記録ID: 5645825
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無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
【百高山】東川岳〜熊沢岳〜檜尾岳(空木岳〜ロープウェイ)
2023年06月24日(土) [日帰り]


体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 12:11
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 3,048m
- 下り
- 1,267m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 12:37
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 13:17
距離 20.6km
登り 3,062m
下り 1,280m
16:15
ゴール地点
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体として、空木岳まで登るのは当然大変だが、空木岳から島田娘までもアップダウンが沢山連続して、非常に体力を使うコースである。 空木岳から進む場合は、登り方面となるなるので余計に体力が消耗すると思われる。 但し、非常に整備されており歩き易く、安心して歩ける素晴らしいコースである。若干道が分かり難い所もあったが、探せばすぐにルートが現れる。 駐車場〜空木岳:基本的にとても整備されてます。難所は小大地獄。鎖場ですがここも整備され気を付ければ問題はありません。分岐から稜線コースを歩きましたが景色が良いコース。 空木岳〜木曽殿山荘:最初は少しルートが分かり難いがちゃんと道は有るので道をしっかり探す事。急な鎖場はあるが整備されてるので注意して歩けば問題無し。かなり下る。 木曽殿山荘~檜尾岳:全体的に登りとなる。東川岳がいきなり登りが長い。30分ほど掛ける。熊沢岳まではアップダウンの連続。個人的にはここが一番つらかった。どこが熊沢岳か分からない。また登り方面になるのでキツイ。熊沢岳から下る所で鎖場があるけどここも整備されている。檜尾岳までも多少アップダウンはあるがやはり登りが多い。 檜尾岳〜島田娘:一旦200mほど下る。その後、再度200m登って50m下って200m登り返す感じ。ちょっとだけ雪の区間はあるが一瞬。ハシゴ場、鎖場も多少あったが大した事は無い。 島田娘〜ロープウェイ:極楽平まですぐ。極楽平から直ぐの所に雪渓はあったが回避可能。その後は整備された緩やかな坂を下るのみ。 |
写真
途中鎖場があったのだが心に余裕が無く写真撮り忘れ。というか頭が朦朧としてたので、途中、目をつむって10分休憩したら多少目が覚めた。鎖場でも緊張したのでこの時点でだいぶ目が覚めた。
木曽殿。当然やってない。朦朧としてたので30分ロスったが、まずは予定時間に到着。ここで先に進むか再検討。いつもなら当然進むが眠気がまた襲ってこないか?・・まずは檜尾岳まで向かう。眠くなったら30分寝よう。そして檜尾岳でシュラフが借りれて泊れそうなら泊まる。無ければ下る。時間も眠気も大丈夫なら予定通りロープウェイまで行く。と決め進む事とする。
まずはお目当ての百高山1座目に着きました。このあとトレランの方が見え、自分の不安を払拭するかのようにこの先の道のりを聞いてしまう。分かってる事なので、ちょっと情けないと思う自分がいた。
ガスは取れたが、どれが熊沢岳か?当然高いのだと思ったが違ってた。ガスったり晴れたりで、気温はさほど暑くなく歩き易かったが、アップダウンが多すぎて目標とする山がわからず、だいぶ疲労する区間だった。
これから向かう道のりが見えた。奥に木曾駒ケ岳と宝剣岳が見える。ずっと凸凹、しかも今後も登りやないか!すでに結構疲れてるのでちょっと愕然とする。左に三ノ沢岳が見えるので距離もわかり、まだ結構ある。
で、到着しました目的地の檜尾岳。すでに腕に力が入らない。右肩も痛い。足はまだ力が入るけど激疲れ。やっぱりとんでもなくタフなコースだ!だが予定の13時よりだいぶ早く、気持ちは前向きだった。眠気はこの時完全に飛んでいる。後は本当に体力勝負。
急に見えて意外と緩やかだったルートを下りコルに辿り着く(200mの下り)。ここで10分程完全休憩。しばらくボーっとなる。また200m登るが、登り易そうだし時間もあるのでゆっくり進む事とする。
感想
今年完結しておきたい山行の一つであった中アの百高山と稜線繫ぎをやってきた。
ロープウェイからの下りか登りかを迷った。一般的には下りが圧倒して多い。理由は断然に体力で楽だからと思う。がスタートが8時半と遅くなり、下山で暗くなる可能性があるのが良くない。そう思ってこの時期を狙ったが、先週の暗闇で夜歩くのが嫌だったので登りにする事にした。
しかし、きつかった・・・標高差3,000m以上になるので自分へのチャレンジもあったが、寝不足も効いて相当にきつかった。ただ個人的に日和は最高で、暑くも寒くもなく、無風、雷もほぼ起き難い条件、残雪も無いというで最高だった。
寝不足はかなり効いて、本当に空木岳で寝てからピストンで帰ろうと思ったが、そうならずに済んで良かった。
やっぱりアルプスはきついですー。
ちなみに後で知ったが、最悪は檜尾岳でのビバーグも考えたが、シュラフを持ち合わせていないのでそこも悩みところだったが、桧尾小屋には緊急用シュラフが置いてあるとの事。
今回心に余裕が無く桧尾小屋をちゃんと見てないが、相当いい所らしいので今度はテント泊を考えたい。
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