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Yamareco

記録ID: 5857527
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

宝剣岳、木曽駒ヶ岳と百高山2座(将棊頭山、三ノ沢岳)を山小屋泊で

2023年08月20日(日) 〜 2023年08月22日(火)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
11:47
距離
16.3km
登り
1,282m
下り
1,374m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
0:41
休憩
0:01
合計
0:42
11:56
38
12:34
12:35
3
12:38
2日目
山行
5:26
休憩
1:28
合計
6:54
4:37
1
4:38
4:39
11
4:50
4:51
7
5:18
5:30
12
5:42
5:48
67
6:55
6:55
19
7:28
7:43
28
8:11
8:11
19
8:30
9:10
19
9:52
9:52
17
10:09
10:10
46
10:56
10:56
31
11:27
11:27
4
11:31
3日目
山行
5:10
休憩
1:14
合計
6:24
4:44
30
5:14
5:24
23
5:47
5:59
116
7:55
8:25
106
10:11
10:32
4
10:36
10:36
5
10:41
10:42
26
11:08
11:08
0
天候 20日と21日 14時から雷雨
22日 山行時は快晴!
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
駒ヶ岳千畳敷カールきっぷ11500円
 (往復の高速バス、路線バス、ロープウエイ代込み)
往路 6:55バスタ新宿→10:18駒ヶ根IC→女体入口10:37→ロープウェイ11:30
コース状況/
危険箇所等
◯宝剣山荘までは、整備されていて危険箇所なし
◯宝剣山荘~馬の背~将棊頭山は、一部切れている所があります。
 ハイマツを歩くことが多かったので、朝露で冷たくなり、途中で雨具を着ました。
◯将棊頭山~濃ヶ池は、整備されていました。
◯宝剣岳は一般道ではありません。岩登り経験者対象です。
◯三ノ沢分岐から三ノ沢岳も、ハイマツを歩くことが多かったです。
 三ノ沢岳の山頂付近で、顔を上げたら、目の前を黒い生き物が横切り熊かと思って恐怖心でいっぱいでした。鹿だったかもしれません。
その他周辺情報 菅の台で下車。こまくさの湯を利用(700円)割引50円
高速バスの駒ヶ根ICで降り、女体入口でバス待ち
高速バスの駒ヶ根ICで降り、女体入口でバス待ち
ロープウェイで上り、千畳敷カールです。雲が出ています
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ロープウェイで上り、千畳敷カールです。雲が出ています
日曜の午後、それなりに人はいました。放送で、「ロープウェイの運行が、雷によっては変わります」を繰り返していました。これは、22日も同じ。
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日曜の午後、それなりに人はいました。放送で、「ロープウェイの運行が、雷によっては変わります」を繰り返していました。これは、22日も同じ。
道は整備されています
道は整備されています
もうすぐ宝剣山荘
もうすぐ宝剣山荘
天気がいまいちなので、山頂に行くのはやめました。1時過ぎから雷が鳴り出し、2時から豪雨。
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天気がいまいちなので、山頂に行くのはやめました。1時過ぎから雷が鳴り出し、2時から豪雨。
ソロの女性がいなかったので、この部屋を2日とも独り占め。
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ソロの女性がいなかったので、この部屋を2日とも独り占め。
翌日、ヘリで荷上げがあり、この日よりもボリューミーでした。
翌日、ヘリで荷上げがあり、この日よりもボリューミーでした。
昼寝も含め10時間寝て、幸せ。目が覚めたので4時半に出発。
昼寝も含め10時間寝て、幸せ。目が覚めたので4時半に出発。
木曽駒を登っている途中、南アルプスの雲の上から日の出
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木曽駒を登っている途中、南アルプスの雲の上から日の出
中岳を振り返ります
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中岳を振り返ります
その右に、明日登る三ノ沢岳です。「下って登るを2回繰り返すんだな」と覚悟。
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その右に、明日登る三ノ沢岳です。「下って登るを2回繰り返すんだな」と覚悟。
木曽駒ヶ岳山頂。良い天気で素晴らしい!
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木曽駒ヶ岳山頂。良い天気で素晴らしい!
木曽駒ヶ岳神社の奥社があり、広いです。前回はガスが出ていたので、この広さは知りませんでした。
木曽駒ヶ岳神社の奥社があり、広いです。前回はガスが出ていたので、この広さは知りませんでした。
将棊頭山を目指します。行く人は誰もいない。。往路の前半は誰にも会わない静かな山行でした。濃ケ池のコースは、西駒山荘に行く人5〜6組に会いました。
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将棊頭山を目指します。行く人は誰もいない。。往路の前半は誰にも会わない静かな山行でした。濃ケ池のコースは、西駒山荘に行く人5〜6組に会いました。
どの山かな?と思いながら。。そして、小さな滝雲
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どの山かな?と思いながら。。そして、小さな滝雲
滝雲にズーム
振り返ると、左の宝剣岳、宝剣山荘と天狗荘が見えます
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振り返ると、左の宝剣岳、宝剣山荘と天狗荘が見えます
大きな岩の稜線
私がちょっと狭くて、切れているなぁと思った箇所
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私がちょっと狭くて、切れているなぁと思った箇所
下ってきた道を振り返る
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下ってきた道を振り返る
ハイマツの朝露が冷たくて、途中で雨具を着ました。
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ハイマツの朝露が冷たくて、途中で雨具を着ました。
帰りは、濃ケ池ルートです
帰りは、濃ケ池ルートです
大正2年8月に、小学校の集団登山で34名中11名が遭難したそうです。
大正2年8月に、小学校の集団登山で34名中11名が遭難したそうです。
そして山頂。真新しい標識がありました。
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そして山頂。真新しい標識がありました。
歩いてきた稜線。たおやか。
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歩いてきた稜線。たおやか。
西駒山荘。
行者岳、その先の茶臼岳まで行くか悩んで、、
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行者岳、その先の茶臼岳まで行くか悩んで、、
雨の心配もあり、茶臼山分岐で終わりにしました
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雨の心配もあり、茶臼山分岐で終わりにしました
西駒山荘でトイレ(携帯トイレをセットするタイプ)を利用。立てて9年の綺麗な小屋でした。
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西駒山荘でトイレ(携帯トイレをセットするタイプ)を利用。立てて9年の綺麗な小屋でした。
9時40分。灰色の雲が出てきました。戻ります
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9時40分。灰色の雲が出てきました。戻ります
濃ケ池に行きます。
濃ケ池に行きます。
秋のキリンそう
アルプスの道。岩ばかりだったので新鮮
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アルプスの道。岩ばかりだったので新鮮
濃ヶ池、きれいに稜線を映します
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濃ヶ池、きれいに稜線を映します
良い感じです
この辺りから花と出会います
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この辺りから花と出会います
今回から、スマホでマクロができるようになりました。
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今回から、スマホでマクロができるようになりました。
登る岩を見上げ、その上に階段が続きます。整備されています
登る岩を見上げ、その上に階段が続きます。整備されています
赤い屋根が天狗荘。最後の登りだぁ、と思っていたら、「◯◯さん?」と声をかけられ、びっくり仰天!
去年、農鳥小屋から大門沢の分岐まで、大変お世話になった山岳会の方々でした。嬉しすぎました!
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赤い屋根が天狗荘。最後の登りだぁ、と思っていたら、「◯◯さん?」と声をかけられ、びっくり仰天!
