山行記録: 新穂高～水晶岳～雲ノ平

記録ID: 5744433

全員に公開

無雪期ピークハント／縦走

槍・穂高・乗鞍

新穂高～水晶岳～雲ノ平

2023年07月19日(水) ～ 2023年07月23日(日)

heidi26

体力度

2～3泊以上が適当

体力度について

GPS: 36:45
距離: 54.3km
登り: 3,636m
下り: 3,773m

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歩くペース

ゆっくり

1.2～1.3

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目

山行: 5:18
休憩: 0:17
合計: 5:35

10:02

20分

お助け風穴

10:23

13分

中崎橋

10:36

10:37

48分

笠新道登山口

11:25

11:33

32分

わさび平小屋

12:05

72分

小池新道入口

13:17

19分

秩父沢出合

13:36

13:37

24分

チボ岩

14:01

14:06

30分

イタドリが原

14:36

14:40

56分

シシウドヶ原

15:36

15:37

4分

鏡池

15:41

鏡平山荘

2日目

山行: 8:59
休憩: 1:29
合計: 10:28

15:41

59分

鏡平山荘

7:19

7:37

20分

弓折乗越

7:57

18分

花見平

8:15

40分

くろゆりベンチ

8:55

4分

双六池

8:59

9:25

17分

双六小屋

9:41

3分

双六岳巻道分岐

9:44

121分

双六岳中道分岐

11:45

61分

三俣峠

12:46

13:14

34分

三俣山荘

13:48

107分

黒部川水源地標

15:35

15:42

9分

岩苔乗越

15:50

16:00

46分

ワリモ北分岐

16:46

水晶小屋

3日目

山行: 5:03
休憩: 1:32
合計: 6:35

16:46

42分

水晶小屋

6:48

7:04

39分

水晶岳

7:43

8:16

38分

水晶小屋

8:55

13分

ワリモ北分岐

9:08

9:16

66分

岩苔乗越

10:22

10:35

23分

祖父岳

10:59

11:08

52分

祖父岳分岐

11:59

12:12

30分

スイス庭園

12:42

雲ノ平山荘

4日目

山行: 9:39
休憩: 0:46
合計: 10:25

12:42

61分

雲ノ平山荘

6:58

7:03

35分

祖父岳分岐

7:38

7:42

45分

祖父岳

8:27

8:36

72分

岩苔乗越

9:47

9:49

68分

黒部川水源地標

10:57

11:10

49分

三俣山荘

12:00

95分

三俣峠

13:34

13:38

33分

双六岳巻道分岐

14:11

14:12

4分

双六小屋

14:16

41分

双六池

14:57

15:02

12分

くろゆりベンチ

15:14

18分

花見平

15:32

15:36

46分

弓折乗越

16:22

鏡池

5日目

山行: 3:50
休憩: 0:20
合計: 4:10

16:22

0分

鏡池

6:33

6:35

5分

鏡平山荘

6:39

6:41

42分

鏡池

7:23

7:24

25分

シシウドヶ原

7:50

21分

イタドリが原

8:10

8:11

17分

チボ岩

8:29

43分

秩父沢出合

9:12

9:13

17分

小池新道入口

9:30

9:43

12分

わさび平小屋

9:55

10分

笠新道登山口

10:05

14分

中崎橋

10:19

15分

お助け風穴

10:34

10:39

9分

登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)

