大天井岳〜槍ヶ岳(表銀座コース)

2023年07月30日(日) 〜 2023年08月01日(火)

• GPS: 25:42
• 距離: 32.9km
• 登り: 2,894m
• 下り: 3,223m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:22
• 休憩: 2:01
• 合計: 9:23

5:54 中房温泉登山口
6:22 6:32 第１ベンチ
6:52 6:52 第２ベンチ
7:20 7:34 第３ベンチ
8:03 8:10 富士見ベンチ
8:40 9:05 合戦小屋
9:21 9:22 合戦山
10:00 10:00 ベンチ
10:12 10:18 燕山荘
11:00 11:00 蛙岩
11:24 11:24 大下りの頭
13:17 13:19 小林喜作レリーフ
13:27 13:33 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
14:03 14:50 大天荘
15:02 15:05 大天井岳
15:17 大天荘

2日目

• 山行: 7:14
• 休憩: 2:01
• 合計: 9:15

4:11 大天荘
4:50 4:56 大天井ヒュッテ
5:23 5:23 貧乏沢下降点
6:33 6:37 赤岩岳
7:18 7:41 ヒュッテ西岳
8:48 8:58 水俣乗越
10:38 10:39 ヒュッテ大槍
11:31 12:24 槍ヶ岳山荘
12:41 13:05 槍ヶ岳
13:26 槍ヶ岳山荘

3日目

• 山行: 6:42
• 休憩: 0:15
• 合計: 6:57

4:32 槍ヶ岳山荘
4:38 4:39 飛騨乗越
5:29 5:36 飛騨沢千丈乗越分岐
7:07 7:11 槍平小屋
8:14 8:14 藤木レリーフ
8:20 8:20 滝谷避難小屋
10:00 10:01 白出沢出合
10:38 10:39 穂高平小屋
11:10 11:11 小鍋谷ゲート
11:25 11:25 新穂高温泉駅
11:29 11:29 新穂高登山指導センター
11:29 ゴール地点

天候

1日目:晴れ
2日目:日中は晴れ、夜は一時雨(遠くで雷が鳴っていてちょっとビビる)
3日目:晴れたり曇ったり雨降ったり

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

穂高駅〜中房温泉への始発バスに乗車。穂高駅の時点では座席に余裕がありましたが、最終的に始発便3台が満席になり一部は補助席を使用するほどでした。

コース状況／危険箇所等

滝谷出合〜白出沢出合の間に7月13日の集中豪雨による岩石の流出箇所があります。通行にはご注意下さい。

【コースの難易度について】
表銀座コースは人気のコースですが、槍ヶ岳に近付くにつれ徐々に難易度が上がっていきます。
燕岳の延長で初心者が挑むのはお勧め致しません。

槍ヶ岳の穂先はヘルメット必須です。
登り初めから徐々に高度感が上がって行き、山頂手前の梯子は一段と長くて高度感が物凄いです。
山頂に着いても360度切り立った崖の上となりますので気が休まることはないでしょう。
難易度が低い岩場から徐々にステップアップしての挑戦が望ましいです。

