奥穂高岳、北穂高岳
- GPS
- 67:22
- 距離
- 47.3km
- 登り
- 3,361m
- 下り
- 3,360m
コースタイム
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 8:03
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 2:45
- 合計
- 6:57
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 4:24
- 合計
- 11:25
- 山行
- 2:50
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 3:46
天候 | だいたい晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
いろいろ危険 |
写真
感想
去年のGW、北穂に登ろうと思っていたが、蝶ヶ岳のテント場の氷で足を滑らせ捻挫、断念。今年こそは、ということで行ってきた。
5/3
本日は涸沢カールまで。横尾を過ぎ本谷橋までほほ雪なし。今年も雪の量が少ない。本谷橋でアイゼンを履くが、暫くは雪があったり無かったり。雪のないところは歩きにくい。道はほぼ夏道。涸沢ヒュッテが見えてからが長い。なかなか着かない。やっと着いたら、テント場はかなりの賑わい。他人の遺構は既に空きなし。ヘロヘロだが、テントを張る場所の整地と、防風壁を作らねば。それもまた楽しみの1つかな。
5/4
快晴!!モルゲンロートを見たら出発。いきなり急登。どんどん斜度がキツくなるし暑いし。そして落石が多い。何回もラーーーックという叫び声を聞いた。雪が緩んで、雪の上に乗っていた石が転がるのだろう。山頂からの眺めは最高の一言。それにしても人が多い。大賑わい。小屋の方へ降りるための階段が作られておりこれまた凄い雪壁。景色を堪能しカレーを食べ、1時間以上のんびりした。
稜線からの下りはかなり急勾配で、最初は結構怖い。雪も腐っていたので慎重に下った。涸沢小屋で生ビールを飲み、本日は終了。かと思いきや、防風壁がだいぶ溶けており、修復作業が待っていた。
5/5
いよいよ奥穂高岳へ。登り始めて程なく、ザイテングラートの起点辺りで滑落事故現場に遭遇。落ちるのを見たわけではないが。丁度居合わせたっぽい看護師さんが慌ただしく処置に当たっていた。残念ながら自分にできることはないので先へ進む。山は人の生と死が近い。
気を取り直し、ザイテングラートの右側から回り込むように登る。どんどん斜度がキツくなる。昨日登った北穂以上。特に上部でザイテンに上がるところはかなり急勾配だった。ここの下りは雪が腐っていて滑りそうだったのでクライムダウンした。
ザイテンに乗って少し頑張ると間もなく穂高岳山荘。で、ハシゴの上、何あの角度の雪壁?アレ登るの?ちょっと、いや結構ビビった。しかもかなり強風。夏なら何てことないはずなのに。
心を落ち着けてから取り付く。最初は岩ばかりでアイゼンを付けていると歩きにくい。雪面に出ると、しっかりステップが切ってあるので以外と登り易いが、慎重に。
登りきればあとは割と安全。かと思ったが、山頂直前でまたも雪壁。しかも下部はステップが浅い。そこを登りきれば間もなく山頂!ジャンダルムどーん!!うわぁ、積雪期に行く気しねぇ〜。
ひとしきり山頂を楽しんだら、登り以上に慎重に下山。山頂近くの雪壁下部のステップの浅いところや山荘上の雪壁のクライムダウンは緊張した。山荘でとんこつラーメンを食べ、下山。かなり雪が腐っていたので滑らないように慎重に。半分以上下って、斜度が緩んできた所からはシリセード。楽し!!
当初は涸沢カールでもう一泊と思っていたが、翌日は朝から荒れる予報だったので、疲れていたがテントを撤収して横尾まで下山。
5/6
結局、風は強いが雨は前日の夕方ぱらついたくらいで済んだ。テントも濡れてないし。10時頃にはバスターミナルに到着、無事終了。
雪の涸沢カール、北穂、奥穂。絶景で素晴らしかった。天気にも恵まれたし。来年のGWは槍にでも行ってみようかなぁ。
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