宮之浦岳・祖母山・阿蘇山 ☆九州ツアー 日本百名山シリーズ72,73座目☆
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鹿児島県
Noroken
体力度について
- GPS
- 29:12
- 距離
- 50.6km
- 登り
- 4,467m
- 下り
- 3,698m
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- 山行
- 4:58
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 5:44
- 山行
- 8:28
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 10:29
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 6:27
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 6:29
| 天候 | 5/17 晴 5/18 嵐 5/19 晴【宮之浦岳】 5/20 霧のち曇のち小雨【宮之浦岳】 5/21 晴と曇 5/22 晴のち曇 夕方雨 5/23 曇のち霧 たまに晴【祖母山】 5/24 晴【阿蘇山】 5/25 曇 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス 自家用車
船 飛行機
鹿児島11:25→屋久島12:05 JAL3745便 \25,730 [満席] ・屋久島空港13:13→合庁前13:25 屋久島交通バス \400 [空いてた] 5/19・合庁前9:07→小原町9:37 10:20→白谷雲水峡10:50【宮之浦岳入山】屋久島交通バス \800+500 [混雑] 5/20・【宮之浦岳下山】紀元杉→安房 自家用車便乗 5/21・安房9:03→宮之浦港9:44 屋久島交通バス \850 [混雑] ・宮之浦港13:30→鹿児島港17:40 フェリー屋久島2 \5,600 [空いてた] 5/22・天文館通→鹿児島中央駅前 鹿児島市電 \170 ・鹿児島中央11:55→熊本12:41 新幹線さくら554号自由席 \6,540 [空いてた] ・熊本15:05→豊後竹田16:58 JR九州横断特急3号自由席 \3,050 [空いてた] 5/23・豊後竹田7:00→祖母山登山口（神原）7:25【祖母山入山】乗合タクシーカモシカ号 \1,020 [2人乗車] ・【祖母山下山】祖母山登山口（神原）15:30→豊後竹田16:00 乗合タクシーカモシカ号 \1,020 [1人乗車] 5/24・豊後竹田6:43→宮地7:54【阿蘇山入山】JR \760 [空いてた] ・【阿蘇山下山】仙酔峡と宮地駅の中間あたりの道端→宮地駅 自家用車便乗 ・宮地15:10→肥後大津16:03 16:22→熊本17:01 JR \1,130 [空→混雑] ・熊本駅前→辛島町 熊本市電 \170 5/25・熊本桜町バスターミナル→阿蘇くまもと空港 空港リムジンバス \1,000 [空いてた] ・熊本20:35→羽田22:15 ANA650便 \17,070 [空席有] ※時刻は予定、実際はしばしば遅延した |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【宮之浦岳】 全体に良く整備されている。ただ、今回は大雨の後だったせいかもしれないが、流水がある道が多々あった 体力的には「新高塚小屋→紀元杉」より「白谷雲水峡→新高塚小屋」の方がきつい道に感じた（個人的な日程の体調差かもしれない） 【祖母山】 全体に良く整備されている。ただ100名山のコースとしては一般ハイキングコース的かもしれない 【阿蘇山】 全体に大変良く整備されている ・仙酔峡→高岳 良くマーキンングされている。ガスられても道を見失うことは無いだろう。が、溶岩そのままの道なので体力はより使うし気も遣う ・高岳→火口東展望所 自然の道だが平らで歩きやすい ・火口東展望所→仙酔峡 舗装、簡易舗装された観光地遊歩道レベルである |
| その他周辺情報 | 【宿泊】すべて素泊まり 5/17,18「屋久島安房」コテージくつろき \11,000 5/19 高塚小屋 5/20「屋久島安房」民宿華のや \4,500 5/21「鹿児島市」アパホテル鹿児島天文館 \5,500 5/22,23「豊後竹田市」ホテルつちや \12,400 5/24「熊本市」東横INN熊本桜町バスターミナル \6,800 |
