【南八ヶ岳主脈テン泊縦走】美濃戸〜阿弥陀岳・赤岳・横岳・硫黄岳

2023年07月29日(土) 〜 2023年07月30日(日)

• GPS: 18:55
• 距離: 23.1km
• 登り: 2,418m
• 下り: 2,399m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:41
• 休憩: 3:43
• 合計: 9:24

4:28 赤岳山荘
4:33 4:35 美濃戸
5:15 5:15 堰堤広場
6:18 6:23 赤岳鉱泉
6:47 6:47 中山尾根展望台
6:54 8:48 行者小屋
8:55 8:56 阿弥陀岳分岐
9:09 9:12 中岳のコル登山道水場
9:36 9:45 中岳のコル
10:07 10:19 阿弥陀岳
10:38 10:38 中岳のコル
10:52 10:53 中岳
11:14 11:20 文三郎尾根分岐
11:27 11:29 キレット分岐
11:38 11:40 竜頭峰分岐
11:43 12:13 赤岳
12:18 12:47 赤岳頂上山荘
13:04 13:04 赤岳天望荘
13:08 13:15 地蔵の頭
13:52 行者小屋

2日目

• 山行: 6:23
• 休憩: 2:40
• 合計: 9:03

6:04 行者小屋
6:59 7:00 地蔵の頭
7:09 7:15 二十三夜峰
7:24 7:28 日ノ岳
7:32 7:35 鉾岳
7:38 7:44 石尊峰
7:49 7:59 三叉峰
8:10 8:10 横岳（無名峰）
8:25 8:33 横岳
9:14 9:19 台座ノ頭
9:42 9:46 硫黄岳山荘
10:12 10:52 硫黄岳
11:09 11:09 赤岩の頭
11:43 11:43 ジョウゴ沢
11:48 11:48 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
11:51 12:32 赤岳鉱泉
12:55 13:01 中山乗越
13:01 13:02 中山尾根展望台
13:12 13:36 行者小屋
14:15 14:16 中ノ行者小屋跡
15:02 15:02 美濃戸
15:07 15:07 赤岳山荘
15:07 ゴール地点

天候

晴れときど曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸赤岳山荘駐車場一日1000円、土曜日は御前4時頃ほぼ満車
美濃戸林道は土砂流出のためデコボコが深いダートな道となっており、車高の低い車は走行できない。フォレスター（最低車高220mm）は慎重に運転すれば難なく走行できた

コース状況／危険箇所等

阿弥陀岳〜赤岳〜横岳〜硫黄岳山荘は落石の起こりやすい岩場・クサリ場の連続なのでヘルメット要。縦走は登下降が頻繁にあるのである程度の登はん力と体力が必要
美濃戸口から美濃戸では吸血性のオロロ（イヨシロオビアブ）が大発生中。ご注意ください

