唐松岳（麓から自転車登山）

2023年07月27日(木) [日帰り]

• GPS: 08:51
• 距離: 34.0km
• 登り: 2,187m
• 下り: 2,182m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:07
• 休憩: 1:45
• 合計: 8:52

2:24 スタート地点(八方第5駐車場）
3:13 3:13 北尾根高原
3:18 3:18 こもれびの道
3:46 4:13 黒菱駐車場
4:52 4:56 八方池山荘
5:26 5:26 第2ケルン
5:32 5:32 八方ケルン
5:43 5:43 第三ケルン
5:57 6:02 下の樺
6:25 6:31 扇雪渓
6:41 6:46 丸山
7:28 7:29 唐松岳頂上山荘
7:51 8:13 唐松岳
8:26 8:27 唐松岳頂上山荘
8:48 8:50 丸山
8:55 8:58 扇雪渓
9:15 9:19 下の樺
9:29 9:34 八方池
9:35 9:35 第三ケルン
9:41 9:42 八方ケルン
9:46 9:46 第2ケルン
10:04 10:05 八方池山荘
10:36 10:54 黒菱駐車場
11:00 11:00 こもれびの道
11:00 11:00 北尾根の池
11:16 ゴール地点

天候

晴れのちくもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

八方第5駐車場を利用しました。
八方〜黒菱駐車場までロードレーサーでヒルクライム。
八方尾根スカイライン　https://www.happo-one.jp/kurobishiskyline/

コース状況／危険箇所等

・八方〜黒菱駐車場
黒菱林道は、全面舗装で、比較的急勾配、幅狭。標高差は約700mだが脚力を要す。早朝から車が何台も上がっていく。グレーチングは大きめなので通過注意。水場は乏しい。八方尾根スキー場内を通り、牛が放牧されている。黒菱駐車場で標高1500m。この日は平日で空きあり。
・黒菱駐車場〜八方池
トイレ、自販機あり。カフェテリア黒菱。
通常は、黒菱第3クワッドリフト、グラートクワッドリフト利用して登山。
早朝狙いのときは、リフトは動いていないので、黒菱駐車場のリフト乗り場左手の作業道で黒菱平、さらにトレッキングコースで八方池山荘まで上がる。帰りは作業道のコンクリート道が足裏にダメージ。
八方池山荘からは木道が整備され、高山植物が見頃。リフトが動くと人が多くなる。
八方池まで多くの人が登ってくる。白馬三山、白馬村の眺めが良い。
・八方池〜唐松岳
八方池から上部は登山者が主体でそれなりに多い。団体さんとのすれ違いなど注意を要する。ダケカンバの林で日差しを遮られる区間もあるが日向が多め。ただし、長野県側は富山県側よりも早めにガスがかかってくるようだ。
丸山ケルンのある標高2400mのポコを目指して登っていくことになる。扇雪渓を過ぎるとガレ場や階段が出てくるが高山植物も多い。
鹿島槍・五竜岳の展望を楽しみながら標高2400mを超えると登山道らしくなり、唐松岳が見えてくる。右手の不帰の劔、天狗ノ頭の景色も見事。ガレ場、狭い尾根道などでてくるが整備されている。
唐松山荘分岐点まで登ると立山〜剱、毛勝三山、僧ヶ岳が見えてくる。鞍部まで下り100m弱の登り返しで山頂へ。

