、13時に五竜岳登頂！
この縦走路ですれ違った人単独の男性一名のみ。
その男性も僕たちと会うのがこの日初めてだとおっしゃってました。

10/4 7:42

頂上から30分の13時半に五竜山荘到着。
受付のおじさんがなんとなく感じ悪い、、でもなんかキャンペーンかなんかで手ぬぐいとポストカードもらえました。
やったーヽ(^o^)丿
素泊まり6600円、水無料、今日も雨なんでテントなんて張ってられません。
この日テントは1張りだけ。
そういや今日ヘルメットかぶるの余裕なくて忘れてた(；一_一)

10/4 7:23

六畳一間を貸し切りです。喜びのダンス！いびきの心配はナシ。
この日他にも貸し切りの部屋が何組かありました。雨のおかげですね。

10/4 7:48

翌朝、朝9時頃まで雨予報なのでチェックアウトの8時ギリギリに出発。この時点で天気は雨さえ降ってないけど強風とガス！もう唐松から八方尾根で帰る気満々！！

10/4 8:02

10分あるいたくらいのところでまたまたライチョウさん（＾◇＾）
登山道の真ん中にいらっしゃるのでどいてくださるまで待ちます。

10/4 8:05

(；一_一)

10/4 7:54

振り返ると、あっ五竜！

10/4 8:19

前方に唐松！！

10/4 8:19

こーゆー稜線を歩くために来たんです！

10/4 8:43

立山と剱！

10/4 8:58

昨日全く見えなかった五竜岳！
かっこいい、男前です。

10/4 8:59

足取りが軽い！この当たりで不帰ノ嶮に挑戦して今日の下山を取りやめることを嫁には内緒で勝手に決めました。怒るかな〜(@_@。

10/4 9:16

雲と五竜！

10/4 9:44

途中見過ごしそうになりましたがピッケルのオブジェあり。

10/4 9:51

なかなか険しい鎖場もあります。
昨日よりグリップがきくのでまだ安心です。

10/4 9:54

山荘と白馬鑓ヶが見えました。鑓って真っ白なんですね。

10/4 9:59

五竜山荘から二時間の10時に唐松頂上山荘到着。
嫁はカレー食べる気満々！下山もする気満々！
小屋の人に聞くと軽食類の販売は11時半からだとか、、じゃあザックをデポって唐松岳行って帰ってきたらカレー食べるとか嫁が言いだすので、ネタばらしするとすごい顔してました(T_T)

10/4 10:11

400円のバヤリースで機嫌を直してもらってしぶしぶ行ってもらうことになりました。。

10/4 10:30

山荘から20分まずは唐松岳登頂。300名山じゃなくて百名山でイイと思うくらいの山で、すごい絶景でした（●＾o＾●）

10/4 10:39

目指すは天狗山荘。そこでカレーを食べてもらうことで嫁も納得しました。ヘルメットをかぶっていざ出発です。
唐松岳から不帰へは難所のルートです的な看板が一つもなかったのがびっくりでした。

10/4 11:06

なかなかのギザギザです。

10/4 11:07

どれが1峰で2峰か3峰かわからないっす(T_T)

10/4 11:09

で11時2峰南峰到着。ここまではガレてて歩きにくいくらいでした。

10/4 11:13

ということは右のピークが二峰北峰でその左に見えるのが1峰かぁ(゜_゜)で最後に落ち込んでるところが不帰キレットかな？

10/4 11:16

八方尾根方面の景色。

10/4 11:22

11時20分二峰北峰到着。ここまではまずまず。

10/4 11:22

次の瞬間から手を離すと大事故レベルのルートになりました(@_@。

10/4 11:27

慎重に落石注意です。

10/4 11:28

ジャンダルムもなんなくクリアした嫁なので心配はいらないんですが、、見てるとどこか危なっかしい(=_=)

10/4 11:35

不帰ノ瞼って名前がすごい恐ろしいけどかっこいい！！

10/4 11:45

ここを整備された方天才です！

10/4 11:48

にしても誰とも出会わないので他人の落石や渋滞の心配はなしです。

10/4 12:00

途中一本だけ風に猛烈に影響受けた木と遭遇！
高山の環境ってすごい！

10/4 12:02

北から見ると荒々しいです。

10/4 12:11

そして12時10分に1峰到着。
次は核心部の不帰キレットです。

10/4 12:27

12時半。ん？これ？確かに切れ込んでるけど、歩くだけですぜ？
三大キレットじゃないのか(゜_゜？)まあいいか。

10/4 12:57

ここから天狗の大下りの始まりです。僕たちは逆方向なので天狗の大上り(>_<)最高にきついです！

10/4 12:48

途中「1」の石発見。だから何って感じ、、

10/4 13:20

キツイ登りを終えなだらかな稜線になりました。こういう感じのところ僕は好きです。

10/4 13:39

このころ雲の関係で剱岳が天空の城ラピ○タみたいに（＾◇＾）

10/4 13:55

14時天狗の頭到着。ってゆーか天狗山荘まだー？

10/4 13:56

白馬鑓ヶ岳が近くなったので乗馬ポーズで(゜_゜＠)

