鷲羽岳・水晶岳(新穂高温泉〜鷲羽岳〜水晶岳〜三俣山荘泊 三俣蓮華岳〜双六岳〜新穂高温泉)


- GPS
- 19:18
- 距離
- 43.8km
- 登り
- 3,365m
- 下り
- 3,309m
コースタイム
- 山行
- 11:39
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 13:17
- 山行
- 5:48
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 6:13
天候 | 8/26 はれのちくもり 夕方から雷雨 8/27 ガスったり晴れたり 麓は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
最下段に仮設トイレ2基あり 8/26(土) AM1:00着時点で20台くらい空きあり 8/27(日) AM10:45時点で30台くらい空きあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的にとてもよく整備されており、傾斜も緩やかなところが多かったですがとにかく長いので体力勝負です。 ●新穂高温泉〜小池新道入口 長い長い林道歩きです。 笠新道入口の水場は涸れています。 ●小池新道入口〜鏡平山荘 石が階段状に積み上げられており、遊歩道のようにとても歩きやすく整備されています。日差しがあるととても暑いので、日が影っている時間帯に登った方が良いかもしれません。 ●鏡平山荘〜双六小屋 弓折岳への分岐まで登りが続きます。そこから緩やかに下ると双六小屋です。 ●双六小屋〜三俣山荘(まきみち) 細かいアップダウンを繰り返します。時々足場不安定なところがあるので注意が必要です。 ●三俣山荘〜鷲羽岳 山頂に近づくにつれて傾斜が急になります。ザレた場所もあるので落石注意です。山頂直下は手を使って登った方が良い場所もあります。 ●鷲羽岳〜水晶岳 鷲羽岳から下り、ワリモ岳の登りにさしかかるとロープ場がありますが慎重に通過すれば問題ありません。ワリモ北分岐からは気持ちの良い稜線歩きです。水晶岳直下は岩場になり、両手を使って登ります。山頂は狭いので写真撮影時とくに注意です。 ●ワリモ北分岐〜黒部川源流〜三俣山荘 川沿いをひたすら下っていきます。登山道に水が流れているところもしばしば。下り切るとそこは黒部川源流で、水源地標が立っています。そこから緩やかに登っていくと三俣山荘のテント場に辿り着きます。 ●三俣山荘〜三俣蓮華岳〜双六岳〜双六小屋 三俣峠から少し登ると三俣蓮華岳、そこからは気持ちの良い稜線歩きです。緩やかにアップダウンを繰り返し、丸山を経て双六岳へ。双六小屋への下りは一部だけ急な所がありました。 |
その他周辺情報 | ●三俣山荘で飲用可能な水場はテント場のみです |
写真
感想
急遽2連休がとれた!
これは山に行かなければ⛰
ということで・・・北アルプスの最深部 鷲羽水晶を目指すことにしました!!
仕事が終わって即新穂高温泉へ🚗AM1時着
無料駐車場にとめられるかドキドキでしたが、駐車場前のおじさまに聞いたら20台くらい空いてるとのこと。よかった〜〜
先は長いので、AM3時まで仮眠して出発です!快晴で怖いくらいの満点の星空☆
小池新道までの約7kmは林道歩きなので真っ暗でも道迷いの心配がなく、安心♪
クマが怖いのでクマ鈴&ラジオを流して賑やかに歩きますw
びっくりしたのは、先月笠新道入口あたりでジャバジャバ出ていた湧き水が涸れていたこと・・・北アルプスは水不足💦
小池新道入口に着くと薄明るくなってきました。
ゆるやかな階段状に石が積まれていて遊歩道みたい☆しかし長いです。
鏡池に着くと、逆さ槍バッチリ!うまく写真に撮れませんでしたがw
ここからゆるやかに登って、弓折岳の分岐へ。
ここまでくると登山者が増えてきて安心感😆
ただ、朝からなにも固形物を食べていないことに気づき、双六小屋の前でデニッシュをチャージ!!
双六小屋から三俣山荘は巻道を使ってみることに・・・これが意外とアップダウンあり、歩きづらいところもあり、景色もあまり変わらず飽きてくる・・・一番つらい区間だった😨
三俣山荘に到着して宿泊手続きです。
水不足のため、飲める水場はテント場の1か所のみとのことですが、お水くめるのはとてもありがたい😊
2階のお部屋に荷物を置かせてもらってトレランザックで鷲羽・水晶アタックです!!!
しかしながら、ここまでの道のりでだいぶ足が死んでいる・・・しかも、午後は雷雨予報。大丈夫か?!