写真
5/19�� 3日目朝、天候が回復し紀元杉から入山しようと合庁前バス停でバスを待っていると、タクシー会社の方が「崖崩れで紀元杉、荒川登山口方面はバス運休だよ」と声をかけてくれた「・・えっと・・・・(^^;(^^;(^^;」
「・・えっと・・・・(^^;(^^;(^^;」
観光案内所に電話してもまだ詳しい情報は入ってないようだ。で、コースを逆にし白谷雲水峡から入山することにした。その途中のバスからの海
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ちょっとわかりずらい写真だが、トロッコ道と並行している沢の滝。この沢は良い雰囲気で遡行意欲がわく(^^) ま、意欲だけ(^o^)
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紀元杉バス停に下山。14:55のバスをザックに座って待っていたら、登山道ですれ違ったパーティの車が拾ってくれた(^^)感謝(^^) ありがとうございました(^^)(^^)
感謝(^^) ありがとうございました(^^)(^^)
今回のお泊まりセット。右からカモシカエマージェンシードーム。サーマレストマット全身用。イスカシュラフ130X。モンベルシュラカバ2レイヤー。100均マット。締めて重量1.9kg
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しばし晴れるのを待ったが、30分ほどで下山を始める
乗合タクシー停留所に下山。まだ時間があるので明日の熊本のホテルの確保を試みる(電波があった） ずっとダメだったのだけど、今どーにか部屋を確保。明日は野宿になるかと思った(^^;
このように「進む」は黄色、「進むな」は赤ペンキで指示される。頻繁にマーキングされており、10mマーキングを見なかったらルートを外したと判断できそう(^^)
仙酔峡まで降りてきた。あと駅まで6km強の道のりだ。ここで宮地駅の時刻表を確認すると15:10と16:35！ いや〜微妙(^^; 下りだ、軽く走れば1時間かからずに宮地駅に着くだろう。でも・・体力は問題ないのだけど・・腸がなぁ・・大丈夫・・な自信が無かったので、あきらめて16:35の列車に乗るべくゆっくり歩いて行く・・(^^;(^^;
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ここで宮地駅の時刻表を確認すると15:10と16:35！ いや〜微妙(^^; 下りだ、軽く走れば1時間かからずに宮地駅に着くだろう。でも・・体力は問題ないのだけど・・腸がなぁ・・大丈夫・・な自信が無かったので、あきらめて16:35の列車に乗るべくゆっくり歩いて行く・・(^^;(^^;
こんな道をテクテク歩いて下山していると、一台の車が追い抜きざまにハザードを付けて停まった。で、降りてきた方は頂上で出会ったご夫婦だった。そして、駅まで送ってくれた！ 感謝！感謝！！ 無事15:10発に間に合った。地元阿蘇の方だったのだけど、ぜひもっと東の山へ登りに来てください。そこでまたお会いしましょう(^^) ありがとうございました(^^)(^^)
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感想
去年は100名山をひとつしか登らなかった(^^;
この調子だと100名山完登は90才になってしまう・・
それはちょっと・・無理かな(^o^)
で、今年は、たぶん一番大変そうな宮之浦岳をまず登ることにした！
何が大変って行くのが大変
出来れば自転車、フェリーの組み合わせで九州にやって来たかったのだが、時間と費用の関係であきらめた
・・いつの間にか川崎ー宮崎のフェリーが無くなっていた(^^;(^^;
で、ヒコーキにした
で、もう屋久島に行くのをめげないようにと一ヶ月以上前にチケットを買ってしまった
そして、あと100名山の九州の残りの祖母山と中途半端だった阿蘇山を登る9日間のツアーとした
で、日程は決定してたので、5/18,19と悪天の予報だったのだが、最初から停滞予定でやってきた(^o^)
○EPIガスカートリッジ
飛行機に乗せられないガスカートリッジを屋久島空港の売店で購入予定だったけど売り切れだった
結局、安房のショップ「山岳太郎」で購入する
出発直前にガスカートリッジ購入予定の所に、在庫確認の連絡はした方が良いようだ(^^;
○宮之浦岳ルート変更 逆回りへ (5/19-20)
5/18の雨の影響で路盤が崩れ、5/19朝に紀元杉、荒川登山口のバスが運休になった
