リハビリで白峰三山（北岳〜間ノ岳〜農鳥岳）とな？？？

2023年08月04日(金) 〜 2023年08月06日(日)

• GPS: 18:45
• 距離: 33.9km
• 登り: 4,157m
• 下り: 4,698m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:04
• 休憩: 1:18
• 合計: 5:22

距離 7.3km 登り 1,827m 下り 353m

6:58 広河原インフォメーションセンター
7:03 旧広河原山荘
7:19 7:21 白根御池分岐
7:49 7:56 第一ベンチ(1880ｍ)
8:24 8:30 第二ベンチ(2059ｍ)
9:13 9:32 白根御池小屋
10:56 11:17 草すべり分岐
11:22 11:45 小太郎尾根分岐
12:20 北岳肩ノ小屋

2日目

• 山行: 9:03
• 休憩: 1:32
• 合計: 10:35

距離 14.7km 登り 1,210m 下り 2,411m

4:22 北岳肩ノ小屋
4:35 両俣分岐
4:52 5:21 北岳
5:37 吊尾根分岐
6:22 6:35 北岳山荘
7:07 7:11 中白根山
8:12 8:28 間ノ岳
9:27 9:49 農鳥小屋
10:37 10:38 西農鳥岳
11:27 11:28 農鳥岳
11:59 12:05 大門沢下降点
14:57 大門沢小屋

3日目

• 山行: 2:48
• 休憩: 0:11
• 合計: 2:59

距離 11.8km 登り 1,137m 下り 1,998m

5:37 大門沢小屋
6:46 6:54 大古森沢出合
7:22 7:23 早川水系発電所取水口
7:38 7:40 森山橋
8:08 大門沢ゲート
8:12 奈良田第一発電所
8:28 奈良田駐車場
8:36 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

