広河原〜北岳〜間ノ岳

2023年08月27日(日) [日帰り]

• GPS: 13:53
• 距離: 27.4km
• 登り: 3,162m
• 下り: 3,800m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:09
• 休憩: 1:35
• 合計: 13:44

2:37 広河原インフォメーションセンター
2:45 2:45 広河原・吊り橋分岐
2:49 2:49 旧広河原山荘
3:02 3:05 白根御池分岐
3:25 3:25 第一ベンチ(1880ｍ)
3:44 3:49 第二ベンチ(2059ｍ)
4:28 4:29 白根御池小屋
5:32 5:44 草すべり分岐
5:49 5:59 小太郎尾根分岐
6:26 6:26 北岳肩ノ小屋
6:43 6:43 両俣分岐
7:07 7:34 北岳
7:48 7:48 吊尾根分岐
8:01 8:04 トラバースルート分岐
8:20 8:22 北岳山荘
9:02 9:03 中白根山
9:53 10:01 間ノ岳
10:44 10:44 農鳥小屋
11:30 11:35 西農鳥岳
12:01 12:03 農鳥岳
12:31 12:33 大門沢下降点
14:01 14:09 大門沢小屋
15:15 15:15 大古森沢出合
15:37 15:38 早川水系発電所取水口
15:52 15:53 森山橋
16:19 16:20 大門沢ゲート
16:24 16:31 奈良田第一発電所
16:31 ゴール地点

天候

快晴〜曇

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

奈良田無料駐車場まで自家用車。そこから山梨交通のバスに1時間乗って広河原インフォメーションセンターへ（協力金込みで1400円)。広河原山荘は数年前に新築されホテルみたい。テラス、お風呂もあり、居心地はとてもよい。
帰り奈良田第1発電所からは山梨交通バス210円。

山梨交通
http://yamanashikotsu.co.jp/route_bus/route_sp_info/hirogawara

広河原山荘
http://yamanashikotsu.co.jp/hirogawarasansou/

コース状況／危険箇所等

（1）広河原山荘〜白根御池小屋
朝早く周囲はみえないが、やや急な箇所もあるが歩きやすい。

（2）白根御池小屋〜北岳山頂
小屋からの登りが真上を見上げるような勾配でかなり急なジグザグ登り。何回か休憩します。小太郎山尾根からは素晴らしい景色をみながらの登り。

（3）北岳山頂〜間ノ岳〜西農鳥岳〜農鳥岳
よい眺めの稜線歩き。西農鳥岳への登り約300mが急登。あとは疲労さえなければ歩きやすい。

（4）農鳥岳〜大門沢小屋
ひたすら急な勾配を下る。膝傷めないように注意しながら下山必要。登りは相当キツそう。

（5）大門沢小屋〜奈良田第1発電所
ただただ長い。１部狭いルートの斜面を移動する。

その他周辺情報

温泉は奈良田側は奈良田温泉あるが、早く閉まるので入れず残念てした。下部温泉は昔入ったことあるのでパスし、だいぶ離れたが早川町のかじかの湯で食事付きプラン（1200円）でゆったり。

奈良田温泉
https://www.hayakawa-zaidan.net/

かじかの湯
https://www.town.fujikawa.yamanashi.jp/kajikanoyu/

写真

8/26 14:42

奈良田の駐車場。無料。徒歩2分の所からバスにのり、広河原に向かいます。

8/26 14:45

奈良田湖。

8/26 16:38

バスで広河原インフォメーションセンター到着すると真ん前に広河原山荘。インフォメーションセンターは17時まで。

8/26 18:08

出発前日のとっても美味しい夕食。缶ビール500ml缶550円です。生ビールもありました。

8/27 2:37

広河原山荘を、静岡の方と一緒に出発。
インフォメーションセンター脇に水場が有り、前日センターの方が晩酌にも汲んで帰るんだよ、とのこと。給水し、すぐに南アルプスの天然水を一口、美味しい。