その他周辺情報

通過地点の山荘はすべて営業中。ペットボトル飲料は一律500円

写真

7/29 4:51

美濃戸から北沢で赤岳鉱泉経由行者小屋をめざす。はじめは砂利道の林道歩き

7/29 4:53

林道のまわりはコケに覆われたもののけの森

7/29 4:57

山の神の祠、新調されて赤くなっている
中にはくまモンさん鎮座してました

7/29 5:02

美しい渓

7/29 5:22

要所要所しっかりと木道が整備されていて歩きやすい

7/29 5:31

ヤマホタルブクロ

7/29 5:35

沢沿いにイワシャジン

7/29 5:42

木道脇にクルマユリ

7/29 5:46

林床の草陰にひっそりコバノイチヤクソウ

7/29 5:58

まだ目覚めはじめのキバナノヤマオダマキ

7/29 6:06

シロバナノヘビイチゴ?いつも食べるイチゴそっくりの小さなイチゴです。味見したら濃厚なバター風味のイチゴでした

7/29 6:11

コバノイチヤクソウがカワイイ

7/29 6:13

宇宙人化したギンリョウソウ

7/29 6:17

赤岳鉱泉のテン場につきました。横岳の眺望が素晴らしい。ここでもいいかなぁとも思いましたが、やはり行者小屋へ歩を進めることにしました

7/29 6:19

小屋はまだ朝の忙しい時間帯です

7/29 6:38

ここからは有名なMAMMUT階段

7/29 6:53

30分ほどで行者小屋。後ろにそびえているのは阿弥陀岳

7/29 6:57

土曜日7時の時点ではガラガラでしたので、ベストポジション探してウロウロ

7/29 8:38

平坦で、横岳のよく見える絶景ポイントをGETしました。8時半になると周囲にはボチボチテントが増えてきました

7/29 8:41

おしゃなおしゃれな行者小屋

7/29 8:54

苔の森を通り、中岳道を登って阿弥陀岳を目指します

7/29 9:27

イブキジャコウソウ

7/29 9:32

ツルマンネングサ

7/29 9:35

横岳と硫黄岳

7/29 9:37

赤岳から稜線が伸びる権現岳

7/29 9:37

富士山ドッカーン

7/29 9:39

中岳道を詰めたコルから阿弥陀岳に登る

7/29 9:42

楽しい岩登りあります

7/29 9:45

チョウジコメツツジは初めて見ました

7/29 9:45

オオジシバリとイブキジャコウソウ

7/29 9:48

ハシゴ場

7/29 9:48

ミヤマアカバナ

7/29 9:49

チシマギキョウ

7/29 9:51

タカツメクサ

7/29 9:54

阿弥陀岳の登りからふりかえると赤岳がドーン！

7/29 9:58

阿弥陀岳も山頂付近は岩でギザギザ

7/29 10:10

阿弥陀岳山頂

7/29 10:15

阿弥陀様かな？

7/29 10:07

見たことない古ーい三角点

7/29 10:26

クロトウヒレン

7/29 10:31

ミネウスユキソウ

7/29 10:36

下山！。中岳の奥の赤岳にガスがかかり始めた

7/29 10:51

中岳山頂

7/29 10:59

コマクサ咲いてた

7/29 11:09

赤岳の稜線美

7/29 11:35

赤岳のクサリ場

7/29 11:42

山頂下のハシゴ場

7/29 11:47

赤岳山頂

7/29 12:09

眼下に行者小屋と赤岳鉱泉がみえる

7/29 12:14

チシマギキョウ

7/29 12:19

赤岳頂上山荘。阿弥陀〜赤岳あるくのに水1リットルは少なすぎた。500円のペットボトル飲料で水分追加

7/29 12:27

赤岳から赤岳展望荘

7/29 12:50

シラタマノキの花

7/29 12:53

岩盤のクサリ場

7/29 12:57

赤岳展望荘

7/29 13:05

ミヤマコゴメグサが満開

7/29 13:09

地蔵の頭から地蔵尾根を降りる

7/29 13:16

7/29 13:20

地蔵尾根の途中にイケメンのお地蔵さん

7/29 13:21

あの赤屋根まで降ります

7/29 13:23

階段

7/29 13:45

最後はカラマツの樹林帯を通って

7/29 13:51

行者小屋へ戻りました

7/29 13:56

行者小屋の主

7/29 13:58

小屋横の水場と飲み物販売

7/29 14:23

テントの申し込みをしたついでに土間から小屋の中を覗いてみた

7/29 14:06

担いできたコーラ、ロックアイスもテルモスで担いできた

7/29 15:32

さすがにテン場は混雑してきました。空いているように見えますが、岩やら斜面やらで張れない空間なので、満員御礼です

7/29 19:06

日没は小屋横の一段高いテン場に登ると美しく眺められました

7/29 19:11

月の出。十一夜です

7/29 19:10

登ってくる月の中に三叉標識。文三郎尾根のてっぺんかな？

7/29 19:12

暮れました

7/29 19:25

山小屋の夜が始まります

7/29 19:52

テン場の夜

7/30 0:41

夜半過ぎに起きてしばし星撮り

7/30 1:02

真ん中のは天の川かな？

7/30 4:11

夜明け。日の出は高い稜線上なので白んで明るくなってくるだけでした。

7/30 6:03

きょうもいいお天気?
地蔵尾根を登ります

7/30 6:32

地蔵尾根の登りから後ろをふりかえると、御嶽山から白馬三山までズラリ。白山〜眺めるのとは鏡で映したように逆順

7/30 6:32

御嶽山

7/30 6:32

乗鞍岳の左横にちっちゃく白山