その他周辺情報

奈良田の温泉は9時から空いてます。バスの時刻には要注意！

写真

8/4 4:13

AM4:00（…おはようございます）
広島から甲府まで電車で約5時間半かけて前入りして地元のお酒を飲んで既に満喫してます

8/4 4:28

4時半の広河原行きのバス停。40人以上居ます。バスは2台きました

8/4 6:29

バスに揺られて1時間半。広河原着。道中の道が悪くて気分悪いっす…

8/4 6:30

泊まった人曰く「普通のホテルだったよ（最高の褒め言葉）」

8/4 6:33

本日も下界では35℃の猛暑日らしいです

8/4 6:34

バスはICカードでも乗れますが、別途協力金として300円が必要です（現金のみ）

8/4 6:56

スタート地点から北岳がちょこっとだけ見えます。本日は対戦よろしくお願いします。

8/4 6:57

それでは元気よく出発！

8/4 7:02

ここは、河童橋…？

8/4 7:06

白峰三山登山道印

8/4 7:15

え〜濡れるの嫌なんだけどーなどと悠長な気持ちでいる頃（2日後に泣きを見る）

8/4 7:54

細かい道迷いが多発する樹林帯をガリガリ登る。くっそ暑くて汗が滝のように滴り落ち、大地を潤し緑になる

8/4 8:08

森では貴重な塩分。蝿と分かち合おう

8/4 8:59

わぁい！南アルプスの天然水！

8/4 9:11

白根御池小屋着。沢山の人で溢れかえってます。今日は金曜日やぞ？
ここからは休憩する場所はないのでここでしっかり休憩して水を補給します。

8/4 9:13

売り…切れ…だと？

8/4 9:31

草すべりルートをゆく登山者達。遮るものがなく晴れてたらめちゃくちゃ暑い(ヽ´ω`)
砂多めの砂利で滑るし、つづら折りで狭いし、譲り合いながら登りましょう

8/4 9:32

白根御池で逆さ北岳！
…あんまり映えない

8/4 9:43

花の南アルプス

8/4 9:52

花の南アルプス

8/4 10:05

お花見をしながら登れる山はいいですね。心が晴れやかになる（滝汗）

8/4 10:22

草すべりの途中からひょこっと見える北岳。獲得標高はすでに1200mを超えてます

8/4 10:44

これが結構滑るんスよ

8/4 11:41

小太郎尾根分岐で甲斐駒ヶ岳を望みながらの自撮り。稜線まででたら一気に景色が開けて、最高かよ…

8/4 11:42

北岳へ向かう道。ここから見ると北岳の山頂はけっこうのっぺりして見えますね

8/4 11:43

本日の宿泊地。肩の小屋がチラッと

8/4 11:55

急にアルプスらしい登山道になってワクワクしてきた

8/4 12:21

北岳に来ただけ。（南アルプスの高高度ギャグ）

8/4 13:00

肩の小屋はリニューアルしたのかとても綺麗で快適です！
ただし電波が小屋の外しか入らないのが玉に瑕

8/4 13:30

本日の寝床。とても綺麗。3000mの夜だというのに半袖で過ごせるほど断熱がしっかりしてます

8/4 16:55

晩ごはん！名物？のステーキ！

8/4 17:00

ご飯おかわりいいんですか！？
そ、それじゃあ″北岳盛り″で…（壊される胃袋）

8/4 17:52

ご飯食べ終わったら土砂降りになりました。明日まで降らないで、頼むよ〜

8/5 4:34

（…おはようございます）
小屋を出たら即雲海！快晴！勝ったぞ！

8/5 4:45

北岳山頂にはすでに沢山の人が居ます。少し出遅れたので捲くって登ります

8/5 4:56

彼者誰時

8/5 4:58

浮世絵

8/5 5:04

日本で二番目の頂から日本で一番高い山を見る男を自撮り

8/5 5:05

雲に浮かぶ北アルプス。槍の穂先がしっかり見えます

8/5 5:08

日本の夜明けぜよ。
今日の登山指数を教えてやろうか？
登山指数は【C】だ。信じた者だけがこの景色をみれるんだよ

8/5 5:10

北アをバックに登頂記念（人間無しver）
いや、30代男性が笑顔でピースしてる写真はいらんじゃろ

8/5 5:26

花の南アルプス

8/5 5:31

はあ〜（クソでかため息）
最高かよ…

8/5 5:31

影北岳

8/5 5:47

北岳山荘への下りは結構キツイ。登りだとなおさら

8/5 6:06

日本で一番高い山と三番目に高い山をセットでどうぞ！（吊尾根分岐付近）

8/5 7:07

北岳山荘はスルーして中白根山。
北岳山荘泊で間ノ岳を往復してきた人とちょうどすれ違う時間でまだまだ人が沢山いる頃

8/5 7:08

最高の縦走路を、あなたに

8/5 7:13

間ノ岳までは結構遠い。でも天気は最高

8/5 7:33

お気に入りの一枚（間ノ岳道中）

8/5 7:35

いきなりですが日本で三番目に高い山の頂をいただきました！
（山頂標識撮り忘れる痛恨のミス）

8/5 8:14

間ノ岳山頂より道中の方が北岳方面は写りがいいかも

8/5 8:32

まるで噴火したかのような富士山

8/5 8:49

さて農鳥岳へ向かいます。
で、この下りがガレガレでかなり足に疲労が貯まるのなんのって

8/5 9:28

農鳥小屋着。有名なおじいさんは昨年で引退されたそうです。かなりボロ…趣きのある避難小屋って感じだ

8/5 9:32

300m下って260m登り返すんだけど、この西農鳥岳への道が急で急で…
筋トレで無駄に鍛えた上半身でトレッキングポールを駆使して登る。目指すは後1座（2座）

8/5 10:27

農鳥岳登頂達成。ミンションコンプリート！
東側から雲がもくもくと湧いてるのも山らしくて好き❤

8/5 10:45

大門沢の下降点に向かう道、中々に攻めてんじゃん（冷や汗）

8/5 11:38

あ、はい

8/5 12:01

大門沢下降点の目印の鐘。逸話を知ってるので鐘を鳴らして手を合わせる
昼前から雲がでてきて視界30m程。やっぱり今日の登山指数は【C】で間違いなし

8/5 12:46

「大門沢の下りはキツイ」
話だけは聞いてたけど4つのピークを超えてからの1100mの急降下。膝、壊れます
カメラをリュックに閉まって後はスマホの写真のみです

8/5 13:12

粘土質の地面の樹林帯を根性と気合で降りる降りる。もう踵が靴ずれで痛すぎて泣きそう、いや、泣いてた

8/5 13:52

え、電波通じるん？助かる〜（ほんとここ一部しか電波入らなかった）

8/5 14:16

橋、壊れる

8/5 14:27

途中に水場として紹介されてる場所があったので南アルプスの天然水をしこたま補充して、結局家まで持って帰りました。現地で組んだ天然水で割る焼酎くっそ美味かったです

8/5 16:00

なっがい下りを経て大門沢小屋へたどり着きました。受付横に冷えてる近々のビールの誘惑が

8/5 16:21

誘惑に耐えきれずに夕飯前に始めてしまいました。こちらは大門沢小屋のワイン。
コミュ強なので初対面の人達と宴会をスタート。ほとんどの人は明朝下るだけなのでアルコールも進む進む。SNS時代ということで山には若い人も増えたといっても自分もまだまだ若者の内らしく、たくさん構ってもらって嬉しかったです！