10/4 13:57

八月に行った槍ヶ岳も見えます。

10/4 14:18

そろそろ天狗山荘です。嫁がカレーカレーうるさいです。

10/4 17:30

小屋見えました。よっしゃーー。

10/4 15:24

やってしまいました(T_T)(T_T)(T_T)
営業終了してたなんて、、遭難一歩手前。調べたはずなのに、、
そんなことより嫁の鬼の形相、、殺されそう、、

10/4 15:17

五竜山荘から6時間半で14時半到着、鑓温泉も営業終わってるし白馬山荘まで三時間歩くのムリだ(=_=)食料も残ってたし幸い水場があったので、、

10/4 14:31

小屋の前をお借りしてずっと使ってこなかったテントをはらせていただくことにしました。ごめんなさい。トイレは我慢します！

10/4 14:31

この道標で、

10/4 15:17

おととい濡れたシュラフを乾かします。鑓きれいだなー。

10/4 15:18

天狗池です。冷池の500倍きれいです！

10/4 17:28

夕焼けです。今日帰ってたら見ることができなかったので来てよかったと僕だけが思いました（●＾o＾●）

10/4 17:28

明日は朝9時から雨予報、下山までもってくれヨ！！

10/4 17:32

白と赤のコントラストが最高！ほんと来てよかった（僕だけ）

10/4 17:38

オーロラ（僕の中では）
ではおやすみなさい。

10/5 3:28

日曜日3時起床、雨とか帰りの電車バスの関係で3時40分猿倉めざして出発。

10/5 3:47

夜景ですがこのカメラじゃさっぱり見えない(；一_一)

10/5 5:33

二時間下るとこんな雪渓発見。すごい。
ここまで来る時の鎖場がこれまでの行程で一番苦労しました。足元の岩が滑る滑る(=_=)

10/5 5:56

5時半、鑓温泉到着！ここで衝撃の事実が！！
温泉はいれんのかーい！小屋の営業終わってるから無理だと思ってたのに、若いお兄さんが2人入ってらっしゃいました。
ってゆーかそれなら天狗じゃなくてここで泊まったのにー(>_<)無知ゆえにいろんなミスを犯します、、

10/5 5:50

とゆーことで、あまり時間がないんですが足湯だけ、
むっちゃ熱いです！小屋営業中は水でいい湯かげんにしてくれるみたいです。

10/5 5:40

すごいです！温泉が川になってます！
ここでのテント五張りくらいでした。みんないいなー、、

10/5 6:03

お花達。

10/5 6:16

時間ないのでダッシュで帰ります。

10/5 6:18

紅葉はまずまず（＾◇＾）

10/5 7:11

池塘あり。

10/5 8:14

4時間40分の8時20分猿倉下山。
アルピコタクシーに電話。すごく愛想よく、タクシーの運転手さんさすがに山めっちゃくわしかったです。白馬駅から信濃大町までは電車。

10/5 9:56

信濃大町駅の立ち食いそば、わさび野沢菜そば！おいしかったー。
ここからバスで扇沢で車を回収。18時に兵庫県に帰ってきました。ふー

10/5 20:28

家に帰るとゴールデンハムスターが忍者ってました(；一_一)

撮影機器：

FinePix F600EXR FUJIFILM

SO-04E Sony

感想

tomitahi

調べて行かないとえらいことになります。
反省します。次回はしっかりやります。

コメント

gonoboru

夫婦善哉（山編）(^_-)-☆
お疲れ様でしたね！
つめたから爺までの稜線は、ライチョウさんいますよね。
左の劔もカッコええし。

tomitahi

Re 夫婦善哉（山編）(^_-)-☆
コメントありがとうございます。
地図に多いと書いてあったんですがまぁ会わないだろうと思ってたら、たくさん出会えました。とてもかわいいですね。
剱と五竜が男前でした。