去年、農鳥小屋から大門沢の分岐まで、大変お世話になった山岳会の方々でした。嬉しすぎました!
リンドウに出会い
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リンドウに出会い
雷鳥にも会えました
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雷鳥にも会えました
11時半到着。
3日目朝。ライトを使わないですみそうな時間で出発
3日目朝。ライトを使わないですみそうな時間で出発
まずは宝剣岳です。どうも一番乗りみたい。やだなぁ
まずは宝剣岳です。どうも一番乗りみたい。やだなぁ
鎖が左右にあって、左を行きました。あとで、右の方が登りやすかったと大昔の記憶を蘇らせました。
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鎖が左右にあって、左を行きました。あとで、右の方が登りやすかったと大昔の記憶を蘇らせました。
「宝剣岳で、こんなに緊張したっけ?」と思いながら、御嶽山を見て一休み。
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「宝剣岳で、こんなに緊張したっけ?」と思いながら、御嶽山を見て一休み。
日の出に間に合うことよりも、一歩ずつ確実に登ることを優先
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日の出に間に合うことよりも、一歩ずつ確実に登ることを優先
私の宝剣岳のトップはここ(山頂が今ひとつわからなかった)。
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私の宝剣岳のトップはここ(山頂が今ひとつわからなかった)。
後ろを見ると、ご来光。素晴らしい!!
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後ろを見ると、ご来光。素晴らしい!!
富士山も
伊那前岳方向
右が三ノ沢岳。左の一番高い山が空木岳で奥が南駒岳なのかなぁ?と。
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右が三ノ沢岳。左の一番高い山が空木岳で奥が南駒岳なのかなぁ?と。
滑川。谷が深い
宝剣岳を下っています。すごーく怖がりながら
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宝剣岳を下っています。すごーく怖がりながら
ソロの女性が軽やかに歩き去りました。「私は、何をこんなにビビっているんだろう?」を我に返り、さらに先頭ではなくなりホッとしました。
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ソロの女性が軽やかに歩き去りました。「私は、何をこんなにビビっているんだろう?」を我に返り、さらに先頭ではなくなりホッとしました。
でも慎重に歩きます
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でも慎重に歩きます
朝は山が綺麗
だいぶ降りてきました。宝剣岳
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だいぶ降りてきました。宝剣岳
新しいしっかりとした鎖
新しいしっかりとした鎖
三ノ沢分岐です
分岐での風景
空木岳への道
南アルプスも見えましたーーーっ!
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南アルプスも見えましたーーーっ!
一番左から「私の鋸岳」と甲斐駒ヶ岳
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一番左から「私の鋸岳」と甲斐駒ヶ岳
三ノ沢岳もキレイ
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三ノ沢岳もキレイ
そして大きい
アップダウンが続く稜線
アップダウンが続く稜線
私の身長と同じ位のハイマツ地帯
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私の身長と同じ位のハイマツ地帯
この地点では、どちらが三沢岳か、わからないです。
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この地点では、どちらが三沢岳か、わからないです。
右側が三沢岳でした
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右側が三沢岳でした
あっ、左から御嶽山、乗鞍岳、焼岳(?)、穂高だー!と興奮
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あっ、左から御嶽山、乗鞍岳、焼岳(?)、穂高だー!と興奮
御嶽山アップ
乗鞍岳アップ
焼岳?と右は穂高
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焼岳?と右は穂高
穂高アップ
穂高の北側、何が見えているのか、わからないけど、すごい!
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穂高の北側、何が見えているのか、わからないけど、すごい!
山頂手前で「黒い生き物」に出会い、熊鈴を猛烈に鳴らして山頂にきました。
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山頂手前で「黒い生き物」に出会い、熊鈴を猛烈に鳴らして山頂にきました。
怖かったー!やったー!ばんざーい!!!(の影)
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怖かったー!やったー!ばんざーい!!!(の影)
山頂にて。左から木曽駒ヶ岳、中岳、宝剣岳
山頂にて。左から木曽駒ヶ岳、中岳、宝剣岳
御嶽山。だいぶ雲が上がってきました。まだ8時なのに、、
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御嶽山。だいぶ雲が上がってきました。まだ8時なのに、、
センターは笠ヶ岳にも見えるけど、、右が穂高
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センターは笠ヶ岳にも見えるけど、、右が穂高
中央アルプスの稜線がわからない、、左の高い山が空木岳?
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中央アルプスの稜線がわからない、、左の高い山が空木岳?
富士山の右は塩見岳。多分、左は農鳥岳
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富士山の右は塩見岳。多分、左は農鳥岳
南アルプス。鋸岳の横が甲斐駒ヶ岳で良いのか、わからなくなりました。
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南アルプス。鋸岳の横が甲斐駒ヶ岳で良いのか、わからなくなりました。
塩見岳、荒川岳、赤石岳方面
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塩見岳、荒川岳、赤石岳方面
空木岳方面の北側も撮りました
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空木岳方面の北側も撮りました
中央アルプスも立派ですね
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中央アルプスも立派ですね
さて、そろそろ出発します
さて、そろそろ出発します
結構、下りますね
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結構、下りますね
ハイマツ帯
あそこまで登って、1回下るのだろうな、と思いつつ登ると、、
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あそこまで登って、1回下るのだろうな、と思いつつ登ると、、
そのまま三ノ沢分岐に向かうビクトリーロードだったのです。やったぁ。
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そのまま三ノ沢分岐に向かうビクトリーロードだったのです。やったぁ。
分岐に戻りました。軽装の親子連れに会い、写真を撮ってもらいました。
分岐に戻りました。軽装の親子連れに会い、写真を撮ってもらいました。
朝とは違い、沢山の人が宝剣岳にいました。「自分たちも登れますか?」と尋ねられたので、こういう人たちが滑落事故を起こすのかな、と想像しました。
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朝とは違い、沢山の人が宝剣岳にいました。「自分たちも登れますか?」と尋ねられたので、こういう人たちが滑落事故を起こすのかな、と想像しました。
さよなら、三ノ沢岳
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さよなら、三ノ沢岳
下っている時に、親子に追いつかれて話せました。この道を登り、こちら側から宝剣岳を見るのは、それはそれで良いなぁとは思いました。
下っている時に、親子に追いつかれて話せました。この道を登り、こちら側から宝剣岳を見るのは、それはそれで良いなぁとは思いました。
親子に遊歩道に行くことを勧めると、行ってくれました。
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親子に遊歩道に行くことを勧めると、行ってくれました。
私は、こまくさの湯で、ビールを飲んで締めました。
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私は、こまくさの湯で、ビールを飲んで締めました。