8/27 4:28

ひたすら熊鈴ならしての移動。白根御池付近でやっと明るくなり始めた。

8/27 4:28

白根御池小屋。外にトイレがあります。

8/27 5:19

白根御池小屋から稜線までの急登がかなりきつかったが、朝焼けた北岳のバットレスがみえ休みながら登りました。

8/27 5:52

北岳の全容が見えました。

8/27 5:55

小太郎山への分岐付近。中央奥に八ヶ岳と少し左には草根白根山がみえました。

8/27 5:57

仙丈ヶ岳。稜線のハイマツが仙丈ヶ岳まで続くかのよう。

8/27 6:05

北肩までのルート。エグそうな岩場が続きます。

8/27 6:05

富士山。いろんな角度から望めた。

8/27 6:16

8/27 6:20

北肩の小屋まできました。もう北岳は眼の前。

8/27 6:25

北肩のテント場です。その奥に鳳凰三山。中央の小高い出っ張りがオベリスク。

中央に甲斐駒ヶ岳、右下奥には八ヶ岳。

甲斐駒ヶ岳が低くみえます。

8/27 6:34

仙丈ヶ岳。どこからみても優雅。

8/27 6:56

この稜線を登ってきました。稜線東の斜面の濃淡ある緑が特徴的だなと思った。

8/27 6:56

北岳山頂と富士山。

8/27 7:07

岩場にひっそり咲花。

8/27 7:32

北岳（標高3193m）登頂。

8/27 7:42

仙丈ヶ岳が本当にきれいでした。

8/27 7:55

チシマギキョウ。

8/27 8:01

池山吊尾根付近からの中白峰と間ノ岳。稜線に北岳山荘が見えます。

8/27 8:34

北岳山荘越えて振り返っての北岳。

8/27 8:48

8/27 9:03

中白根（標高3055m）通過。

中央アルプス方面。空木岳は見えましたが、木曽駒ヶ岳ははっきり分かりませんでした。

8/27 9:06

間ノ岳山頂が見えました。

8/27 9:54

間ノ岳（標高3190m）登頂。

8/27 9:59

中央やや下に、横向きの人の顔のような岩場。

8/27 10:40

やや南（農鳥岳）方面からの間ノ岳。

8/27 10:40

農鳥小屋と中央の西農鳥岳、左上が農鳥岳。小屋は営業していませんでした。

8/27 10:51

西農鳥岳への急登は、かなりしんどい。休憩しまくりです。

8/27 11:16

塩見岳。曇が多く一瞬しかみえませんでした。

8/27 11:24

まもなく西農鳥岳。

8/27 11:27

西農鳥岳（標高3051m）登頂。この辺では息があがってました。

8/27 11:28

農鳥岳目指す。

8/27 11:59

あと僅かで本日最後のピークの農鳥岳。、

8/27 12:01

農鳥岳（標高3026m）登頂。ガスって見晴らしは今ひとつのため、あとは下山あるのみ。

8/27 12:24

ガスが切れた瞬間に農鳥岳方面を振り返る。この後はほぼ雲の中。

8/27 12:45

大門沢をだいぶ下ると雲の下。視界がよくなりました。

8/27 13:33

トリカブトが花畑のように咲いていました。

8/27 14:07

大門沢小屋の水場（蛇口）で無料でしたので、給水。

8/27 14:17

大門沢では数カ所吊橋渡ります。

8/27 15:36

奈良田第1発電所取水施設の上にかかる最後の吊橋。

8/27 16:21

林道をひたすら歩き、奈良田第1発電所バス停まで戻れた。あと2キロ歩けば奈良田駐車場だが、歩き力尽きたので17:19まで待ってバスで帰りました。

8/27 17:13

ゴールの開運トンネル。ここを警備員さんがあけて、バスが戻ってき、バスに乗って駐車場へ戻りました。

感想

jeitac

　日本で2番目に高い北岳と近接する間ノ岳、さすがに長距離のため広河原山荘前泊からの早朝登山を計画した。天候が予報A〜Cとコロコロ変わり読めず、宿泊当日まで天気が怪しかったが朝方良い予報となり、当日山荘に宿泊打診したら（前日まではネット予約のみで、当日は電話予約のみ）快く🆗もらえました。
　奈良田駐車場15:30発のバスで広河原山荘に移動し、インフォメーションセンター閉まる前に中をみたり、センターの方と話したりして楽しめました。広河原山荘はほぼ新築でキレイ。お風呂も広く、ロビーも広く同室の方達と談話を楽しめました。食事も美味しかったです。
　登山中は、天候が午前中雲も少なく素晴らしい眺め。富士山、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳、草津白根山、四阿山、御嶽山、仙丈ヶ岳、空木岳と、これまで登った山が望めた。中でも仙丈ヶ岳はほんとに優雅な景色を楽しむことができた。
　流石にトレーニングもさほどせずの長距離登山したので、下山中から筋肉痛がでて、筋力不足のため最後は足パンパンでした。かなり離れましたが、21時ギリまで日帰り温泉にユッタリ入り疲労を癒やした最高の登山でした。