その他周辺情報

穂高駅から徒歩15分の穂高タウンホテルで前泊。1泊6300円。忘れ物をしたのでホームセンターが近くにあって助かりました。

下山後は奥飛騨の湯で汗を流しました。大人900円。

写真

7/29 18:33

穂高タウンホテル。こちらで前泊します。

7/29 18:34

オーソドックスなビジネスホテル。充分快適です。

7/29 18:42

土用の丑の日前日ですが、精を付けて挑みます。（ほっともっと）

7/30 6:06

お早うございます。中房温泉に到着です。

7/30 8:53

少し飛んで合戦小屋。おー、ちょうどリフト上がってきた

7/30 9:07

これを食べないと始まらない

7/30 9:35

ハナニガナ

7/30 9:36

槍が見えてきた

7/30 9:46

燕山荘も見えてきた

7/30 9:48

ゴゼンタチバナ

7/30 9:48

ウサギギク

7/30 10:09

燕岳も見えてきた

7/30 10:22

やっぱり魔王城とかありそう。もしや槍ヶ岳山荘が魔王城なのでは？（暴言）

7/30 10:22

大天井岳の肩に大天井荘も見える

7/30 10:34

ミヤマコウゾリナ

7/30 10:40

燕山荘から燕岳

7/30 10:41

燕山荘から槍

7/30 10:41

燕山荘から鷲羽岳・水晶岳方面

7/30 10:44

コマクサ

7/30 10:48

去年来た時は7月頭だったからかほとんど咲いていなかった。
今回は沢山拝めました。

7/30 11:10

イワギキョウ

7/30 11:20

たぶんミヤマダイコンソウ

7/30 11:22

蛙（げえろ）岩

7/30 11:46

7/30 11:46

7/30 11:46

大天井はまだまだ遠い

7/30 11:48

風が強い環境だと物語る

7/30 11:59

ミヤマトウキ

7/30 12:31

何の蝶だか調べても分からず……

7/30 13:36

喜作レリーフ

7/30 13:47

燕岳方面を振り返る。右下に小さく切通岩が写ってる。

7/30 14:20

大天井荘到着。最後のダラダラとした登りがきつかった。

7/30 14:33

遅めの昼ご飯

7/30 15:14

7/30 15:23

7/30 15:23

7/30 15:28

大天井岳山頂はサクッと

7/30 17:00

夕食はアルファ米とフリーズドライのカレー。やっぱり縦走は軽さと手軽さ優先になってしまう。

7/31 3:10

朝食はフリーズドライの蟹雑炊。さすがアマノフーズ。

7/31 4:56

良い感じの空になってきた

7/31 5:12

大天井ヒュッテ

7/31 5:24

ウサギギク

7/31 5:29

チングルマのなれ果て

7/31 5:30

日が刺してきた

7/31 5:38

槍はまだ遠い

7/31 5:56

7/31 6:11

7/31 6:13

7/31 6:34

ハクサンフウロ。好きな花です。

7/31 6:43

白いハクサンフウロ。珍しい。

7/31 7:34

ヒュッテ西岳

7/31 7:48

オトギリソウ

7/31 8:21

高瀬ダムかな

7/31 8:41

槍沢見えた

7/31 8:41

7/31 8:42

7/31 8:57

ニッコウキスゲ

7/31 9:09

7/31 9:17

上高地方面(上高地は見えず)