感想

今回の山行では、素晴らし景色と出会えました。
そしていろいろな人たちと言葉を交わすことができました。

宝剣岳を「自分たちでも登れますか?」と2回、違う人から聞かれました。
事故が多いこと、下りの方が難しいから怖いと思ったら登らないように、と伝えました。

四国から来ていた、小学生と祖母の妹にあたる女性の二人連れと、お遍路や部活の話などできたのも面白かったです。

そしてなんと言っても、昨年農鳥小屋でお世話になった山岳会の方達と出会えたこと。
それも、彼女らは西駒山荘へ、私は宝剣山荘に戻る道で。
きっとまた、どこかの山で出会えるに違いない!
できれば、山小屋で会いたいです。

おまけで、三ノ沢岳で、熊???と出会った時は、本当に怖かったです。

今回も素晴らしい山行となりました。
出会った皆さまと山の神様に感謝です。

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訪問者数:242人

コメント

三沢岳は懐かしい山です。
何年も前に一度だけ行ったことが有ります。
お花畑と戻りの道で見た宝剣岳が素晴らしいところですね。
2023/8/23 19:55
Keishoさん

コメントありがとうございます😊
残念ながらお花畑はありませんでした。
が、眺望が素晴らしすぎな山でした🏔️
2023/8/23 20:05
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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体力レベル
3/5

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