8/5 16:59

夕飯です。隣の20代山ガールズに馴れ馴れしく話しかける厄介おじさんになってました

8/5 17:54

雲を被ってますがうっすら富士山も見えますね。ちなみに大門沢小屋のトイレはトイペないので持参してください。あと、穴に間違っても落ちないように

8/6 5:36

おはようございます。朝食を食べてバスに間に合うように下りま…早速頼りない木の橋の登場

8/6 5:47

これを何度か繰り返します

8/6 5:53

綺麗な水の流れですね（注:正規ルートです）

8/6 5:57

正規ルートです
ゴアテックスのブーツでよかった

8/6 6:35

わ、なんかいきなりハイキングコースになったぞ

8/6 6:53

沢沿いにでたらやっぱりコレ。実は全然揺れないので安心感あります

8/6 7:16

渡河。増水してなくてよかった〜

8/6 7:22

発電所取水口横の吊り橋。実は一番の恐怖ポイント。めちゃくちゃ揺れます。そして板がほっそいです。二人以上乗ったら危険な気すらする

8/6 7:24

吊り橋渡ると発電所取水口があります。水が澄んでて深い緑

8/6 7:32

工事現場を渡ると一気に日差しが襲いかかり、汗が吹き出す

8/6 7:43

登山道、終わった

8/6 7:47

一応休憩所のつもりみたい

8/6 7:50

ここからは舗装路。我が家のオフ車があれば秒で麓まで着くのに

8/6 8:11

発電所のバス停です！
ここでバス待ちをする人もチラホラ

8/6 8:18

奈良田温泉に向けてビクトリーロードを駆ける

8/6 8:32

8/6 9:02

奈良田温泉「女帝の湯」
なんとか営業時間前に間に合いました。少しトロッとした泉質で旅の疲れが癒やされます。一回風呂で700円。登山者用の荷物置き場もあります

8/6 11:24

身延駅。あいも変わらずのゆるキャン△推し
てか、下界こんなに暑いの？
え、なんで動いても無いのに汗でるの？
早く気温15℃の世界に返して！

GPSバグってるので累計登りは1000mくらい多いと思われます

撮影機器：

SO-53B Sony

ILCE-7M4 SONY

装備

個人装備

水込みで全備重量14.5kg

感想

irukaruka

まともな登山は去年の秋からしてないな〜
よし！リハビリ登山だ！

で、なぜかたどり着いたのは南アルプス。日本で5番目と3番目に高い山は登ったら後は2番目だよね?、と心の小悪魔に煽られたので登ってきました！
新型コロナウイルスが五類以降で行動制限がなくなったこともあり、一週間前には夜行バスが取れず、山小屋もキャンセル枠に滑り込みでなんとか計画遂行できました！

無限に写真を投稿しようと思ったんだけど無課金弱者ユーザーなので投稿制限にひっかかりました。残念！

感想としてめっちゃキツかったです！（主に大門沢の下りが悪い）
テーピングテープを持って行っててよかったと思わずにいられない
反省点を挙げるなら、下半身の筋トレ不足です。筋肉は裏切らない

今回の山行はいっぱい話し、飲んだのでめちゃくちゃ充実感がありました。道中で顔を合わせると、初対面の人たちでもなんだか″同士″みたいな雰囲気で、こんな出会いも山の楽しみだな〜と疲労困憊の体とは裏腹に、心はとても満足することができました。
青春18切符で福岡から来てた大学生はちゃんと翌日の大学に間に合ったのだろうか…
同郷の話題で盛り上がった女子は今度は「広島焼き」などどいうギルティな発言はしないだろうか…
3000m峰登頂達成おじさん、山梨県100名山登頂達成おばさんの今後の目標ななんだろうか…
今でも沢山の思い出が蘇ります。また、山に登りたくなりました。