その他周辺情報

・倉下の湯　大人600円　シャンプー・ボディソープ有
https://www.kurashitanoyu.com/

写真

7/27 2:32

今日も涼しい内にピークまで。
日の出前の和田の森ペンション街。まだ蒸し暑い。

7/27 2:45

ヘアピンカーブが始まり黒菱林道入口。
チャリダーは左上の看板を見ておきましょう(グレーチング）。

7/27 4:14

黒菱駐車場に着く。標高1500m。もう少し上まで登るイメージだったがきつかったので丁度だ。自転車をデポして登山モードへ。

7/27 4:15

リフト乗り場左手の作業道へ。

7/27 4:17

赤く染まってくる。

7/27 4:24

頚城から高妻山の山並み。

7/27 4:31

セメントの道を登って黒菱平へ。

7/27 4:32

黒菱第3ペアリフトの降り場。ビューポイントにもなってます。

7/27 4:34

トレッキングコースへ。

7/27 4:42

小岩が敷かれて歩きやすい。

7/27 4:54

日の出

7/27 4:54

あまり赤くならなかったが、

7/27 4:55

日の出を拝むのはいいものです。

7/27 4:56

雲が無いと締まらない。

7/27 4:57

まだガスが残っている。

7/27 4:58

八方池山荘。
ご来光をご覧の宿泊者が多かった。

7/27 4:58

これから上る登山道。

7/27 5:00

朝日と八方池山荘。

7/27 5:06

白馬三山には雲がかかる。

7/27 5:16

イブキジャコウソウ

7/27 5:17

ミヤマナナコナ

7/27 5:17

木道区間の案内板。

7/27 5:17

オオナギボウシ

7/27 5:18

奥が見えてきた。左上のピークで標高2400m。丸山ケルンのあるところ。

7/27 5:18

意外にガスが多め。

7/27 5:26

トイレ。

7/27 5:28

第2ケルン。第1ケルンと石神井ケルンは気付かなかった。

7/27 5:34

八方ケルン。大き目で目立つ。

7/27 5:37

マツムシソウ。八方ケルン辺りが見頃。

7/27 5:38

タカネナデシコ。高山植物が多すぎる。

7/27 5:38

イワシモツケ

7/27 5:39

ハクサンボウフウ？

7/27 5:40

イワブキジャコウソウ

7/27 5:41

ホソバツメクサ

7/27 5:43

八方池までもう少し。

7/27 5:45

ミヤマコゴメグサ

7/27 5:46

ここまでは来たことがあり、長年の課題へ。

7/27 5:46

第3ケルン

7/27 5:46

ガスが切れてくるが、待っている時間はない。

7/27 5:55

だいぶん来たがまだ半ば。

7/27 5:55

蛇紋岩の尾根はここまで。表面が滑らかに磨かれてけっこう滑ります。
奥のダケカンバの森へ。

7/27 5:56

なかなな巨木が多い。

7/27 5:58

ハクサンオミナエシ

7/27 6:06

タカネウツボグサ　鮮やかです。

7/27 6:20

リュウキンカ　日影に咲いてます。

7/27 6:35

扇雪渓。

7/27 6:39

丸山ケルンまで最後の登り。暑い。
だんだん人が多くなる。

7/27 6:42

標高を上げると、チングルマとイワカガミ。

7/27 6:43

小ぶりなウサギギク

7/27 6:44

ようやくターゲットロックオン。

7/27 6:46

ムシトリスミレ？

7/27 6:47

五竜岳と鹿島槍。

7/27 6:48

白馬三山と小蓮華山。

7/27 6:48

天狗ノ頭。

7/27 6:48

不帰ノ剱。

7/27 6:48

緩やかに上げっていくので歩きやすい。
周囲からガスが消え青空が広がる。

7/27 6:48

丸山ケルンに到着。

7/27 6:51

最後まで雲が引っかかる白馬岳。

7/27 6:55

ゴゼンタチバナ

7/27 6:56

調子がいいのでどんどん近づく。

7/27 7:01

ゴタテの主稜線も近づく。

7/27 7:04

下山者とも多くすれ違う。ここは登りやすいのでたくさん来ている。

7/27 7:04

ミヤマイワイガナ

7/27 7:16

道は険しくなるがどんどん下ってくる人々。

7/27 7:24

手の届く範囲まできたがまだ8時前。

7/27 7:26

この辺は整備されています（足場、手すり）。

7/27 7:29

ミヤマクワガタ

7/27 7:30

下って登り返し。

7/27 7:31

五竜岳と唐松山荘。

7/27 7:31

立山連峰と剱岳。

7/27 7:33

剱岳。いつもと逆から眺める。

7/27 7:33

別山、真砂岳、雄山、大汝山

7/27 7:33

五竜アップ。

7/27 7:33

唐松山荘の登山者達。

7/27 7:49

毛勝三山。

7/27 7:49

僧ヶ岳。右手に朝日町も見える。

7/27 7:50

北の主稜線。

7/27 7:50

朝日町方向も微かに見える。

7/27 7:50

五竜の右手に槍と穂高。

7/27 7:50

赤牛〜水晶方向。

7/27 7:51

三角点タッチ。

7/27 7:52

標柱と天狗ノ頭。

7/27 7:53

食料、水もまだたっぷりあるので山荘はパス。

7/27 7:53

残雪の唐松沢。

7/27 8:09

急に雲が湧き出す。
早めに下山します。

7/27 8:09

定番写真。

7/27 8:14