もう待つのはヤだったのでとりあえず白谷雲水峡から入山した
山行中に情報を集め下山口を探っていたが、縄文杉で出会ったガイドさんが運休になった日(本日)の夕方に復旧したと教えてくれた。高塚小屋、新高塚小屋の水場の件も大変丁寧に教えてくれた(^^)
ルートは単純に入下山を逆にすることにした
○屋久杉
実はあまり期待してなかった
それはあまりにも人気で各メディアで報じられ過ぎていたからだ
きっと初めて見た気にはならないだろうと思っていた
・・が違った
軽く感動した
屋久杉の森の雰囲気は映像では表現しきれていなかった
屋久杉の森は唯一無二のものだろう
今回の山行で100名山をやり始めて良かったと思った
100名山をやっていなかったら、もうこの歳になって屋久島に来ることはなかったろう
生涯、屋久杉の森を知らずに終わっただろう
○宮之浦岳でひとつ残念だったのは、雲が多く頂上からの見渡す限りの大海原が見られなかったことだ。せっかく離島の山に登ったのだから、できれば頂上から見渡す限りの大海原を見たかった(^^;(^^;
○宮之浦岳と縄文杉の縦走コースの私見（2023/5/30追記）
いろいろ歩いた訳で無いので意見するのはどーかとは思うのだけど・・私見ということで(^^)
日程やアクセス問題を考えずに純粋に歩くことだけを考えて推奨コース
「荒川登山口→縄文杉→宮之浦岳→紀元杉」
白谷雲水峡は寄らなくて良いと思う
白谷は観光地としては一流と思うのだけど、トロッコ道を縄文杉まで歩けば「もう良いかな？」とも思うし、荒川登山口からの方が一貫性があるようにも思う・・かなり独断かな？(^o^)
屋久杉の森に囲まれてトロッコ道から縄文杉へのルートは屋久杉を味わう秀逸なコースな気がする
そこから宮之浦岳に登り着くのが満足感が高いだろう(^^)
ただ標高が、荒川登山口が600m、紀元杉が1250m、体力的には明らかに紀元杉から入山した方が有利だ
逆説的には、だからこそ荒川登山口から登るのが満足感が高いとなる
・・な、ことを妄想しました(^^)
私見ですよ(^o^)
○屋久島宮之浦岳は100名山なので当然なのだが、それ以上にヒトの臭いを強く感じる山だった
それはあまりオレの好みではなかったりする
でもだからこそ、出会った岳人たちとの会話はとても楽しかったし、島の人達もみな親切で良い人ばかりだった(^^)
高塚小屋でご一緒した千葉から来られたご夫婦は屋久島が7回目だそうだ
この島の人を惹きつける魅力に触れた気がした
宮之浦港で話し込んだのは若者で、この情報過多時代にツーリングを楽しむ若者がいるのが嬉しかった
この手の経験は屋久島だからこそ！だった気がする
○祖母山 (5/23)
たぶんこの山は山頂からの眺望が素晴らしいのだと思う
山頂でガスられてたのはとっても残念だった(>_<)
○阿蘇山 (5/24)
今までの雨っぽい天気のうさを晴らすよーな晴天の日の登山だった
おまけの山行だったはずだったのに、登山としては最高の1日になった
前に登った時は雨だったので全く気がつかなかったケド
実はすごい眺望！
登り始め正面に阿蘇山が見え、登っていくにつれ久住が、町並みが、後ろに見える様になり、むろん山頂は360度の大展望！！
ただ、日当たりの良い長時間の山行をしばらくしてなかったので、途中まで日焼け止めを塗るのを忘れていた(^^;
4日経つのに、まだ腕が痛い(^^;(^^;
○もうだいぶ経つのだけど、120km自転車で走って腸に違和感を感じて、それを主治医さんに話したら
「・・60km位にしなさい」
とたしなめられたことがある(^^;
要は「無理をするな」「余裕ある範囲で運動しなさい」ということとオレは解釈した
今回の阿蘇山の下りで最後、走りたかった
体力には余裕があったのだ
もう明日は歩かなくて良いんだから目一杯走ってみたかった
（と言っても大して速くは走れないんだけどね(^^; ）
でも、この時主治医さんの言葉を忘れなかった
命の恩人の主治医さんの言葉だ
そう、オレの腸はもう賞味期限が切れてるのだ
やさしく扱わなくてはならない
だからゆっくり歩いた
でもだからこその出会いもあった(^^)
なにが良い結果を生むかなんてオレには分からない(^^;
＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾
うん！楽しかった(^^)
出会ったたくさんの人たちとの会話も楽しかった(^^)(^^)
9日間、楽しかったよ(^^)(^^)(^^)
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