十勝連峰縦走


- GPS
- 45:48
- 距離
- 27.7km
- 登り
- 2,631m
- 下り
- 2,156m
コースタイム
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 3:58
- 山行
- 8:31
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 10:31
天候 | 1日目:雨 2日目:快晴のち曇り 3日目:曇り強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪が多く残っており迷いやすい |
その他周辺情報 | 付近に白金温泉、十勝岳温泉あり |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
調理用食材
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テントマット
|
---|---|
共同装備 |
テント
シェラフ
|
備考 | 予備の靴下 |
感想
2022年5月末の記録になります。
当初はシーズンのどこかでと計画していた縦走でしたが、6月から上ホロ避難小屋の建て替え工事が始まるためその前に決行することとしました。
初めは十勝岳温泉から富良野岳〜十勝岳〜オプタテシケ山と縦走する予定でしたが3日間の日程のうち天気が良い予報は二日目だけであり、逆回りでオプタテへのピストンと上ホロまでの縦走を二日目に持ってくるよう変更。
自分は帯広在住、父は石狩市在住のため凌雲閣の駐車場で待ち合わせ、1台に乗り合わせて美瑛富士登山口へ。林道前のゲートは施錠されておらず入れました。
雨が降っていましたが2日目に天候が回復する予報を信じて出発。
登山口付近に雪はありませんでしたが、標高1000mから雪渓が現れ始め、登山道を所々隠しています。標高1141m付近でトラバースが始まる地点も雪渓が突然笹薮で終わっており、GPSアプリを使用していなければ気づかなかったかもしれません。
トラバース後は更に道が見つけにくくなり、こまめにGPSを確認して正規ルートを外れずに進んでいきます。
標高1250mを超えてからは雪渓が大きく、大体の方角さえ合っていれば良しと考え歩きやすい場所を歩いていき、避難小屋手前の沢地形を渡る。
その後は登山道に復帰しましたが、雪融け水で道が川になっており浸水気味だった登山靴が完全に水没。直ぐに避難小屋まで辿り着きましたが、替えの靴下を忘れてしまったことに気が付きました。初日は出発が遅かったこともありここで終了。
二日目は予報通りに晴れ、アタックザックを背負い快晴の中をオプタテシケ山へ。
靴と靴下は濡れていて最悪ですが朝日を浴びながらの稜線歩きは最高でした。
オプタテシケ山山頂からは表大雪とトムラウシ山、十勝連峰のゼブラ模様が堪能でき、この日この場にいる感動を噛みしめました。
30分程度景色を楽しんだ後は美瑛富士避難小屋に戻りパッキングし、十勝岳方面へ出発します。
出発早々は結構な藪漕ぎでしたが、所々で雪渓のトラバースが出てきます。
日が出ており気温は高く、キックステップがよく利くのでアイゼン無しで通過。
美瑛富士の分岐でアタックザックに替え美瑛富士に立ち寄り、美瑛岳への登りに向かいます。2泊の装備を背負ってここの急登が一番苦労しました。
急登を登り切った後は分岐に荷物をデポして美瑛岳へ。この辺りからガスが出始め視界が徐々に悪くなっていきました。
美瑛岳から十勝岳の縦走路は標高が高いこともあり雪渓が多く残っていること、元々荒涼とした地形のために何度かルートを外してしまいました。
十勝岳山頂ではガスで視界はほぼありませんでしたが、風はまだ弱く何とか上ホロ避難小屋まで到着。到着後どんどん風の音が大きくなっていきました。
夕食では父親が水とホットケーキミックスでホットケーキを焼いてくれました。学生の頃ワンゲルで登山していた頃はこれが定番だったそうです。
明日風が弱まっていたら富良野岳までということにして寝袋に入りましたが夜は何度も風の音で目が覚めました^^;
起きてみると案の定強風は更にひどくなっていて、上富良野岳から下山に決定。
翌月から工事が始まる上ホロ避難小屋に別れを告げ、上ホロ経由で慎重に歩きます。
上富良野岳を過ぎて稜線から外れたところでようやく無風となり一息つく。
その後は雪渓が多く残るD尾根を下って下山しました。
雪渓下りが楽過ぎて途中尾根を巻いて反対側に出る道を見逃しそうになるので注意が必要です。
尾根を巻いて安政火口に向かって歩く途中、今回初めて他の登山者とスライド。
程なく登山口に降り、帰ってきたことを実感しました。
凌雲閣で温まり、デポしていた車で美瑛富士登山口に向かい、マイカーを回収。
その後富良野で昼食を摂り解散。
実は二日目が自分の誕生日でしたので、思い出深い山行となりました。
オプタテシケ山はトノカリ林道からBCで登っていましたが夏道は未経験だったので是非登りたく、今回天気にも恵まれて良い思い出となりました。美瑛岳も未踏であったので縦走で繋げたことは良かったです。
十勝周辺でまだ繋いでいないのは三段山から十勝岳温泉側に降りるルート、上富良野岳〜富良野岳の稜線、原始ヶ原から富良野岳、十勝岳の新得コース等数多く残っているので、少しづつ繋いでいきたいと思います。
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