7/30 6:32

穂高、槍

7/30 6:33

剱岳・白馬三山

7/30 6:34

長めのハシゴ場

7/30 6:44

赤岳

7/30 6:45

地蔵の頭

7/30 6:45

朝日がキラリン、赤とんぼがキラキラ

7/30 6:46

お地蔵さんもおはよう

7/30 6:47

南アルプス

7/30 6:48

富士山

7/30 6:55

カッコイイ岩の上で撮っていただきました

7/30 6:56

赤岳をバックに

7/30 7:05

ゴジラの背中のような横岳

7/30 7:06

ハシゴ場あり

7/30 7:11

横岳の岩稜から眺める赤岳

7/30 7:11

富士山も南アルプスも見える

7/30 7:11

ハシゴ場

7/30 7:14

イブキジャコウソウ

7/30 7:23

ウサギギク

7/30 7:27

タカネナデシコ

7/30 7:27

ミヤマダイモンジソウ

7/30 7:31

チョウノスケソウの果穂

7/30 7:33

ミネウスユキソウ

7/30 7:36

ウメバチソウ

7/30 7:40

石尊峠

7/30 7:42

7/30 7:47

長いはしご

7/30 7:53

横岳三叉峰

7/30 7:57

7/30 8:04

ムシトリスミレ咲いてた

7/30 8:10

横岳無名峰

7/30 8:17

赤岳〜阿弥陀岳

7/30 8:21

横岳山頂

7/30 8:22

山頂に着いたと思ったら、岩壁の方から女子二人がザイルで上がってきてビックリ

7/30 8:27

横岳からの下り

7/30 8:30

チョウノスケソウ、一輪だけ咲いてた

7/30 8:31

ウルップ草咲いているときに来たいな

7/30 8:40

硫黄岳に向かいます

7/30 8:57

コマクサの大群生地。ロープで保護されています

7/30 8:57

カワイイ〜

7/30 8:59

硫黄岳へ向かう斜面がず〜っとコマクサのお花畑

7/30 9:02

見事な規模です

7/30 9:02

7/30 9:04

見応えあります

7/30 9:05

全体的には1〜2週間遅かったかなという感じですが

7/30 9:14

きれいな子を見つけて

7/30 9:14

狙いを定めて

7/30 9:19

7/30 9:20

純白のコマクサ発見

7/30 9:20

美しい

7/30 9:26

硫黄岳のふもと

7/30 9:45

硫黄岳山荘

7/30 9:44

ここもいい雰囲気の小屋です

7/30 9:51

コマクサもまだ咲いてる

7/30 9:56

7/30 9:57

硫黄岳の稜線にサザエさんマーチ

7/30 10:02

ケルン

7/30 10:08

歩いてきた稜線

7/30 10:14

硫黄岳の爆裂火口

7/30 10:24

見事な規模

7/30 10:33

硫黄岳山頂は山体崩壊の危険があるので、手前の安全なところに標識があります

7/30 10:55

コレも見たことない三角点

7/30 11:08

アキノキリンソウ

7/30 11:12

下山中に見つけたバイケイソウ

7/30 11:43

ジョウゴ沢

7/30 11:47

苔の林床にコバノイチヤクソウ

7/30 11:48

マルハナバチは大忙し

7/30 11:53

赤岳鉱泉まで戻ってきたら食べたかったもの

7/30 11:56

マレーシアカレーとペプシ

7/30 12:34

シナノオトギリ

7/30 12:38

行者小屋へ戻る

7/30 12:44

これはベニバナイチヤクソウかな？

7/30 12:49

そうだ、登り返しのマムート階段あるんだっけ

7/30 12:55

中山乗越

7/30 12:58

時間も体力もあったので中山展望台まで登ってみました
さほど展望はよくありませんね

7/30 12:59

これなら行者小屋と大差ありません

7/30 13:10

行者小屋に戻ってせっかくなので「山なめんなよ」で記念撮影

7/30 13:11

「本当に山が好き？」でも

7/30 14:09

下山は南沢から美濃戸へ

7/30 14:16

苔むした大きな岩がゴロゴロ

7/30 14:29

キバナノヤマオダマキ

7/30 14:35

美しい渓

7/30 14:37

苔の大地

7/30 14:43

この金網の階段、少し濡れてて下りはメッチャ滑りました。ご注意ください。

7/30 14:47

7/30 14:57

鬼みたいな顔した大岩

7/30 15:01

北沢とは美濃戸山荘で合流します

7/30 15:07

赤岳山荘の駐車場へ戻ってきました。駐車場に着いた途端、オロロ（イヨシロオビアブ）の猛攻撃に遭いました。オロロは美濃戸口にも居ました

7/30 16:08

美濃戸口のJ&N、一度来てみたかったんだよねぇ

7/30 15:44

オーナーはもともとパティシエだとか。イチゴタルトが美味しそうだったので、アイスコーヒーと

7/30 17:54

諏訪湖SAでギョウジャニンニクさくら丼で〆

撮影機器：

OM SYSTEM OM-1 ボディ OMデジタルソリューションズ

装備

個人装備

ドライウェア 長袖メリノ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

tom32

はじめての八ヶ岳は行者小屋テン場をベースに
南八ヶ岳主脈縦走
苔むしたカラマツ林に岩稜帯にと
絶景続きで
バリエーション豊かな楽しい山でした
蓼科も北八ヶ岳も歩いてみたいな