裏銀座読売新道


- GPS
- 17:41
- 距離
- 39.4km
- 登り
- 3,968m
- 下り
- 3,804m
コースタイム
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 7:02
天候 | 1日目晴れ→ガス 2日目晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
七倉から高瀬バスまでタクシー |
コース状況/ 危険箇所等 |
読売新道の樹林帯上部は道が悪い 奥黒部ヒュッテからロッジくろよんまでは延々とほぼ水平のトラバース、丸太階段の細かいアップダウン多数 |
写真
感想
読売新道行きたいなーと調べていると、裏銀座から入って水晶小屋に泊まり、翌日黒部ダムまで歩けば一泊二日で行けてしまうのでは?と気付き、早速水晶小屋の予約状況を調べると偶然空きが出たのか土曜の予約が空いており即予約。
久しぶりに小屋泊の予約をしました。
5時前に大町駅前の市営駐車場に車を停め、今年から運行開始した裏銀座登山バスに乗り七倉へ。
七倉ではタクシー待ちの列が出来ていましたが、運よくすぐに数台戻ってきたため、あまり待たずに乗れました。
高瀬ダムからトンネルを抜け、吊橋を渡りブナ立て尾根の取り付きへ。
ここからひたすら登りです。
日本三大急登らしいですが、久しぶりにテン泊装備ではないため、思ったより楽に登れました。
烏帽子小屋を越え裏銀座に入ります。
この時はまだ天気が良かったので見事な稜線が目に飛び込んできます。
ブナ立て尾根登るのに頑張りすぎたせいか、ペースが落ちてきましたが、気持ちよい稜線を軽快に進みます。
しかし直ぐに雲が広がっていき、ガスとまではいかないが周りの山が隠れてきたりしました。
想定より雲が早く沸き、遠雷も聞こえてきた頃水晶小屋に到着。ギリギリセーフでした。
まぁ結果論ですが、その後遠雷はちょくちょく聞こえるものの、ガスガスにはなりましたが夕方まで天気が崩れる事はありませんでした。
夕食は摂ったら即寝て翌日に備えます。
2時半起床の予定でしたが、2時に目が覚めたので準備開始。
荷物整理は終わらせておいたので、そのまま1階に降り準備をして出発。
今回の目的地の赤牛岳を目指します。
30分程で水晶岳に到着。
流石は百名山、道はしっかりとしていて暗くてもほぼほぼ道を見失う事なく到着できました。
何も食べずに小屋を出発したので、ここで補給をし赤牛岳を目指します。
ここからも概ね道がはっきりしていて殆ど迷うことなく進めました。
次第に明るくなっていき、前の赤牛岳が見えてきます。
赤牛岳直下で日が昇り始め、これは急げば山頂で御来光を拝めるかもと駆け上がります。
山頂直下は西側を巻きながら登るので、山頂に出るまで太陽の位置が分かりませんでしたが、なんとかギリギリ御来光に間に合いました。
山頂では普段エナジードリンクとか飲まないのに、このネタの為に買ってきたRedBullを置いて記念撮影。
その場で飲み干しました。
赤牛岳から読売新道を下ります。
森林限界より上は景色もよく気持ちの良い道だったのですが、樹林帯に入ると足元ドロドロ、岩石は苔むしてズルズル、ジャングルかと思うような木々の密度と湿度と中々の道でした。
下っていくほど良くになっていき、奥黒部ヒュッテに到着。
奥黒部ヒュッテからは延々水平のトラバースで細かいアップダウンが続きます。
丸太で組んだ橋や階段も多く、地図で見るほどスピードは出ません。
奥黒部ヒュッテからほどなく歩くと平の渡しに着きました。
10時20分発の船に乗ろうと頑張って降りてきましたが、ちょっと頑張りすぎたせいか1時間前に到着。
奥黒部ヒュッテ泊の方々が既に10人近く待っておられました。
待っている人数が多く2往復するため、時間より数分早く第一便が出航。
4人組のベテランさんが後でいいと仰って下さったので、後から来たのに先の便に乗らせて頂きました、ありがとうございました。
渡ったあともロッジくろよんまで先程と同じような水平道をひたすら進みます。
時間も昼に差し掛かってきて気温も上がってきて割と地獄です。
途中の沢で顔を洗ったりして暑さをしのぎ、なんとかロッジくろよんへ。
ここからは舗装路で間もなく黒部ダムへ。
ギリギリ13時5分発のバスに滑り込みました。
扇沢で信濃大町駅行バスに乗り換え駅へ。
駐車場に戻り車を回収し、大町コミュニティセンター3Fの蓮華の湯で汗を流し帰宅しました。
使用した交通について
大町市営駅前駐車場 何泊しても限度額1500円
コミュニティセンター前の東駐車場には無料らしい、駅から700m程歩く必要あり
裏銀座登山バス 信濃大町駅→七倉 1500円
特定タクシー 七倉→高瀬ダム 2400円を人数割、混んでいたので強制的に4人乗車で600円でした
アルペンルート 黒部ダム→扇沢 1800円
路線バス 扇沢→信濃大町駅 1650円
計画を練っている時、往路も復路も大町温泉郷を通るので、そこに駐車出来れば帰りに即温泉入れて良いのでは!?と思い、大町温泉郷観光協会に電話し2〜3日停める事が出来る駐車場はないか確認しましたが、残念ながら無いとの回答でした。
七倉駐車場のあの混雑具合を考えると、七倉駐車場は有料にして、大町温泉に無料登山者向け駐車場とか作れば緩和になると思うので大町市さん是非検討下さい!
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