3泊4日 八ヶ岳縦走(蓼科山〜美濃戸口)


- GPS
- 29:24
- 距離
- 38.9km
- 登り
- 3,365m
- 下り
- 3,752m
コースタイム
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 6:21
- 山行
- 6:37
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 7:22
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 8:49
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 6:29
天候 | 1日目 曇り→雨 2日目 曇り 3日目 晴れ 4日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
美濃戸口〜茅野駅 40分 →平日はバス運休 注意。 |
その他周辺情報 | 美濃戸口に温泉があった。入ってないけど。500円 |
写真
感想
6/22(木) 0日目
17:20 高田馬場集合。8名中3名が遅刻(乗車券購入に並んでいた)し、早速叱らなければならなかった。お見送りには現役7人とOB3人が来てくれて、賑やかだった。新人のザック重量は約25kg。
茅野まで4時間、電車に揺られて22:00に到着。かなり寒かった。
用がない者もいたが、全員で600m先のファミマに行く流れになった。山下はしばらく店から出てこない。カップラーメンと煮卵を買って出てきた。カップラーメンにトッピングする奴いるんだ。
6/23(金) 1日目
5:50に茅野駅を出発。登山口まで1時間半と聞いていたが、1時間弱で到着した。トイレあり。
7:00登山開始。15分歩いたところでペースアップ。岡元が遅れ始める。他新人3人が先行し、後ろから追う。登山口から2時間半で蓼科山到着。山頂はガスっていて何も見えず風も強かった。
蓼科山の下りはゴロゴロした岩に苦戦し、蓼科山荘まで1時間、蓼科山荘から大河原峠は標高2,350〜2,300mにかけての約800mは水が流れていて非常に歩きづらかった。前日に雨が降ったことが原因だろう。梅雨の時期に同じルートを行く際は心得ておいた方が良い。
大河原峠〜双子山間はペースを上げられるだけ上げる。20分で150m up。新人は頑張っていた。
小休憩をとって双子池ヒュッテ(C1)へ。テント設営は8回したが成功しなかった。成功するまでやらせるつもりだったが、雨の中1時間が経過しており体調を崩す危険があったこと、食当の時間が近づいていたことを理由に14:50で切り上げた。怒り疲れた。
6/24(土) 2日目
3:00起床、5:00出発。亀甲池から横岳まで錬成。新人のもがき苦しむ声と上級生の怒鳴る声が交わる。この登りはほぼ一隊で行動することができた。装備の重量も差はないので、新人のレベルも同じくらいと言っていいだろう。錬成がしやすいし、お互いの刺激になるので良い。横岳では膝に異変を訴える新人が多く、ほとんどの団配を上級生に振り分けた。
天池峠から縞枯山で本日2回目の錬成。150m upの登りではあるが、とても登りごたえがあった。今回は寺村がトップで登り切った。
予定では丸山経由で白駒池(C2)に向かうが、カットして最短ルートでゴール。今日は登り下りでメリハリをつけてみた日。
6/25(日) 3日目
2:00起床、4:00出発。昨日の上ミで、今日はこれまで以上に新人を追い込む日と共有していた。白駒池を周りニュウへ。比較的緩やかな斜面で、一本目としては良いウォーミングアップになった。中山峠から東天狗岳までで追い込みをかける。東天狗岳手前の分岐〜東天狗岳の地点で倉澤の熊スプレーが誤射。腰から背中に直撃し、鋭い痛みを覚えた。すぐに拭き取り服を替え、水で流したが、この痛みは終了時まで消えなかった。
根石山荘での休憩時、福地が今合宿1番の雷を落とした。該当する新人はかなり凹んでいたが、良い刺激になった。下りでもペースを緩めず(上級生登山くらい)、オーレン小屋まで。
オーレン小屋から赤岩の頭までの350m upは、寺村・岡元が先発し、7分後に渡邉・木俣のグループが後を追う構成を組んだ。私は後者を担当したが、2人とも限界に挑んでいるのがよくわかるくらい頑張っていた。30分後に前のグループに追いついた(250m up)。前のグループのどちらかが涙を流していたらしく、すれ違った登山者の女性がもらい泣きしたらしい。皆よく頑張ったよ。
硫黄岳のピストンは、膝に痛みを訴える岡元・寺村、背中に痛みがある倉澤が赤岩の頭に残り、他メンバーで硫黄岳へ。
赤岩の頭から赤岳鉱泉まで1時間の下り。赤岳鉱泉から行者小屋の30分間はオーダーを岡元・寺村を前に出して、2人を追い込んだ。今日の彼らは他の2人に比べてイマイチ(もちろん頑張ってはいたが)で、ここままの状態で最終夜を迎えても気持ちよく合宿を振り返れないと思ったからだ。結果2人は意地を見せ、最後まで力を出し切った。
最終夜は酒やジュース、スイカ、お菓子、カレーなど盛りだくさん。話した内容はあまり覚えていたないが楽しかったことは覚えている。このメンバーで錬成合宿をやりきれてよかった。まだ明日も残っているので気を引き締めて挑みたい。
6/26(月) 4日目
2:30起床、4:30出発。行者小屋に幕営系の装備をデポして赤岳に登る。快調なペースで進んだが、誰も遅れることなく山頂まで行くことができた。2,750m地点あたりまでは階段が続いており、そこから岩場が始まる。他の登山者は数人しかおらず、スムーズに進めることができた。山頂で式典。新人はまだ校歌を覚えていないようだった。式典前は霧で覆われていた山頂だが、式典後には空が晴れてきて皆で盛り上がった。
そこからは計5時間に渡る下山を耐え、美濃戸口へゴール。新人はもちろん、上級生も十分に疲労を感じた74代錬成合宿八ヶ岳南下隊だったが、その分、各人得られるものは多かったと感じる。夏合宿も頑張ろうね
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