10:47

新穂高温泉バス停

過去天気図（気象庁）	2023年07月の天気図
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写真

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1日目は悪天候で、2日目朝の写真から。鏡平山荘

2023年07月20日 06:21撮影 by SO51Aa, Sony

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7/20 6:21

1日目は悪天候で、2日目朝の写真から。鏡平山荘

弓折乗越からの眺望

2023年07月20日 07:28撮影 by SO51Aa, Sony

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7/20 7:28

弓折乗越からの眺望

2023年07月20日 07:31撮影 by SO51Aa, Sony

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7/20 7:31

双六小屋が見えたところからが、意外と長い

2023年07月20日 08:20撮影 by SO51Aa, Sony

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7/20 8:20

双六小屋が見えたところからが、意外と長い

2023年07月20日 08:20撮影 by SO51Aa, Sony

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7/20 8:20

鏡平山荘で頼んでおいたお弁当

2023年07月20日 12:37撮影 by SO51Aa, Sony

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7/20 12:37

鏡平山荘で頼んでおいたお弁当

三俣山荘。湧き水をタダで汲ませてもらう。美味しかった。カフェのコーヒーはホットしかなく残念。

2023年07月20日 12:37撮影 by SO51Aa, Sony

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7/20 12:37

三俣山荘。湧き水をタダで汲ませてもらう。美味しかった。カフェのコーヒーはホットしかなく残念。

黒部源流の碑

2023年07月20日 13:49撮影 by SO51Aa, Sony

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7/20 13:49

黒部源流の碑

黒部源流の碑からここまでがしんどかった。そしてワリモ分岐までのザレ場も。帰りにここを下ったが、下りのほうが全然楽。

2023年07月20日 15:35撮影 by SO51Aa, Sony

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7/20 15:35

黒部源流の碑からここまでがしんどかった。そしてワリモ分岐までのザレ場も。帰りにここを下ったが、下りのほうが全然楽。

水晶小屋までの稜線。小屋が見えないのと、16時を過ぎていたので焦る。小屋かと思って近づいたら木の枝だった。

2023年07月20日 15:54撮影 by SO51Aa, Sony

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7/20 15:54

水晶小屋までの稜線。小屋が見えないのと、16時を過ぎていたので焦る。小屋かと思って近づいたら木の枝だった。

2023年07月21日 05:01撮影 by SO51Aa, Sony

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7/21 5:01

2023年07月21日 05:02撮影 by SO51Aa, Sony

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7/21 5:02

水晶小屋の朝食。白飯が進む!

2023年07月21日 05:07撮影 by SO51Aa, Sony

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7/21 5:07

水晶小屋の朝食。白飯が進む!

2023年07月21日 06:16撮影 by SO51Aa, Sony

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7/21 6:16

山頂到着

2023年07月21日 06:53撮影 by SO51Aa, Sony

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7/21 6:53

山頂到着

上りの道中は、このハシゴから5分くらいは気が抜けない。

2023年07月21日 07:23撮影 by SO51Aa, Sony

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7/21 7:23

上りの道中は、このハシゴから5分くらいは気が抜けない。

水晶岳からの帰り道

2023年07月21日 07:36撮影 by SO51Aa, Sony

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7/21 7:36

水晶岳からの帰り道

2023年07月21日 09:12撮影 by SO51Aa, Sony

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7/21 9:12

2023年07月21日 09:13撮影 by SO51Aa, Sony

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7/21 9:13

祖父岳山頂手前、雷鳥の親子たちが現れる!

2023年07月21日 09:44撮影 by SO51Aa, Sony

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7/21 9:44

祖父岳山頂手前、雷鳥の親子たちが現れる!

2023年07月21日 09:47撮影 by SO51Aa, Sony

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7/21 9:47

祖父岳からの下り

2023年07月21日 11:01撮影 by SO51Aa, Sony

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7/21 11:01

祖父岳からの下り

雪渓に生き物の足跡👣もしや、熊？

2023年07月21日 11:01撮影 by SO51Aa, Sony

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7/21 11:01

雪渓に生き物の足跡👣もしや、熊？

2023年07月21日 11:12撮影 by SO51Aa, Sony

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7/21 11:12

雲ノ平山荘が近づく

2023年07月21日 12:33撮影 by SO51Aa, Sony

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7/21 12:33

雲ノ平山荘が近づく

雲ノ平山荘は、よなよなエールが飲めるのは最高だが、docomoの電波が全く通じず、家族に到着を報告できず焦る。祖母岳が通じるようだが疲れていたので、翌日祖父岳山頂で連絡。祖父岳は4Gバッチリ。水晶小屋もdocomoは小屋内でも通じた。

2023年07月21日 13:13撮影 by SO51Aa, Sony

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7/21 13:13

雲ノ平山荘の朝

2023年07月22日 04:52撮影 by SO51Aa, Sony

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7/22 4:52

雲ノ平山荘の朝

2023年07月22日 04:53撮影 by SO51Aa, Sony

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7/22 4:53

夕食の石狩鍋も、朝食のお惣菜も、そして白飯がふっくらなのも。本当に本当に美味しかった

2023年07月22日 05:05撮影 by SO51Aa, Sony

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7/22 5:05

夕食の石狩鍋も、朝食のお惣菜も、そして白飯がふっくらなのも。本当に本当に美味しかった

2023年07月22日 06:27撮影 by SO51Aa, Sony

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7/22 6:27

鏡平山荘に到着

2023年07月22日 16:30撮影 by SO51Aa, Sony

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7/22 16:30

鏡平山荘に到着

1日目は個室、この日は個室ではなかったが、個室並みの快適さ。鏡平山荘はトイレもきれいで本当に過ごしやすい

2023年07月23日 04:49撮影 by SO51Aa, Sony

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7/23 4:49

1日目は個室、この日は個室ではなかったが、個室並みの快適さ。鏡平山荘はトイレもきれいで本当に過ごしやすい

最終日の鏡池

2023年07月23日 06:39撮影 by SO51Aa, Sony

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7/23 6:39

最終日の鏡池

2023年07月23日 08:28撮影 by SO51Aa, Sony

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7/23 8:28

2023年07月23日 09:50撮影 by SO51Aa, Sony

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7/23 9:50

無事下山。深山荘前の無料駐車場に停めていたので、深山荘に入浴しに行くも、日帰り入浴は露天風呂のみとのことで断念

2023年07月23日 10:48撮影 by SO51Aa, Sony

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7/23 10:48

無事下山。深山荘前の無料駐車場に停めていたので、深山荘に入浴しに行くも、日帰り入浴は露天風呂のみとのことで断念

北アルプス帰りは、松本インター近くの「野麦路」という蕎麦屋に。少し分かりづらい場所だが、地元の方が普段使うような雰囲気がよく、昼休憩なし営業時間なので行きやすいのもいい。そして美味しい。