後立山〜赤牛。

7/27 8:15

五竜にも雲がかかりだす。

7/27 8:29

下山しましょう。
後は下りだけ。

7/27 8:38

コバイケイソウ。意外に少ない。

7/27 8:46

ミヤマリンドウ

7/27 9:08

マルバダケブキ

7/27 9:08

クルマユリ

7/27 9:09

ミヤマイワニガナ

7/27 9:09

シモツケソウ　多かった。

7/27 9:10

イワツメクサ

7/27 9:11

7/27 9:12

ミヤマアヅマギク

7/27 9:14

ツリガネニンジン

7/27 9:18

シモツケソウ

7/27 9:20

ダケカンバが見事。

7/27 9:21

キリンソウ？

7/27 9:23

ハッポウタカネセンブリ

7/27 9:24

マツムシソウ

7/27 9:24

ミヤアダイモンジソウ

7/27 9:25

キンコウカ

7/27 9:26

ガスに覆われだす。

7/27 9:29

カライトソウ

7/27 9:31

アカショウマ

7/27 9:31

シロバナハナニガナ

7/27 9:33

飯森神社奥宮。お参りしときます。

7/27 9:33

アザミ

7/27 9:34

クガイソウの群生

7/27 9:35

ホタルブクロ

7/27 9:35

赤いホタルブクロ

7/27 9:37

イワイチョウ

7/27 9:38

ガスガス

7/27 9:38

ユキワリソウ

7/27 9:43

ハッポウスユキソウ

7/27 9:46

ごった返す登山者。生徒の遠足が多かったようだ。

7/27 9:50

ニッコウキスゲ

7/27 10:06

ホツツジ

7/27 10:08

トレッキングコースは誰もいません。静寂が戻る。
横のリフトには多くの人が・・・。

7/27 10:09

黒菱平を後にする。
雲が出て日差しが無くなる。

7/27 10:25

岩岳。MTBのダウンヒルのトレールが見える。

7/27 10:30

コンクリート道は足指にキツイ。

7/27 10:36

黒菱駐車場、まだ余裕あり。

7/27 10:43

お待たせ。

7/27 10:52

後は下るだけなので、黒菱駐車場でコーラ。

7/27 10:58

風を切り快適。

7/27 11:03

一気に下り、黒菱平方向は遥かに上。

7/27 11:08

黒菱林道のグレーチング。

7/27 11:14

駐車場に戻る。

7/27 11:16

八方尾根を振り返る。
気温30℃。日向に立っていると耐えれない暑さ。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

osamuin

だれでも一つや二つ、行ってみようと思って忘れてしまったコースがあるだろう。
八方池から上部は、そんなコースだったので唐松岳まで登ることにした。
この頃の暑さは尋常ではないので、涼しい内に登って午前中に下山しないとキツイだろう。となればロープウェイは使えないので代りに自転車で黒菱まで登ろう。いいトレーニングにもなる。
八方第5駐車場で少し休んでロードレーサーでスタート。気温は23℃だがやや蒸し暑い。先週は1200mのスタートだったから比較にならない。
賑やかしいペンション街を上がっていくが結構きつい勾配が続く。いつもより軽いギアだが舗装なので心配はない。黒菱林道に入るとさらに勾配が強くなる。カーブも直線も割とキツイ勾配だ。短い距離で標高を上げているから仕方がない。
それでも上の建屋の光が次第に近づくのが分かる。牛が寝ているところを静かに走破。時折、下から登山者の車が上がってくる。
標高1500mで黒菱駐車場に着く。平日だが多くの車が停まっていた。
自転車をデポする場所を探してうろうろ、ようやく駐輪して登山準備。
リフト乗り場横の作業道から登ると、ようやく空が明るくなってきた。
黒菱平からトレッキングコースで八方池山荘に着く頃にはご来光だ。
まだ静かな登山道を登っていく。周囲には高山植物の花がたくさん、種類も豊富で目を楽しませてくれる。八方池に近づくと白馬岳の山並みも見えてくる。
標高2400mの丸山ケルンのピークが見えるので、確実に歩を進める。
扇雪渓を左に見てひと頑張りで丸山ケルンだ。下山してくる登山者もポツポツ。
左に五竜岳、右に天狗の頭、不帰ノ剱も見えだす。小さく唐松岳もキャッチ。
やがて尾根筋の登山道となり、日差しを背に狭いが整備された道を登る。
下りてくる団体さんも増えたころ、足場と手すりの道を登るとゴタテの主稜線。右手に唐松岳だ。少し下って登り上げると唐松岳のピーク。
剱〜立山連峰、毛勝三山、僧ヶ岳の稜線を真逆から見ている。
山頂で写真を撮って、食事をする間に長野側からガスが湧いてくる。
下りましょう。水も食料もあるので小屋に寄らず直接下山。
丸山ケルンを過ぎるとガスがかかる。上がってくる人が増える。
ガスに囲まれ出した八方池はすでにキャパオーバーと思われるくらいの人出。池の周りで皆さんお休みモード。
脇を写真を取りながら下山、木道区間ではさらに上がってくる人が多い。
夏休みなので仕方がないが、ゴンドラとリフトが稼働すると人がどっと増えた。
何とか人混みを避け八方池山荘からトレッキングルートに入ると誰もいない。雲泥の差だ。
結局、黒菱駐車場まで誰にも会わず。
自転車に跨ると早かった。爽快なダウンヒルを味わうが、ペンション街に入ってくると平地の暑さに襲われる。

涼しい内に登って午前中に下山で正解でした。人混みをもう少し早く避けるべきだったかもしれないが、早朝登山で素晴らしい景色とお花を堪能できました。