【妖怪メダルと槍】上高地〜徳沢〜槍〜天狗原〜上高地


- GPS
- 24:02
- 距離
- 43.9km
- 登り
- 2,130m
- 下り
- 2,123m
コースタイム
- 山行
- 1:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:00
- 山行
- 9:45
- 休憩
- 3:28
- 合計
- 13:13
天候 | 18日:晴れ 19日:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.alpico.co.jp/access/ticket/kamikochi_yuyu.html 往路:11:50新宿〜(高速バス)〜松本15:27〜(松本電鉄)〜新島々16:05〜(バス)〜上高地BT 復路:上高地BT17:29〜(バス)〜新島々18:40〜(松本電鉄)〜松本19:40〜(高速バス)〜新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一部積雪あり(アイゼン不要) |
その他周辺情報 | ・徳沢キャンプ場、テン泊1人1泊700円、500mlビール550円 ・槍ヶ岳山荘、缶ジュース300円、トイレ100円 ・小梨平キャンプ場にお風呂あり。19:00まで、大人600円 ・ドコモは徳沢〜横尾と横尾谷は圏外、それ以外はほぼ圏内、徳沢はLTE |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
装備
備考 | (下世話な話)費用合計\13,300 交通費:\8,200 食費:\2,000(アミノバイタルx3、カレー、マルタイ、パン、餅、魚肉ソーセージ、チーズ、弁当) 飲料:\1,200(ビール、お茶、スポーツ飲料、ウイスキー、槍ヶ岳山荘CCレモン、コーラ、酎ハイ) テント:¥700 風呂:¥600 お土産:¥600 |
---|
感想
槍は3週間前に登ったばかり。前回は日帰りで忙しかったので、今回は前日テン泊の余裕ある計画を実行。
先週多くの山小屋が今年の営業を終了し、彼方此方から積雪の便りが聞こえる中、ネットの天気予報では、週末高気圧が張り出すとの予報です。まだ積雪は少なく、今年最後の軽装山歩きのチャンスです。しかし残念ながら金曜は多忙で動けません。仕方なく家族に土曜朝の計画を提示したら猛反発されます。理由を聞くと、土曜は妖怪メダルの発売日で、私には朝行列に並ぶ任務があるとのこと。ただしその任務を終えたら、山でも何処でも行ってよし。
ということで朝8:00頃、新宿西口のヨドバシに到着します。店舗の前には既に30人程度の行列で、なんだ大したことないじゃん、と思ったらこれが大間違い。列はさらに後ろに続いており、ヨドバシの店舗をぐるっと半周。列の最後尾には、「完売」の2文字が。しかし近くのビックカメラはまだ余裕があり、早速並びます。9時には妖怪メダルをGETし、一旦帰宅した後、再度新宿へ。本日中に上高地へ入るには、遅くとも16:08松本発の新島々行電車に乗る必要があります。逆算すると新宿発の高速バスは12:50だと電車がギリギリなので、1本前の11:50に乗車。渋滞なく予定通りに松本、新島々、上高地へと到着。すぐに登山届を提出。
上高地は既に暗く、ヘッデン点灯して歩行を開始します。本日の目的地は横尾。上高地から1:40程度で到着予定。下り客とたくさんすれ違いますが、ほとんどヘッデン無し。よくこの暗い中を歩けるなぁと感心。明神を過ぎたあたりから人が途絶えます。ナイトハイクは慣れてますが、先日徳沢でクマさんに会ったばかりで少々不安になります。あとテン泊受付が19:00までで、間に合わないとあとで面倒な事になりそうです。横尾までの時間は朝早く起きてリカバリすればいいや、と考え、横尾の手前の徳沢で断念します。
徳沢は20張程度のテントが張られていました。受付を済ませ、満天の星空の下、テント張り、前室でお湯沸かしながら、チーズと魚肉ソーセージをつまみに晩酌します。カレーを温め、松本駅のヴィドフランスで購入したフランスパンといただきました。今夜は放射冷却で冷えます。残ったお湯はペットボトルに移し、シュラフに入れ、湯たんぽに。さらにハクキンカイロにジッポオイルを注入して点火。Nanga 450とUNIQLOダウンとソフトシェルで十分快適、暑いくらい。20:00には就寝しました。
次の朝は03:30に起床、テント内は少し結露し、凍ってました。バーナーを点火しますが夏用のガスの為、寒さで火の付きが良くありません。そろそろ冬用ガスに切り替えが必要です。いつものマルタイと餅x3の朝食をとり、身体を温め、04:00頃真っ暗な徳沢をトレラン装備で出発します。今回は走りません。
横尾のテン場までは誰にも会いませんでしたが、横尾を過ぎてから数人とすれ違いました。槍沢ロッジ手前で明るくなり始め、槍見付近で槍のモルゲンロートを見ることができました。ババ平を過ぎると何組かの先行者に追い付き、追い越します。ぐんぐん高度を上げますが、荷物が軽く、あまり疲れません。少しずつ日が高くなって、朝日が冷えた身体を温めてくれます。8時過ぎには槍ヶ岳山荘に到着、少し休み、9時過ぎには登頂しました。山頂付近は一部凍結して滑りますが、まだ雪が少なく、ほぼ無雪期と同じ要領で登れました。ただしハシゴが冷えてますので、手袋があった方が良いです。私はテムレス+軍手でしたが、ゴム付軍手でも十分でした。あとトレランシューズはこの先無理ですね。滑ります。
山頂はほぼ無風、前回同様入場制限も渋滞もありません。下山は早く、15分程度で槍ヶ岳山荘につきました。ちょうどその時、山荘のスタッフが小槍に登るところに遭遇(http://www.yarigatake.co.jp/yarigatake/blog/2014/10/post-658.html)。アルペン踊りを見たかったですね。
槍ヶ岳山荘付近を散策し、景色を堪能して、下山開始。天狗原分岐で下山者に聞くと、池の氷が解けて綺麗に槍が映ってるとのこと。ただし登り40分。一瞬悩みましたが、頑張って20分で登り、美しい逆さ槍を見てきました。天狗原への道は岩がゴロゴロしており、トラバースは雪が多めですが、トレランシューズでも歩ける状態でした。
天狗原分岐に戻り、一気に徳沢のベースキャンプまで降ります。テントを撤収していると、食事の時間なのか、サルがうじゃうじゃ出てきました。食べ物に注意してザックをまとめ、小梨平のお風呂へ。温泉ではありませんが、新しく清潔なお風呂でした。汗を流して着替え、バスターミナルへ。バスは若干遅れて到着した上に途中の渋滞に巻き込まれましたが、バスの運ちゃんが頑張ってくれて、ほぼ定刻に新島々に到着。松本まで電車で行き、19:40松本バスターミナルを出発。イトーヨーカドーで購入したお弁当と酎ハイを車内でいただき、爆睡。途中、中央道渋滞に巻き込まれ、約40分遅れの23:30に新宿到着しました。
自分なら、この行程で余裕なんてなさそうです。
この週末にお槍様にトライしようかと思ってます。
混み具合、どうですか?
観光地なのでそれなりに人いますが、夏に比べれば全然空いてますよ。新穂高の方が距離は短いのですが、人少なく朝は暗くて寂しいので、自分は朝明るく人が多い上高地を使います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する