2023年07月23日 13:39撮影 by SO51Aa, Sony

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7/23 13:39

感想

heidi26

初めての50㌔超縦走。
8年前の表銀座以来の本格縦走で、体力と膝が心配だった。

1日目　新穂高から鏡平山荘
歩きだしてすぐ、大粒の雨が時折強く降る。小屋まではずっと雨。標高をあげていく1日目、じっくりペースで体調慣らし。びしょ濡れで着いた鏡平山荘は、とても綺麗で快適。山小屋とは思えない。

2日目　鏡平山荘から水晶小屋
当初は三俣山荘泊の予定も、5日前に水晶小屋の空きが出て予定変更。この日は快晴で気温も上がり、黒部源流から岩苔乗越でバテる。結果7時間強のコースタイムに10時間弱かけてしまう。先が不安ながら小屋に到着すると、この日は年配者多く、自分が一番の若輩者だった。皆さんのパワーに刺激を受ける。

3日目　水晶小屋から雲ノ平山荘
朝食後、水晶岳に登頂。ULな若者、パワフルなご年配がスイスイ登る中、ヘルメット着用し慎重に歩を進める。無理と感じたら引き返す覚悟で臨んだが、ハシゴのあとが少し難しく感じるも、山頂に無事到着。
雲ノ平までの山中、なかなか着かない祖父岳の山頂手前で、雷鳥の親子に遭遇。ひなも沢山いてとても癒やされた。

4日目　雲ノ平山荘から鏡平山荘
一番行程が長い日。祖父岳を巻くか、祖父岳山頂から岩苔乗越で黒部源流に行くか悩んだが、巻き道の急坂が大変そうなので、再び祖父岳山頂に。快晴で360度の展望、遠くは立山の浄土山辺りまで見えた。この日も暑さが堪え、三俣山荘から三俣蓮華岳分岐まででバテてしまうも、なんとか鏡平山荘に無事到着。

5日目　鏡平山荘から新穂高温泉
6時半に出発し、下山するだけなので気楽だったが、この日も朝から日差しが強く暑さとの戦いだった。登ってくる登山者は皆さんとてもしんどそうだった。

コロナ5類移行後、どうしても行きたかった北アルプス。不安はあったものの、準備や対策を考えて臨み、なんとか無事下山。
鷲羽岳、双六岳、三俣蓮華岳を巻きまくってのへなちょこ登山。以下は忘備録ですので、お時間ある方はご笑覧いただけると嬉しいです。

・スポーツ系の整骨院で、下山時の膝の痛みをやわらげる脚の使い方とテーピングを指導頂き、1ヶ月トレーニング。今までは3時間歩くと膝の痛みが出ていたが、今回は5日間膝の痛みは出ることはなかった。
・初めてアミノバイタルを活用。プロとゴールドの使い分け。暑さでバテたり疲れたりで、行動食が進まないときに心強かった。翌日の筋肉痛も最小限だった。
・モンベルでサプリのおすすめを教えてもらい、塩熱サプリを携行。「しんどいと思ったらすぐ口に」との教えを守り使ったが、これも心強かった。
・小屋泊で夜眠れないことが多く、翌日の山行に支障をきたしたくなかったので、なるべく自宅と同じ条件で眠れるよう、就寝前にカイロなどで体を温め（風呂に入ったつもりで）、なるべく薄着で布団に入った（小屋の布団は寒くないよう毛布などが多く、暑くて寝れないことも度々あり、深部体温を徐々に下げる狙い）。深くは眠れないものの、どの小屋でも眠りにつくことはできた
・思いの外暑く、薄手のメリノウールのベースレイヤーとファイントラックのタンクトップの重ね着は、汗冷え対策に適していた。
・家族には毎日の小屋着時に連絡する旨伝えていたので、docomoが通じない小屋では焦った。あと、小屋着が遅くなりそうな際の連絡も難しくなってしまう。事前に調べておくべきだった。今回はdocomoが使えたのは、鏡平山荘の外のテーブル（小屋内も若干）、水晶小屋、祖父岳山頂。スイス庭園や、付近の丘の上も通じるとか通じないとか。三俣山荘の外ベンチ、雲ノ平山荘内外ではdocomoは通じず。双六小屋は公衆電話があるそう。