7/31 9:31

大天井がだいぶ遠くなった

7/31 9:31

7/31 10:29

ヒュッテ大槍。あと少し。

7/31 10:55

殺生ヒュッテはテントなし。槍でも張れるね、これは。

7/31 11:09

やっぱ迫力あるよなぁ

7/31 12:26

サクッと登って、降りてきたらランチや

7/31 12:42

槍ヶ岳山頂より槍ヶ岳山荘

7/31 12:51

大天井方面

7/31 13:18

2日間筋肉を酷使したのでタンパク質補給。汁だくでした。

7/31 14:42

テントでのんびり

7/31 14:48

大喰岳

7/31 14:49

涸沢より規模は劣るかもだけど、こっちのカールもすごい

7/31 14:49

テント場から槍

7/31 16:21

山菜おこわともずくスープ

7/31 17:37

だいぶガスってきた

8/1 3:18

今日もアマノさんの雑炊。美味しい。

8/1 4:47

槍平へ降ります

8/1 5:11

オタカラコウのお花畑

8/1 5:13

クルマユリ

8/1 5:15

8/1 5:27

ハクサンフウロのお花畑。いいね。

8/1 5:31

うっすらエンゼルラダー掛かってる

8/1 7:11

槍平小屋

8/1 7:12

今回は問題ありませんでした

8/1 7:27

センジュガンピ

8/1 8:12

白出沢の奥に構えるのは……憲兵さん！？

8/1 8:35

クガイソウ

8/1 8:36

ノリウツギ

8/1 9:04

タマガワホトトギス

8/1 9:17

通過後に振り返って撮りました。岩石が大量に流出してます。通行時ご注意下さい。

8/1 9:27

コログが出そう……

8/1 9:27

……と、思って振り返ったらアンパンマンがいました

8/1 9:49

側面丸太って初めて見た

8/1 11:29

新穂高温泉に下山しました

8/1 12:16

お風呂の後に温泉内の食事処にて。高山ラーメンです。昔ながらの醤油ラーメンで好きな味。

8/1 12:31

奥飛騨の湯、いいお湯でした。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M5 SONY

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

kuromitsu

昨年燕岳に登った際に歩きたいなぁと思っていた表銀座コース。
と、以前からチャンスを伺っていた2度目の槍ヶ岳登頂。
今回早めの夏休みを頂いての挑戦となりました。
(ちなみにある方への抜け駆けの答え合わせはこの山行です。)

昨年の燕岳の時はかなりヘロヘロだった合戦尾根もだいぶ体力が戻ってきたのと、装備を取捨選択して幾分か楽に登れた。
燕山荘のテント場横の道を登りきって目の前に広がる景色は本当に素晴らしく、そんな景色を見ながらこのまま蝶ヶ岳まで行ってしまおうかと考えてしまう。

高山植物の見頃で花を見つけては撮影の為と称して小休止。お陰でアップダウンの激しい喜作新道も大きくバテずに通過できた。

槍ヶ岳山荘でテントを張れるか心配だったから早めの到着を目指して行動し問題なくテントを張れたけど、結果的にこの日は夕方まで空きあり。
それでも早く着いたお陰でそこそこいい場所に張れたし、槍ヶ岳を登ってから山荘でランチを食べて、テントでゴロゴロ。
なんて贅沢な時間だろう。

槍ヶ岳山荘から新穂高温泉への降りは岩や石がゴロゴロとした長い樹林帯が続き、これまでの疲労も相まってなかなか難儀した。
やはりストックを携行した方が幾分か楽だろうか。

総評としては久々のアルプス連泊縦走は花あり岩場あり綺麗な景色ありで大満足でございました。
ようやくコロナ前の山旅に戻ってこれた実感を後から噛み締めています。
誰もが苦しかったこの3年間ですが、またこうして歩けたこと、山小屋の方をはじめ山を支える全ての人に感謝申し上げます。


【どうでもいいカメラの話】
今回の写真ですが、途中からiPhoneでほとんど撮ってます。RX100はハマれば美しい画が撮れるのですが、どうにも目まぐるしく明暗差が変わる山では露出がキマり難い。露出補正を掛けようにも操作し辛い。
その点iPhoneは勝手に合わせて簡単お手軽にいい感じに仕上げてくれる。(ちょっと過剰演出するけど。)
しかもヤマレコアプリを入れておけばアップロードも楽ちん。
そんな訳で装備の重量が気になる山行ではiPhoneのみ、撮影目的がある時や日帰りではZ7を持ち出すことになると思います。まぁ欲を言えばZマウントのAPS-C機を……

コメント

wildwind

遅い遅いコメントですが…。

3日間好天でしたね！　槍を目指して歩いて、その槍にも登れて！　表銀座ならではの、絶好調な縦走にバンザイです！　しかも早出早着でテントでのんびり。お手本のような山行だと思います！

そして、たくさんのザ・北ア的な写真ばかりですね！　iphoneの優秀さには度肝を抜かれますが(たしかに過剰演出という言葉は合ってるかも!?)、SONYも大活躍だと思ってますので！

コロナ期間は、いつかは笑い話になると思うので、またこれからも北アに通ってくださいね！

kuromitsu

wildwindさん

お陰様でいい天気の中行って来る事が出来ました。
wildwindさんが仰っていた通り、梅雨明け直後のベストタイミングでした。(お盆休みはまさかの台風だったし😅)

今回の表銀座もそうですが、割とメジャールートを後回しにしていますので、また色々タイミングを見て歩きたいと思ってます。
秋の涸沢テン泊も今年こそは。