鷲羽への登りは、はじめは緩やかですがだんだん急になってゆく・・・
山頂直下はザレているので落石を起こさぬよう気を付けながら登ります。もう少しで山頂!というところで右側を見ると、美しい鷲羽池にうっとり❤️
山頂はたくさんの人で賑わっていました。
しかしまだまだ水晶は遠くに見える・・・
次はワリモ岳、いきなり岩場になりびっくりしましたが、ロープ使わなくても大丈夫な感じですんなり通過しました。
ゆるやかに稜線を伝っていくといよいよ水晶岳!この緩やかな道ですらヘロヘロでしたが、水晶岳直下はまさかの岩場!ハシゴあり、落ちたらやばい感じのところも💦
両手も使ってよじ登れるので意外とスイスイ✨
山頂はかなり狭くて、どうやって写真を撮ったらよいか悩むほど🤣
さて、三俣山荘に戻ります。
せっかくなのでルートを変えて、ワリモ北分岐より黒部川源流まで下ってみることにしました。
これが想像以上に下る下る…どこまでいくのか心配になるくらい🤣
黒部川源流には指標が立っていました。ここから大きな川になるんだねぇ〜
ここからゆるやかに登っていくと三俣山荘のテント場に着きます。
テント場の水場で水を汲み、三俣山荘に戻りました。滝汗かいてたので、しばらく外で涼んでからお部屋へ。
するとほどなくして雷雨!😳戻って来れてよかった💦
17時から夕食✨カフェのようなオシャレな食堂で、ジビエシチューをいただきました!
シカの食害がひどく、駆除されたシカ肉を使用しています。スパイシーでご飯も進み、とてもおいしかったです😊
夜カフェ、めっちゃ行きたかったですが寝不足過ぎなので夕飯後早々お布団にダイブw
お部屋は結構空きがあって、カーテンで区切られた1区画に2名分のスペースがありますがお隣がいなかったのでのびのび寛げました✨
翌朝…余力があれば黒部五郎岳に行こうと思ったのですが、やめました🤣(歩き始めたらそこそこ余力があることに気付いたんですがw)
戻りは三俣蓮華岳と双六岳を縦走していこう!せっかくならばご来光も見たい✨
と思い、夜明けとともに出発しましたが、ガスってる😨
だけど、三俣蓮華岳直下でガスが晴れて、槍ヶ岳や鷲羽岳が見えるように!!ちょうど三俣蓮華岳山頂でいい景色を見ることができました✨
双六岳方面に歩き出すと、まさかの再びガスに巻かれてしまいました…が、稜線歩きはそれでも爽快!時々ガスが晴れて景色も見える⛰
双六岳山頂はかなり大賑わいでした!しかもガスが晴れ、笠ヶ岳がドーンと見えるように😊写真も撮っていただいて大満足✨
その直後またガスに包まれましたw
山頂運よすぎ⛰
双六小屋からは、来た道を戻ります。
ここからめっちゃ晴れていて、あつすぎ…!
鏡平山荘のカキ氷が輝いて見えて、ついつい食べちゃいました😊しあわせ✨
来る時は日が影っている時間だったので気づかなかったけど、小池新道は日が照るとめちゃめちゃ暑いのね☀️登る際には熱中症対策が必要💦
林道はサッサと歩いて、10時半くらいには新穂高登山センターに戻りました。
長かったけど、北アルプスの最深部の景色は壮大✨大満足でした!!😊
●補給メモ
1日目
・デニッシュ
・御用邸チーズクッキー(レモン)2枚
・カルピス300ml
・アミノバイタルゼリー
・麦茶 約1l
・水 500ml
・グリーンダカラ600ml
・山荘の夕食
2日目
・カップ麺
・麦茶 約1l
・グリーンダカラ 600ml
・鏡平山荘のカキ氷
コメント
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相変わらずのダイハードな山行。
お疲れさまでした。
普通の人は双六小屋で泊まって、翌日に鷲羽、水晶を登って水晶小屋でお泊りしてのんびり下山するコースだよね。
頑張りました。
もう10年以上前に三俣山荘まで「黒部の山賊」って本を買いに行ったことがあります。
まだ作者の伊藤正一さん(三俣山荘の創設者)が存命で記念に絵葉書をもらいました。
でも、今となっては鷲羽岳も雲の平も黒部の源流も寄らずに下山したことが悔やまれます。
あの頃はいつでも登れると思っていたんですよね。
先回の笠ヶ岳といい今回の双六、鷲羽、水晶といい isoringさんも北アの最深部を楽しみましたね。
次はいよいよ「黒部の山賊」の世界、雲の平かな。
かなりダイハードでした😨笑
全体的に斜度が緩やかだったので助かりました笑
「黒部の山賊」を買いに行かれたんですね!
今は通販で購入できますが、当時は三俣山荘に行くしかなかったのですよね。
黒部五郎岳に行く前までに読んでおきたいです😊
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